クライマックス  超時空大戦 瑞穂WAR

-海、紅朱に染めて-

 

GM: 敵、サスケハナおよび空母二隻を中心に、上空に巨大な島……リヴァイアサンが二つ。

さらに戦列艦と、そこから発射された無数のミサイル、戦闘機が雲霞の如く。

カナード:「……なるほど、中々に……"合う"機体だ」

グスタフ:「さて……お待ちかね、今回の主賓が御到着だ」

カナード:「(こきこき) やれやれ。久々の里帰りで……こうも熱烈な歓迎とはな」

GM:この戦闘では、アイオリア、あかりん、KAZUSAを召喚獣(ぇ)として扱います。あかりんは3回、

アイオリアとKAZUSAは一回。任意のタイミングで、距離を無視してそれぞれのアクションを取ってくれます。

グスタフ:取り合えずリヴァイサンに最大火力で攻撃を(マテ)

カナード:……こっちも初手は《予測射撃》+ナパームかな。うまくすれば一撃で大打撃。

 

まあ、実際それが最適解に近いと言えば近いんですが。

なんせリヴァイアサン、スペックデータではHP4桁の正に怪獣。

加えて気が遠くなるほどの雑魚の群れが突撃待ちしているのである。

さて一方、そんな大軍勢を率いているはずの敵側では……

 

アンドリュー:「ちっ…… いったい何なのだ、今回は」

マネキン:「(後方)予想外が多すぎる……リヴァイアサンが三隻出てくることも異常ならば、

それが既に一隻沈んでいるなど」

アンドリュー:「ああ。そもそもが作戦の段階とあまりにも状況が変わり過ぎている……これは、美しくない!」

マネキン:「いや、美しいかは関係ないが。どうする?」

アンドリュー:「……リヴァイアサンは予定通り使おう。我々は撤退を視野に入れて戦闘を開始する」

マネキン:「了解した。まだ死ぬには早い、か」

 

GM:……と、後方ではそんな指揮官sの会話が有ったのですが。

カナード:……撤退などさせるものか(ぽそ)

GM:ああ、この通信ですが。

KAZUSA:「……だそーです」(強制傍受)

カナード:「……面白い。誰が撤退などを許すと思っているのだろうな?」(くっくっく)

グスタフ:「……それ、悪人の台詞だぞ。だがまあ、同意だな」

KAZUSA:「……めっさ殺ル気だね?」

 

SE:合衆国というだけで充分だ!死ねぇ!

 

カナード:「人の里帰りを台無しにしてくれた罰だ。全員あの場で海の藻屑にしてくれる!」(ふはははははは!)

トゥアレタ:「(苦笑)やるだけやって、適当なところで見逃すのも……そのー……」

カナード:まあ、というのも……"外"だと、こんな単純な物量押ししてくれる敵っていなくて……

本領発揮するのも久しぶりですよ(トオイメ)

GM:……まあ、ねぇw

カナード:大抵少数精鋭か、量と質が両方揃ってる大量襲撃のどっちかですからなぁ……。

 

……むしろ里帰り台無しと言うより、帰ってすぐの晴れ舞台を作ってくれたような気がしたのは

GMだけなんでしょうか。

 

グスタフ:「何かそれで益があるならともかく、単純に見逃すってのは無しだぞ、トゥアレタ。

俺達は戦争をやっているんだ……相手を殺す以上、自分も殺される覚悟を固めるべきだ」

トゥアレタ:「でも中尉。この数の半数以上を駆逐されて、天使兵はともかく、兵士は戦意を保てるかと言うと……」

グスタフ:「相手が投降すれば捕虜にでもするさ。刃向かう以上は駆逐する。指揮官の出方次第だな」

カナード:「……まずは、初手を撃って……全てはそれから、だな」

グスタフ:「その通り。敵であるならば排除する……!」

 

GM:では、殺意満々のところで敵との位置関係ですが……ちょっと記号化しまして。

 

○ミサイル

●魚雷

△戦闘機

▲融合戦闘機

 

■戦列艦

□空母

☆空母サスケハナ

◎リヴァイアサン

 

■2△70

       ◎N

☆□2―1000m―○50―500m―●50―4000m―PC

       ◎L

■2▲30

 

GM:で、リヴァイアサンはですね。別個エンゲージでPCから距離5000のところに居ると思いましょう。

カナード:……《アナライズ》大変だなあ……w

GM:他の瑞穂の皆さんは、コーラとか超強化フーファイターとかをそれぞれ相手してるってことでw

 

つまり、今この場に居ない皆さんは出れずにNo Escape。

今、かつてない物量と質量を相手取った大会戦が始まる……

 

GM:では、セットアップ。ダーザイン調整どうぞ。

カナード:あ、セットアップのスキル使ってから調整ってアリでしたっけ?

GM:ああ、できますぜ。

グスタフ:大佐のダーザインを5にして終了(早)

カナード:……(ふむ)《アナライズ》放棄して《予測射撃》起動。

GM:……ナニィw

カナード:叩き落しに行きましょう。モブ連中。

GM:こっちは、せっかくマシューさんが《リーダーシップ》したというのにw

 

敵陣営全ての【行動値】を一元にしたうえで、一斉に攻撃を仕掛ける。

正に外道であった。

 

カナード:鬼かw

GM:敵、行動値が18に統合されまs……

 

GM,言いかけてふとカナードの能力値を計上してみる。

 

GM:なぜカナードよ、お前は俺より早い(死)

カナード:ああ、【感覚】上がったんで19ですじょ?

GM:(GMはぢたばたしている)

グスタフ:www

 

外道戦術、セットアップフェイズの時点で崩壊、乙(チーン)

 

カナード:ダーザインは【トゥアレタからの無二】と同じく純愛を5にしまして……

あと、【KAZUSAからの腐れ縁】を新規で。

GM:……うげ。KAZUSAはあんまり上げないでNE?

カナード:……何故?(笑顔)

GM:……秘密です(トオイメ)

カナード:……《超推理》(ぽそ)

GM:(ヤメテー!?)

カナード:……まあ、さすがに此処で使うのはアレなので撤回しつつ……行動値は19でこっちからですな。

GM:ですな。先にマシューさんが動ければ、オリジナル特技《一斉攻撃命令》で全軍同時攻撃が

出来たんですが……まあ、やむなしw

 

……そう、今こそは主人公のターンであった。

 

カナード:「(がしゃっとマルチロックオンウィンドウがせりあがり) 戦闘空域全域の敵を捕捉――

《スペル・レギュレイター》起動。目標、合衆国軍第五艦隊!」

トゥアレタ:「全狙点端末展開、熱源及びエーテル機関をロックオン。V機関戦闘領域を解放、放熱索展開!

何時でも、行ける!」

カナード:「――エンゼルコア・オーバードライブ! 叩き落す!」

GM:……ちなみにあかりんの支援、使います?

カナード:……あ、使っておきますか。融合戦闘機が万一あの超高速タイプだと怖いんで、《ケテル》捻じ込んで

落とそうかと思ってましたし。

GM:では、《魔王の教え子》《バトルコマンダー》他乗せて《援護戦術U》。次の成功数を直接+18で。

カナード:何か物騒なスキル名がちらほらと……w

朱莉:「爆風余波算定、予測位置にターゲット周辺への波及効果を加算。ちゃっちゃと撃つんですの」

カナード:「……全く、お前には敵わないな(苦笑)」

トゥアレタ:「……(むむっ)」

GM:えーと、補正込みで+18どぞ。

カナード:うぃ。えーと、ダイスは命中修正が−10入るので13D。

ロゴス3消費で技能を5Lで(どざーっ)10成功に《接合》盛りまして……合計で34成功に。

流石にこれなら……大半の敵は落ちる。はず。

GM:……あのー、戦闘機はですね。《超高速モード》無いので20成功以上出ないんですが(死)

カナード:……ふぅ……(やり遂げた顔)

GM:で、リバイアサンは回避などしません(死)

カナード:攻撃力補正は【理知】+7に+【理知】で……+45? ナンデスカこのナパームの火力、ハシタナイ(何)

GM:春風よりましです、補正マイナス10なんですからw

グスタフ:(ソシラヌフリ)

カナード:では、ハシタナイついでに《マインドクラッシュ》を載せておきます(ぽそ)

GM:あべし!?

 

「全ターゲットの予測演算終了 ――塵芥も遺さず消え失せろ、有象無象!!」

さしずめ、それは天災であった。

怒涛の如く押し寄せ、嵐のように過ぎゆく業火の葬送。

ただ一機の機動兵器が発したとは思えない大破壊が戦場を席巻し、脆い戦闘機や誘導弾が

爆散する間も与えられずに炎の中に消え去ってゆく。

人間の業を超えた一撃の去った後。

半壊した数隻の艦艇とリヴァイアサン以外、煮え立つ海の上に浮かぶものは残っていなかった……

 

KAZUSA:「たぁぁぁぁまやぁぁぁぁぁぁ〜〜〜」(どんどこどこどこ)

GM:……あ、雑魚全部、それに戦列艦と空母のボディ半分くらい消し飛んだw

カナード:「……ようやく、空がきれいになったか」

トゥアレタ:「……本当に綺麗さっぱりになっちゃった」

アンドリュー:「……(嘆息) これは、ダメだな。人間では、どうやっても勝てん」

カナード:「当たり前だ駄人間が(鼻を鳴らし)」

グスタフ:「全く、あの頃と何も変わらない……どころか、更に磨きが掛かっているな」(苦笑)

カナード:……まあ、あの頃(一版)と違ってシナリオ一発きりだけどな(ぽそ)

 

■2

   

□2―500m-◎2―5000m―PC

 

■2

 

ご覧のあり様である。

上の状態と見比べると、何とも劇的ビフォアアフターであった。

 

GM:80点前後食らって、■も☆も瀕死……w

カナード:流石に戦艦は残りましたか。まあ、100点未満じゃ落ちませんな。

GM:ええ。せっかく18になったんで、生き残った戦列艦とかが反撃してもいいでしょうか。

カナード:どぞw

グスタフ:さて、《反応射撃》でもするか(よっこいせ)(死)

GM:えーと、戦列艦四隻が《飽和攻撃》を ……え、撃ち返し?(汗)

カナード:……届くの?(汗)

グスタフ:……あ、そか。《威嚇射撃》はシーン攻撃だから感覚マヒしてたw

GM:(超安堵) と言うわけで食らえ、圧倒的物量によるミサイル乱舞。

範囲攻撃28D/3Lで、《飽和攻撃》のお陰でリアクションが5D減りますぜ。

グスタフ:死ねとw!?

カナード:《ミカエル》のキャンセルは一回きりですからなあ……(汗)

GM:まあ、その後はリバイアサンも待ってますしw

 

正に、質より物量で押し潰す合衆国戦法。

少数精鋭のヤシマ=統一帝国軍の例に漏れず、いかなシュネルギアと言えど継戦能力は無限ではない

以上、この手は確実に有効なのだが……しかし。

合衆国にとっての不幸は、ここにシュネルギア以外にも「量」をひっくり返す「質」が存在したことか。

 

アイオリア:「……出番はまだかの?」

カナード:「……任せる。殺れ」

アイオリア:「よかろう、ならば……出し惜しみは無しじゃ!」

 

BGM変更――Extend Asx

 

GM:えーと。

 

《†エクスカリバーU》メジャー

 →シーン一回。物理攻撃を[射程:シーン][対象:場面(選択)]に変更し、ダメージを+10D6.

《†加護:ガイア》AT(判定後)

 →自身の判定を強制的に[福音(100成功)]に変更する。

《†加護:トール》DR

 →ダメージを+10D6し、軽減と移し替えを無効化。

《火竜紋》DR

 →ダメージを+5D6し、対象を[範囲(選択)]に変更。

 

GM:《†ガイア》仕様でバージョンV相当、これ一発の超大技で。

カナード:(ひゃっはー)バスタービーム・スラッシュのよーな大技が……w

グスタフ:酷いってレベルじゃない……w

 

黒髪に蒼き目の少女は宇宙怪獣の背を蹴り、飛翔する。

その背に輝くは、エーテルと似て非なる概念で形作られた――薄い皮膜状のエネルギーの翼。

その翼が一際輝くと同時、少女の右腕に王の剣が形作られる。

 

「正当なる王者の剣……永遠の王「アイオーン」の真名の元に!!

立ち塞がるのならば……木っ端微塵に帰すが良い!!」

 

GM:成功数は100ジャスト、ダメージ+25D6+30でシーン攻撃ですな。

カナード:強制福音……w

 

かつて世界を覆わんばかりの魔を両断した、伝説の一撃。

人の業を遥かに超え、神代の秘技の域に達した一閃。

あらゆる被造物を光に還す、伝説の王の剣が炸裂する!

 

グスタフ:俺は本当に今エンギアをやっているのだろうか……(トオイメ)

GM:……(計算して)差分込み200ちょいダメージで戦列艦は消し飛んで、サスケハナがぎりぎり。

リヴァイアサンも激しく削られてますね。

カナード:……空母まだ生きてるのか……!?

GM:ああ、空母はHPが300強有るんで、瀕死のまま《†バルディエル》(退場用権能)で退場しますw

カナード:げ、それは嫌だなあ……。

GM:曰く、あいるびーばーっく、だそうで。

カナード:殴り倒そうにも……【ナヘル】はない、か

グスタフ:むぅ、打ち消し系のオーギュメントは無いですしな。

GM:普通は無いので、まあ逃がしておいてください。次のボスにでも(死)

アンドリュー:「……こりゃ、だめだ。後は上のデカブツに任せよう」(すたこらっしゅ)

カナード:已む無し。

「ちぃっ、逃がしたか」

アイオリア:「……む、撃ち漏らしたか」

 

電子戦能力を全開、対霊子煙幕を盛大に撒き散らし、第七艦隊の勢力範囲まで脱兎の勢いで逃げ去る

サスケハナ。

 

しかし、カナードたちは追い縋るわけにはいかない。

あれだけの火力を浴びてなお、リヴァイアサンは健在であったからだ。

 

GM:ちなみにですね。リヴァイアサン、HP半減もしてませんが。

カナード:……俺は今、本当にエンギアをやっているのだろうか……(汗)

GM:ホムラじゃないので、難易度下がってますし。このペースなら大丈夫でしょう(HAHAHA)

カナード:……バハドラだったらえらい難易度だなあ、きっと……w

 
ええ。バハムートドラグーンが出撃していた場合、リヴァイアサンのHP1000のうち500程度は、
アイオリアの攻撃抜きの自力で削ってもらう羽目になってました。正に外道。

 

グスタフ:「……ふむ、KAZUSA」

KAZUSA:「ほいほいさ?」

グスタフ:「あのでかい方、潰せるか?」

KAZUSA:「(んー)ああ、一回り大きい……N型のほう? 両方は無理かなぁ……片方なら問題無く」

カナード:「……いや、まだやめておいた方がいいと思うぞ(ぽそ)」

グスタフ:「そうか、小さい方はどうにかしてみよう。敵の出端を挫くのも戦術の内だ。

有効に使えるなら出し惜しみはすべきではないと思うが?」

カナード:「それもそうなんだが……まだ、ヤツが出ていない(顔をしかめ)」

GM:ちなみに、でかい方ことリバイアサンN型ですが、データの一部を参考までに見せると……こんな感じ

(さーびす)。

 

Name:智天使級航空母艦リヴァイアサンN

種別:天使兵(上級)/艦艇

能力値:

肉体:40 格闘4

感覚:40 射撃4

理知:35 誘導3

聖霊:20 意志力3

HP:物凄い。

飛行:○ 移動力:400/2000

行動値:15

攻撃:全方位対空聖光砲(命中で狼狽付与)

判定数:40/L4 攻撃力:+20 射程:10km 範囲(選択)

攻撃:体当たり

判定数:40/4L 攻撃力:+50 射程:至近(範囲)

《†ケルンV》

《超巨体》狼狽無効、回避判定成功数0。エンゲージ外からの全ての攻撃によるダメージ-20、

またこのエネミーが存在するエンゲージへの[範囲]を対象とする攻撃は、全てこのエネミーだけを

対象としたものに変更される。

 

ちなみに、このN型はタイプ「ノーマル」。過不足無くどの距離でも強い。

メガプラントの防衛に失敗した場合、こちらは砲撃タイプこと「ノッカー」に進化して、

L型には権能が二つほど追加されてる感じでした。

 

カナード:これは…… 殺るしかないか(死)

グスタフ:エンゲ外からの攻撃-20って、ミサイラーには鬼門……w

カナード:あ。そだ。此処でこそ使うべきか。二回目の《超推理》。

GM:うむ、ラウンド進行中ですが、まあそこはサービスでどうぞ。

カナード:リヴァイアサンと……降ってくるであろう赤い乱入者。KAZUSAはどっちに使ったほうがマシでしょうか。

GM:ああ、なら明かしますが。今使うべきでしょうな。LかNかは気分次第。

……本来は3R目で《探知》振ってもらうはずだったんですけどね。

カナード:ふむ。ではリヴァイアサンのでっかい方を頼みましょうかね。

GM:と言うのも、ですね。赤いのはKAZUSA居ない場合は第三軍として暴れまわるんですが、

まあ……既に状況は、奴の出る幕じゃ無くなってるので。

カナード:…………(通夜)

グスタフ:www

KAZUSA:「そんじゃ、沈めちゃうよん ……原子とか霊子とか、捕捉!」

 

ばちっ、とKAZUSAの黒い機体の周囲に紫電が走る。

この世界では有り得ない法則に則った「何か」が空間を走り、リヴァイアサンの巨体を縛して空中に

縫い止める。世界を揺るがすような重低音の咆哮を上げてもがく智天使級天使兵は、しかし。

標本箱にピン止めされた蟲の如く、寸毫たりとも逃れることは適わず……

「……分解!」

宣言とともに、熱炭に水を掛けたような音。

リヴァイアサンの巨体のその中央に、冗談のようにぽっかりと風穴が空き。

「連鎖、抹消!」

何かに蚕食されるかのように、無数の「穴」がリヴァイアサンを喰らい尽す。

その場にいた全員が茫然としている数秒の間に、1kmは有った巨大な天使兵は、完全に食い尽され、

一辺の肉片も残さずに消滅していた。

 

KAZUSA:「一応お仕事完了。しばらく浮いてるのであと宜しく」b

GM:と言うわけで、バス○ーミサイル的な演出が入りまして。リヴァイアサンN型は消滅。

エクスカリバーだけなら生きてたんだが、呪法爆撃もギリギリで浴びちゃったからなぁ……(ナム)

カナード:持っててよかった《予測射撃》&《超推理》……でもアガペー上がった(がりがり)

GM:ふはははは、どんどんリソースを使うがいい

カナード:しかし、私はまだあと1回の質問を残しています(フリーザ様風)

グスタフ:……まあ、とりあえずこれで当面の敵はL型のみ、と。

GM:その通り。ではようやくL型の出番で……よろしいですね?

グスタフ:いぇっさー。

GM:食らえ、ホイシュレッケ・ミサイルを!

 

ホイシュレッケ・ミサイル

リヴァイアサンL型が体内で生成したホイシュレッケを射出、そのまま特攻させる、余りにも文字どおりな

射撃攻撃。範囲(選択)を対象とするが、所詮ホイシュレッケなので火力はそれなり(酷)

別名、ガガトランザム

 

カナード:……(どーしよっかなあ)……

GM:一応、範囲(選択)ですので二人ともターゲットにしつつ(ころころ)……お、頑張った。27成功。

カナード:攻撃力補正、どんな感じでしょう

GM:攻撃力は+20です。あんまり高く無し。

カナード:んー……これなら耐えられる、かも?

GM:……と言うか、ジャケットアーマーとリアクティブアーマー積んでたっけ、そっちはw

カナード:【ミカエル】には早いか。耐えましょう。

グスタフ:こっちは11Dで《回避》3か……《リミッター解除》でロゴスブーストですかな。

GM:……《リミッター解除》【感覚】と【理知】用なんで、《回避》に使えませんぜ旦那w

グスタフ:はぅあ!?w そう言えばw

GM:ふはははは、オーギュメントを使ってしまえ―w

カナード:ロゴス6消費。《回避》を5にしまして(ころころ)……何で6が四つも出るかな。6成功と《接合》で12成功。

GM:あんまり避ける気が無い出目ですなw

グスタフ:ではこちらは素の目で回避ー(ごろごろ)5成功のみ、と。

GM:はっはっは、この弾幕。避けられはせぬよー と言うわけで、ダメージは20+差分値で……

まあ、35点と42点くらい?

グスタフ:まあ、ロゴス使えば大丈夫でしょうな。オーギュメント使ってもいいですが旨みがびみょー?

GM:と言うか、グスタフは愛(アガペー)の方が足りてない感じですからな。

ロゴスで上げていくのも一つの手でしょう。

カナード:……(ぽむ)ダーザイン昇華ってオートアクションじゃないですか。

ダメージをロゴスで6軽減後、666になったアガペーを【トゥアレタの無二】昇華でちょこっと軽減

(ころころ……12)

GM:何w!?

カナード:666まで行って戻ってきました。あいさばーいぶ。

GM:……その手があったかw

カナード:そして残り装甲1.いかがお過ごしでしょう。

グスタフ:こっちはまあ、初手であんまり喰らうのもなんですかな。

大佐のダーザインを昇華して出来る限り軽減しておきましょう。【マルクト】で10D6軽減(ころころ)。

 

この10D6、何と合計が44とか出してみる。

 

グスタフ:……あ、完全に弾いた(死)

GM:……イヤマテ大佐w

カナード:大佐強ぇw

GM:嘘こけ大佐バリアwww

カナード:10D振って平均値が4.4ってなあ……w

グスタフ:「フハハハハハ、その程度でこの俺を落とせると思ったか!」

(直撃を受けたと思ったがそんなことは無かったぜ!)

KAZUSA:「……おや、なんで無事かな中尉(汗)」

 

何かに護られたかのように無傷で健在なグスタフ機。

これぞ愛か、大佐愛(ラヴ)だと言うのか。

 

カナード:で、こっちはジャケットアーマーパージ……【理知】を+2ブーストしつつ。

トゥアレタ:「前部装甲全壊、ケルンに損傷大。でもまだ、動ける!」

カナード:「……そして動けるならば……活路は、ある」(落ち着いた風で)

GM:しかし、せっかくなのでもう一撃プレゼントする俺が居る(死)

 

このGM,正に外道である。

 

グスタフ:ちょw

カナード:……よかった。リアクティブ取っておいて(汗)

GM:《†疾風怒濤》で《†奇跡》込み、食らえミサイル乱舞U!(ごろごろごろ)

カナード:お、《†奇跡》載せてくれますか。ならば……

GM:25+20で45成功。さあ、苦悶せよっ!!

カナード:潰し所ですな。【ミカエル】で成功数0に。

GM:撃ちだしたホイシュレッケミサイルが、呪法爆弾の弾幕で全部焼却された図ですかw!?(ヲアーッ)

カナード:「慢心注意だ……馬鹿が」(弾幕展開)

トゥアレタ:「アンチ・ミサイル・フォーメーション…… 解放」(ちゅどどどど)

 

リヴァイアサンL型の開口部から、空を埋め尽くすような物量で弾幕が展開される。

その数、推算で1000発。

更に大型の弾体から分裂した無数の子弾体まで含めれば、既に計測不能。

だが。

「この俺が帰って来た以上。

今日を以て、ただの物量で押し切れる時代は……終わったと知れ!!」

トゥアレタの並行作業技能、カナードの超感覚にシュネルギアの超演算弾道予測を組み合わせた、

呪法爆弾の広域爆撃が弾雨を迎え撃つ。

火力の豪雨を業火の壁が押し包み、焼き払って相殺。ただの一発も残すこと無く無力化に成功する。

 

GM:……行動終わりました(チーン)

カナード:おかしい。カナードの癖に真っ当に役に立っている?

GM:まあ、今回は主役補正ってことにしておきましょうw

カナード:補正無くなったら怖いですなw

しかし、払った犠牲はでかかったなあ……トゥアレタのダーザイン二つ昇華か(むぅ)

グスタフ:それではこちらの行動ー ……3500m全力で移動して糸冬。

カナード:(南無)

GM:外からじゃミサイルも効きませんからなw

グスタフ:というか、距離は初期と変わって無いんですよな。

カナード:ああ、5000mのままですな。

GM:誰も動きませんでしたからな。

グスタフ:残り1500か……近付くよりさっさとミサイル撃ったほうがマシかも。

元々クリーガーは1発しか持って無いのでむしろ長距離上等ですしw

 

と言うわけで、PC側やや優勢で1ラウンド目は終了。

しかし圧倒的耐久力を誇るリヴァイアサンは、まだまだ戦えますとも。

 

GM:では、セットアップ。L型の行動値は15で……《ミサイル工廠》を使ってミサイルを1d体呼んでおきます

(ころころ……4)行動値10でミサイルsも動く、と。

カナード:では、こちら……まず、ダーザイン調整。さーて、+27領域だし何を上げようか

GM:……上げたい放題w?

グスタフ:全部5とかにも出来る領域ですなw

GM:666を見た男ですからなぁ……w

カナード:ああ、全部は流石にムリ……そしてこうなりました(ごそごそ)

 

【瑞穂からの切望】   5

【グスタフからの苦笑】 2

【遠山桂からの好意】   5

【トゥアレタからの無二】 5(昇華)

【トゥアレタからの純愛】 5(昇華)

【片山朱莉からのため息】 5

【KAZUSAからの腐れ縁】  5

 

カナード:で、まずは……【片山朱莉からのため息】を昇華。

【ダレット】を起動して……《アナライズ》と《まおーん》を同時起動。

GM:……ああ、KAZUSAもLv5にしちゃったのですね?

カナード:……してしまいました(死)

GM:(シナリオに何かメモしつつ)

カナード:ナニガアッタヤラ(汗) で、グスタフは……アガペー減少要る? 

グスタフ:こちらはもっと上げたい位でw

カナード:では……自分だけ54下げて、残りロゴス40に。アガペー600で一息。

朱莉:「力を貸してあげますの。……全く、故郷に帰っても世話の焼ける人ですの」

トゥアレタ:「霊子収束率、急速上昇……何、これ。エーテルバレル展開?」

カナード:「お前こそ、あんまり俺の世話ばかり焼いていると……故郷の彼氏に愛想尽かされるぞ(くっくっく、と笑い)」

朱莉:「……おーけー、その放言よっく覚えておくんですの」

GM:ところで、【ダレット】使うと《スペルレギュレイター》で呪法爆弾の性能を二段改変できますぜ。

カナード:ああ、もっと酷いことも。トゥアレタのダーザインが3lv以上なんで、《狙撃》(ハウスルールによる借受)+

《マインドクラッシュ》とか。

GM:……うごふ!? では、《アナライズ》だけ済ませておきましょう。

 

Name:智天使級航空戦列艦リヴァイアサンL

種別:天使兵(上級)/艦艇

能力値:

肉体:40 格闘3

感覚:25 射撃4

理知:30 誘導5

聖霊:20 意志力3

HP:1000

飛行:○ 移動力:500/2500

行動値:15

攻撃:ホイシュレッケ・ミサイル

判定数:30/L5 攻撃力:+20 射程:視界 範囲(選択)

攻撃:体当たり

判定数:40/3L 攻撃力:+50 射程:至近(範囲)

《†ケルンV》

《超巨体U》狼狽無効、回避判定成功数0。エンゲージ外からの全ての単体攻撃によるダメージ-30、

またこのエネミーが存在するエンゲージへの[範囲]攻撃は、全てこのエネミーだけを対象としたものに変更される。

《飛行能力》

《†奇跡》×3《†疾風怒濤》×2《場面攻撃》《瞬間移動-》

《高密度エーテル場》常時

→同一シーン内に搭乗している自身以外の[種別:天使兵]のエネミーについて、その判定数を全て+5する。

《ミサイル工廠》SU

→ミサイルシリーズを1D体、行動前で召喚。

《ミサイル誘爆散華》P

→同一エンゲージ内のミサイルが破壊された場合、クリンナップフェイズでそのミサイルの数の自乗×10ダメージを受ける。

この時、このエネミーに対する攻撃に用いられたミサイルも破壊数に含め、必要HDPあたり1つとカウントする。

《†リヴァイアサン大爆散》AT

→リヴァイアサンのHPが0になった瞬間に宣言する。以下のデータによる射撃攻撃を、シーン全体(無差別)を

対象として行う。

 判定数:30/5L 攻撃力:+50

 

→全長1km、排水量25万トンを超える超々大型の、智天使(ケルヴ)級天使兵。

座天使を凌駕し、熾天使級と並ぶ合衆国の切り札の一つであり、その莫大な質量そのものと

満載した無数の天使兵によってあらゆる敵を粉砕する。

 戦列艦を吸収し、巨大なミサイル工廠としての機能を備えた恐るべき空中要塞。

 

 

カナード:(判定は難なく成功) 現在HPは700少々か。《†奇跡》はまだ2発、《†疾風怒濤》も1発温存している、と

GM:まだまだ頑張るぜー、と。……まあ、700も無いんですけどね、実際には(ぽそ)

カナード:(ん?)

GM:まあ、もう1R待つと解ります。ええ。

カナード:……なるほど。じゃあどうしたものか……削れるだけ削っておくか。

グスタフ:ミサイルは先程4体出してたので、全部落とせば160減、と。

GM:いえす、まあ[対象:範囲]が通じないんで、手数の上で《ゲブラー》とか使っても結構厳しいですが。

 

ミサイルによる誘爆は、この常識外れに堅いエネミーを倒すための弱点として設定されているが……

このエネミー、エンゲージ外からの範囲攻撃を本体に集中させると言う厄介なパッシブ能力も持つため、

一筋縄ではいかない。

……ただし、シュネルギア・カノーネが《モータルストーム》するか、アーティラリィが《フルファイア》すると

一瞬で爆沈したりする脆さも有ったり。

 

カナード:あとは、距離ですな……範囲(選択)のショットシェルだと接敵だし……

GM:【ダレット】効いてるなら、ショットシェル・カノンで撃てばいいのではないかと。今回限定の裏技ですがw

カナード:ああ、それって射程距離は元に戻ります?

GM:任意です。二つ使う場合は、数値以外の効果の重複は選択して使えます。

カナード:なるほど。それはおいしい。……というか、二回使う状況自体【ダレット】でもないとやれないから、

当たり前か(ふみ)

GM:まあ、カナード・主役補正(オーバードライブ)モードってあたりでしょうな。

カナード:では遠慮なく。判定値0、攻撃力+38、射程:視界、対象:範囲(選択)という辺りでふぉいえる。

GM:……良く考えると強化春風クラスの性能ですな。回避などしませんので、どうぞお好きにw

 

と言うわけで、主役モードのカナードによる先制攻撃からスタート。

 

カナード:「出力限界値まで上昇――叩き落とす!」

トゥアレタ:「散弾頭・砲撃バレル……使ったことは無いけど、何とかなる!」

カナード:えーと、ロゴス3.技能を5にしまして……24D(どざーっ)22成功。

駄目押しで【ケテル】も乗せて42、《接合》でさらに+6……

GM:《接合》もう一回使います?

カナード:あ、使いますか。それはおいしい……と言うわけで《接合》×2で54成功。

 

そして、トゥアレタのダーザインが3lv以上になっているのでダーザインによる特技の借受けにより、

《狙撃》を使用するカナードであった。正に火力。

 

GM:で、《マインドクラッシュ》と、ダーザイン特技で《狙撃》か……w

カナード:いえす。ダメージに敵の【肉体】+26が加算されます。

グスタフ:色々と酷いwww

GM:……えーと、このデカブツ【肉体】40有るんですがw?

カナード:成功数54、攻撃力38、肉体40、狙撃26……158点どうぞ♪

GM:(ぶっ)……あ、ミサイルが凄い勢いで連鎖爆発を……w

カナード:「おぉぉぉぉぉっ!」(掃射)

朱莉:「……やればできるんじゃないですの」(ふー)

GM:……うむ、物凄い勢いではげましたw

カナード:……一気に318点相当と。カナード仕事したw

 

朱莉機の演算補助によって倍加相乗された演算能力が、クレメイションとカナードに通常では不可能な

並行処理を可能とさせる。

それは。呪法爆弾を収束して投射、同時に着弾点で分裂させ、個別に誘導して命中させるという神業。

リヴァイアサンが生み出した異形の誘導弾頭が光弾に射抜かれて爆散し、連鎖して広がる炎の輪が

本体の内部まで逆流して猛烈な誘爆を引き起こす。

 

GM:これでラウンド末には累積561……あ、あと40ばかりで落ちるw

グスタフ:ナニィw

GM:HP,実質値が600なのですよね。

カナード:あ、mjsk。……さて、手持ちのロゴスは……あ、37しかない(死)

GM:……いや、もうグスタフに任せると良いのではw

カナード:まあ、最後っ屁の軽減もあるし……取っておこう。

グスタフ:こちらが目一杯までブチ込んでも攻撃力が……あ、ロゴスブーストが使えるか。アガペー上昇も目論んでw

GM:……あ、Separationが聞こえてきたw

カナード:首と体がセパレイション……w

グスタフ:91点出さないと無効化されるんでそれを目標に。16Dの技能4で10成功と仮定すると、リミッターで+16、

《ブルズアイ》で+21、攻撃力19の、合計66……ロゴス25くらいなら自力でもいいような気はしますな。

GM:まあ、まだそっちはアガペー600前ですしなw

グスタフ:……あ、失敬。ミサイルは【理知】だった。6Dしか振れない(HAHAHA)

GM:  ……みさいる?(汗) ……機関砲か大砲にまかりませんか?(真顔)

グスタフ:それだと攻撃力が低いので。まあロゴスの割合が大きくなるだけなので問題無し(ごろごろ)

諸々込みで20成功の60ダメージ、ロゴスで+31して91点差し上げます。

GM:……ミサイル使用で係数+1、と(しくしく)

グスタフ:……おやw?

GM:えーと、ミサイルが吸い込まれるように突っ込んでいきまして。

先ほどカナードが粉砕したミサイルの破片とかにぶつかって、誘爆の輪を素敵に拡大します。

カナード:みんなでひろげよう ゆうばくのわ♪

 

ナニを広げる気なのか、そこ

 

グスタフ:あ、そっか。自分で撃ったミサイルも含めるのか。ということは《モータルストーム》とか撃つと……(自重)

GM:一発で木っ端みじんになってました、それw

カナード:……実は《狙撃》より《フルファイア》の方がよかったかw

GM:しかし、適用されるクリンナップまでは沈まないので、最後っ屁。

食らえ、再びにして多分最後のホイシュレッケミサイル乱舞を!

カナード:……どちらに?

GM:……あ、グスタフ移動してやがる。では大サービスで《場面攻撃》。

カナード:(ちっ) こればっかりはどうにもならないなあ……(汗)

GM:(ごろごろごろ)26ヒットに最後の《†奇跡》をずどーん。46ヒット+20ダメージ……

耐えられるものなら耐えてみるがいい(ふはは)

カナード:こっち、残りHP1なのよね(汗)

グスタフ:ダイスは11D……《火もまた涼し》は自爆に備えたいしなぁ(汗)

GM:カナードの《アドバイス》とかは飛ばないんですかね、グスタフにw

カナード:ああ、飛ばしますか。それにあかりんの支援……何か有ります?

GM:あー、有りますね。この場で使えそうなのが。

カナード:では、その支援も貰いましょう。まずグスタフに《アドバイス》で成功数+21しつつ。

グスタフ:では回避(ごろごろ)7成功に+21で28と。

カナード:「まずい……避けきれないっ!?」

朱莉:「……これは使いたくなかったんですの」(びっ、とビー玉弾き)

GM:オーギュメント、もとい権能モドキ。《†まおー》で《†奇跡》を打ち消しました。攻撃の成功数を26に引き戻し。

カナード:……あ。《†奇跡》が消されたってことは……素で回避してるな、グスタフ。

グスタフ:お、そういえばw

GM:砲撃があり得ない軌道でねじ曲がって、別の方向へ……w

カナード:で、こっちは26ヒットを叩き出せばいいのか。【ダレット】だから《接合》二回として、技能5Lで14成功……

GM:でもこれ、浴びてロゴスの方が生き残りません?

カナード:……先生。残り装甲、既に1ですから。避け無いと散りますw

GM:では、頑張りたまへ(酷)

 

しかし、カナードの【肉体】はとっても低い。

《覚醒》やギアの補正を加味しても、そのダイス数は10Dだったり。

まさか、大活躍は主役補正では無く死亡フラグだったのか(オイ)

 

カナード:14出せばOKか……(ごろごろ)9成功は出まして、と。

グスタフのダーザイン2Lでアガペー下げてロゴスかな……?

GM:あ、楯で+1されて10成功な。

グスタフ:(ふと)10出てるなら、そのダーザインの昇華で達成値上げればジャスト回避では?

カナード:……をぅ!? では昇華で成功数上げてジャスト回避。

 

グスタフのPLによるリアル《アドバイス》で、辛くも生存するカナードであった。

 

カナード:良かった……もう一回665とかいう洒落にならない事態になりかかったから。今(ガクブル)

朱莉:「……全く。ひやひやさせますの」

カナード:「……(肩すくめ)」

GM:で、クリンナップ。ミサイルの誘爆で偉いことになってます、目の前のデカブツ。

カナード:250入ってますよなあ……w

GM:そして3R目のセットアップ……うむ。条件はすべてクリア……戦闘は終了してこれ以後はイベントとなります。

カナード:来たわぁ……w 月面から飛来して槍を投げつけるアレがw

 

この場合の条件とは以下の通り。

1:リヴァイアサンのHPが規定値(400)より下で有ること

2:PCが全員生存していること

3:KAZUSA、朱莉に関するダーザインが合計で10L以上あること(昇華は問題無し)

 

@戦域上空。

赤い機体:「あれが魔王の模造体か…… やや、反応が大きすぎはしないか」

黄色いの:「(肩にライドオン)問題なし! この世界に似たようなのが二体も三体も居るはずは無い!

 神様が言うんだから間違いない!」

赤い機体:「……まあ、いい。色々と言いたいことはあるが……この機は、逃さん!!」

カナード:……黄色……(滂沱)

「(ニュータイプ音)……来たか。ノア=クレスト=フラロウズ!」

赤い機体:「最大出力、劫火よ、世界の敵を穿てっ!!」(どむっ)

GM:……ああ、それがですね。上を眺めると、隕石みたいな火球がぶっ飛んで来るんですが……

狙い、明らかにKAZUSAのほうだったり。

カナード:……をいw?

 

SE:にょわーーーーーっ!?(爆音)

 

黄色いの:「ぃよぉし! 神様にブラフきかそうだなんて、100年早いんだと思い知った! はず!!

次はあの小生意気な偽神と、その欠片(バハドラ)をぶっこわしにいくぞー!」(ふはははは)

GM:ああ、グスタフもカナードも、赤と黄色二体観測できますぜ。

グスタフ:「……なんだアレは。また異世界の連中か?」

カナード:「(とりあえずフィエルに呪法爆弾を叩き込んでみる。ガチで)」

黄色いの:「ふははははは、恐れよ我をぅっ!?」(どがーん)

カナード:「……トゥアレタ。殺リに行くぞ」(ゴゴゴゴゴゴ)

トゥアレタ:「え、あ、うん! でも、アレ…… 何?」

カナード:「馬鹿と、貴族だ」

赤い機体:「あの波動……帰り着いていたか、カナード・ライトハルト。だが……」

GM:えーと、ですね。赤い方が「……やっちまった」って雰囲気してますが。

赤い機体:「決着はお預けになりそうだ……残念だが、な」

黄色いの:「(あー痛ぇ)まったく、この世界の人間はあれもこれも……」

グスタフ:「黄色いのはセラエノに引っ込んで蜂蜜酒でもかっ喰らってろ、ってKAZUSAが言ってたぞ」

(オープンチャンネル)

黄色いの:「人間の言ったことなんて知ったこっちゃ無…… ちょっと、待った」

 

この時の「黄色いの」は、恰好とコントラストも鮮やかに顔面蒼白だった。

 byグスタフ

 

黄色いの:「……KAZUSAって、モシカシテ銀髪の方?」

グスタフ:「そうだが、何か?」

黄色いの:「(無表情→ムンク)」

 

爆風と業火をカーテンの如く裂き開いて、無傷で出現するKAZUSA機。

視認した黄色い痔ャ神が顔面蒼白のまま逃げ出そうとする先には……激怒のオーラを揺らめかせた

カナードのシュネルギアが立ち塞がる。

 

カナード:「…………折角だ。そこのデカブツと一緒に死んでいけ」(じゃき)

KAZUSA:「あー、カナードっち。それには及ばないよん?」

カナード:「そう言うな……俺だって、思うところがある。色々とな」(底冷)

KAZUSA:「大技を大気圏内でぶち込んでくれたおかげで、瞬間的に歪みがぐっと増えたから。

私の方もその反動分くらい、大技が撃てる」(笑顔)

カナード:「……なら、久々の共同作業と行くか」(にや)

KAZUSA:「おーけー、初手はこっちで撃つよーん」

グスタフ:「……それで更に歪みとやらが増すような真似はしないでくれよ? これ以上の厄介ごとは御免だ」

KAZUSA:「だいじょーぶ、その辺の調整は手慣れたものですから」

カナード:「無論だ……さすがに、これ以上はトゥアレタや大佐の心労が限界だろうしな」

トゥアレタ:「……私、帰ったら全部忘れて夢だったことにするから。今だけは付き合うわ」

黄色いの:「ちょ、ま、へるぷ! へるぷあす!? アッー!?」

グスタフ:「(ミナイフリミナイフリ)」

 

「お、おにょれ!? いかに相手がカナードとは言え、人間の兵器に負ける大邪神では」

無い、と続けようとしたフィエルの腕、足、胴、頭、ついでに首にまで、しゅるしゅると巻きつく無数の光の糸。

ぎぎぎ、とその出所を探る黄色い邪神の目線の先には、「逝ってらっしゃいq」と手を振るKAZUSAの黒い機体。

無数の糸は強固な拘束具となって締めあげ、さらにびたん、とその身体をリヴァイアサンに括りつけて固定する。

「ま、マイガッ!?」

「不便なものだな、神と言うのは。……祈る相手が居ないのだからなぁ……」

緊縛されたフィエルの目前にゆらりと出現するのは、怒気を通り越して黒ずんだ鬼気を放出するシュネルギア。

両の拳に物騒な光を収束させたその姿、正に修羅。

「ま、待て。結果的に色々ハッピーエンドになったんだし、ここは一つ話し合おうじゃないか!? キミとボクの仲だr」

貴様のせいで俺はトゥアレタと離れ離れになる羽目になっただろうがぁぁぁぁっ!!!

この、諸悪の根源がぁぁぁぁっ!!!」

「……つまり、この子が全部悪かったのね?」

絶叫するカナードと、伏せ目がちに表情を隠したまま呟いたトゥアレタは、次の瞬間。

未だかつてないシンクロニティで、シュネルギアの全性能を解放した。

 

SE:これはトゥアレタの分! 遠山の分! エンテの分!!

SE:私の分! 大佐の分! 苦労した基地のみんなの分! カナードの分!!

 

 ……長らく降り積もり溜まりに溜まった怒りと鬱憤と不満の前に。

たとえ神と言えど、抗う術など有ろうはずも無かった。

むしろ、フルボッコの「ついで」に沈められたリヴァイアサンと、 KAZUSAによっておまけのように

乱打の中に放り込まれた赤い機体こそ、激しくとばっちりであった。

 

朱莉:「……どーでもいいですけど、いい加減に帰りますの。色々と疲れましたの」

グスタフ:「……さて、俺も周辺の偵察でもしてくるか(何事も無かったかのように)」

GM:……で、数分後。

遠景でゴゴゴゴゴと沈みゆくリヴァイアサンを見つつ……異世界連中のエンディングを挟みますか。

 

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