ミドルフェイズT 侵攻と反撃の幕開け

 

GM:で、OP終わってちょっとだけマスターシーンが入るのです。短いですがw

 

ミドルフェイズ マスターシーン1 「第五艦隊、侵攻」

 

GM:第五艦隊の指揮官はアンドリュー・マシューとゆーのですが。

カナード:……あ、結局ペリーは没になったのか……

GM:(目を逸らし)ペリーのフルネームを参照。

カナード:カイコクシテクダサーイ

GM:強制開国ミッスァイルとか積んでますからw

カナード:ヴィヴリオサーン クッキングストーップ

 

ちなみに、名前の元ネタはいわゆる黒船でやってきたアメリカのペリーさん。

フルネームはマシュー・カルブレイス・ペリー。

何がクッキングストップなのかは、知る人ぞ知る(何)

 

第五艦隊指揮官アンドリュー・マシューは、旗艦サスケハナの艦橋、指揮杖を傍らに置いたCICのシートで静かに呟いた。

「素晴らしい。ヤシマが全力で抵抗し。我々がそれを完膚なきまでに叩き潰す――其処に、美が存在するのだな」

作戦は順調に進行している。

第一フェイズにおいては熾天使が降臨すると言う予想外のアクシデントは発生したが、皮肉にも瑞穂基地……

ヤシマ=統一帝国の奮闘により、作戦プランは幾分かの修正を施すのみで続行可能となった。

「我が艦隊は何よりも強く。そして美しい……さて、陽動は背信者に任せるとして。作戦を、第二フェイズへ」

副官を呼び寄せ、作成済の作戦プランを実行するよう一言告げる。

途端に室内が――ひいては艦隊そのものが、次の段階へと作戦を勧めるために、慌ただしく活動を始める。

その一糸乱れぬ動きは、マシューの全能感を充足するには十分すぎるほど統制されており。

故に、マシューは満足げに頷く。

「今日でこの煩わしく無意味な戦争も、終わりにしよう…… エイメン」

略式の祈りを自らの信じる神に捧げると、マシューは戦略図上のヤシマにふと目線を送り、憐憫を込めて十字を切った。

 

GM:と言うわけで、艦隊が動き始めたのを遠景に見つつ……手早くミドルフェイズなのです。

ただしカナードは出れません。舞台が瑞穂基地なので(死)

カナード:(うはははは)

GM:今回何が面倒かって、主役の片方がしばらく瑞穂不在……w

カナード:サーセン、面倒な演出してマジサーセン

グスタフ:ではこちらのシーンとなるわけですな

GM:いえす。あと、PC間ダーザインを取ってください。

カナード:えーと……こっちからはまあ、【カナードからの忘却】でどうでしょ。忘れちゃったよ、メンゴ、とゆー。

GM:そのまんまなw

グスタフ:ふむ、妥当な。ではこちらからは【グスタフからの苛立ち】で。

テメェ何呑気に記憶無くしてんだゴルァ、みたいな。

カナード:サーセン!?

グスタフ:ではまず、登場に当たってアガペー上昇させませう(ころころ)4と。

カナード:ではどぞw

 

 

ミドルフェイズ シーン1 「遥かなる異界より」

 

GM:さて、基地についたグスタフなんですが。当然、朱莉連れてヴィヴリオに会いにCIC行くはずなんですが……

朱莉:「ああ、CICの場所は知ってますの」(すたすた)

グスタフ:「……ナニィ」

カナード:さすがあかりんさんマジパネェッス!?

朱莉:「ヴィヴリオ大佐にさっさと会わせなさい。お互い、あまりのんびりしている時間は無いはずですの」

グスタフ:「ちょっと待て、君は軍人では無いと言っていただろう? なのに何故CICの場所を知っている?」

朱莉:「必要と有らば、格納庫の位置とトイレの場所へもご案内しますけれど?」(すたすた)

グスタフ:「まずは君の正体を明らかにする必要がありそうだ。大佐に会うのはそれからだな」(警戒を露に)

朱莉:「まあ、普通は警戒するものですの」(不敵)

 

歴戦の機械化兵が向ける殺気を受けながら、不敵に笑って見せる女子高生(自称)。

 

グスタフ:「この基地における最重要人物をこのような不審人物に不用意に会わせる訳にはいかん。先程の消える機体といい、納得の行く説明が欲しいものだな」

カナード:中枢コンピューターにアクセスできる唯一の軍人だからなあ……大佐。

朱莉:「とある事情で、カナード・ライトハルトと和沙・S・アルトヴァーペンと知り合いになった「異邦人」……兼、生徒会長」

グスタフ:「……カナードと和沙、だと?」

朱莉:「まあ、和沙の方は「こっちの」人とは別人とか言ってましたけれど」

グスタフ:「意味の分からないことを言って煙に巻くような真似はしないで欲しいものだな」(顔をしかめ)

朱莉:「面倒を省いて率直に事実を述べれば、異世界の人間ですの。……まあ、これで納得できるなら、大抵のことには

疑問持たないでしょうけど」

グスタフ:「当然だな。そのようなヨタ話、幾らなんでもはいそうですか、と認めることはできんよ」

和沙:「(がらっ)話は聞かせてもらった!! 初めまして和沙d」

朱莉:「(じゅー殺)」

 

じゅー殺。

自らの炎熱の力を部分的に開放し、相手に根性焼きを入れるあかりんの秘技。

人外にしぶとい相手への突っ込みに際し、効果抜群。

その技名は、対象の肉が「じゅーっ」と焼ける音から(そのまんま)。

 

GM:……こんがり焼かれて転がっていきました。

グスタフ:「……うむ、今の容赦呵責の無さで君がコレの知り合いだということは納得できたな」

ツバサ(ラ):「おや、こんな所に焦げた備品が」(ずるずる)

 

SE:オラ、次は備品魚雷の仕事だ! キリキリ働け!(ずるずる) ぎゃー!?

 

朱莉:「どうせ殺しても死なない物体ですの……(顔しかめ) ところで、今のはカナードのそっくりさんですの?」

グスタフ:「まあ、遠縁の親戚とでも思えばいい」

朱莉:「なるほど……まあ、最初から信じてもらえるとは思わなかったので、実は証拠を持って来ましたの」

GM:で、懐からぽいっと出すのは、ビー玉のよーな物体。

グスタフ:「……ところで、先程備品を燃したのは一体どうやった? 暗器の類は没収させてもらうが……

 証拠か。それならそうとさっさと出せばいいものを……」

GM:ああ、ビー玉ですが、何かうにうにと動きまして。

グスタフ:「……」(汗)

GM:一部分が開いて、そこから光が壁に投映されまして。

NG:くぱぁ

 

……そこ、卑猥な効果音を出さないように。

 

????:「あーあー、テステス。聞こえてるかなー? こちらどっかの海の底、エーテル通信かんどりょーこー」

GM:で、映ってる影が、何か銀髪のKAZUSA.

カナード:すっかり素行不良に……w

????:「……あかりんー? おーい?」

グスタフ:「……これは……備品、か?」

朱莉:「……備品? まあ、和沙・S・アルトヴァーペンその人、ですの」

????:「あ、もしかしてその声はグスタフ中尉? おひさー、相変わらず盗聴王やってますかー?」

グスタフ:「おひさも何も……いや、お前本当に和沙か? 今ウチで備品になっている和沙とは随分と容貌が……」

KAZUSA:「あー……色々あってねぇ…… そっちの私は元気なようで良き哉。

とりあえず、例の熾天使の事件の時にどうも、分裂みたいな現象が起きたみたいでね?」

 

「例の熾天使の事件」とは、故・カスターが癇癪任せに起動させた熾天使級天使兵と、原因不明の消失を起こした

カナードを捜索に来た和沙&セラピアが世にも不幸な遭遇を果たした事件のコト。

コトの根源的原因は黄色い痔ャ神だそうです。

 

KAZUSA:「外をゲヴィッター(元愛機)と彷徨したのがこっち、そっちに残ったのがそちらの和沙、と言うことっぽく」

グスタフ:「……さっきからそっちだのこっちだの異世界だの、良く分からん単語が乱舞してたのは……

つまり、本当に「そういうこと」だとでも言うつもりか?」

KAZUSA:「……をう。そう言えば、瑞穂の時は「外の世界」って日常的に出なかったよね。忘れてた」

グスタフ:「当然だ」

朱莉:「……慣れてるやつはコレだから困るんですの」(平然)

グスタフ:「君も同罪だろうが(ばっさり)」

朱莉:「私は例外ですの。わざとですから」

グスタフ:「尚タチ悪いわ!?」

 

この生徒会長、たまらぬ確信犯であった。

 

KAZUSA:「ともかく、あかりんは信用していい……と言うか、多分今回は頼れると思うよ?

 なんせ、カナードっちの相方務めてたくらいだから。大抵の無茶は何とかなると思う」

グスタフ:「まあ、能力的には有能なようだしな……人格はともかく(ぽそり)」

朱莉:「人格で仕事はできませんの」

カナード:その会話を「遠山専用」と張り紙された電柱の影から覗いているT-Xの姿にはまだ誰も気付いていなかったの

だった(ぽそ)

トゥアレタ:「(同じく、トゥアレタ専用ドアの後ろから)」

グスタフ:「……オーケイ、今の発言はオフレコにしておこう。ウチの一部女性陣が発狂しかねん」(しかし手遅れであった)

GM:何もかもがトゥーレイト……w

 

挑戦者、一堂に会す。

今ここに第一次瑞穂修羅場大戦のゴングは、しめやかに撃ち鳴らされたっ……!!

 

グスタフ:「しかし、常識外れとは思っていたがまさか異世界とはなぁ……あ、そういえば」

KAZUSA:「ほいほい?」

グスタフ:「伝聞で聞いた話だが、お前『黄色いの』にちょっかい出したりしたか?」

KAZUSA:「あ、やっぱり。もしかして、どっかで会った?」

グスタフ:「まあな。んで、一触即発の所を『こっち』の和沙がハッタリでお帰り願った」

 

SE:モケケケケケケー

 

KAZUSA:「(んー)シバいたことが沢山、ド突いたこと数度、手助けしたことも何度か……「こっち」の私がどうこうってのは、

さっきチャンネルが合った時かな、もしかして」

グスタフ:「……あまり深く詮索するのはやめておこう。深淵を覗くにはSAN値が不安だ」

KAZUSA:「慣れると気安い性格なんだけどねー……まあ、痔ャ神的で」

カナード:……むしろH的(ぽそ)

GM:……つまりバカ、とw

カナード:フィエルのぱーふぇくとハスター教室なのですよ(妄言打ち止め)

 

慣れるとSAN値じゃなくて我慢が限界を迎える方が先。そういう気安さであった。

さすが痔ャ神。

 

グスタフ:「……まあ、その辺はそっちでフォロー頼む。では、そろそろ本題に入ろうか」

KAZUSA:「うん、本題ドーゾ」

グスタフ:「わざわざ異世界からやってきて、何をしようとしている? まさかただ単に引っ掻き回しに来たわけでもあるまい。

故郷懐かしさなら自ら戻ってくればいいわけだし、相応の理由があるのだろう?」

KAZUSA:「をう、流石中尉。まあ、故郷懐かしってのも有るんだけど……ちょっと外でも色々あってね……この世界は

狙われている! とか言うと……信じる?」

 

SE:わたしの名はKAZUSA! この世界は狙われている!

 

カナード:……あ、だから乗ってる機体が小ぶりなのか(納得)

 

確かにレイ○ナーはSサイズのユニットですが。

 

グスタフ:「というか、現在進行形で狙われてるが……いや。合衆国ごと、この惑星ごと、という話か?」

KAZUSA:「惑星というか……「世界」だと太陽系とか銀河系レベル? まあ、孤界って意味なら惑星レベルでいいのかな」

グスタフ:「そりゃまたスケールのでかい……」

 

どこから何処までが「世界」なのかは、判断基準が無いので。

さしあたりカオスフレア風に星一つで独立世界扱いにしてみたりする。

ALGのブルースフィアも、惑星一つとその周囲の球形フィールドで世界一つらしいので。

 

グスタフ:「まあ、信じよう。今更疑う理由も無いしな」

KAZUSA:「元はと言えば黄色いのってかフィエルっちが介入したのがきっかけって言えばきっかけなんだけどねぇ……

カナードっちだけ送って帰ってくるって言ってたのに、ユゴスは喚ぶしノアっち連れてくし……」

カナード:あのバカはロクデモナイこと(≒シナリオフック)しかやりませんからw

KAZUSA:「まあ、均衡地帯に不用意にちょっかい出したせいで、ちょっと騒がしくなったって感じで理解してて」

グスタフ:「(……なるほど、痔ャ神か……)」

 

SE:なんとなくニュアンスを理解したようだ!

 

GM:……良かったなフィエル。理解者一号@エンギア

カナード:認知度が上がって威厳がまた少し下がった……w

KAZUSA:「まあ、外からのもろもろは片付けたから、あとは中の方を平定すれば大丈夫、だとは思うけど。

片付くまではちょっと里帰りしてるので」

グスタフ:「で、その手伝いが彼女、というわけか?」

KAZUSA:「MY弟子です」b

朱莉:「誰が弟子ですの」(映ってる壁じゅー)

グスタフ:「壁を溶かすな!?」

朱莉:「……失礼しましたの(物質修復)」

グスタフ:「……さっきから何なんだ!? 炎を出したり修復したり……ああいや、やめておこう。長々と説明されても億劫だ」

KAZUSA:「……ちぇー。では、ちょっと通信途絶するけど、瑞穂を宜しくー」

 

しすてむめっせーじ:トゥアレタがカナードの中の人にジャックインされました

 

トゥアレタ:「(す、と「トゥアレタ専用ドア」の陰から)……というか。この子がカナード君のパートナーだったって、何?(ジト目)」

GM:はっ、何か出てきたw!?

カナード:「ホント?」とかじゃなくて「何?」な辺り、心境とか色々とお察し下さい(死)

 

修羅場大戦、朱莉に続く挑戦者その2.

瑞穂基地におけるカナードのナビ、その名もトゥアレタ=クレーリオン。

眼鏡と胸とデコを引っ提げ、(専用ドアから)堂々の登場である。

 

グスタフ:「言われずともやってやるさ……うぉ、トゥアレタ。お前は待機任務中のはずでは……」

トゥアレタ:「(無視)こら和沙、待ちなさいってば#」

KAZUSA:「……およ、この声は……お久しぶりー、トゥアレタ!」(わふー)

トゥアレタ:「和沙。少し見ない間に何? その髪の色は」(委員長もーど)

KAZUSA:「あー、この色はちょっと、色々怖い目に遭いまして色素が…… (はっ)」

朱莉:「(あら?→胸に目線→射殺す生徒会長モード)」

 

こいつは「敵」だ。

生徒会長の慎ましい胸中(何)に闘志と殺意が揺らめいた。

 

トゥアレタ:「そしてこの貧相な子は何なの?」(ジト目委員長)

朱莉:「誰ですの。この脳が貧相っぽい子は?」

KAZUSA:「……中尉、あと宜しくー」(まおーん)

カナード:ちなみに桂は専用電柱の陰から「共倒れしちゃえよ……1号&2号」と、愛人的な殺意ビームを送っています(黒)

グスタフ:「(ふむ、久しぶりの修羅場か。懐かしいなこの感じは)おう、元気でなー」

 

まおーは修羅場の気配を察してさっさか逃げ出した!

 

トゥアレタ:「ちょ、待ちなさ……通信切って逃げたわねあの備品!(むきー)」

朱莉:「神出鬼没は相変わらずですの、アレは。 ……で?」

トゥアレタ:「ブッフホルツ中尉。このどう見ても部外者な民間人は何者ですか?」(朱莉に視線向けず)

朱莉:「ブッフボルツ中尉。このどう見てもガキンチョな胸お化け委員長は、誰ですの?」(同じくトゥアレタに視線向けず)

トゥアレタ:「胸おば……べ、別に好きでこうなったわけじゃないわよ!?」

 

トゥアレタの攻撃 言葉の間接ジャブ! ――回避(スルー)された!

あかりんの攻撃 言葉の急所突き! ――ダメージを与えた!

 

グスタフ:「ああ、詳しい話は省くが……(ふむ)カナードのコレだな(小指立てて)」to二人

トゥアレタ:「……コレ、ですか……」(殺意とかめらっと)

朱莉:「   ……ほう?」(視線にマヂの殺意が)

 

正に火に油であった。

二人の攻撃力がぐーんとアップ!(何)

 

朱莉:「とぅあれた……なるほど、カナードがヘタレた原因その1、ですの」

トゥアレタ:「へ。ヘタレ……ですって!?」(きー!?)

 

ちなみに。その2はさりげなく、電柱の裏で銃器の手入れを始めたそうです。

次なる挑戦者の出現は、間近であった。

 

グスタフ:「そうカッカするなトゥアレタ。前から方々で手を出してただろう、あのヘタレは」

(朱莉に着くと見せかけて過去の女性遍歴を吹聴する男)

GM:火にナパーム弾を注ぐ男が居る……w

 

SE:とぅあれたの 殺意の ぼるてーじが あがっていく!

 

朱莉:「ええ、ヘタレですの。そりゃもー、機体に同乗しててどれだけイライラしたことか」

トゥアレタ:「(むかち)……そんなにイライラするなら何故わざわざカナード君と同乗していたの?」

(仮にもパートナーを悪し様に言うとは何事か、という委員長気質込み)

 

但し、委員長気質と嫉妬の比率は1:9である。

 

朱莉:「相性が良かったからですの」(きっぱり)

トゥアレタ:「あ、相性なら私のほうがよかったわよ! ……たぶん」←ミサイル系

朱莉:「……(胸を見比べて)なるほど、ミサイル技能におっぱい補正ですのね」

トゥアレタ:「お……っ!?(おっぱい呼ばわりに絶句)」

 

あかりんの連続攻撃! ――心理的急所に当たった! トゥアレタは硬直した!

 

グスタフ:「えー、現状残ってるのが恋人、愛人、あと妹か。4人目の肩書きは何がいいかね?」

朱莉:「ああ、中尉。肩書きはとっくに決まってますの」

 

「私は「パートナー」、ですの。まあ「元」が付きますけれど」

 

桂:「(すっ)……中尉。私は「初恋の人」枠を取ってますから。間違えないで下さい」

グスタフ:「……おっと、桂も居たか。これは失敬」

GM:エンテは今、出向してて居ないってことで一つw

 

修羅場大戦、挑戦者その3.遠山桂ことT-Xも登場である。

この上エンテ(妹)まで加わった日には、エンゼルギア本編を差し置いて

新たなる天使(カナード)大戦(争奪戦的意味で)が勃発してしまうとゆー高度に政治的な配慮(嘘)により、

彼女は居ないということに。

 

朱莉:「それより(くるっとCICの方へ向き直り) 下手すると、そのカナードが帰ってくる場所が無くなる瀬戸際ですの」

グスタフ:「……全くだ。この瑞穂、落とさせるわけにはいかん」

桂:「(くすり) 気付いていたくせに……まあ、ともかく。ひとまず今は、そこの貧相なお客様の言うことを優先した方がいいと

思いますが」←大尉

GM:……でも、グスタフって「大尉待遇」で「先任士官」ですよなw

カナード:ですな。グスタフと桂が合意すればおおよそこの場の面子は逆らえない感じとゆー感じで

朱莉:「そこの昏い人の言うとおりですの。さっさと行きますの」

桂:「くら……(ぴき) ……わかりました。これ以上この方と居ると精神衛生によくなさそうです」

 

桂の上から目線攻撃!――しかし攻撃は回避された!

あかりんの急所を斬って捨てる痛言! ――桂は割と気にしているところを突かれた! しかし何とか立て直した!

 

グスタフ:「では、ヴィヴリオ大佐の下へ案内しよう。二人はひとまず下がって任務に戻れ。

一緒に居ると話がややこしくなるからな」

桂:「解りました。……行くわよ、トゥアレタ(ずるずる)」

 

*トゥアレタは口撃をダイレクトに食らってライフポイントが切れてました。

 

朱莉:「(肩すくめ)兵士には兵士の仕事が、士官には士官の仕事が山積みになりますの。

さっさと持ち場に戻ってた方がいいですの」

桂:「悪いけど、貴女より長いこと戦っているから。その程度のことは承知の上よ」(さらりと)

 

会戦終了と見せかけて ……桂の去り際の不意打ち!

しかしあかりんは聞いていなかった!

 

GM:ああ。ちなみに戦歴は多分、あかりんの方が長いですな。「桂」が死んでたブランクも考えると、ほぼ確実に。

カナード:まあ、そうでしょうな。でもそこらへんは桂の最後の意地と……あと、まあ、お互い突合せしよーがないとゆー点で。

 

ちなみに。

あかりんこと朱莉はおよそ半年に渡って、と有る遠い世界で軍の指揮官兼機動兵器のパイロットをやってたりする。

その後は出身世界でも別の戦いに関わったりと、なにげに戦闘経験値に関しては比類ない生徒会長である。

 

GM:と言うわけで、ようやくCIC前ですが……  大佐が腕組んで「#」に。

グスタフ:「お待たせいたしました、大佐。少々尋問が長引きまして」

ヴィヴリオ:「全く、以前のアレイシアの時と言い…… まあいい」

朱莉:「初めまして、フラウ・オーバスト・コマンダート・ヴィヴリオ。片山朱莉ですの。どうぞ、宜しく」

ヴィヴリオ:「(怪訝そうな顔でグスタフの方見つつ)」

GM:紹介したのか、とか問いたげな視線が来てますが。

グスタフ:「(黙って首振り)」

ヴィヴリオ:「……よろしく、片山朱莉。歓迎、とはいかないがな」

グスタフ:「事情があって少々訳知りのようで。詳細に関しては中で落ち着いて話しましょう」

朱莉:「ええ、お人柄は既に窺っていますの……実年齢や好物なども(こそ)」

ヴィヴリオ:「なるほど、話に聞いた通りということか(中に入れつつ)」

グスタフ:「(あとに続いて茶を淹れ)」

GM:で、情報項目の前に……今の瑞穂側の情報が、ヴィヴリオの口からちょっと出ますが。

ヴィヴリオ:「まず、現状だが……こうなっている」

 

卓上に並べられた図面には、現在のヤシマを取り巻く状況……合衆国の各艦隊やその分艦隊、結界の破孔、

シュネルギアやその他ヤシマ側の戦力の配備状況などが記されていた。

 

ヴィヴリオ:「大攻勢だな。恐らく中尉が見た「島」も、第五艦隊の新兵器と見て間違いない」

グスタフ:「次から次に新兵器を……全くどこから予算が下りるやら(嘆息)」

ヴィヴリオ:「全く、潤沢なようで、あやかりたいものだ」

朱莉:「(ずずー)ちなみに、第三艦隊にも「外の人」が数人居るらしいですの。

あそこの指揮官が、好き好んでそう言う人材を集めてる、とも聞いてますの」

ヴィヴリオ:「……備品がそれらしいことを言っていたが、まさか本当だとはな」

グスタフ:「というか、そんなばかすか出てくるもんなのか、異邦人……」

カナード:(サーセン、マヂサーセン)  ←ばかすか出した張本人

朱莉:「(肩すくめ)バカスカ出るのは異常事態で、異常事態だから私達が来たんですの」

ヴィヴリオ:「その第三艦隊とは辛うじて通信ができるが、あちらも背中に砲身を突きつけられて囮役をやらされているらしい」

GM:と言うわけで、この続きが以下の情報収集の項目になるわけです。

 

・介入者とその原因 難易度:5

・片山朱莉 難易度:3

・KAZUSA 難易度:秘匿(極めて高)

・介入者の影響 難易度:12

使用できる技能:《話術》《事情通》《情報処理》

 

グスタフ:ふむ……12だとリミッター前提になりますな。

GM:技能は共通で《情報処理》《事情通》の他に、今はこの場あかりんに聞くので《話術》も使えます。

グスタフ:では、《古強者》で取った《事情通》で挑戦してみましょうw 低めの項目から。あかりんについて。

GM:どぞw

グスタフ:【理知】6に事情通3L……期待値でギリ、か(ころころ)うし、4成功。

GM:……さすが盗聴王……w

 

ここぞで外さない頼れる漢であった。情報の内容は以下の通り。

 

片山朱莉(かたやま あかり)

・高校三年生、浜陣高校の生徒会長。

今回、某人物の手によってエンゼルギアの世界へと投入された介入者。当然、出身は別世界。

この世界とは異なる技術によって、エーテルを直接物質化した兵装や機動兵器を使用することができる。

 

【肉体】 5(10) 格闘4 回避4 運動3

【感覚】 9(15) 射撃5 整備4 探知4

【理知】11(15) 事情通4

【聖霊】 8(12) 話術5

【階級】 4( 4) 軍略5

他、データ多数。

 

・カナードとはかなり長く、複座機及び戦闘上の指揮官・部下として「どこか」で戦った、らしい。

なお、ひんにゅーである。

 

GM:とゆーわけで、ハイスペック生徒会長です

グスタフ:マヂでスペック高ぇ……w

朱莉:「……他に何か聞きたいことはありますの?」

グスタフ:「……最後の自己申告は趣味か?」>ひんにゅー

朱莉:「(無言で指先に殺気が)」

 

SE:じゅーっ

 

カナード:出たー! あかりんさんの1秒間10回じゅー殺だぁ!

グスタフ:「制服に穴が!? 全く、口より先に手が出るとは。それでも指揮官か?」

朱莉:「あいにくと、撃ち合いの真っさ中で指揮するのがお仕事でしたの。それにまおー……和沙にせよカナードにせよ、

このくらいの突っ込みじゃ火傷もしませんの」

ヴィヴリオ:「(ずずー)まあ、しぶといことには定評があるからな」

グスタフ:「あの非常識と同列に扱うな。バカと天才は紙一重って言葉、知ってるか?

 指揮官たるもの協調性というものをだな……(以下滔々と説教)」

朱莉:「(しらんふりー)」

GM:で、CICで情報得たあたりでいったん切れます。次の情報収集をお楽しみに(何)

 

かくて嵐のようにやってきて、波乱を巻き起こしつつ。

平然とグスタフのお説教を右から左して、茶を啜る女子高生であった。

 

GM:あ、そーだ。一つ忘れ物。

 

《ダレット》(片山朱莉用オーギュメント)

タイミング:オート

射程:視界 対象:単体

効果:セットアップタイミング内の任意のタイミングで宣言する(タイミング:セットアップのオーギュメントを併用できる)。

対象はそのラウンド中、メジャーアクション・リアクション以外の全ての判定を要さないタイミング

(セットアップ・イニシアティブ・マイナー・判定前・判定後・ダメージロール・クリンナップ)を連続して

二回行うことができる。

またこの時に限り、「同一の特技の効果は重複しない」という特技の原則を無視して効果を受けることができる。

解説:コクマーとビナーを繋ぐパスであり、「女教皇」を象徴とする具象の力。

本来はあり得ない潜在力を引き出し、実現に導く。

 

GM:あんまり使いこなせる人が居ないのがミソですけどね。

グスタフ:……《接合》×2とかも可とな?

GM:出来ます。あとは、《バレットブースト》二回使ったり。

グスタフ:オニが居る……w

カナード:えげつねぇ……w

GM:割と猛烈ですが、ラウンド中一回の制限とか、上昇するアガペーのコストは変わらないので注意。

 

CICを後にし、歩きながら……異界の少女は小さく呟く。

「“The show must go on”(舞台は続かなければならない)

 “The storm must go back”(嵐は、帰ってくるに違いない)

 ――貴方は、どこにいますの? カナード……」

 

 

ミドルフェイズ シーン2 「言葉よりも記憶よりも」

 

GM:さて、カナードですが。迎撃戦闘に出たのですが……戦闘はどんな感じだったか、希望ありますw?

カナード:そーですなー……どーしましょ(うむ)

 

そしておもむろにPLによって張り出される戦闘の内容が三つ。

1.備品魚雷アッー!?

2.トゥルブレンツアッー!?

3.ホムラに歌われてアッー!?

 

カナード:……をや、アッー系しか出てこない(死)

GM:負け倒しとなw

 

徹底的に負け倒す予定で満載らしい。

それでいいのかPC1.

 

カナード:(ぽむ)桂に見逃していただくとゆーのはどうでしょうw

GM:……アリとしましょうw では、上空。不慣れながら呪法爆弾で敵を薙ぎつつw

カナード:では、量産機に乗せられて出撃するんですが……なるほど、戦えはするもののイマイチ勘が掴めず

(ころころ……アガペー+8)

 

「……(何かが足りない……いや、欠けているのか?)」

飛来する戦闘機を呪法爆弾の放射で牽制し、時折思い出したようにミサイルを撃ち出して攻撃を行う。

記憶があやふやであっても、それぞれの動作は長年繰り返してきたように身に染みつき、反射的に的確な戦闘を

行うことができる。

だが、実感が沸かない。

身体は覚えているが、心が追い付かない。そんなもどかしい感覚。

 

GM:で、ある程度は敵が減ったあたりで、機体の右腕が吹き飛ばされます。

カナード:「……っ!? 新手、か……」

そして一瞬遅れて向き直ると、漆黒の機影が(死)

ガイスト:「敵フーファイター小破、攻撃を続行」(れーるきゃのん)

GM:ギリギリで外すように撃ってくれるんですが、まあ余波だけで痛いとゆー

 

超高速の火砲を用いた、超音速の偏差射撃。

超音速の領域で強力な火砲を用いながら、敢えて相手に致命傷を与えないようにダメージを重ねる。それがどれだけ人間離れした技量なのかは、今のカナードにも十分理解できた。

そう、視界の端から高速で周旋しつつ迫りくる黒い人間戦車……シュネルギアは、間違いなく瑞穂基地とやらの最精鋭が駆る機体なのだろう。

 

GM:ヴィヴリオから牽制するように言われてるので、直撃はさせないのですが……まあ、そこまでは知る由も無いですよな。

 

「……なるほど、強敵か。ならば……っ!」

呪法爆弾の収束率を下げて、空間を薙ぎ払うように炸裂させる。

虚空に噴き上がった炎と爆風が壁となって互いの視線を遮り、一瞬の隙を生み出す。

しかし。

「煙幕!? セラピア、お願い!」

「はいはいさー、お久しぶりのマトモな狙撃だよー! この辺!! あとその斜め上45度とかチョップ風味!

 ぎりぎり掠めちゃうぜ〜!」

シュネルギア・ガイストのコクピット。

ツインテールの少女がカンのように次々と指し示すポイントへ、一瞬のためらいも無く高速弾を叩きこむ桂。

煙の壁の向こうで、回避軌道を取っていたフーファイターの爪先が弾け飛び、ウェポンラックが弾き飛ばされ、

危うく頭部のセンサーが破壊されかける。

 

GM:で、異常に正確な狙撃が足とか掠めたり、動作の出だしをギリギリで抑え込まれたりしつつ。

カナード:「このパターン……見覚えが、ある!?」(反射的にフーファイターをそらし、何とか回避)

ガイスト:「この回避動作……何で、見覚えがっ!」(ばしゅっ)

カナード:えーと、アレですな。「機械仕掛けの聖女」の時とかの。

GM:お互いに、戦闘動作に見覚えが在りまくりでしょうな。

 

「………この敵は……何だ?」

「何なの、このフーファイターの動きは……!?」

 

GM:で、ケラウノスの砲撃が止まって、煙幕が晴れるのですが……

ガイスト:「もらった!!」(直上から急降下)

カナード:「……っ! ならば……っ!」(左腕部にエーテル集中→呪法ナックル)

GM:近接直上から、高速機動モードな砲撃が来る……かと思いきや。

 

エーテル収束率を瞬間的に限界以上に高め、襲い来るであろう敵機へ拳とともに突き出す――

かつて「呪法ナックル」と呼ばれた、自身の隠し技を無意識に繰り出しつつ。

だが、遅い。

理由の解らない違和感か、あるいは他の要因か。

繰り出そうとした拳は握り固めたまま、突き上げられること無くその場に留まり……

至近で機体頭頂に砲口が押し当てられた時、何故かカナードは諦めの感情と共に、何処かで自分の攻撃が

間に合わなかったことに、安堵を覚えていた。

 

ガイスト:「……帰るわよ、セラピア」

カナード:「……?」(思わず拳も開き)

セラピア:「ぷし? え、いーのかな桂ちゃん?」

 

セラピアの問いに、桂は悲痛な声音でただ一言、返す。

 

「……こんな動きをする相手と、これ以上は、戦えないよ……」

 

カナード:「ま、待て……!」(そして通信しようとして→あ、周波数合わねえ)

GM:で、ガイストが砲を引き上げてそのまま離脱。他の相手も去るんですが……割とダメージ受けてますよね?

カナード:えーと、右腕部が飛んでて、左脚部が損傷。あと、左腕部もエーテル集中の影響で汚染が……

GM:ええ、結構激しくヤバそうなんですが……そこに何か、マッハ二桁の勢いでぶっ飛んでくる巨大物体がレーダーレンジに。

カナード:「……な……砲撃かっ!?(反射的に《フォールダウン》で海中へと脱兎)」

GM:ああ、この物体。空中で垂直に折れて、真下に向けて海へ落ちます。

カナード:はぅ!?

GM:で、海面ギリギリで速度ほぼ0にして、どぼんと落ちましてご対面。何と言うか……シュネルギア・ミイラ?

カナード:というか。パル子がガイストに乗ってるなら……使えないよなあ。アレ。

 

シュネルギア・ミイラ。正しくはシュネルギア・トラバント/トゥルブレンツ巡航形態。

キオハフトとの軌道上決戦で猛威を奮ったツインテールの悪鬼の移動形態であり、備品こと和沙の愛機でもある。

 

和沙:「……おや、こんにちわ」(通信)

カナード:「……誰、だ?」(怪訝そうな顔)

和沙:「……むしろふーあーゆー? ってか……カナードっち?」

カナード:「お前も俺をその名で呼ぶのか……(やはりしっくりこないな、と首を傾げる)」

和沙:「……もしかしなくても、記憶喪失とかそーいう?」

カナード:「……(顔をしかめ) ……わからん」

和沙:「むむ、由々しき事態だけど、とりあえず」

GM:で、何やら渡されるのは……コーンのようなものと言うか、アンカーで海中に設置するらしき物体。

ミイラの内側からコンテナがごそ、と。

 

水中で謎のコーンを差し出すミイラと、受け取るフーファイター。

想像すると、とってもシュールな光景であった。

 

カナード:「……何だ? これは」

和沙:「通信補助用の収束アンテナ。この戦闘だと、秘匿通信が繋がりにくくってねー」

カナード:「……アンテナ……だと……?」

和沙:「その辺に撒いといてくれればいいから。じゃ、そう言うことで」

 

SE:ばいば○きーん!!

 

GM:……ミイラは同じコースで瑞穂に帰っていきました(死)

カナード:「……」(とりあえず折角だから設置してみる)

 

カナード・ライトハルト。

記憶を失っても、妙なところで律儀な漢であった。

 

GM:設置しないと、瑞穂との情報交換できない仕様ですので。助かりますがw

……で、割とボロボロのまま上がってみると……提督が腕組んでまして。

カナード:「……とりあえず、帰ってはこられたが」

張提督:「お疲れ様。とりあえずは助かったよ。ところで、急に某所との通信状況が良くなったんだけど心当たりはないかな?」

GM:ハンドサイズの通信機の向こうに、ヴィヴリオの顔が映ってまして。

カナード:「……何やら、巨大なミイラにアンテナを渡された」

張提督:「ミイラ……って、ああ。アルトヴァーペン軍曹か、なるほど(ふむ)これで君の故郷と思しき場所と通信できるけど……

どうする?」

カナード:「……出来るのならば、してみるか(ふむ)」

GM:では、瑞穂と通信が繋がり…… これでグスタフもシーンに出れます。

カナード:ちなみに、カナード……現在はG3軍服を着ていませんな。どことも知れない場所の軍服です。

GM:ああ、ですな。素材からして別物ですし、相手にも解るでしょう。で、通信の相手ですが……まあ、ヴィヴリオ出しますかw

ヴィヴリオ:「(ざー)む、こちらベース。聞こえるか?」

GM:ちなみに第三艦隊は「サードパーティ」が暗号名、瑞穂側は「ベース」で。

カナード:「……こちら、サードパーティ。通信状態は良好だ」

ヴィヴリオ:「……(まじまじ→がたーん)」

カナード:「まじめなカナード」という世にも珍しいシロモノがw

ヴィヴリオ:「……待て。ライトハルト中尉か? 本っ当に中尉か?」

カナード:「……(顔をしかめ)……よほど、俺は知り合いが多かったらしいな」

 

行く先々、会う人全てに覚えの無い名前で呼ばれている状態であった。

 

ヴィヴリオ:「(怪訝そうな表情)待て、覚えていないのか?」

カナード:「……そのようだ。時々妙な既視感はあるが」

ヴィヴリオ:「お前がカナード=ライトハルトならば、瑞穂所属の中尉、シュネルギアのギアドライバー、

トゥアレタ=クレーリオン少尉の相方だ」

カナード:「……トゥアレタ……?」(ん、と引っかかるものが)

 

ふと、記憶の端を過ぎる情景が有った。

誰かは解らない。だが、自分の背を預けていた「誰か」の姿。

 

ヴィヴリオ:「グスタフ、居るか?」(呼び)

グスタフ:「は、何でしょうか?」(登場、アガペー+6)

ヴィヴリオ:「(画面指差し)」

カナード:「(指差され)」

グスタフ:「……ふむ。漸く帰ってきたようだが……随分と大人しいな。異世界で揉まれて丸くなったか?」

カナード:「………これで何人目だ(うーむ)」

張提督:「(ひょこ)どうも、記憶喪失のようでね。一過性のものだとは思うが、戦闘のカンもぼやけてるようで、

少々危なっかしいんだ」酷)

カナード:「(酷い言われようだが機体を損耗して帰投したのは事実なので何も言わない)」

グスタフ:「記憶喪失……?……この忙しい時に厄介な。殴れば元に戻るからこっちに連れてきてもらえまいか。

都合のいい事に候補者は大勢居る」

張提督:「あー……構わないが、どうやって連れて行ったものだろう」

GM:現在、関東圏全域から攻撃受けてたりする第三艦隊。しかも、後ろには第七艦隊が牙を研いでたりするんですが(死)

張提督:「流石に、うちの機体はこの状況じゃ出せないんだけれど……」

カナード:「……泳いでいくわけにも行かないか」(ふむ)

GM:と言うのも、第三艦隊って天使兵を全然使わない、少数精鋭の変わり種でして。

物量で包囲戦されると、じわじわ消耗せざるを得ないとゆー

和沙:「(がらっ)超音速で帰りました、和沙です!」

グスタフ:「備品が泳いでそっち行くんで背中に乗って来い。浦島太郎が如く」

カナード:「……泳いで来られるものなのか?(怪訝そうな顔)」

グスタフ:「本当に記憶喪失なんだな……まあ、ただ泳ぐだけなら問題ないはずだ。途中で妨害が無ければ、だが」

張提督:「先に機雷原をなんとかしたほうがいいか……防御策が裏目に出たかな」

 

実はここ。合流する場合はヤシマ側の警戒網を何とかすり抜ける、或いは1シーン使って海岸線で合流するための

手はずを用意する予定でしたが、しかし。

 

カナード:「(ぴこん) ……待て。機体があればいいんだな?」

張提督:「……ん? ああ、確かに水中を突破できる機体でも有れば……」

カナード:「………そちらから攻撃されないならば、多少の物は"造れる"が」

張提督:「……作る?」

カナード:「……(熱に浮かされたように)……備品が居るならば……二人乗りで十分か。速度の出るものを――」

 

さりげなく、記憶喪失のまま備品扱いがデフォになってるが、気にしない方向で。

何せほら、備品ですし。

 

張提督:「(ふむ)彼に秘策有り、って感じだね」

カナード:えーとですね。《新兵器開発》でとりあえずシュトゥルム辺りを造りまして。備品に漕がせてさっさか離脱するという(死)

GM:……割と危ないが、まあ十分可能でしょうw

 

強行突破手段を用意されてしまったのであった。

まあ、シュネルギアに追いつける/危害を加えられる水中機体は無いでしょう。

 

ヴィヴリオ:「……まあ、記憶も古巣に居た方が戻りやすいだろう。だが、その前にだ」

 

「合衆国側の動きが妙だ。どうも、大掛かりな作戦が行われるようだが……」

 

GM:と言うわけで、次の作戦行動で合流はしますが、その前に情報を収集してもらいます。

カナード:オッス。

 

で、第三艦隊方面で新たに出された情報項目が以下の三つ。

 

・第六の喇叭作戦 難易度:18

・第五艦隊の動向 難易度:12

・最近の瑞穂の海(仮) 難易度:10

 

カナード:……何ですか最後のはw

GM:秘密です。いずれも軍略・情報処理でどうぞw

カナード:えーと、登場してるならグスタフもやれるのですよな。この情報収集。

GM:ええ、二人ともできますし、先に挙げた瑞穂サイドの情報も収集できます。

カナード:で、《情報処理》技能は全部に使える、と。

GM:いえす。あと、《事情通》技能は瑞穂サイドの情報と、第三艦隊の「最近の(ry)には使えます

グスタフ:難易度はそれなりに高いですな……リミッター切るかな。

カナード:あ、ちょい……リミッター、使わなくてもいい方法が有る。何と、生身でも【理知】10で《アドバイス》が使える俺参上。

GM:……支援系のカナードって、やっぱり偽物じゃ無いですかね(真顔)

グスタフ:www

カナード:自分でも違和感ありますw しかしこれで、ある程度高めのは狙えるよ、と。

GM:あ、ちなみにOPのでかい島は、「瑞穂の海(ry)の方でもわかります。第五艦隊だと実は不明瞭。

カナード:……瑞穂の(ryが第五艦隊の方の上位互換、と?

GM:いえ、情報が別の観点で語られるわけです。相互補完する情報ですので。

グスタフ:ふむ、ではひとまず海から調べますか。渡ってくるにも情報が無いと危険ですし。

カナード:うぃ。ではこっちから《アドバイス》で+10支援しつつ。

GM:ブーストだけで何とかなりますって、それw

グスタフ:(ころころ……4成功)一応、合計で14成功でw

カナード:「……先ほど飛んでいた限りではあるが……」(情報出しつつ)

GM:まず、変な情報が測距班とかと照らして解りますが……島、最新の情報だと三つも増えてます。

グスタフ:……分裂したとなw

GM:グスタフが見た第五艦隊のもの、第七艦隊のサイドにも似たようなものが一つ、さらに……

獄:「(がらっ)失礼する」

カナード:ウミツノオヤジィィィィ!? というか、どっから湧きましたw!?

GM:ああ、瑞穂の通信室で後ろのドアからw

カナード:(ほっ) いきなり第三艦隊に湧いたら「お前一人で片付けろよ」と回り中から言われるフラグ……w

GM:瑞穂に置いておいた通信端末を使ったそうでw

カナード:(なるほど)

 

……まあ、タイムリーに登場し過ぎだろう、とゆー突っ込みは受けましょうw

 

獄:「神守島の近隣に、正体不明の小島が出現した。こちらでも調査はするが……有事の際には頼む。では、さらばだ」

(ぼむん→式神)

グスタフ:「……一方的に伝えるなら式神なんて使うより手紙でいいだろうに……」

カナード:おとひめさんからお手紙着いた。ヴィヴリオさんたら読まずに捨てた

 しーかたがないからおてがみかーいた さっきのてがみのごようじなあに

GM:で、ですね。第五艦隊と第七艦隊に会った方は、難易度10の段階で解るのですが……あのデカイ島、天使兵です。

全長1km、質量およそ250000トンの超巨大な艦型天使兵だそうで。

 

このGM、とても楽しそうに割ととんでもないことを言い始めました。

 

カナード:「……常識はずれだ、ということは分かる」(汗)

GM:ビジュアルとしては超巨大なクジラを天使化させて、そこら中に目とか羽根とか付けた感じでよろしく。

グスタフ:誰か零距離で艦砲射撃して自爆して来いとw

ヴィヴリオ:「……ヒエラルキー上は座天使の上、熾天使の下…… 今まで未確認だった、智天使クラスか……」

張提督:「まるで、バイブルのリヴァイアサンだねぇ……」

GM:と言うわけで、「智天使級航空母艦リヴァイアサン」。情報を限定開示……正確な情報は、のちほど。

カナード:おそろしや……(汗)

 

と言うわけで、お出でなさいました超々巨大天使兵。デカけりゃ良いってモノでは無いが、でかいことは強いこと。

能力値と紹介文は以下の通り。

 

Name:智天使級航空母艦リヴァイアサン

種別:天使兵(上級)/艦艇

能力値:

肉体:40 格闘4

感覚:40 射撃4

理知:35 誘導3

聖霊:20 意志力3

HP:1000

 

→全長1km、排水量25万トンを超える超々大型の、智天使(ケルヴ)級天使兵。

座天使を凌駕し、熾天使級と並ぶ合衆国の切り札の一つであり、その莫大な質量そのものと

満載した無数の天使兵によってあらゆる敵を粉砕する。

 

カナード:相手したく無いなぁ(汗)では、こっちは介入者とその原因を《情報処理》で。

GM:うい、どうぞw

カナード:(ころころころ)7成功。何とかおkですな。

GM:うむ。まず、介入者ってのはつまり、別の世界からの乱入者です。自力で入り込んで、或いは何らかの後援を受けて

入ってくるのが殆どですが、稀に完全な偶然でそういう事件が起きることもあるそうで。

カナード:(通夜)

 

以下、事態と大風呂敷と混沌を収束させるべく、GMが捻り出した状況説明。

 

GM:で、その原因ですが……これは、要は世界のひずみの反動です。要は、世界の通常空間を歪めるような何かが起きた

直後なんかに、うっかりそこを通りすがると、ひずんだ世界が戻る反動で巻き込まれて、とゆー

カナード:(ふむふむ)

GM:和沙の場合は、フィエルが暴れた後に熾天使級がその場所で天界の門なんて開いちゃって、歪みがエライことに

なってまして。で、その上に熾天使みたいな超高エネルギー体が自爆。

カナード:あのバカ、ホントにロクな真似しないなあ……(汗)

GM:歪みの反動で弾きだされて「何故か」存在の一部が分離、とゆーのが和沙の失踪事件の裏だったわけです。

 

以上、エンゼルギア・ミッシングリンクでのお話である。

ちなみにフィエルがカナードを異世界へ放逐するという大技を使ったことも、

歪みを大きくするのに一役買っていたりする。

 

GM:で、ですね。今回、フィエルが派手に介入しまして……そのせいで、世界が割と全域でぐんにょりと。

まるで地震みたいに揺れて歪みまして。

カナード:ホント余計なことしかしない痔ャ神なんだから……(滂沱)

GM:矮惑星クラスの質量呼んだり、一応魔神のノア放置したりしましたからねぇ。

カナード:準とはいえ、元は一応惑星クラスですからなあ……冥王星(トオイメ)

GM:そのせいで、現在世界に「介入しやすい」、さらに「本来起こらないようなこと」も頻発する状況になっちゃってる、

ということだそうです。

カナード:うはー……

GM:あと、一番重要なところは「影響」のほうで解りますので。後ほど。

 

この辺は、GMの設定した屁理屈になりますが。

世界には世界で、それなりに固有のルールが有る、とします。

そのルールにそぐわないような物体や存在を呼びこんだり動かしたりすれば、本来の世界のルールは

押し退けられて歪みを作り、それが徐々に累積すればルールそのものが緩んで行きます。

結果、ルールと言う拘束の緩んだ世界では、本来起こり得ないような現象事象が発生するゆらぎ……

つまり、さらなる外部からの介入を許す「隙」が生まれる、という解釈です。

 

カナード:では、情報収集終わりまして……さて《新兵器開発》と参りますか。

「――高機動型――武装はなくてもいい――(設計中)」

鋼:「(@第三艦隊 甲板)……何だ? 高エーテル反応が?」

和沙:「……ところで、とんぼ返りなんですが、ワタシ」@いつの間にか第三艦隊

グスタフ:「これも仕事だ。いつものことだろう?」

和沙:「まあ、そりゃそーですけど……結構大変なんですよ、機雷とかかいくぐって泳ぐの  ……も?」

カナード:「――見えた。――EMU(エーテル・マテリアライズ・ユニット)、起動――構創(マテリアライズ)!」

 

甲板で濡れ鼠のまま通信をしていた和沙と、近くの格納庫で機体を見ていた高瀬鋼。

通信機を注視していた張提督と瑞穂側の人々以外……艦の甲板に居た人々は、確かに「それ」を見た。

細い光の筋が電光のように無数に空間に走り、相互に絡み合い折れ曲がって精緻な立体を創り出してゆく。

光のワイヤーフレームによって構成された「それ」が徐々に質感を増し、内部構造が組み込まれ、装甲が表面を覆い、

質量を得てゆく。

 

一瞬前まで何も無かったはずの甲板に、確固として立つそれは――誰の眼にも見まごうことなく、瑞穂の決戦兵器。

人間戦車シュネルギアであった。

 

カナード:というわけで《新兵器開発》、シナリオ1回使い切り。

そして、備品はシュネルギアに潰される(死)

 

SE:ぎゃーーーー!?

 

カナード:「……あ」

鋼:「(目が点)……おい提督。甲板にシュネルギアが「できた」ぞ」

張提督:「       は?」

GM:そして、和沙が厚み1mmになって離脱、復活、大復元。

和沙:「死ぬかと思った」

カナード:「危ないじゃないか」

和沙:「いや、この場合その台詞はこっちが言うべきだよね?」

カナード:「……そうなのか?」

和沙:「……多分?」

ヴィヴリオ:「……こいつらの会話を聞いてると脳が融けそうになる」(頭痛)

グスタフ:「マトモにとりあうのは諦めました」(通夜のように(ry)

ヴィヴリオ:「(通夜のような沈痛な表情)」

 

ここに常識の敵が二人。

そして、苦悩する常識人も二人。

 

カナード:「……ともあれ、これで足は確保できた(ふむ)  ……あとは、分かるな」(備品に視線)

和沙:「はいはいさー、速度第一でがんばりまーす」

カナード:ちなみに、武装無いんで(死)

GM:……シュトルムって、速度の係数120/1200ですよな?

カナード:いえ、150/1500です。一応、シュネルギアでは最速。

GM:……(ちょいと計算中)和沙なら、毎ラウンド52800m/sです。

 

圧倒的超高速であった。

 

カナード:

GM:

カナード:瑞穂片道余裕でした、と。

ヴィヴリオ:「ともかく(頭痛) 足が出来たなら機を見て戻ってこい」

GM:と言うわけで、いったんシーンは切れますが……これで3シーン目、と。

カナード:あ、そだ。その前にですね

 ……壊しちゃったフーファイターもついでに《即席修理》しておいてあげていいでしょうか(演出で)

GM:ああ、おkですw

カナード:「……便利だな」(ぺしぺし)

GM:お前が便利ですw

カナード:おかしい。便利で使い勝手のいいカナードなんてカナードじゃない……w

 

言いたい事はとても良く解ってしまいますが……しかし。

PLがそこに突っ込んだら、色々終わりな気もしました。

 

カナード:一発屋で使い勝手が悪くてこそのカナードだったはず!?

 

長い放浪経験の賜物、と言うことにしておきましょう。

さて、そんなわけでシーンは切れつつ……

 

GM:で、4シーン目……実はちょっと固定シーンが。

カナード:うぃす?

 

 

ミドルフェイズ マスターシーン2 「足長エース、瑞穂を蹂躙す」

 

GM:えーとですね。瑞穂以外にも基地は有るんですが……特に、対空警戒をしてるレーダー基地とかが有るわけです。

そっちに、第7艦隊から出撃した長距離侵攻型フーファイターと、第5艦隊から出た重爆フーファイターが襲いかかりまして。

コーラ:「今日の俺様は、足長コーラサワーだぜぇぇぇ!!」

カナード:……また、お前かw

 

高速での長距離侵攻及び往復のためのブースターパックを装備したフーファイターが、浮足立ったヤシマの防空網を

抜けて関東戦線を突破する。

事前の情報収集で所在の判明した関東平野、及び内陸部に存在する防空施設を重点的に爆撃、時に手持ちの火器で

砲撃し、その機能を破壊してヒットアンドアウェイで去ってゆく。

エース級パイロットによって同時多発的に行われる強襲に、ヤシマ=統一帝国軍は有効な防衛手段を講じられずに

居た……

 

GM:(ころころ……5)うむ、かなりの被害が出てるようです。次やられたら防空網が半分以下になりそうですな。

カナード:演出だとコーラってめっちゃ強いんですよなあ……

GM:ああ、今回は普通に強いです。

この防空網破壊、累積が15になると、瑞穂の防空装備がほぼ、機能してないことになりますので。

 

何気なく重大なことを明かしてみるGMであった。

 

カナード:……おい、もう3分の1使っちゃったぞ(汗)

グスタフ:どうにかしてさっさとクリアするか回復手段を見つけるかしないと……

GM:ちなみに、やられっぱなしなのはですね。艦隊に陽動されてまして。作戦内容を見抜けて無いのが一番大きいです(死)

カナード:とっとと作戦について情報収集しろ、とw

GM:はっはっはw 楽しくなってきたところで5シーン目です。

情報収集できるので、頑張りましょう ……あ、放置してると別の被害も出ます。乞うご期待b

グスタフ:誰も期待しません!?

 

「第六の喇叭」作戦についての情報を早めに得ないと、その間にどんどん作戦が進行して不利になっていくと言う、

時間制限付きのシナリオ仕掛けだったりします。

果たして、ヤシマとカナードたちの運命やいかに?

 

 

ミドルフェイズ シーン3 「待ち人、還り来て」

 

GM:では、カナードから登場をどうぞw

カナード:うぃす。では基地に乗り付けまして……備品を踏み台にして降りる(ころころ)アガペーは+8.

和沙:「と言うわけで、全力疾走で瑞穂に帰りました」(むぎゅ)

カナード:「なるほど。確かに見覚えがあるようなないような」(うーむ)

GM:……あ、そう言えばお二人とも。ダーザイン調整はいいんで?

カナード:……をぅ!? 最高3、+3エリア、と(ごそごそ)

グスタフ:573で最大3、+4か……忘れてた(ごそごそ)

カナード:えーと……【あかりんからのため息】を生やしまして、桂とトゥアレタのダーザインを2Lに。

GM:……女性三人のダーザインが同時上昇…… これは、瑞穂に帰ったら総がかりで殴られるフラグw?

グスタフ:こっちはまず大佐、後はあかりんを3に伸ばしておきますか。

 

と言うわけで、遅ればせながら二人とも前シーンの処理を完了しつつ。

 

GM:では、そんなこんなで……攻撃受けておもわしくないよ、と連絡受けた瑞穂基地でござい。

カナード:とりあえず登場。……うーむ、という顔で周囲を見つつ。

GM:カナードが降り立つと、ですね。向こうから何やら……こう、圧倒するような鬼気が(ドドドドドドド)

カナード:「……な、何だこのプレッシャーは……」

朱莉:「随分と重役出勤ですのね」(にこ)

トゥアレタ:「(走ってくる姿が)」

桂:「(高速モードで走ってくる姿が)」

グスタフ:「(100tハンマー、チェーンソーなど各種兵装を用意して待機)」

カナード:「…………(まずい! 俺の体が逃げろとささやいている! しかし何故だ! 磔になったように足が動かない……

(見下ろす)……(貴様備品! 何故俺の足首を掴んでいる!? は、離せ!?)」

和沙:「ふはははは、向き合えカナード! それが君の宿命d(蹴られまくり)」

 

SE:くそ、離せ! いや離してくれ!?(どげしどげし)

 

桂:「(ずざーっと)……帰って来たなら、真っ先に連絡くらいするのが筋じゃないのかしら? カナード君」(ゴゴゴゴ)

カナード:「…………(をや、という顔)……カナード君、か(ふむ)」

朱莉:「まあ、朴念仁なのは良く良く知ってますの……むしろ、良くおめおめと顔を出せたなコノヤローって感じですけれど」

桂:「それはいいのよ。……生きて帰って来ただけで」

カナード:「……(何故だ! こ、この貧相な女からは本能的な恐怖を感じる……)」(反射的に桂の後ろに位置どる様な形に)

GM:ああ、ではそうすると、隠れた背中にどすん、と柔い感触が。

トゥアレタ:「(ぎゅむーーー)帰って来た!! やっと、帰ってきてくれた!!」

 

その感触。その声。その気配――久々に青年の感覚器官が受容するその情報は。

彼の脳裏にある一つの単語を結実させる。

 

カナード:「………トゥア、レタ?」(……ぽつり、と)

和沙:「(を?)」

トゥアレタ:「(こくこく)お帰り、カナード君……」(ぎゅー)

カナード:……(はっ)やばい。後ろの完機と女子高生が……(死)

桂:「……このスクリーンってか壁の花な感じは新鮮かも。こう……殺意っぽく?」

朱莉:「奇遇ですのね、遠山大尉。わたしもちょっと、色々思うところが有りますの」

GM:で、後ろからがし、と両手がホールドされまして。

カナード:「(これは、今言わなければ二度といえなくなりそうだ)…その。ただいま…トゥアレタ(&。ぐっばい)」(ずるずるずる)

朱莉:「帰り損ねた挙句記憶喪失で、それでも名前くらい覚えてるのを期待した私が馬鹿でしたの」(じゅー殺しながら連行)

桂:「トゥアレタは呼んで、私を呼ばないって言うのはちょっと許せないわよね。以下同文」(ぎりぎぎり)

カナード:(ふむ)むしろ、覚えてるかやってみるか。振るとするとダーザインレベルと【聖霊】で……難易度ってドノクライニシマショウ?

GM:名前だけなら1、3以上だとかなり思い出します。ロゴスはアリで(ぇ)

カナード:ではあかりんから(ころころ)1成功なので、まあ名前は。桂は(ころころ)同じく。

GM:……同じ程度にはw トゥアレタはまあ、ダーザインが二つあるので合計でw

カナード:(ころころころ)合計4成功でまあ、かなり覚えている、と。

GM:……愛ですかね(何)

カナード:愛ですな(通夜のような沈痛な面持ち)

 

むしろこの男。

愛とか判定どうこうの前にパートナーとなった女性のダーザインを全員分持っていたりするあたり、

何とも言えず天然ジゴロであった。

 

カナード:「……ま、待て。遠山。片山。その、話せば、分かる……(ずるずる)」

二人「「(ぴたっ)」」

 

トゥアレタも含めて、全員の視線がじーっとカナードに固着した。

その有様、三方向を囲まれて一身に感情を受ける……正にトライアングラー。

但し、彼の本来の女性関係図を正確に表すと、三角形ならぬ四角関係、

或いはエンテも加わって五角関係である(最悪)

 

  ト

  カ    ←こんな状況であった。NoEscape。

朱  桂

 

和沙:「ところでブッフホルツ中尉。とりあえず、放っておくと四角関係にホールドアップされて、情報とか出撃とかどころじゃ

なくなりそうなんですが サー」

グスタフ:「……もうちょい見てると面白そうなんだが、ダメか?」(真顔)

和沙:「とりあえず、シュネルギア乗っける組み合わせだけ決めちゃってください」

セラピア:「(ガイストの足にしがみついている姿が遠くに)」

カナード:セラP、そんなに備品との組み合わせが嫌か……w

GM:落差10kmで超音速のジェットコースター乗らされてたら、そりゃぁ……w

グスタフ:「さて、それでは当座のカナードのナビだが……」

 

咳払い一つして声を発したグスタフに、視線が集中する。

断固として不退転の意志を滲ませるトゥアレタ。

真っ直ぐに視線を向けて逸らさない桂。

表情と感情を読ませない、不敵なポーカーフェイスを崩さない朱莉。

……あと、目線で必死に助けを求めるカナード。

 

GM:……まあ、修羅場以外の何物でもないですね、今。

カナード:「(HELP!)」

……あ、そだ。グスタフ

グスタフ:んい?

カナード:……ダーザインを【カナードからの助けて!】に変更しないかね?w

グスタフ:よし、ではそれで行きましょうw(変更)

GM:……w ああ、あとグスタフ。一応あかりんもナビれますので(死)

カナード:あかりんは単品で飛ばしとけ、普通に強いんですからw

グスタフ:「……(目一杯溜めて)」

カナード:「(H E L P !)」

 

「……トゥアレタ。お前が適任だ」

 

トゥアレタ:「! はい、了解しました!」

カナード:まあ、T-Xは理知補正低いからねえ……

 

……いや、そういう問題じゃないと思いますヨ?

 

桂:「まあ、しょうがないわね」

カナード:「……しょうがないと思うなら、そろそろ離してくれてもいいんじゃないか?(HOLD)」

桂:「人間は感情と理性を分離できない生き物だって、知ってる?」(掴みぎしぎし)

カナード:「……考えない人間はただの葦らしいぞ(ぎしぎし)」

グスタフ:「桂もそのへんにしておけ。これ以上は任務の妨げになる」

和沙:「『兵器に感情なんて要らない』はずのクールな二人は、もう愛に召されてお亡くなりになったのですね?

 らぶいずでんじゃー!」

桂:「(無言でアサルトライフル集中砲火)」

カナード:「(無言で呪法爆弾フルファイア)」

 

SE:あ“――――っ!?(ちゅどーん)

 

※兵器に感情なんて要らない:『機械仕掛けの聖女』オープニングフェイズより。

 あの頃はこんなことになると誰も想像していなかった……

 

GM:さて、そういうわけでようやくカナードにナビ補正が戻って来ましたが……そう言えば、機体はシュトルムでいいんで?

カナード:足の速さだけで選びましたからなあ……

GM:ガイストは桂が乗ってますしな。

カナード:使うにはシュトルム、【理知】の補正がイマイチなのですよね(むむ)

グスタフ:X+Vとか出しませんよね?

GM:相性あんまりよくないうえに、アレはツバサ用にカスタムされてますからね。

では、ですね。

Drメビウス:「ふむ、早速やっておるようじゃな」

カナード:「……!? ジジィ…………いや、あの時……死んで……?」

 

Drメビウス、本来の名をカナール=ライトハルト。

カナードの養父でも有り呪法爆弾の技術における師匠でもあった彼は、カナード的には、

既に久しく前に死んだものと思っていた人だったそうです。

 

Drメビウス:「ほう、記憶喪失と聞いていたが、全部が全部と言うわけでもないようじゃな」

グスタフ:「の、ようですな」

カナード:「(そして自分でも何故「死んだはず」と思ったのか理解できない、という表情)」(ふらっしゅばっく)

Drメビウス:「ほれ、幽霊を見たような顔をしとらんで、そのシュトルムをこっちへ持ってくるのじゃ」

カナード:「……あ、ああ……」

トゥアレタ:「……大丈夫?」

カナード:「……いや、確かに彼は……(うーむ)」

和沙:「いーから行くよ〜」(ずるずる)

カナード:「(ずるずるされつつ)」

GM:さて、シュネルギアってのは機能が集約されたブロックを組み合わせるモジュール構造で出来てるんですが……

何故か格納庫には、ラケーテン・モジュールが一式。

シュトルムがハンガーにセットされて、あれよあれよと言う間にラケーテンに換装されてしまいまして。

カナード:「……これは、"知らない"な……(うーむ)」

和沙:「割と最近だからねぇ、実用化されたのは。マトモな機体なんだけど」

カナード:というのも、旧版では「組み換え」の概念がなかったので。

 

常備化ポイントの存在しないシュネルギアは、GMの判断で現存機体と取り替えることもできるという

ルール上の処理を、設定を捏造して裏打ちしてみました。

高度に機能が集約されたパーツは、各シュネルギアの中核部である統合霊子頭脳やV機関が存在する素体部分

(ギア・セントラル)と共に共通の規格で設計されており、HDP間での装備変更や機体のパーツ・兵装の互換によって

高い整備性を持たせることを可能としている、というあたり。要はメダロット(古)。

まあ、実際本来は量産するほど機数の無いシュネルギアなので、どの程度意味が有るかと言うと微妙ですが。

 

GM:サイドとか見ると、明らかにまともじゃ無い機体がずらっと。

カナード:「(サイドに目線)……アレは、ナンダ」

GM:トゥルブレンツ、バハムート・ドラグーン、XVMなどがw

カナード:全く見覚えありませんよなあ、その辺……w

グスタフ:「……気にするな。こっちも色々あったんだ」

和沙:「うちの新鋭機……という名のイロモノs。中身もイロモノ」

Drメビウス:「お主が言うのもどうかと思うのじゃ」

グスタフ:「アンタら全員同類でしょーが」(ほぼノーマル機)

カナード:失敬な。ぢぢぃもノーマル機ですよ!? ……ちょっと装甲ばっかり積んでるだけで(ぽそ)

 

帯状の装備を全身に巻き付けたシュネルギア・トラバントの巡航形態。

赤銅に輝く装甲を持ち、鋭利かつマッシヴな造形のBドラグーン。

重装甲に巨大な肩パーツを備えたXVマスラヲ。

いずれ劣らぬ、瑞穂の最新鋭機にしてピーキー極まりないイロモノであった。

 

カナード:ああ、あとアペルUもハンガーにおいてありますな。多分

GM:……ムラサメZもなw

カナード:(通夜)

GM:で、ラケーテン+Rフンメルで、ミサイルフル装填+楯持ち、くらいのが出来上がったと思いましょう

カナード:うぃ。ミサイルはまあ……呪法誘導対天使ミサイルとクリーガーの混成で。

Drメビウス:「とりあえず、間に合わせに近いがこれで戦えないことは無いじゃろ」

カナード:「……なるほど。戦えることは、戦える、か」

GM:さて、戦闘配備はそれでいいとしてですね。あかりんが手持ちの端末で肩をげしげしやりまして。

 

「戦えるようになったなら、ちょっと急いで動いた方が良さそうですの」

 

グスタフ:「何かあったのか?」

朱莉:「少々状況が悪化してるようですの(携帯PC持ちつつ)各地の防空基地が、少数精鋭の攻撃部隊に侵攻されてますの」

カナード:あー、マスターシーンのコーラとかか。

朱莉:「レーダー基地、情報基地、対空陣地を狙い撃ちって感じですのね」

カナード:「早急に、手を打つ必要がある、か……」

というところで、情報収集ですな?

GM:いえす。防空関係については先に説明しますが、以後放置しておくとシーン終了時に1Dずつダメージをくらいます。

現在10で最大は15、これが0になると後々割としんどいことになる、とだけ。

グスタフ:出目によってはあと2ターンでアウトか……きっついなぁ……(汗)

カナード:……最優先で片付ける必要があるかな(ふむ)

朱莉:「相手の作戦行動を解析するところから始めないといけませんのね。全く、レーダーがこんなにやられてるなんて……」

 

と言うわけで、情報収集を開始する一行であった。

 

カナード:ふむ、では「第六の喇叭」作戦をちょっとグスタフにお願いしよう。《アドバイス》で成功数+10をトス。

GM:おかしい、情報収集でカナードが役に立っているなんて! やはりお前偽物d(ry

カナード:……確かに、このカナードが厳密な意味で「本物」である保証って、どこにもないんですけどな(死)

グスタフ:うぃ、了解。しかし18成功だと……支援受けてもロゴスか《リミッター解除》が前提だなぁ……

GM:HPに関しては、そこのカナードに修理能力有りますよw

カナード:(ふと)……あ。待った。今って格納庫ですよな

GM:ええ。

カナード:ラケーテンに乗って通信掛けて、ちょいとサードパーティに連絡とってレーダーとかの情報を流してもらいましょう。

具体的には《アドバイス》の効果が機体補正で16、トゥアレタで19まで上がりますb

GM:おっと、サードパーティ経由で聞きますか。

グスタフ:おぅ、それでは安心して解除出来る……と思ったら、リミッターも不要になったかw 最早判定すら不要?

GM:うむ、実は第三艦隊を経由すると、難易度が2上がったりするが但し、本来は手に入らない情報が追加で出る。

カナード:……1成功だけ、そっちで頼んだ。

グスタフ:……おぅち。しかし能力6の技能3ならっ!(ころころ……2成功)……割と危なかったw

GM:でもきっちり成功するんですよなぁ……w

カナード:麗しき共同作業に乾杯b

グスタフ:

カナード:……そして580突破……さあ、《覚醒》が見えてきたぞー。

 

と言うわけで、かなりの難関であったはずの情報項目が一挙公開。

隠し情報まで公開することになったのだった(本来は別の項目が公開された後、追加されるはずでした)

 

成功数8:第六の喇叭作戦は、第一フェイズを超高圧霊子弾頭ミサイルによる直接弾道攻撃、

第二フェイズを瑞穂の継戦能力を削ぐための作戦で固めた三段構えの作戦である。

成功数12:第二フェイズは各地の防空網を攻撃し、また内通の疑いの深い第三艦隊を陽動として最強戦力である

瑞穂基地を釘付けにすることが基本となる。

 

カナード:「……疑いが深い、程度で済んでいるのが驚きだな(ぽそ)」

 

成功数18:第二フェイズ最終段階では、ヤシマ列島南方に存在する補給線、メガプラント群の破壊を

最大の目的とする。なお、この任は第五艦隊右翼打撃大隊を用いる。

成功数20:第三フェイズでは、第二フェイズの混乱に乗じて「L」三機による同時重点攻撃を開始する。

 

カナード:「……L?」

GM:何でしょうね、Lってw

桂:「……こうかしら」(とりあえず操縦席でL座りしてみる)

和沙:「(ぐんにょりと逆L倒立)

 

何やってるんですか、そこ二人。

 

グスタフ:リヴァイアサン……だと捻りが無いですよなぁ。というかLだっけRだっけ?

カナード:リヴァイアサンは確か頭文字Lですな、綴りは。

GM:ああ、リヴァイアサンで有ってます。一部はw

カナード:……一部?w

GM:ええ、一部。

カナード:レイジはRだから違うよなあ……(むむ)

GM:まあ、喇叭作戦の内容がつかめたので、今の防空網への攻撃が布石に過ぎないってのも了解できたかとw

グスタフ:C計画のようなダブルミーニングがあるということか……

カナード:まさか、地球皇帝が戦場に降臨すると?

グスタフ:それやったら流石に合衆国はもうおしまいではw

カナード:……なあ、割ともう合衆国って色々終わってないか? 威厳とか。

グスタフ:……まあ、言われてみれば確かに。

 

地球皇帝閣下がCV.若本で降臨したりはしないので。念のため。

 

GM:防空網の防衛は、シーン中に宣言することで作戦実行フェイズに移行して開始します。

内容としては、「防空網の補修に奔走する」「攻撃箇所へ急行する」「敵の出現を予測する」の3つから、

PC一人当たり一回選択できます。

カナード:えーと、情報収集後に宣言できます?

GM:ええ、できますぜ。

カナード:ふむ、ではこちらでひとまず「介入者の影響」を調べてから挑みますか。情報が欲しい。

GM:作戦実行の内容ですが、以下の通り。

 

・補修に奔走する:《整備》で「達成数の10の位+1」だけ数値が回復します。

・現場へ急行する:《運動》判定で難易度8に成功すると被害を0にします。

・敵出現を予測する:《情報処理》《事情通》《探知》《軍略》による協力判定(成功数の合算)可能で

達成数が30になれば以後攻撃そのものを食い止められます。

また予測は成功数が一定値より高いと、いいこともあります。

 

カナード:《運動》で難易度8……ムリだな。

グスタフ:《整備》なら【感覚】が高いのでなんとかなりそうですかな、こっちは。

カナード:だが、予測の場合《接合》と《リミッター解除》《アドバイス》を乗せられる、か。

ラケーテンに乗った状態でAI使って予測。ついでにグスタフにも手伝ってもらう感じで。

GM:NPCに手を借りるのもアリですけどねw あと、補修はあくまで応急処置なので効率は凄い悪いです、とだけ。

 

実は敵予測は極めて隠し難易度が高い代わりに、達成できれば後ほど強力な助けを得られる可能性があったり。

 

GM:ではまず、情報収集どぞw

カナード:うぃ。えーと、目標値どのくらいでしたっけ

GM:「介入者の影響」は、ちょっと状況で調整入って12になってます。

カナード:19で技能4……行けなくもないか。

グスタフ:(ふむ)期待値で成功ですな。

カナード:「……さて。ギアの処理能力を借りれば……何とかなるか?(ふむ)」

GM:あかりんのダーザインかKAZUSAのダーザイン有ると、レベル分下がりますけど?

カナード:お、それでは……(ぱらぱら)ボーナスが+6エリアに入っているので、【トゥアレタからの純愛】を1上げて3に。

そして【朱莉からのため息】も3にあげてみましょう。

GM:……二股の匂いがしました(何)

カナード:で、あと【桂からの疑念】はとりあえず【桂からの好意】に書き換えて据え置き。パトス4枚消費。

 

二股などトンデモ無い。

この男、何の躊躇いもなく三つ股であった。

 

朱莉:「慣れない作業やるなら、私も手伝いくらいはしますの」(接触でAIリンク→情報補強)

カナード:「……少し、手を借りるぞ」(朱莉に)

朱莉:「さっさとやれですの」(補助)

カナード:目標値9.19D6で技能4L……いけるな(ごろごろ)14成功b

GM:ういういw

 

シュネルギアの莫大な演算能力を使用して、第三艦隊から得られた情報を加味した解析を行う。

傍らでは如何なる手品を用いたのかシュネルギアの処理系に直接介入した朱莉が、情報のフィルタリングや補正に

手を貸している。程なくして……

 

GM:さて、影響なのですが……ぶっちゃけてしまうと、天界の門が凄いローコストで開けるようになっちゃってました。

カナード:……ろーかすと?

 

それは軽量級のメックですがな。走れ快速ダチョウロボ(何)

 

GM:熾天使とか座天使クラスの上位天使兵ってエーテルの総量が凄いんで、呼ぶのも大変でして。

だからこそ数も少ないと思われてるんですが ……今回に限って言えば、リヴァイアサンみたいなデカブツを

ひょいひょいと呼べるくらい、門が緩くなってたそうで。

カナード:天界の門、ガバガバだったか(真顔)

GM:ユルユルだったのです(真顔)

 

二人とも黙っとけ、ということで

 

グスタフ:「……これも君らの言う痔ャ神の影響か?」>あかりん

朱莉:「(頭痛)ですの。全く、迷惑顧みずに無茶苦茶やるあたりは……」

GM:で、ですね。これが重要なんですが。

合衆国が調子に乗ってリヴァイアサンをごっそり呼び出したせいで、本来より更に安定性が低下してまして。

グスタフ:「世界律まで狂わせるとは……全く、神だなどというものにろくなのは居ないな」

朱莉:「全くですの(しみじみ)」

カナード:(ウチのバカがホントすいません)

GM:ここまで世界が引っかき回されたお陰で、今度は別の勢力がその隙間に朱莉とかを援軍を放り込めたわけです。

カナード:「……というか。"援軍"というからには、他にもいるのか?」

朱莉:「えーと、確か……まおー……KAZUSA本人と、あと「頼れる王様」とか言ってた人を呼んだとか」

カナード:「……頼れる王様?」

 

「……眉唾ですけれど、「アーサー王」とか言ってましたの」

 

カナード:「……」(何とも言い難い困った表情)

トゥアレタ:「えっと……医務室の場所、分かる?」(哀れみの視線)

朱莉:「……私だって、マヂで信じてると思って欲しくないんですの」(トオイメ)

グスタフ:「眉唾だな。だがしかし、ここまで常識ハズレな状況だ。アーサー王が聖剣持って湖から出てこようが誰も驚かんさ」

カナード:湖から出てくるというか、ヤツの場合衛星軌道からガチで舞い降りてきたり冥王星からワープしてきたり

やりたい放題しそうで……(死)

 

何処の汎用人型決戦兵器No6とか第六世代型恒星間航行決戦兵器ですか、それは。

 

GM:と言うわけで、情報項目に「アーサー王?」が出現しつつ……(シランフリ)

カナード:そしてシーン登場と同時に必ず画面の最低5割を持っていくという……

GM:カットイン登場ですかw

カナード:分割画面を独り占めなのです。

グスタフ:「(邪神よりはまだマシだと思うんだが……言っても所詮は人間なわけだし)」

朱莉:「まあ、ともかく。戦力としてはそれなりに……多分、期待できますの。真偽はともかく」

 

ちなみに。

「王様」と聞いただけで誰が出て来そうか予測がついた貴方は、しっかりこのサイトに毒されていると思われます。

ご愛顧感謝。

さて、そんなわけで情報収集を終えて……反攻作戦開始となります。

 

カナード:では、改めまして……せっかくだし予測やってみるか。そっちはリミ解したらどのくらいいけそう?

グスタフ:【感覚】11なので生身でも半分程度は行けるかと。機体に乗れば16ありますし。

……まあ、これで《軍略》判定だったら死亡ですがw

カナード:《接合》して《アドバイス》飛ばしてでアガペー14上がるが……以後煩わされないだけ、他の手より格段にマシかな。

GM:ああ、後はあかりんが補佐してくれますぜ。

カナード:お、どんな補佐がくるでしょう

GM:まあ、《演説》相当でダイスが12個増えるだけなんですが。

カナード:とりあえず出せるもの全部出して、ありったけの高達成値を狙う方向で。何かいいことあるらしいし。

GM:ちなみに、50成功するとそれが上限です。念のためw

カナード:狙っていくか(ぐ) 

朱莉:「(ざーっと瑞穂のデータベースをハックしてレーダー関係の地勢を入力→出力)資料はそっちに送りましたから、

さっさと後顧の憂いを断つんですの」

カナード:では、グスタフに《アドバイス》を。+19成功数トス

グスタフ:《探知》なら【感覚】で行けるか……技能ブーストして、支援込みで23D。

ロゴス加えればリミッター要らずやも知れず。……修理できるとはいえあんまりアガペー溜めすぎるのもなんですしな。

GM:ですな。地味にリソースは削れますしw

カナード:結構盛大に使ってるからなあ……こっちも《情報処理》で追従。《演説》込みで32Dの4L有るので、まず大丈夫。

GM:普通に何とかなりそうですよなw

カナード:何とかしますともw

グスタフ:では、ロゴス6消費して技能を3に。ダーザインがもう少し上がっていれば4Lになれたが……やむなし(ごろごろ)

12成功。辛うじて期待値以上か。

 

トゥアレタ:「誤差修正、入ります……あら? 何かしら、このプログラム(ぴぽ)」

ラキシス:「……はっ、おはようございまs(ぴーがーざー)……失礼」

カナード:「……誰だ?」

ラキシス:「私ですよ!?」

カナード:「………(真顔で怪訝そうな顔)」

ラキシス:「……脳が天使化でも起こしましたか(汗)」

GM:AI、目を覚ますの図

カナード:そして忘れられているの図(南無)

ラキシス:「ともかく。情報予測、データ重複開始するよ」(同期しつつ)

 

クラヴィアチュール相当、AIのラキシス君であった(出落ち)

先代ことクロト君からばーじょんあっぷしたそうです。

 

カナード:「……さて、仕上げといくか」(ごろごろごろ)24成功b

グスタフ:

カナード:成功数の補正入れて、合計で55成功ですな。さて、どうなるか。

GM:を、流石w そうすると、どうなるかと言いますとね……

 

情報を収集し、取捨選択し、縒り合せて結論を求める。

膨大な処理能力と経験に裏打ちされた勘によって纏め上げられた予測は、軍本営が手をこまねいて居るしかなかった

神出鬼没の敵の行動を、99.99999%の精度で先読みすることを可能とした。

そして、その予測を受け取ったヴィヴリオの打つ一手とは……

 

ヴィヴリオ:「……なるほど、良くやった。 整備班、プランKをセットしろ!」

Drメビウス:「さあ、出番じゃぞ備品!!」

カナード:(ぶーっ!?)……備品オチでしたか……w

GM:で、セラピア+和沙がトゥルブレンツ(ミイラ)に乗るんですが……何か、後ろに桂のガイストが。

カナード:セラPは結局逃げられなかったか……w

グスタフ:それが定めか……w

 

SE:ガイスト、基地電源コードとの接続完了。出力120%で臨界を維持。

SE:トゥルブレンツ、砲身構築予定座標にセット完了。ケルン全開。

SE:超霊子加速砲、砲身仮想レール展開……ターゲット、第221防空陣地上空!

 

ヴィヴリオ:「……備品砲、発射っ!」(ぽち)

カナード:あーあ……

GM:……シュネルギア二機分のケルンで、トゥルブレンツ巡航形態が加速。ぶっ飛ばされまして。

グスタフ:「……許せセラピア。適任が他に無かったんだ」(敬礼)

カナード:「……なあ。俺は……此処に戻ってくるべきだったのか?(半目でトゥアレタに)」

トゥアレタ:「……色々あったのよ、この基地も」(トオイメ)

 

備品砲とは。

埒外な速度を誇る備品+セラピアの駆る機体を砲弾、高い演算能力と砲雷撃戦能力を持つガイストを砲手とし、

二機のケルンにより形成した巨大なエーテル力場の帯を砲身として使用する、前代未聞の超兵器である。

巡航ミサイルすら遥かに凌駕する超々高速で飛行するシュネルギアは、その強固なケルンを弾殻として

あらゆる敵を粉砕撃破するのだっ!!

……但し、心臓が弱かったり衝撃に弱かったり、或いは生身でマッハ5に耐えられないギアドライバーの皆さんには

お勧めできない。

 

コーラ:「ひゃっほぉぉぉ   お?」@陣地上空

セラピア:「行けよツインテール!! 今が駆け抜けるときッ!!」(目ぐるぐる)

和沙:「れっつごー弾丸ライフ!!」

 

SE:どごすっ(ぐしゃっ)♪

 

コーラ:「なんじゃそりゃぁぁぁぁぁぁ!?」(ひゅるるるるる)

GM:……その後、ツインテール解放したトゥルブレンツが攻撃部隊を壊滅させて、完了。

残党は地上の皆さんが美味しく撃墜数増加に使いました(チーン)

ヴィヴリオ:「ふむ、それなりに使えるな、このプランは」(要考慮、のボックスへ)

カナード:「……(使えるか?)」(汗)

トゥアレタ:「……(人倫的にあんまり?)」(汗)

 

@地上の陣地の防衛部隊

上官:「スコアは有給の日数に関わるから皆仲良く分けるんだぞー」

部下s「「「「はーい」」」」

上官:「……まあ、使える当ては無いんだけどな。有給なんて(ぽそ)」

 

カナード:確かにトゥルブレンツの本来の設計思想って「高速で敵陣に突貫して単機殲滅」ですが……w ←データ作成者

GM:有る意味、究極の弾丸ですなw

カナード:正しい運用のはずなのになぜか間違っているように思える。それが備品。

GM:仕方ありません、備品ですから。 ……と言うわけで、防空網の危機を救いつつ、シーンを切りますw

 

迅速な対応によって、防空網の被害を最小限に抑え込んだ瑞穂基地。

だが「第六の喇叭」作戦は、これだけでは終わらないのだった……

 

GM:さて、ダーザイン調整いかがでしょう。

カナード:えー、593まで上がりまして。【桂からの好意】を3に。ちょっと好かれ度UP。

GM:……この上三又……だと……w

グスタフ:ギリで+5/MAX4の領域へ。取り合えず大佐を4にしておきましょう(相変わらずな男)

GM:そこはもう、ブレ無さが流石としかw

カナード:俺らってホントシナリオダーザインとかガン無視だよな(HAHAHA)

グスタフ:HAHAHA,シナリオダーザインって何? オイシイの?

GM:割と美味しいはずなんですけどねぇ……w さて、そんなわけで防空網ダメージは無くなりまして……

 シーン6との前にですね。ちょっとだけマスターシーン。

グスタフ:お?

 

 

ミドルフェイズ マスターシーン3 「赤の魔神、空を駆け」

 

@月面。

「……見逃されました、か」

不毛の平野に降り立ったまま、悔しげに青い星のほうを見やる黒衣の存在。

呼吸可能な大気も放射線を防ぐ装備も無い生身のままで平然としている通り、彼女は人間では無い。

ごく断片とはいえ、ヤシマのと有る島で祭られている、れっきとした神の一柱である。

人間を遥かに凌駕する能力を持つ神をして、「見逃された」と言わしめる存在……遥か異界より召喚され、

つい数刻前までこの不毛の大地で激戦を繰り広げていた相手は、今や同じ星の上には存在せず。

悔しげに佇む黒衣、その視線の先には……  地上へ向かって降下する、真紅の流星が一筋。

 

GM:……シーンエンド(短)

カナード:あ、欠片様降臨モードから戻ってる……OPに居たってコトは、オレンジは天(神)を見捨てて逃げたのか……w

GM:ああ、オレンジの言い分はですね。

 

「酸素と推進剤が準備不足でございました……窒息はシアワセ!?」

 

カナード:……あー、致し方なし。

GM:大気圏内で使う戦闘機を、宇宙で戦わせないで頂きたい、と抗議がw

カナード:というか、むしろ戦闘不能になりかかって慌てて天(神)が返したか。

GM:かもしれませんがなw

 

と言うわけで、前回のシナリオのエンディングから繋がるマスターシーン。

良からぬ異邦人は、“欠片様”を下して地表へ向かったようですが……はてさて?

 

 

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