プレセッション&オープニング 『モザイクカケラ』

 

さて、エンゼルギア版上げ後の二話目。

今回は、多少GMもシステムに慣れてきたので、もう少し強めの敵を出して

PC達を追い込みたいなと思いつつ。

では、恒例のPL等紹介から。

 

GM/中の人:虚穂

→暗黒に跋扈し、世界に背を向ける廃人。主燃料はカフェインと活字で、呼吸すると妄言と

アドリブを吐きだすと言われる。

 そのダイス目の波乱っぷりは『混沌の運迷』と呼ばれ、PL各自に親しまれて(?)居る。

 

PLその1/神無月氏

→ 渋い漢をやらせたいなら彼に言え!とまで仲間内で囁かれるほど漢キャラが似合う人物。

彼もまた最古参のPLである。

エンゼルギア初版においては、「渋い漢グスタフでヴィヴリオに萌える」ことに於いて、

他の追従を許さない熟練っぷりを発揮。だが、今回は……?

 

GM:あ、ちなみに。今日エンギアやるとしたら、ギアドラ?

神無月:あ、ギアドラ作ってない…速攻で作ってみますか…ではシンガーかアーティラリーでも

やってみましょうかね。

 

 と言うのも、現在の瑞穂基地にはどちらも居ないから、である。
「シンガー」とは2NDで追加されたクラス。《芸事》技能による特殊効果を持った歌を
使用できる、【聖霊】型のキャラクターとなる。潜在的なポテンシャルはかなり高い。
「アーティラリィ」はクラスとして独立したが、実質はミサイルや火砲による中〜遠距離戦を
得意とする射撃戦闘タイプのクラスである。旧版カナードもこれに近い能力を持っていた。

 

神無月:シンガーで【聖霊】特化して《接合》《アイドル》《戦場の歌姫》とかw

GM:何でも出来ますかw

神無月:アガペーが上がりまくるのがアレですがw

GM:武器も距離選ばないから、刀とかも使えますけどw

神無月:撃って殴って歌う、新時代のアイドルですな(マテ)

GM:熱気バ●ラが見たら激怒しそうですがなw

 

成功数を【聖霊】だけブーストする《接合》に、判定時に技能を《芸事》で代行する《アイドル》。

さらに《芸事》による判定の成功数を+【聖霊】する、必殺の万能コンボで有る。

ミリタリーアイドルに不可能無し(何)…さらに、データ面についてGMがごそごそと暗躍。

 

GM:何気に、機体能力で《春風の楽》が強いんでお勧め。攻撃力が【聖霊】+10ベースで、

命中も判定数+3とゆー破格の性能。

神無月:んー、ギアドライバー+シンガーで【聖霊】10の+10だと…なまじなミサイルよりも強いかw

GM:いえ、10じゃないですぜ?機体で+5とかナビで+2〜+3とか有るので、実質基本が30近いw

神無月:うはー…w

GM:で、《バレットブースト》で+【聖霊】すると、一瞬で50とか60になるので、精度とかも考慮すると

火力としては、砲撃とかミサイルをはるかに上回りますな。

神無月:確かに強力だw

GM:あとは、《アイドル》取ってトラバント2を乗せると、近接ガードも割と完璧。

近接汎用カウンター装備ですな。

神無月:…レープハフトにしますか。相性が抜群過ぎるw

GM:HP低いけど移動力下げても何ら問題ないですからな、この戦術だと。

「重合結晶装甲」積んで、後ろで立ってれば何とかなる

神無月:

GM:で、FASTで《芸事》にボーナス入れるクランフェドッペリン…

 ふと、シンガーのどこが支援系なのか、一瞬解らなくなったw

神無月:…結果的に敵を倒せればそれが最上の支援だ!(マテ)

 

と言うわけで。

今ここに「歌で敵を薙ぎ払う」超アグレッシヴなシンガーが生まれ出ようとしています。

 

神無月:…ところで、ナビは誰にしましょか。余ってるのは凍かタンか紀央?

GM:…シンガーの場合、やっぱしデュオった時の見栄えだろうかw

 

いや、それは選択基準間違ってると思う、うん。気持ちはよく解るが。

 

神無月:少なくとも凍とデュオは想像が付かない…バックミュージック担当?w

GM:まあ、【聖霊】上がる前提で紀央か、データ的には。タンの場合、後ろで踊ってそうなんですがw

神無月:そしてコケるw

GM:セラピアが一番まっとうでは有るか…紀央の場合も、素ボケが凄そうでw

神無月:…紀央は普通に美声っぽいですが、ロック調のところで唐突に神楽やりだしそうだw

 

紀央「ぎゃーてーぎゃーてー はーらーぎゃーてー」(神鈴じゃかじゃか)

 

神無月:般若心経デスカw

GM:祝詞も行けますぜw

神無月:…どんどん妖しい方向にw

 

 紀央「―― 掛まくも畏き 伊邪那岐大神(じゃかじゃか)

  ―― 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に(しゃんしゃん)

  ―― 禊祓へ給ひし時に成り座せる祓戸の大神等(じゃんかじゃんか)

  ―― 諸々の禍事 罪 穢有らむをば(すたたんすたたん)

  ―― 祓へ給ひ 清め給へと白す事を(じゃかじゃか)

  ―― 聞食せと 恐み恐みも白す(じゃかかん)」

 

神無月:集中できそうもねえ…w

GM:もう何と言うか、シンガーではない…w

 

というか、ナビですらないのでその方向性は却下。

とりあえず、ナビゲーターは司鏡紀央で決定し、キャラクターほぼ完成。

 

名前:逆上 炎群(さかがみ ほむら)

クラス:ギアドライバー/シンガー

ナビゲーター:司鏡紀央

出自:英雄の子

境遇:ライバル

機体名:シュネルギア・ドラグーン(シュネルギア・レープハフト)

→瑞穂基地に新設される歌唱能力者による実験部隊に、幸か不幸か参入することとなった

元・空軍候補生。名高い戦闘機乗りの父親を持ち、ハルトマン大佐とは旧知の仲でもある。

いかなる経緯で彼が「マキナ小隊」に編入されたのかは…本編参照。

通称はぎゃくじょー。

 

神無月→ホムラ:因みに裏設定で、両親の名前。

 

父:逆上 死暮(さかがみ しぐれ)

母:逆上 錯乱(さかがみ さくら)

 

どう見ても狂ってます、本当に(ry

GM:wwww

 

ここでひょっこりとPLその2も参戦。

 

PLその2/九谷

→妄言とラノベの技能レベルを順調に向上させつつある、既にかなりの古参プレイヤー。

ネタ・ボケ・シリアスを躊躇無くこなすマルチプレイヤーでもある。

 前回は白兵戦特化型ギアドライバー『ツバサ=ライトハルト』で参戦したが……

 

九谷:…シンガーかぁ……w

ホムラ:見た目は普通の戦士、しかしてその実態はブレス(春風の楽)で戦う竜戦士、

てな感じで機体は「ドラグーン」w

GM:ちなみに、火力に関して言えばカナードの呪法核より火力高いです、その歌w

九谷:ですよねー

ホムラ:素で28ありますw

GM:実は、使う武器の火力を考えると、部隊で攻撃力が一番低いのって和沙だったり

ホムラ:…色々えげつない真似をして成功数稼ぎますがな、そこw

GM:えげつないとは失礼な。【聖霊】が20超えてるだけです(滅)

ホムラ:それをえげつないと言わずに何をえげつないと言おうかw!?

 

仕様です(オイ)

 

九谷:で、今回はこっちも新キャラでござーます。

 

名前:Dr.メビウス

クラス:ウィザード/ソルジャー

出自:高貴な血筋

境遇:弟子

機体:BvP504Pz(Pz=パンツァー)

 

九谷:特技は《リミッター解除》《アドバイス》を自動で。メジャーは《呪法爆弾》《即席修理》を核に

《ウィザーズブレイン》とか《妖精の血統》を盛っていく感じで。

あと、状況に応じて使い分けが利くように《フェイドアウェイ》と《アナライズ》も入れてみました。

 

SE:盛るぜー。どんどん盛るぜー(アガペーを)

 

GM:色モノのはずが案外手堅いですな

九谷:機体はBvPに追加装甲ありったけ+専用カラーとパーソナルエンブレム。

その他個人装備は、クラヴィアチュール、神経強化を入れまして……あ、感覚が素で10か。

ともかく。あとは皮下装甲とかでHP底上げ。医薬品もあります。

外見イメージは……真マジンガーZの兜十蔵博士みたいな感じで。

 

Dr.メビウス

今回、コールネーム「マキナ・ウィザード」として瑞穂に招聘された、大陸ゲリラ出身の

エルフェンの血を引くエーテル技術者。その異名の如く、戦闘では装甲強化した戦闘機で

空を駆け、呪法爆弾で群れなす天使を薙ぎ払う。

生身でも天使を駆逐できる、恐るべき機械化老兵EX。

何気にヴリル・ソサエティの構成員でもあったりと、底の知れないぢぢぃだったり。

曰く、「カナード=ライトハルトはわしが育てた」そうです。

 

ホムラ:《即席修理》って「射程:場面」ってなってますが、どうやって遠隔で修理するんだろう…w

GM:ああ、それはですね。

 

めびうす「こんなこともあろうかと、貴様の機体に修復用オートマトンを仕込んであるのじゃ!」

 

Dr.メビウス:ああ、むしろアレです。

 

Dr.メビウス:「回復魔法ぢゃ!」

 

GM:修理違w!?

Dr.メビウス:うふふ、今回のコンセプトは「魔法使い」ですのよ?

 

SE:アソパソマソ! 新しい顔よー!(死)

 

Dr.メビウス:あ。ちなみに。オフィ辞めたんで階級が6に。大尉に下がりました

GM:指揮官としては十分ですw

 

※当初は、オフィーツィアで組んでいたのを直前でソルジャーに切り替えていたりする。

 

Dr.メビウス:うす。目指せおぢぃちゃん。とりあえず目標は……ビュコックさんあたり?(@銀英伝)

 …絶対無理ですが(中の人のカラー的に)

 

…えー。

想定以上の色モノがそろった感じです、主に魔法使い。

PC二人がデータを完成させている間に、GMはちまちまと今回予告を書き上げるのでした。

無論、今回予告とハンドアウト以外はシナリオを用意してすら居ません(オイ)

いつも通りの野と成れ山と成れセッション、開幕。

 

――今回予告

 ツバサ=ライトハルト及び帰還した和沙をその戦列に加え、戦力を整えなおす瑞穂基地。

一方、欠けた戦力を補うべく奔走していたヴィヴリオの元に届く、一通の実験部隊設立案。

 思案の末、大佐は決断を下す。

 「よろしい、Dr。彼に歌わせろ」

 …今、瑞穂の空に人類の唄が響く。

 

 エンゼルギア〜天使大戦2ND〜

 「天使狂騒曲 Voice for You

 …少年少女の夏に、終わりは来るのか?

 

PC1

推奨クラス:ギアドライバー

ダーザイン:【歌からの隔意】

君がギアドライバーとして選定されたのは、その「歌」の力に依るものらしい。

新たに設立される特殊部隊の一員として転属を命じられた先には…ヤシマ最大の激戦区と

名高い瑞穂の戦場。

…君は、此処で何のために、何を歌うのだろうか…

 

PC2

推奨クラス:ウィザード

ダーザイン:【ヴィヴリオからの依頼】

君がこの基地に呼ばれたのは、技術者としての能力を買われてのものである。

新たに創設される部隊は、異才と呼ばれた君の技術をいかんなく発揮できるだろう…

とはヴィヴリオ大佐の談。

さて、どんな無理難題を押し付けられるのやら…?

 

ホムラ:さて、方向性を熱血系にするかクール系にするか、それが問題だ。

Dr.メビウス:司鏡ってことは……いよいよあの忘却巫女が瑞穂襲来かw

ホムラ:…(ぽむ)巫女と合わせてWボケだ(マテ)

Dr.メビウス:デュアルボケ倒しですね。わしゃつっこまんぞー(NPCに投げる)

GM:そこに和沙とセラピアを合わせて、ボケカルテットですよw

 

絶技名:「瑞穂ボケカルテット」

効果:伊音は頭痛で倒れる!

 

ホムラ:www

Dr.メビウス:突っ込み疲れで……w

GM:と言うわけで、OPです。

 

 

 

シーン0 「渇いた叫び」

 

GM:グスタフと暮田が出てますが、暮田が話すだけですw

暮田:「この理論が完成すれば、天使の歌は怖くない…!」

暮田:「子供たちの歌が、世界を救うんだっ!!」

Dr.メビウス:……暮田……そこまで病気が悪化して……w

暮田:「ひとのうたをきけー」(嘘)

GM:…と言うわけで、それが数年前。


 

OPフェイズ シーン1 「LOST HEAVEN」

 

GM:さて、ヴィヴリオに呼ばれて…今までどこに所属してたんだ、メビウスw

Dr.メビウス:えーと、大陸であちこちのレジスタンスの指揮や戦術指導とかやってたんじゃないかなと

 

Dr.メビウスの戦術講座 第一講 「ロゴスは初撃で使い尽くせ!」(オイ)

 

GM:で、最近になってヤシマに呪法船団でやってきて…(脳内妄言びびっと)…

『特別呪法航空戦団』とゆーのはどうだろうw

Dr.メビウス:あー、いいかもしれませんな。

GM:空飛ぶ陰陽師で構成されています(半分嘘)

Dr.メビウス:ちなみに。弟子は全員《呪法爆弾》かエンゲルシュヴァルトを取得してます。多分。

 

…あ、ヤシマの『Angriff Hexen(=Strike Witches)』ですね?(ぇ)

むくつけき漢達がふんどし一丁で「ぱんつじゃないから恥ずかしくないもん!」と。誰得。

 

*それ以前に。Hexen=魔女である。

まずは「女じゃないから恥ずかしくないもん!」と……ともかく。

 

GM:まあ、航空部隊としてエーテル技術系に特化した特殊部隊、ってことで。

Dr.メビウス:(うぃ)

GM:で、そこの隊長てか顧問やってたのが瑞穂に引き抜かれまして。なう、瑞穂基地の執務室、と。

Dr.メビウス:「(がらっ)特別呪法航空戦団顧問、Dr.メビウス。瑞穂基地にただいま着任したぞい

(ひょこひょこ)」

ヴィヴリオ:「始めまして、かな。Drメビウス。私が瑞穂基地の対天使戦闘を指揮している、

ヴィヴリオだ。遠路はるばる御苦労だった」

Dr.メビウス:服装は軍服の上に、上着の代わりに防弾白衣を着てる感じでw

GM:…変人ですな、うんw

Dr.メビウス:「全くじゃ。ヤシマ海では散々襲撃を食らったしのぉ(こきこきと首回したり)」

ヴィヴリオ:「さて、大尉。貴官をこの基地に呼んだのは、ほかでもない…君の弟子にあたる

暮田博士の、この資料関係の話だ」

Dr.メビウス:「……暮田、か……(ふむ、と資料に視線)」

GM:で、ぼさっと渡されるのは…分厚い紙束。

タイトルは「歌唱力(ぢから)によるエーテル兵装の展望」とゆー。

Dr.メビウス:「(受領)やつにあと5年あれば、ゾフィーをもしのぐ研究者になっていただろうにのぉ…

(残念そうに)」

ヴィヴリオ:「…彼の遺産は、この基地で活用    活用…(うう)…されているさ」

 

功罪色々。もっぱら胃痛の種になったりもする。

 

Dr.メビウス:「……どうした嬢ちゃん。顔色が悪くなったように見えたが?」

ヴィヴリオ:「…いや、直にわかるさ」(何か壮絶な笑み)

Dr.メビウス:うっはぁw

ヴィヴリオ:「君に頼みたいのは、その資料を元にした特殊部隊の創設と試験だ」

Dr.メビウス:「……なるほどのう。しかし歌、かの……(首捻り) 戦場で『からおけ』でもやるんかの?

若い者の考えることはよう解らんのう……」

ヴィヴリオ:「簡略に言えば、暮田博士の理論をもとに構成された、音声制御型エーテル兵装

《春風の楽》と、それを搭載したシュネルギアを扱ってもらいたい」

 

《春風の楽》は、「シュネルギア・レープハフト」の機体特技である。

単体攻撃かつ使用にアガペーの上昇を伴うが、シーン全域に届く長射程と圧倒的な火力は、

正に「新兵器」と呼ぶにふさわしい。

 

ヴィヴリオ:「ギアの適合者は、もう見つけてある。「彼」の到着を待って、君に部隊の全権を預けよう」

Dr.メビウス:「(ふむ) なるほど…古来、ヤシマのノリトも歌に通ず。

大陸の魔術史においても歌が一つのファクターとなっていることは否定しがたいのう(ぱらぱら)

よかろう。その任務、受諾しよう(ぱむ、と資料閉じ)」

ヴィヴリオ:「なお、部隊の設立に際し、貴官にこれを」

GM:渡されたのは、まあグスタフ隊のシュネルギアパイロットたちの戦力を融通してもらえる、

とゆー書類。要は、稼働テストとか模擬戦で使え、と。

Dr.メビウス:「(ぱら)……またイロモノが揃っとるのぉ」

 

グスタフ:「(…イロモノと言われて、全く反論出来ないのが辛い…)」

 

ヴィヴリオ:「そこの軍曹は特に、使い潰して構わんぞ」

Dr.メビウス:「(めもしつつ)ああ…そう言えば、アレはまだ見つかっとらんか?」(カナードのことを指す)

ヴィヴリオ:「…ああ。だが、ロストしていた「もう一名」が帰還した以上、まだ希望はあるだろう。

目下、捜索は続けさせている」

Dr.メビウス:「なるほど。まあ、どっかでしぶとく生きてるじゃろ。ありゃわしの"最高傑作"じゃからの」

ヴィヴリオ:「…と言うより、アレが死ぬところは想像できない。希望にせよ何にせよ、早く見つかることを祈っておくよ」

Dr.メビウス:「そうなるよう育てたんだから、当然じゃて。ぢゃあわしはそろそろ行くぞい(よっこいせ)」

ヴィヴリオ:「ああ、頼んだ。九州の方から司鏡少尉もその内合流するはずだ。

上手く合わせてやってくれ」

Dr.メビウス:「了解じゃて(ひらひらと資料振りつつ)……あまり老骨に鞭打たれるようじゃと、

ワシの身体が持たんがの」

 

ちなみにこのDrメビウス、御年85歳。

エルフェンの血を引いているとはいえ、割ととんでもない年齢である。

 

ヴィヴリオ:「(苦笑)大陸ゲリラ戦の名将が、良く言う。まだまだ、元気なうちは使い倒されるのが

軍と言うモノだ」

Dr.メビウス:「だからわしゃ軍属は嫌だったんじゃ(トオイメ)」

ヴィヴリオ:「(苦笑しつつ)自由を我が手に(ふりーでん・いん・であ・はんづ)

GM:で、見送られて出るあたりでシーンは切れますw

Dr.メビウス:うぃ……うむ。ぢぢぃ不遜w

 

GM:ちなみにですね。和沙とか預けられたのは、「お前もちょっとコレ扱ってみろよ」的なw

Dr.メビウス:無茶抜かすなw あ、アガペー上げないと(ころころ…6ゾロ)

GM:(ぶっ)

Dr.メビウス:わぁい。アガペー一杯あがったよ!

ホムラ:ちょっぴりハードベビーシッター…って、おひw

Dr.メビウス:いきなり567かぁ……

GM:まあ、まだOpだとダーザイン動かないので。とりあえずパトスをロゴスにw

Dr.メビウス:ギャー!?

 

SE:強制変換ぢゃっ!!(ずごごごごご)

 

GM:シナリオダーザイン【ヴィヴリオからの依頼】を差し上げますので、どうぞw

Dr.メビウス:ヴリルソサエティ回りで依頼が来たのですな、恐らく。


 

OPフェイズ シーン2 「Paradise Lost」

 

GM:では、ホムラ…えーと、もう軍属なんだろうか?

ホムラ:えーと、そうですな。元々只の志願兵(あるいはドライバー候補)で。

GM:なるほど、では以前から親の関係で瑞穂基地に出入りしてた、という話で。

現在はアペルギアとか戦闘機関係のシミュを受けつつ。

ホムラ:苗字は「ぎゃくじょう」と呼んでいただいても結構、というかむしろあだ名でw(ころころ)

…アガペー7上昇、と。

GM:では、アペルとかのシミュレーターなんだが…実は最近、瑞穂の機械化兵や一般兵達の間で

奇妙なうわさが。

兵士A:「なあ、ぎゃくじょー?お前、「SSSシミュレーター」の噂は知ってるか?」

ホムラ:「SSS?なんです、それ?」

兵士B:「なんでも、「突破出来たら即、エクステルペンからお呼びがかかる」って噂の

超高難易度シミュらしいぜ」

兵士A:「グスタフ隊の人型…シュネルギアって有るだろ。あそこのチームへ呼ばれた奴が

居るらしいぜ」

ホムラ:「へー…ボクも負けてらんないかな。父さんみたいな立派な軍人になる為に」

兵士A:「あー…”殺戮戦闘機”逆上少佐かぁ…」

Dr.メビウス:シュネルギア(withかなーど)と同等の撃墜数を誇ったとか?

GM:いえ、ホイシュレッケをですね。コクピットから飛び出して刀でずばっと。

Dr.メビウス:……なんでウチの兵士ってすぐに生身戦闘行きますかねw

GM:瑞穂はシグルイですからw

 

…あらゆる意味で人外魔境ではある。

瑞穂にして兵(つわもの)は正気には非ず(嘘)

 

兵士B:「まあ、噂は噂だけどな。見つけたら挑戦してみたいもんだ」

ホムラ:「撃墜数と始末書枚数のトップエースを「立派な」、と言えるかは微妙だけど、さ。

 ボクはまずこのBランクシミュを完璧にしないと。一足飛びに行こうとしても上手くいくはず無いしね」

兵士A:「まぁな。でもまあ、お前の年でそれなら、すぐいい線行くだろうよ」(HAHAHA)

GM:で、そんな会話をした日の夕暮れ。

ふと瑞穂基地周辺の繁華街を抜けてみるとですね。

ホムラ:「久々にカラオケにでも行こうかな…っと、アレは…?」

GM:…行きつけのゲーセン(主に行ってたのは天野ツバサ)から、不審なナニが。

こう、「エーテルハザード」マークの付いた作業ツナギを着た数人が、こそこそとw

 

高濃度エーテルを扱う場所では、多分原子力とか生物関係の如く、そう言うマークが有るに

違いない、と妄言。マスケンヴァルエフェクトは「天使災害(エンゼルハザード)」と

呼ばれるようですし、あるいは「エンゼルハザード」マークか。

 

GM:どう考えても、マークが正しいなら瑞穂の整備員なんですが。彼らはすたこらと立ち去りまして。

直後。

 

SE:ヲアッ―!? 何じゃこの難易度は!?

 

GM:…とか、そう言う声が中からw

ホムラ:「妙だな…瑞穂の整備員がなんでこんなトコに?   …(踏み入り) 一体こんなトコで

何やってたんだ、アイツら?(きょろきょろ)」

GM:うむ、中に入ると、新型で大型な筺体が一個増えてまして。

…瑞穂の軍服を着た君くらいの年齢の面々が、そこに集まってます

ホムラ:ではちょっと手近に居るのを捕まえて何なのか訊いてみましょう。

GM:ええ、捕まえるとですね。

見覚えが有りますが…グスタフ隊、つまりマキナ小隊のシュネルギア・ドライバーです。

和沙:「およ、こんちわ」ノ

ホムラ:「アレ…君は確か正規パイロットの」

和沙:「はいはい、G3のアルトヴァーペンだよ」

Dr.メビウス:このタイミングだと…『ゲェーッ! お前は死んだはずの!?』ってなりませんw?

GM:まあ、大丈夫でしょうw

 

天使兵諸共自爆した上、ひょっこり生還したどこかのお馬鹿の話は

瑞穂の皆さんに知れ渡っているので、多分大丈夫ですw

 

伊音:「…(ピチューンと撃墜音)…な、なんだこの難易度は…?」

ツバサ=ライトハルト:「(同じくピチューン)…ゲームとは思えん…」

Dr.メビウス:あ、伊音が居るから天野じゃない方(ヲイ)のツバサも、付き合いで居るとw

GM:いえす。

ホムラ:「始めまして、アルトヴァーペン軍曹。ボクはギアドライバー候補生の逆上と言います。

…それで、コレ一体何なんです?」

あ、一応データ的には准尉ですが、この段階ではまだ「候補生」で階級無しの扱いってコトで。

GM:ああ、了解です。

和沙:「んー…ゲームだよ? ただし、うちの面々が組んだ」

Dr.メビウス:背景では伊音がまたピチューン、とゲームオーバーにw

 

さて、促されて覗きこんだホムラの前には……赤と黒を基調にした威圧的なフォルム。

ありったけの誘導兵器を積み込んだ空飛ぶミサイルサイロのようなバックパック。

…瑞穂の歩く爆薬庫「カナード=ライトハルト」の愛機、「シュネルギア・プルガトリウム」

威容が、画面内で撃墜されたと思しき伊音機を見下していた。

 

ホムラ:…ちょw

ツバサ:「……すっかり、ハマっているな」(冷めた顔で)

伊音「う、うるさい!」(赤面)

GM:で、さっきツバサが戦ってたのはと言うと。グスタフ(機体が改造型飛影)。

解りやすく言うと、1stエディションのロゴスバーストな強さの。

Dr.メビウス:やってられないレベルですなw

和沙:「…(ふむ)よろしい、逆上候補生。貴官にミッションを与えよう」

ホムラ:「(うちの…ってコトはグスタフ小隊の? でもなんでゲーセンなんかに…) は、はい?」

和沙:「このシミュレーターでちょっくら、腕試ししてみなさい。

これ、アペルか戦闘機かシュネルの制御データをこっそり改造してあるんだ、実は」

ホムラ:「で、でも正規のギアドライバーがやってダメなものをボクなんかが…」

和沙:「(笑顔)そうでもない、かもよ?」

ホムラ:「…?」

GM:で、押し込まれまして。

Dr.メビウス:…てことは。アレですか(ふむ、とごそっと)

 

Dr.メビウスの中の人、着替え完了(何)

 

カナード@筐体:「(撃墜後勝利画面)

 くにに かえるんだな

 おまえにも かぞくがいるだろう…」

 

…いや待て、何でそのセリフですかw

 

カナード@筐体:“待ちガイル”ならぬ“待ちカナード”とゆー戦法があるのです。

 

どんな戦法だというのか。

 

GM:何故か、横合いからカートリッジが挿されて、使用ユニットにシュネルギア・レープハフトが

インストールされます。

ホムラ:「えーと、操作系統はシミュレータと同じか。これなら少なくとも動かせないってコトは…」

 

SE:テストプログラム・ドライヴ。 疑似S.Q.U.I.D 接合完了(ぴこーん)

 

ホムラ:「これは…コードネーム"ドラグーン"? 聞いたこと無いぞ、こんな機体?」

GM:で、出てくる相手ですが。力天使クラスの天使兵のつもりだったが…カナード出してもいいですぜ

カナード@筐体:お。アレ使えるんですか(降臨)w

 

実はセッション前に、「以前のカナードを再現してみよう」という妄言企画を実行しまして。

経験点を50点(!)ほど積み込み、さらに改造を施したシュネルギアをセットにして

データとして渡していたりする。

 

GM:撃ち合いだと、実はレープハフトがちょっと有利なんです、アレ。

ホムラ:「(出てきたカナード機のステータス見て)げ、何だこれ。こんなの勝てるわけ無いじゃないか!

ぶ、武器は何がある!?」

GM:と言うわけで、戦闘開始。但し、演出戦闘かダイス振るかは任せる(死)

カナード@筐体:「ぜんりょくで くるんだな…」(戦闘前てろっぷ)

ホムラ:「えーと、トラバントに剣と盾? オーソドックスだけど威力に欠ける…くそっ、

もう近付いてきてる!」

GM:大慌てですが、ホムラの感覚的にはですね。この機体、アペルとかより凄い使いやすいです。

ホムラ:では、戦闘は演出で済ませましょうw

「うわっ、当たる!?(無我夢中で機動)

 

 …   あれ、避けられた?」

GM:ええ、予測射撃っぽいミサイル弾幕を、何故かするっとw

 

SE:《春風の楽》 ジステム・アプフェールト!

 

ホムラ:「(回避しつつ)はるかぜ? な、なんか知らないけどチャンス!

 ええい、なんか分からないけどコレだ!《春風の楽》、行けえ!」(きゅいーん)

 

SE:エーテル仮想震動子、出力120…《春風の楽》効力場展開

…対象捕捉(ばしゅっ)

 

カナード@筐体:あ、喰らったw

GM:で、その謎兵装を食らうとですね。カナード機がびきっっと停止。

超振動で砕け散ってエーテルの微細粒子にまで還元されます。

 

カナード@筐体:「なん……だと……?  とぅあ、れた……」(爆散)

 

ホムラ:「…か、勝った、の?」

和沙:「…(ぱちぱちぱち)おめでとう」

ツバサ:「……候補生とはいえ、やるものだな(ふむ) これならば十全か」

GM:で、シミュレーターの画面には、「SSS」と評価ランキングが。

ホムラ:「(筐体から出て)一体何が何だか…SSS?まさか、これが噂の!?」

和沙:「突貫作業で作ってみたシュネルギア・ドライバー用SQUID対応型シミュレーター、

いきなり適合者が来るとは思わなかったけどね」

ホムラ:「適合者…僕が?いや、天使核があるのは知ってましたけど…」

 

シュネルギアは、「黒い天使核」と呼ばれるごくごく希少な天使核を持つ者にしか動かせない。

だからこそG3のヴィヴリオ大佐は、その保有者を全力を挙げて捜索していたり。

 

和沙:「逆上候補生、恐らく明日から同僚だけど…宜しく」

ホムラ:「え?  同僚?  えぇー!?」

Dr.メビウス:そして一日経たないうちに「ぎゃくじょー」が定着すると見たw

和沙:「君の保持してるのは、ただの天使核じゃない…そう、黒い天使核ってこと。詳しくは、明日ね」

GM:で、一行が去って。シミュレーターが偽装モードに。普通の空戦シミュになります、ええw

Dr.メビウス:立ち去る直前に伊音が凄く不満そうに「も、もう一回だけ!」とじたばたしていたが、

まあ放置の方向でw

ホムラ:「(ぼーぜん)…何だったんだ、一体?」

 

…ホムラの元に一通の辞令が届いたのは、その日の夜のことだった。

「逆上ホムラ候補生を、明日0500を以てシュネルギア・ドライバーに任ずる。階級は准尉待遇

とし、マキナ小隊およびDrメビウス大尉采配下の特殊実験部隊要員に任命する」

――ヴィヴリオG3大佐

 

ホムラ:「…まさか、たったアレだけで?」

  噂では超高難易度シミュという話でしたが、本人の感覚としては全くそんな大したことをした自覚は

無しw

GM:そう言うモノです、シュネルギアというのはw

Dr.メビウス:筐体の中のカナードが泣いてますよw

ホムラ:

GM:かくて、君はG3…シュネルギア隊に配属されたのだった…ということで。

シナリオダーザイン【歌からの隔意】、今のところは関係なさげですが、差し上げますw

ホムラ:うぃw

GM:で、前回は最後まで忘れてましたがPC間ダーザインを適当に…

ホムラ:まだ出会って無いんですよなぁ…

GM:ああ、なら次で会うので、ちょい変則ですがそこでw

Dr.メビウス:うぃ …ふと悪夢的な状況が思い浮かびました。

和沙のシュネルギア・XVによるト○ンザムバーストで、全域にホムラの歌が響いてw

GM:XV乗るなら使えますよ、多分w?

ホムラ:全力で結構ですw

 

 

 

 

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