プレセッション&オープニング  逆襲の刻

 

さて、今回は久々にGMが交代いたしまして。

いよいよあの腹筋ブレイクな言霊が本家エンゼルギアにご登場となります。

 

 

PLその1/虚穂氏

→ TRPG歴やや長め、廃人度それなり(本人談)。通称は「魔王」(本人は不服のようだ)

得意技は「混沌の運迷」と「トラップ連鎖地獄」。仲間内では随一のTRPG歴を有する。

 

PLその2/神無月氏

→ 渋い漢をやらせたいなら彼に言え!とまで仲間内で囁かれるほど漢キャラが似合う人物。

彼もまた最古参のPLである。

 

GM/九谷

→ 初心者GM。キャッチフレーズは「生涯若葉マーク」。

   「PLへの丸投げ」や「悟ったような微笑」など、色々とアレな特技を有する。

 

プレセッション:真面目な展開求む

 

GM:ほいじゃー、まずは今回予告などをば(こほん)

 

房総半島奪還。

それは、ヤシマ関東戦線軍の悲願にして急務である。

量産型人型戦車により戦力が整った今、ついにその号令が下される。

 

だが。そこに立ちはだかるは、かつてヤシマ最強と言われた機械化兵。

 

今一度、たいせつなものを取り戻すための戦いが――始まる。

 

エンゼルギア2nd 天使大戦TRPG 第十九話

「房総半島奪還戦 〜半島は燃えているか〜」

 

――今度こそ、間違わないために。

 

虚穂:……つまり、こうですね?

 

「セフィロス近藤などと言う妄言は、並行世界の黄色い錯乱物質の見せた嘘である」

「本当の近藤はこうだっ!!もう間違っちゃいけないぞ!」

 

GM:……せいいっぱいまじめにかいたんですよ?w

だって。   多分真面目な展開って……今回予告にしかない(死)

虚穂:……出てくるのが「セフィロス近藤」じゃ、そうですよなぁ……w

 

それ以前に、GMとPLがこれらである。

真面目な展開に なろうはずも無い。

 

GM:えーと、じゃあとりあえず試作ハンドアウト……神無月氏のキャラはとりあえずベヘモットを想定してますが、
差し替えは効きます(ごそごそ)

神無月:うぃうぃ、ではベヘモットで行きますか。竹馬ならそれが一番自然ですし

 

虚穂氏用

キミはかつて、ヤシマ最強の男に拾われ、一命を取り留めた。

その後、ヤシマ最強の男はヤシマ最強の裏切り者となり、君の前から姿を消した。

 

あれからどれほど経っただろうか。

今、キミは彼と対峙する資格を得、その場所にいる。

――その身体に刻み込んだ機械と共に。

シナリオダーザイン【近藤和輝からの(任意)】

 

神無月氏用

キミはかつて、生きるために身体の殆ど全てを機械化するに至った。

そして、その成果は――ある怪物を生み出すに至った。

 

零零弐型試作全身機械化躯体『虎徹』

 

それがキミに続いた"最強"の系譜。

そして――今。その男は、ヤシマを阻む敵として其処に居る。

 

君自身の後継機にキミは勝てるのか。ソレは未だ――誰にも分からぬこと。

シナリオダーザイン【自己からの不安】

 

GM:こんな感じで。そして自己紹介とかが行われている間にあわててデータを作る(死

神無月:あだ名はこてっちゃんですね(何)

 

キムチの似合う懐かしいお鍋の具である。

ちなみに、名称の由来は朝鮮語で牛の大腸を指す語「テッチャン」に、「こ」を付けたものなのだとか。

 

虚穂→勇輝:……何ですかそのおいしそうな名前w

神無月→ベヘモット:では自己紹介……ベヘって階級は軍曹でしたっけ(ド忘れ

勇輝:備品より上か同じか、でしたな。どっちでしたっけ?

ベヘモット:確かホムだし備品と同じにしたような記憶が……

GM:軍曹のはず……ああ、竹馬のパーソナリティ集で確認してみるのお勧め。

ベヘモット:確認。軍曹でした。

勇輝:……そう言えば、同じ軍曹なのにどう見てもそれ以下の何かなあの備品ですが、

カナードの立ち位置を脅かしたので焼き払われたそうです。

 

具体的には、GF誌掲載の追加オーギュメント【イェツィラー】のことである。

シーン全域にケルン無効のダメージを与えるミーディアムのオーギュメントで、さほど強力では無いとはいえ

蝗程度の相手ならば瞬時に吹き飛ばす火力を持つ。

 

GM:あー……

勇輝:しかも調子に乗って「呪法びひーむ」とか叫んだので、後ろから最大出力でボムられました。

 

SE:貴様のその暴挙、万死に値する……!!(どかーん)

 

まあ、瑞穂基地が騒がしいのはいつもの事なので、さておいて。

今回のPCたちの自己紹介といきましょう。

 

勇輝:「近藤勇輝(ゆうき)、ヤシマ陸軍少尉であります!」

「かつて護国の英雄、近藤和輝に救われ、以後は若輩ながら呪法船団の護衛部隊の一員を務めさせて

頂いていました」

「……既に近藤和輝は亡くとも、彼の技はこの身に引き継がれております」

 

勇輝:まともなギアドラ(何)を用意してみた。機械化してるけど気にしたら負け……オーギュメントはちと

定番を外してみつつ。

 

14歳、ソルジャー/ギアドライバー。

生真面目一徹の白兵系。年齢不相応に機械化が施されたばとるましーん(他称)であり…… 素ボケ&良識要員。

ギアドライバーに不足気味の成分ということで。

 このシナリオ以前は一般兵としてアペルギアか戦闘機を操縦していた、らしい。

ちょっと航空機と刀剣に目が無い14歳の蟹座。

 

PC1:近藤勇輝(こんどう ゆうき)  ソルジャー/ギアドライバー

 G3少尉。

 ギアドライバーには珍しく(?)良識ある生真面目な少女。

 “ヤシマ最強”こと近藤和輝の薫陶を受けて育ったため、ソルジャーであるにもかかわらず、剣術方面でも一線級。

  ちなみに、普段は素ボケ且つ突っ込み要員だが、感情が昂ぶると異なる一面を見せることとなる。

  その特性から、白兵戦闘も銃撃戦も満遍なくこなす万能型アタッカーである。

 所持オーギュメント

  【ケテル】:成功数+20

  【ガド】:同意した対象を即座にシーン内の任意の場所に移動させる。

  

ベヘモット:「ベヘモット=K=グッドマン。統一帝国空軍軍曹だ。

 機械化兵でありながら完全機械化兵としても運用されているという、なんとも中途半端な体ではあるが、

悪いことばかりでも無い。体に替えがきくというのは存外便利なものだ。

 ……吹き飛んだ腕が生える途中、何故か牙の生えた口のようなものが見えたのは気にしないでおこうと心に誓った」

 

勇輝:……何埋め込んでるんですかw

GM:人外フラグ……w

ベヘモット:ヤツメウナギみたいなのが生えてから腕に変わったようです

勇輝:天使兵ってかもっと禍々しいナニカが……w

GM:近藤はコレの後継機か……マガモノになりそうだ(ゴクリ)

ベヘモット:というか、完機だからって腕が「生える」のがそもそもおかしいんですがねw

換装ならともかく。

勇輝:それを考えると、備品とかカナードの「修復する」とか「生える」ってのも十分おかしいですがなw メイディ》とか《即席修理》の類w

GM:カナードは他所で身に着けてきた構創ですからw

ベヘモット:異次元技術の賜物、とw

勇輝:……じじぃの回復魔法はw?

GM:長年の鍛錬の賜物です。

勇輝:備品のは   まあ、備品だからいいか。

 

*仕組みは解らなくても何とかなる。それが備品。

 

PCA ベヘモット・K・グッドマン

クラス:ソルジャー/ホムンクルス

機体名:ライヒトギアT/MeSb678“レーヘンボーフ”

→機械化兵にして完機、正確には完機に迫るほどの機械化を施された機械化兵であり、通称を「先進型機械化兵」。

 歴戦の勇士であり、過去の事件で多くの仲間と自身の身体の殆どを喪うも、なお一兵士として戦い続ける鋼鉄の兵(つわもの)。

その戦闘力は、時にギアドライバーすら凌駕する。

 本人が自身を道具と見なす傾向があり、うっかり備品部隊に配属されかけたりもする。

待て、それはオチ要員への道だ。

 

 所持オーギュメント

 【アッシャー】:リアクション時、シーン内で発生した1回の攻撃の対象を自分一人に変更する。

 【エフライム】:同意した対象の攻撃宣言ステップに使用。対象の行う攻撃を射程:場面/対象:場面(選択)とする。

 

 

勇輝:(ごそごそとデータ掘り出しつつ)ちなみにPC間ダーザインはどうしませう。とりあえずダイス振るのが定番ですが

ベヘモット:ではまず振ってみますか。

勇輝:(ころころ)妬みか父性愛と(死)

ベヘモット:(ころころ)有為か憐憫……ギアドラになら有為ですかな

勇輝:……こっちは振り直しますかw (ころころ)恐怖か闘争心……明らかに旧型なのに戦闘力がおかしい、と

恐怖してみますか。【近藤勇輝からの恐怖】あたりどうぞ。そのうち尊敬とかになるかもしれない。

GM:恐怖ですか(ふみ)

 

オープニング1:洋上の鬼神@1993

 

GM:でぃは、そろそろOPいってみます?

勇輝:こっちはおk。

ベヘモット:同じく。

GM:うぃ。最初は勇輝となります。

勇輝:ほいほい。何処に出るのかな、と(ころころ→6ゾロ)……愛が溢れたw

GM:1993年。日本海呪法船団防衛戦辺りの回想シーンですな。えーと、出自は何でした?

勇輝:戦災孤児、ですな。房総半島防衛戦とかで、親兄弟無くしたところでしょう。

GM:となると……ですな。備品同様、戦艦ベビーだったのかもしれず。

 

今でこそ不条理で備品な和沙であるが、その生い立ちは結構壮絶である。

詳細は他のリプレイなど参照。

 

勇輝:で、アペルギア・ドライバーとして赴任……7年前だといいとこ幼年兵かw

GM:いえす。で、運悪く戦闘に巻き込まれまして。

辛うじて一命は取り留めたものの、機体は大破し、本人は船の破片に引っかかって漂っている感じで。

周囲はとりあえずドンパチの空白地帯になっております。

勇輝:「……う…… 腕、重い……ここまで、か……」(板きれにしがみつきつつ)

 

少女は、波間に揺られながら澄み切った蒼い空を見上げ、ため息を一つ。

 

勇輝:「空を飛びたくて軍に入ったけれど……結局、アペルにも戦闘機にも乗れなかったなぁ」

GM:で、ふと空を見上げますと……カタナ一本で天使兵を蹂躙しているアペルギアが。

勇輝:「(見上げて)……凄いなぁ…… アペルギアって、あんな風に戦えるんだ」

で、エーテルの余圧で波とか食らいつつ浮き沈み。

 

「わたしにも……あと5年あれば、あんな風になれたのかな……」

ほとんど感覚のない右腕に海中に引きずり込まれるような重さを感じながら、

死に往く少女はただ、空を眺めていた。

 

空を舞うは、天使兵を一方的に蹂躙するアペルギア。

それは、少女が見た幻覚か、あるいは戦場が生んだ悪鬼か。

 

GM:うぃ。では圧倒的なワンサイドゲームであっさり座天使他ご一行様がボコされまして

勇輝:……アペルで座天使叩くって、ある意味凄いってか神技の世界ですなw

アペルギア「む? ……生体反応――生存者か」(すげぇ渋イイ声)

ベヘモット:CV:麦人(何)

GM:こう、シュリュズベリィ教授とかっぽいかな……そこはまあ、皆様のご想像に。

ベヘモット:……明夫でしたかw

GM:他にも譲治とか色々候補は居ますが、まあw

勇輝:「(既に腕とか上がらないので、ぐったり顔だけ上げつつ→貴官の勇戦に敬意を表す)」(最後の力で腕で旗信号送って力尽きてみる)

 

「……戦場で拾い物をするのは、いつ以来だったか」

 

GM:そんな声が聞こえつつ君は気を失いまして。

勇輝:……気が付くと、傷病兵と一緒に病院に居た、と。

GM:いえす。で、オニのオッサンが居ますな。比較的歳のいった

勇輝:「……(ぼーっ)……あれ、ずいぶんヨモツ国って消毒液臭い……」

GM:着物に軍服の上着羽織って帯刀してる……SAMURAIです

SAMURAI「無駄口を叩く気力まで戻ったか」(腕組みしたままで)

勇輝:「(ぼー)……そっか、地獄でも階級は健在でしたか(右手が無いので左手で敬礼)」

 

*寝ぼけているのは間違いない

 

SAMURAI「……(ふむ) なるほど。素質はある、か」(頷き)

勇輝:「……ところで、上官どの。お名前と、ここがどの地獄なのかだけお聞きしてもよろしいでしょうか」

近藤「我が名は近藤和輝、ヤシマ陸軍大尉」

 

オニの軍人は、厳しい相貌を少しも動かさずに、言い切った。

「此処は――現世という名の、地獄である」

 

勇輝:「……現世(はた) ……え、もしかして、万が一にも私、生きてます?」

近藤「目が覚めたようだな」

勇輝:「……し、失礼しました大尉!」(最敬礼)

近藤「構わん。非礼は以後の特訓と成長を以って詫びてもらう」

 

その後、勇輝は機械化処置によって失った腕や負傷を補い。

近藤和輝の養子として育てられる事になった。

 

GM:以後、君はこの風変わりな男に引き取られ数年を過ごしたのだが……

勇輝:「ろけっと、ぱーんち……(機械腕わきわき)飛んで行ったりはしませんか」

近藤:「黙って剣を振れ」(しぱーん)

GM:関東にミサイルが落ちてすぐの頃、殺到した第七艦隊の大部隊を一手に引き受けて姿を消して以来、

彼の行方は知れない

勇輝:……となると、屋敷の場所だけ引き継いで、庭で一人木刀を振ってたりする、と。

GM:いえす。近頃ギアドラ適性があると判明したのですが、派閥のご都合だとか諸々で今のところ配属が

決まってないのです。

勇輝:「(1000素振り中)……また一人になっちゃったな……」

GM:で、今日も木刀を振って、飯を作って、食べて、寝るとゆーいつもの生活……かと思いきや。来客がありまして。

 

SE:のっくのっく

SE:あー、近藤さんちってここかー、おーい、客だぞー(のっくのっく)

 

勇輝:「(はて)はいはい、近藤はこちらですが」(がらっ)

GM:いかにも不良中年なおじさんが一名

 

扉の前に立っていたのは――前々回まで、PCで出ていた新竹馬基地副司令。

佐々川誠一ヤシマ陸軍大尉である。

 

誠一「へぇ、一人暮らしとは聞いていたが」

勇輝:……胡散臭い中年がw

「……新聞と牛乳と宗教は間に合ってますよ?」

誠一「あぁ、怪しい者じゃない。(ごそごそ、と階級証) 佐々川誠一、ヤシマ陸軍大尉だ」

勇輝:「……(すりー つー わん) 失礼しました」(木刀後ろに隠して敬礼)

 

不審者だったら実力行使で叩き出すつもり満々だったようである。

 

誠一「でもって、これからあんたの上司になる人間でもある」(ほれ、と書類)

GM:目を通しますか?

勇輝:目を通しましょうw

「(さーて、どんなトンデモ部署でしょう)」

GM:今日付で竹馬基地配属です(南無)

勇輝:「……大尉、質問が」

誠一「答えるかは俺次第だ。言ってみな、少尉?」

勇輝:「竹馬って、例の壊滅した後に……瑞穂のキワモノを集めて再設された、「あの」竹馬ですよね」

誠一「一線にでてない割りに詳しいじゃねーか」

勇輝:「……そこは否定して欲しかったッ……!?」

誠一「嘘つくばかりが大人じゃねぇよ」(すぱー)

勇輝:「……それで、配属はギアドライバーとなっていますが…… アペルギアか、件の量産型、ですよね?」

誠一「さてな?」

勇輝:「……戦闘機、ではないんですよね?」(汗)

誠一「言いたいことはそれで終わりか?」(煙草を携帯灰皿に)

勇輝:「……近藤勇輝少尉、質問事項を終了します」

誠一「三分間待ってやる。荷物と身支度整えてこい」

勇輝:「40秒で済ませます、サー」(だっしゅ)

 

SE:がちゃんがちゃんがらがら ずるずるずる

 

勇輝:……39秒後。かばんと言うか軍用雑嚢一つで軍服の少尉が一名。

 

*荷物から鍋の取っ手が出てたりするのは気にしなくてよい

 

誠一「うし、んじゃ行くぞ」(誠一の脇に止まってる自転車指し)

 

*よく見ると 誠一もバイクである

 

勇輝:「……(目が点)……あの、自転車ですか?」

誠一「うちの基地、無駄遣いできる予算はねぇんだよ」

勇輝:「……無駄と必要経費は違うと思います(でも乗る)」

GM:でもって、自転車とバイクの奇妙な取り合わせが走り出した辺りでしーんえんど

……うぇるかむ とぅ かおす。

 

SE:自転車こいで ひたすら走る(高速道路を)

 

GM:ちなみに、屋敷はどの辺りで?

勇輝:恐らく、帝都からそんなに遠くないベッドタウン当たりかと。

GM:なるほど。では高速道路とかバイパスも残ってるかと。

勇輝:N市とかそういう名前で出そうな、可も不可も無い感じの街でしてw

ベヘモット:なんの へんてつも ない まちだ

GM:つ まさらたうん

勇輝:……博士に最初の武器を貰わねばw

 

或いはカザン。若しくはアリアハン。

「始まりの町」には、様々な悲喜こもごもがあったりしますが、さておき。

 

GM:お隣さんちにきれいなおねーさんが……いやいや

勇輝:……ツンデレなライバルではないのですなw

 

旅に出た後絡みに来るのでしょう。

もしくはちょっと隣街のジムを不法占拠。まて、それは警察沙汰だ。

 

勇輝:で、【近藤和輝からの懐旧】あたりを貰っておきましょう。

 

 

 

オープニング2:房総半島奪還作戦、始動

 

GM:では、次。ベヘモットのOPです。

 

アガペーが7上昇しまして。

 

GM:竹馬基地の状況を軽く。この前台風を追い返してから、時々備品が居なくなったりするもののとりあえず

平和にイナゴ退治などをやっておりまして

……量産型が徐々に配備進んできたので、少々色々と上のほうで動きがあったようです。

備品:「(目から破壊光線を討つ訓練中)」

ベヘモット:「(備品の的A)」

備品:「眼駕粒子砲!!」(ふんはー)

ベヘモット:「まだ精度が甘いっ! 発光から発射までのラグを利用すれば十分避けられる!」

(横を掠めて破壊光線が通過)

掛亥「(ひょこ) 何やってるのよあなた達……(溜息)」

備品:「むむ、道は険しい!」(キラッ☆⇒足元じゅっ)

ベヘモット:「異種戦闘訓練を少々」

 

……異種?

 

掛亥「……(はぁ) えーと、和沙。今日付けで配置変更よ」

備品:「……ナンデスト」

掛亥「"玄龍特戦隊"4番機パイロット、だって(令辞ぴら)」

備品:「(うげ)それって、あのドデカ戦艦に乗り込んでヤシマ中の火消しやるんだよねぇ……」

掛亥「ヤシマ中……ならまだいいんだけどね」

備品:「……結界超えて何処行く気ですか、うちの上層部は」

ベヘモット:……(ふと)バータあたりのポジションでしたっけ、4番って。

勇輝:偽乳特選隊……w

ベヘモット:5番目がグルドだということは覚えている。あとは曖昧w

勇輝:ってことは、シュネルギアでウルトラ何がしポーズしろ、とw

 

ちなみに。

某特選隊についてはあの百科事典とか見れば大体わかるので置いておきまして。

 

掛亥「ここのところ、瑞穂の人達が頑張ったのがちょっと裏目に出たみたいでね……(ぽりぽり)」

備品:「いや、頑張ったってか、問題丸投げの上に文字通り放り出された気がしますけど。前の台風とか」

掛亥「(通夜) 軍内部で、威勢のいいこと言う人達が元気になってるみたいなのよ」

備品:「……反攻作戦でも仕込んでるのかなぁ……(汗)」

ベヘモット:「こちらも新兵器やらで力を伸ばしてるのは確かですが、向こうも底を見せたとは思えません。

余り勇み足になるのは危険かと思われますが……」

掛亥「私もそう言ったんだけどね……(溜息)」

備品:「結界から出て喧嘩売るには、ちょっと早過ぎると思うけどねぇ……」

GM:えーと、何が起きたかといいますと。ヤシマ上層部で「……そろそろイケるんじゃね?」ムードに飲まれた

上級将校が結構な数出まして。ノリで「よっしゃぁ! 房総半島奪還しようぜ!」ということを言い出した次第です

 

実に正気と思えない展開ではあるが。

ノリノリで勝ってると、後から見るととても正気と思えないような作戦が平気で敢行されたりするのが

世の常である。

 

勇輝:……自然な成り行きとはいえ、無茶抜かすw

GM:作戦(?)としては、広域殲滅火力を有する4機のシュネルギアを玄龍に乗せ、東京湾経由で里見基地に

上陸させまして。房総半島を北上――残存してる敵戦力を竹馬に向けて追い上げる、というもの。

勇輝:陸地に追い込んでどーすんだ、軍部……w

ベヘモット:「となると我々の役目は地上で残存戦力を殲滅すること、ですか……中々に厄介な仕事を押し付けてくれる」

掛亥「で、竹馬基地の居残り面子及び増派部隊は竹馬を基点に防衛線を展開、北上してくるであろう瑞穂の

撃ち漏らしを狩れってさ。   要は軍曹正解」

備品:「旧ソ根っこを噛む、ってならなきゃいいけどねぇ……」

ベヘモット:「殲滅するより追い返す方がまだしもリスクは少ないでしょうに。」

掛亥「まぁ。私も玄龍に乗ることになるし、居残りメンバーの世話は任せるわよ、ベヘモット」

備品:「……(うげ)射干玉Zに続いて、げんりゅーも真・掛亥ちゃんのパライソかぁ……」

掛亥「仕方ないでしょ。わたしだってストレス溜まってるんだから#」

備品:「……やるなら満更でもない人たちとやってね?」(ふはははは)

そして去る。

 

言いたい事は言ってから去る。それが備品である。

 

掛亥「(ぽりぽり) えーと、ベヘモット軍曹。
一応佐々川大尉にも言う予定のことだけど……生存能力が高いであろう
貴方にも言っておくわ。

わたしが抜けた後、この基地には司令代行として「威勢のいい」将校が中央から臨時司令官兼作戦司令官として

派遣されてくると思う……というか、まあほぼ確定事項」

 

 「無茶な命令出してくるだろうから、万一状況が悪くなりそうだったら無視してわが基地の戦力温存に勤めること」

 

ベヘモット:「了解しました。必要とあらば流れ弾に当たっていただきましょう」

掛亥「頼もしいわ(ふっ、と笑み)……じゃ、後は任せた、軍曹」(ビッ

ベヘモット:「(敬礼)」

勇輝:……多分その司令官、無茶言う理由って「左遷しやがってコノヤロー」でしょうからなw

GM:いえ、違いますよ?w どっちかというとアレです。某軍神。

※軍神:『ガンパレード・マーチ 逆襲の刻』シリーズに登場するタカ派の自衛軍将官、木塚中将を指す。
  後先考えない猪突猛進により味方に損害を与えることがしばしばあるお茶目さんである。

勇輝:……この基地って、ある意味吹き溜まり扱いなんでしょうけどなぁ……w

瑞穂のキワモノと派閥調整の結果の新設基地ですし……軍神も微妙に気の毒なw

GM:w というわけで、掛亥とかナターシャ、和沙、天・奏辺りが抜けまして……一旦此処でシーン切りますか(ふむ)

勇輝:ですな。

GM:で。ちょっと予定とは違ったが……「掛亥の期待にこたえられるだろうか」という意味で【自己からの不安】を

ぷれぜんと

勇輝:つ「真・掛亥の色々に応えられるかどうか、という(性的な)意味で」

 

応えんでよろしい。

 

ベヘモット:うぃ、了解。あとは「肝心なところで誤射しないだろうか」という(マテ

勇輝:狙い澄ました誤射をしそうですなw

GM:……w

 

狙い澄ました誤射は、もはや誤射ではない。念のため。

 

ベヘモット:いや、うっかり中途半端な誤射をして生き残ってもらったりすると色々面倒そうなので。

 衛生兵の手間とかが。

勇輝:つ「和沙師匠を呼んでトドメを指してもらう」

ベヘモット:つ「次元の狭間に強制連行、存在自体を抹消」

みかどん「ん〜 傷を治すツボは、ここだな(どすっ) あ、間違えたか。まあ、よくある医療ミスだ」

(《メイデイ》の代わりに《Aエクステンション》)

ベヘモット:ちょw

勇輝:一撃必殺ですとも。《聖別》した素手でw

 

酷い「医療ミス」もあったものである。

 

GM:暗殺拳……w  さて、では少々ますたーしーん

 

 

マスターシーン:南の果て、世界の尽きる場所

 

――南極。

地の最果て、世界の尽きる場所に佇む男が一人

その脇に降り立つは、最新鋭人型戦車。ホーリーアーマー・ミラージュ

 

鋼「合衆国十字軍予備艦隊、飛行隊司令、セフィロス近藤中佐、か」

近藤「いかにも」

 

そのオニの相貌は、厳寒の南極に鍛え上げられたか。

ヤシマ時代に比してなお鋭く、遥かに厳しい。

 

鋼「艦隊司令部からの伝言だ。本日を以って、貴官らの部隊はアラスカ基地で建造中の"h"と合流し、
同部隊配属となる。
合流後は速やかに第七艦隊と合流し、ヤシマ攻略に当たれ。以上」

 

近藤の顔に浮かぶは、当惑――後、喜色

 

近藤「ヤシマ……か。この地の物言わぬ敵よりは、楽しませてくれそうだ」

GM:しーんえんど

勇輝:……近藤がセフィロ(素)近藤とかのロボジャナイ化してなくて安堵しました(真顔)

GM:してませんよ!?w

勇輝:俺ならしてるよ!?(超真顔)

GM:スルンデスカw

ベヘモット:自信満々に言われてもw

 

SE:ヤヤヤヤヤシマ、ホロボス、ホロボス、ホロボス……    (ぴっ)任務、了解

 

GM:というわけで南極。何か居るらしいですが何が居るのかは決めてません(ヲイ

 

後に決まってえらいことになるのですが、それはまた別の話。

 

 

 

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