エンディング その場所へ帰る者達

 

 

エンディングシーン1:『帰り行く日常の……』(プレイヤー:アル

 

GM:何か希望はあるかな?

アル:考える頭がありませんが、セラピアたんキボン

GM:では、例の食事でw

アル:みんなは知らないんだ((;゚Д゚)ガクガクブルブル

GM:君は作戦成功後、すぐに、セラピアにつれられて町の某所に来ていた。

アル:

セラピア:「着いたんだよ〜♪」(上機嫌)

GM:そこにはでかでかと看板。「カップル食い倒れ選手権 開催中!」

アル:「……カップル?」

セラピア:「(自分とアルを指差す)」

アル:「(僕とセラピアを指差す)……カップル?」

セラピア:「当然だよ! さあ我が半身よ、いざ行かん戦場へ、だよ!」腕がっしりw

GM:ちなみに、料理は外から見た感じ、Kg単位で有るッぽい。

 

セラピアが指す先に掲げられた看板は「至高亭 カップル食い倒れ選手権」

その案内は……『愛で食い倒れ』『愛で皿が落ちてくる』『その愛を見せ付けろ、カップル!』

『男の娘・男装の麗人歓迎します』といった可愛らしい(?)文言に混ざって、『食べ残し許しません』

『残しません倒れるまでは』『米一粒でも残っていたら料金頂きます』という剣呑な言葉がちらほら。

アルの背に、冷や汗が一筋。

 

アル:そんなセラピアの腕から伝わる暖かさを感じながら、僕は生きている喜びをかみしめたりします。が……

「すきあり!!」 とっさに振りほどいて逃げ出します

セラピア:「今日こそは、伝説の10kgメニューを……はぅ!?

 アルちゃーん、半身を置いて逃げるのは酷いんだよ〜!?」(追撃)

アル:「ごめん用事思い出した!! だから見逃して〜」

セラピア:「ダメなんだよ〜ぷっぷくぷ〜!!」

GM:かくて、これがアルの守った日常であった……

アル:まる

GM:シーンエンド?

アル:エンド

 

 

エンディングシーン2:『傷跡で』(登場:カナード

 

GM:希望があるかね?

カナード:特にないのです。墓参りやっちゃったし

GM:では、砲撃の破壊後とかに行ってみるか。基地内の。

 

基地に広がるは、真新しいクレーター。

生々しい砲撃の破壊跡が広がっている。

 

カナード:「酷いな……荒れ放題だ」

和沙:「うーん、被害者数はほぼ1200人……基地は立て直せるけど……」

カナード:「人は戻らない。二度と」

和沙:「……そうなんだよね……」

カナード:「いつかは。やがていつかは、か。そんなありもしない希望に踊らされて、いつまで俺達は戦い続けるんだろうな」

和沙:「そうだねぇ……(思考)とりあえず、諦めるまでは戦うと思うよ? 諦めの悪さが、人間の強さで、弱さだもの」

カナード:「そうかな? それは――違うな。間違っているぞ古紋軍曹」

と空を見上げ

カナード:「人間だけではない。“あの男”もまた、諦めが悪い。でなければ、こんな戦争など起きるはずもない。

似ているのだろうな。創造主と被造物は……天使だろうと、人間だろうと」

和沙:「……」

GM:エーテルの砲戦で切り裂かれた空は雲ひとつ無く、ただ底知れず、青かった……エンド?

カナード:エンドー

 

幾度傷跡を刻み込まれても。幾度大敗を喫しようと。

それでも、人はまた立ち上がる。

それは、ただ人であるが故か。或いは――

 

 

エンディングシーン3:『その場所へ帰る者』(プレイヤー:グスタフ

 

GM:では、締め。グスタフ。

グスタフ:おす。

GM:ヴィヴリオ大佐出現で。君が帰還して機体を降りると、小柄な人影が目に付いた。

グスタフ:「大佐! そのようなお体で出歩いては傷に障ります!」

ヴィヴリオ:「なに、お前達を前線へ送った咎持ちだ。気にするな。 ……作戦完了、ご苦労だったな」

グスタフ:「……光栄です」

ヴィヴリオ:「……恐らく、これからもこんなことが続く。そのたびに部下を送り出して、死なせるのが指揮官だ……」

グスタフ:「……」

ヴィヴリオ:「…………だからかな。今は貴官に、礼を言いたい」

 

無表情な指揮官は、柄にもなくその鉄面皮を綻ばせ……微笑み、告げる。

 

ヴィヴリオ:「良く帰ってきた。ありがとう」

グスタフ:「……光栄です。大佐……」

ヴィヴリオ:「さて、無理をしたせいか、少し足元がおぼつかないな……すまんが、執務室まで運んでくれ、中尉」

グスタフ:「は、了解しました、大佐殿」

といってお姫様抱っこ。

ヴィヴリオ:「!?こ、こら中尉!この格好は!?」

グスタフ:「肩を貸すには身長差があり過ぎますので。暫く我慢して下さい」

ヴィヴリオ:「(むうぅ、と一瞬黙って)……分かった。よろしく頼む」

グスタフ:「(笑って)はい」

GM:では、そんなところでエンドでw

 

先行き知れぬ機械の身体。

激戦の中、旧式の身ではいつまで軍役を続けられるかはわからない。

それでも、彼は彼女と共に在ることを望み。

彼女は彼が傍に在ることを願った。

 

然らば、せめて次の戦までは、彼の主従に平静あらんことを。

復興に勤しむ周囲にすら斯く願わせるほど、彼らは何処か初々しく――そして。純粋な絆で結ばれていた。

 

グスタフ:らぶいよらぶいよヴィヴリオたんw

GM:いかん、ヴィヴリオが過去に戻ってる(笑) では、お疲れ様でした。>ALL

アル:あぁ、後15分でゾロリが始まるよ

 

大体何時ごろまでやってたかお察し下さい

 

グスタフ:乙でした〜

カナード:乙ー

GM:経験点をば。福音もあったし、全員6点あげます。今後のセッションで使う場合は、このログが証拠になりますのでw

カナード:ヤター

グスタフ:福音……ああ、お迎えが来たよパトラッシュ……

GM:逝っちゃだめだグスタフ!?

アル:お迎えがマジで来てます

カナード:遠山……そうか、ここが天国か……

GM:違うッちゅうにw

 

PCだけでなく中の人を殺しかけつつも、辛うじて「ガンヒルダ」は撃退され、瑞穂基地に束の間の平和が訪れた。

だが、それは必ずしも終局的な勝利を意味しない。

先の見えない戦争は、続く。

 

 

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