プレセッション&オープニング 黒の祝祭

 

――今回予告

 シュネルギアは進化する兵器である。それは学習を重ねるソフトウェア、経験を積む乗り手

だけに限らず……武装や機能もまた、日進月歩の進化の中にある。

となれば、天使核兵器の最先端であるこの基地に「それ」が来たのは、

ある意味当然の成り行きなのか。

 「実弾で結構。その程度で破壊されるようなら、必要ありません」

 維馬篭大将と、彼の持ち込んだ恐るべき性能の新型機。そして暗躍する「人間」の影。

 「貴方達には、負けない」

 ……その力は、誰の為に。何の為に。

戦いは続き、人の命は失われていく中で……戦士は答えを選び取る。

  

 エンゼルギア2ND 〜天使大戦TRPG〜

 

「舞い降りるは黒―Fall, with Fallacious―」

 

 ……少年少女の夏に、終わりは来るのか?

 

さて、シリアスめの今回予告を立ち上げつつ。

その内実は……?

 

イマ★ゴメ:「君たちにはこれから、戦争をしてもらいます(笑顔)」

グスタフ:現在進行形で戦争してるんですがw

T−X:……w

GM:そう言えば確かにw

イマ★ゴメ:「訂正。君たちにはこれから、味方と実弾で撃ち合いをしてもらいます(笑顔)」

しかも、シュネルギアで(死)

T−X:帰れwww

グスタフ:同士討ちさせてどうする、今米w

GM:彼にとっては深遠なる策謀の一端に過ぎないと、巷では噂されていますw

T−X:まったく、寝言は寝てから言っていただきたいものです……ハッ、このイマゴメ目を開けて

寝ているだと!?

イマ★ゴメ:「……寝てませんじょ?」

グスタフ:無印アリアンネタも、既に懐かしい……w

T−X:まったく、これだからぢぢぃと同世代の人間は……w

 

……そう言えば、一応維馬篭さんって80代後半ですよね。

おじーちゃん、ちょっと世界平和のために引退して大人しくしてくれませんか(無理)

 

GM:ちなみに、ハンドアウトってかダーザインはこんな感じです。今なら可変。

 

PC1

推奨クラス:ギアドライバー

ダーザイン:【掛亥彩月からの対抗心】

 

PC2

推奨クラス:機械化兵or指揮官

ダーザイン:【維馬篭代胤からの嘲笑】

 

T−X:……先生(挙手)

GM:はい。

T−X:PCAのダーザイン、何処かで見た覚えがあるのですが

GM:気のせいでしょう。なんせ、あの人出てくると毎度嘲笑してますし(笑顔)

 

何処で見たのか気になった人は、エンゼルギア2ndルールブック掲載シナリオ二本目の

ハンドアウトを見てみよう。

 

T−X:あと、誰ですかその読めない名前の人……PC1のダーザインの。

GM:かけい さつき ……女性名ですがw 掛亥は「筧」の当て字ってことでw

T−X:……彩月……はて、変形型シュミクr……もとい、シュネルギアにでも?

GM:アヤネ違w!? いや、愛機はスヴァンですけどw

T−X:わーい、白くて丸いw

グスタフ:

 

某ゲームにて。

彩音とゆー名前の女性パイロットが、変形型の特殊な試作機を使ってたりする。

ちなみにシュネルギア・スヴァンもまた、変形機構を備えた変わり種である。

 

……さて、実はシナリオに入る前に、瑞穂基地ではちょっとした異動が有ったり。

以下、話半分でネタ会話をお楽しみください(一部シナリオ的真実有り)

 

ヴィヴリオ:「突然だが、明後日からうちの備品一号が陸軍の研究施設で解体されることに

なった。思い残しの無いように仕事を押し付けること」

GM:……とのこと。

T−X:……さらば和沙……

GM:全く、どんだけズサンな扱いをされるギアドライバーなのかとw

KAZUSA:「解体されるのは初耳なんですが、大佐」ノ

ヴィヴリオ:「ばらばらにされても数が増えるだけだろう、お前なら。心配するな」

T−X:ヤシマブレイク興業に拉致されて……

グスタフ:とうとう解体処分に……w

 

T−X:つ KAZUSAカッターDADADA!

 

イマ★ゴメ:「(がらっ)……大変な事態になりました、瑞穂のみなさん。お宅の備品、

17分割したら数が増えました」

グスタフ:「……それが、何か?(ラーメンずぞぞー)」

GM:……むしろ平然とされるこの扱い……w

ぢぢぃ:「責任持って全員引き取ってもらえるか。ありがたい」(チャーハンもぐもぐ)

ホムラ(裏):「ハンマーで叩いたら元に戻るんじゃねえのか? 打出の小槌クングレート!

ってな感じでな(ギョーザあぐあぐ)」

イマ★ゴメ:「……では、仕方ありません。これより量産型KAZUSAを素体とした完機作成計画、

K計画をスタートします」

 

SE:その時は誰も予想しなかった……分裂して小さくなった和沙が数をそのままに

元の能力を手にしていたなどとは……

 

GM:……天使兵よりよっぽど恐ろしい生物兵器なんですがw

T−X:駄目だこのプラナリア……早く何とかしないと!?

GM:しかし、ふと思うのですが。 ……「すべてに優先して保護しろ」とかサンプルシナリオで

言われてるギアドライバーが、こうも雑に扱われる今ってw

グスタフ:……まあ、和沙ですしw

GM:……仕方ないか、和沙だし。

 

「和沙だから仕方ない」 それはこの瑞穂基地の合言葉。

 

和沙:「あ、あいしゃるりたーん!?」(黒服機械化兵二名にずるずる)

T−X:保護する労力が無駄なのですね

GM:放っておいても滅多に死にませんからなw

ヴィヴリオ:「当初は心配したこともあるが、カロリーの無駄だと気付いたのは僥倖だった」

グスタフ:たまに死んでも復活する始末w

GM:つ「そして瑞穂基地は考慮するのをやめた」

T−X:www

 

-和沙は-

2度とシリアスへは戻れなかった……。

ネタと不死身の中間のNPCとなり

永遠に並行世界をさまようのだ。

そしてキメたいと思ってもキメれないので

―そのうち和沙は考えるのをやめた。

 

グスタフ:そしてアース・ウィンド・アンド・ファイアーで再び地球(エンギア世界)に降りてきた

わけですね。

GM:ああ、だから「再臨」だったのか、出て来た時w

 

SE:瑞穂基地よ! 私は帰ってきた!

 

GM:まあ、便利では有るんですが。もっぱらGM的に突っ込まれ役と《楯の乙女》が(死)

グスタフ:www

 

……ちなみに、どの辺まで真実なのかは定かでは無い。

とりあえず、今回和沙がヤシマ陸軍の方へ出向したのは間違いない、と言うことで。

 

GM:で、PCはT-Xとホムラでいいので?

グスタフ:こちらがグスタフで出てもいいですが、どします?

GM:グスタフは居ると渋みが補給されるので、アリかとw

T−X:ふむ……ちと防御面に不安があるのだよな。T-Xもぢぢぃも。

GM:……と言うか、防御面で安定してるキャラって誰か持ってましたっけw?

T−X:ツバサですな。一応。

GM:《蜻蛉斬り》有れば、ですなw

グスタフ:こちらは皆無w HAHAHA,グスタフの装甲に期待しちゃいけませんぜw

T−X:……グスタフ、《反応射撃》はw?

グスタフ:持ってませんが、何か?

GM:……《リミッター解除》で《回避》が成立しないから、射程外からミサイルが一番安全にw

T−X:……まあ、T-Xは《高速戦闘モード》である程度底上げは利くが……w

 

どうも皆さん、守勢に回ると脆いPCばっかりのようです。

 

T−X:PCとしては、ホムラの広域殲滅能力は捨てがたいな。一発きりとはいえ……

量は前回よりはマシですよね、流石にw?

GM:最大でも3体ってとこです

T−X:をや、まじですか。

GM:モブを10換算するとそりゃ30そこら出ますが、まあw

グスタフ:……あの数はそうそう出ないでしょうw

GM:と言うか、あの数を正気で相手できるのは、ほんとーにXVモードの和沙くらいですがなw

T−X:ですよなあ……殲滅力要らないなら桂で。色々使ってみたいというのもありますし。

グスタフ:ではこちらはグスタフで行きますか。

 

前回についてはリプレイ参照。

割と正気とは思えない数と性能のモブが、天使兵引率のもとで大挙襲来してました。

さて、そう言うわけでハンドアウトの正式配布となります。

 

PC1

推奨クラス:ギアドライバー

ダーザイン:【掛亥彩月からの対抗心】

 いつも通りの訓練とは、少し様相が違っていた。持ち込まれた試作機は確かにシュネルギア

のようであったが……その性能は、背筋が凍るほどに禍々しい強さを誇っていた。

 戦闘の後、試作機のドライバーと顔を合わせる機会が有ったが……何故彼女は、

あんなにも鋭い視線を向けてくるのだろう。

 

PC2

推奨クラス:機械化兵or指揮官

ダーザイン:【維馬篭代胤からの嘲笑】

 「旧型は徐々に淘汰されるもの、と言いますからね」

 機械化兵が戦場の華であったのは昔の話……それは解っている。

だが、それでもこの将官の言い草は、腹に据えかねるものが有った。

 そして怒りよりも……その常に笑ってなどいない冷たい眼光に、君は警戒心を呼び起こさず

には居られなかった。

 

GM:なお、今回はOPが3シーン有るのです。

T−X:ちょ、何が有るんですその1シーンw!?

GM:(フハハハハ)さあ、黒が舞い降ります

 

 

 

 

OPフェイズ シーン1(マスターシーン)「あいるびーばっく」

 

GM:まず、マスターシーンと言うか先ほど述べたようなことが有りまして。

和沙:「さーらーばーとーもよー」(るーるー)

天野ツバサ:「あ、陸軍エーテルセンベイのお土産よろしく」ノシ

和沙:「……天使化しそうなんだけど」(汗)

GM:……とゆー、誰も危機感を抱かない見送りの下、和沙が退場しました。

 

OPフェイズ シーン2 「鬼面冠者」

 

GM:さて、その数日後……グスタフが久々に出撃の無い休憩時間を送っていますと。

ヴィヴリオ:「(通信)グスタフ、急な用事だが動けるか」

GM:と、待機場所に通信が入ります。

グスタフ:「(盗聴機の手入れ中)何時でも。どのような御用事で?」(ころころ→アガペー5上昇)

ヴィヴリオ:「厄介な客の出迎えだ。軍装で執務室まで頼む」

GM:軍装で、と言う指定の場合、まあ正装に近い意味合いで。まあ、襟まできっちり止めて

勲章とか階級章とかをガチっと着込んで下さい、とw

グスタフ:「了解しました。直ちに向かいます(通信切り)……やれやれ、あの堅苦しい格好か」

T−X:で、執務室に行ったらいつもどおりの格好のぢぢぃが居て脱力ですなw

GM:本日はぢぢぃ、居ませんw ただ、それほどがっちりと正装を求められるのは、

この基地ではかなり稀でして。大抵、ヴィヴリオが「いつも通りでいい」と通すので。

グスタフ:ではその指定にちょっと違和感と緊張感を覚えつつ正装して……

「(執務室前)……グスタフ=ブッフホルツ中尉、参りました」

ヴィヴリオ:「ああ、入れ」

 

グスタフが立ち入った部屋は、いつも通り見慣れた上官の執務室、のはずであった。

しかして……目の前には見慣れない、しかし知らないはずがないと言うか、

むしろこの基地の軍人として知らないとまずい顔が一つ。

 

維馬篭大将:「ああ、貴方がブッフホルツ中尉……瑞穂基地のエースですね。お噂はかねがね

伺っていますよ」

グスタフ:「……恐縮であります、大将閣下」

GM:……刀を下げたヤシマ陸軍の将官。額には秀でた二本角。まあ、他に有りようもなし、と。

 

維馬篭代胤(いまごめ しろつぐ) ヤシマ陸軍大将 88歳

 鬼畜眼鏡ってか鬼眼鏡(何) たぶんスタイル構成は「クロマク/カリスマ/カタナ」……

ハイランダーかも(ゲームが違う)? 恐らく伊音すらはるかに凌駕するレベルの、

刀の達人でもある。

 現時点に於いてヤシマの軍事の頂点であり、帝都壊滅後はヤシマのほぼ全権限を

掌握できる立場でもあり、また天使核兵器関連の技術を一手に握る正に「黒幕」。

エンゼルギアの前史にあたるエンゼルコア時代から暗躍する存在で、

同じく作品世界の最古参であるヴィヴリオとの腐れ縁は根深い。

ちなみに、彼が瑞穂基地に出てくると、たいていロクでもないことが起きる。

そこらの天使兵なんかよりも数段恐ろしい人。

 

グスタフ:「(……何でまた大将殿がこんな最前線に来てるんだか……厄介事以外にゃ有り得ん

だろうな)」

維馬篭大将:「ではヴィヴリオ大佐。中尉も来られたようですし、話を進めてもよろしいですか?」

ヴィヴリオ:「……ああ。中尉、傾注」

グスタフ:「はっ」(直立不動)

維馬篭大将:「この度、ヤシマ陸軍では第四世代型人間戦車……端的に言えばシュネルギアの

後継機に当たる機体を製造しました。しかし、性能試験を行うにあたって戦車や戦闘機を

ターゲットとしていては、その実戦レベルでの有用性が不明のまま……対天使兵器の切り札

としては画竜点睛を欠くことになるでしょう」

グスタフ:「……(イヤな予感が)」

維馬篭大将:「そこで、対天使の最精鋭である瑞穂基地のシュネルギア及びエースに、

性能試験として胸をお借りしたいのです」

GM:ちなみに、穏やかにお願い口調ですが……まあ、軍のトップ直々に来て指揮官に

話してる時点で、お察しくださいと言うか。

グスタフ:「(冷や汗)……我々が力になれるのであれば、喜んで。」

維馬篭大将:「噂にたがわず、良い部下をお持ちのようだ大佐。羨ましい限りだよ」(笑み)

ヴィヴリオ:「(苦)……では、中尉。性能試験に誰を以て当たるかは、貴官に一任する。

必要な資材が有れば逐次申請せよ」

グスタフ:「は、承知致しました。具体的な日取りはお決まりで?」

維馬篭大将:「そうですね、もう機体は運び込みましたから……三日程度後でどうでしょう?」

グスタフ:「ではそのように。途中で"来客"が無ければ恙無く試験を行えるでしょう。」

維馬篭大将:「期待していますよ、ブッフホルツ中尉」

グスタフ:「御期待に添えるよう尽力いたします。では準備がありますので、失礼をば(一礼)」

維馬篭大将:「この試験が成功すれば、貴官たちもギアドライバーたちも、今よりかなり余裕を

持って過ごせるようになるでしょうからね」(含み笑い)

GM:では、グスタフが部屋を出た時点でシーンを切りますが……何かあります?

グスタフ:ではセリフを一つ。

「全く、大人しい顔をして狸か狐か……  いや、鬼だったか」

T−X:(鬼畜眼鏡ですな)

GM:では、シーンエンド……君の脳裏には、あの男の含み笑いが耳障りに反響していた……

 

……冒頭の「イマ★ゴメ」とは打って変わって、どう見ても悪役であった。

 

GM:【維馬篭代胤からの嘲笑】差し上げましょう。うむ、この悪役プレイは楽しい(オイw)

グスタフ:

GM:ちなみにヤシマ陸軍大将、かつ八坂機関のトップで、更に貴族関係の権限も殆ど

握ってたり。辛うじてタメ口聞けるのが、腐れ縁のヴィヴリオくらい?

グスタフ:怖ぇ……w

GM:では、パトスをロゴス化しつつ……さて、共通シーンです。桂のOP前にw

 

 

OPフェイズ シーン3「告死天使」

 

T−X:ふむ、二人とも登場なのですな。

GM:いえす、今話に出た「試験」ですw

T−X:ナビはトゥアレタかセラピア……まあ、乗っけておきましょう。 さて、試験ですか……

GM:うむ、あれから二日ないし三日後。T-Xこと遠山桂は、試験機の相手をすることを

グスタフに告げられてます。@ブリーフィングルーム

T−X:「……私が、ですか?」

セラピア:「うに〜? 新型機の相手をするんだよね〜?」

グスタフ:「ああ、お前が適任だ。他の奴らは、その……アレだからな(トオイメ)」

T−X:「……(ああ……、という表情)」

 

ツバサ=ライトハルト → 手加減無用で殺っちゃいそう

ホムラ → (裏)とか炎群が出ると以下同文。

 

GM:……和沙居たら、間違いなく放り出してます?

グスタフ:無論w

GM:……やっぱしかw

グスタフ:むしろ生身でw

GM:いやいやいやw!?

T−X:和沙は微妙ですなあ ……XV乗ってたりすると、基地ごと…………

GM:……あー……w

 

SE:ごらんの有様だよ!

 

イマ★ゴメ:「計画通りだよ、ブッフホルツ中尉……君は良い道化だった!!」

 

T−X:中の人の判断はともかく、桂の場合慎重票を投じそうな。

GM:……居なくて良かったかw

グスタフ:www

ヴィヴリオ:「(ぷしゅー)支度は出来たか、二人とも」

T−X:「……しかし、私のV機関は安定しているとは ……まあ、模擬戦程度なら何とでもなる

とは思いますが。  (あ) はっ、整っております」(敬礼)

グスタフ:「はい、問題ありません。整備班も順調です」

アクシア:「あ、私も今回は出るからね」(ひょこ)

T−X:こう、桂的にセラピアに「もう一回自分を殺させる」よーなことになるのは忍びないな、

と思ってるんです。

 

*1版サンプルシナリオ『力の在り処』では、桂はOPで天使化した挙句当時のナビゲーターだった

 セラピアに射殺されていたりする。

 

セラピア:「うにゅ、桂ちゃんのV機関はだいじょーぶなんだよー。なんせ、誰かさんのラヴが

詰まってるからねー」

T−X:「……どうせなら、その「本人」もここに居て欲しかったんだけどね……(苦笑)」

アクシア:「……ああ(すっげぇ納得顔でニヤニヤ) 確かに、本人さんが居ればねぇ……」

T−X:……ちなみに、仮にカナードが居たら模擬戦どうします、各々方。

GM:……瑞穂基地ごと更地にしそうですがw

T−X:デスヨネー

グスタフ:もうイマゴメごと蒸発させればいいよw

 

カナード=ライトハルト。

別名を「瑞穂の歩く爆弾」である。

 

グスタフ:「俺のV機関にも大佐の(ry」

ヴィヴリオ:「(ふむ)そうだな(びっと、懐から葉巻き出して) 諸々桂のものには足りないが、

取っておくと良い」

GM:で、グスタフの懐に押し込みw

グスタフ:「はっ、光栄であります!」

喜色満面ですがw

T−X:「 (最早私はこの基地最後の良心かもしれない……カナード君、私、頑張るから)」(トオイメ)

ヴィヴリオ:「(真顔で)……どうも、試験機だが。マトモなものでは無いような気配がする。

気を引き締めて当たれ」

グスタフ:「了解であります!」

T−X:「はっ。……マトモな試験機が今までにあった例がありませんしね」

アクシア:「……まあ、否定しないけどね」

セラピア:「うにゅ、何か背筋が冷えてるんだよ〜。気を引き締めて行くんだよ、桂ちゃん!」

T−X:「……そうね。嫌な感じ」

 

T−X:でですね。口には出さないんですが、こう思ってるんです。

カナードが帰ってこなかった日と、同じ感じだなあ、と。

GM:……あー……w

グスタフ:死亡ゲージが埋まる日……

 

或いは「今日の日はさようなら」

どっちにしても、すっげぇ縁起でもない日である。

 

GM:で、一応戦う前に相手側の名前とか表向きのスペック(否データ的なモノ)が教えてもらえ

ますが、どうします?

T−X:ふみ、教えてもらっておきましょう

 

機体名:試型80/FA

ギアドライバー:掛亥彩月(少佐)

ナビ:バウ・オストウォルク(曹長)

 

T−X:終わった……(がく)しがた、あはつぃひってあーた……(滂沱)

 

……T-Xの中の人には、実は以前データの草案を見せたことが有ったり。

どんなものかはこの反応と、GMの日ごろの行いと、あとは実際の戦闘をご覧ください(何)

 

GM:(シランフリ)トラバント/格闘型の重攻撃型、と書いてありますな。

装備は聞きなれないトラバントが幾つかと、あとはマニピュレーターが近接格闘用らしい、と。

T−X:……ケラウノス持っていったほうがいいかなあ(汗)

アクシア:「……スペックシートだけ見ると、シュネルギアより少しヤバげってだけだけど……」

ヴィヴリオ:「この装甲厚で通常のシュネルギアの倍近いスピードが出るだけで、ロクでもないな」

T−X:「しかし……何せ維馬篭大将肝入りの"第四世代"。これだけとは思えませんが……」

GM:ちなみに[装甲]が60くらい、ということで。速度は2600/26000くらい、ですな。

 

さらっと言ってますが、[装甲]が60と言うのも移動速度が2600m/26000mと言うのも、

シュネルギアだとほぼあり得ないレベルである。

 

グスタフ:「これは……中々にキレてるな。ツバサと伊音でも対応出来るかどうか」

アクシア:「……(データ見ながら)……まずは私が前衛に出るから、後方攻撃宜しく」

T−X:「了解。それと……隊長(ふむ)」

アクシア:「何かしら?」

T−X:「何となくですが……出し惜しみすると押し切られそうだな、という直感が」(うーん)

アクシア:「……そうね。速攻に努めてみましょう」

T−X:……中の人のおぼろげな記憶では。これ、《†ケルンV》積んでましたよね(死)

GM:(笑顔)

ヴィヴリオ:「なお、このテストは……実弾を使用する、とのことだ」

グスタフ:「な……性能試験で、ですか?」

ヴィヴリオ:「向こうからは、そちらだけ実弾で良いとも言っていたがな」

アクシア:「あ、それ私も聞いたわ。「実弾で結構。その程度で破壊されるようなら必要ありません」

ってさ」

グスタフ:「(ぴき)」

T−X:「……(凄みのある笑顔に)……大佐。"アレ"の使用許可、いただけますか?」

ヴィヴリオ:「……武器倉庫の品物は、呪法核でもケラウノスでも好きに持って行くと良い。

加減は無用だ」

グスタフ:「随分とナメた真似をしてくれる……お望み通り木端微塵にしてやるぞ、お前達!」

アクシア:「当然!」

T−X:「了解――私が彼だったら、確実に核を叩き込んでいるところですし(首肯)」

ええ。もう連撃で嫌といっても有無を言わさず(死)

セラピア:「ボッコボコにするんだよー!」

ヴィヴリオ:「では、行ってこい…… フリーデン・イン・デア・ハンヅ」(びっ)

T−X:「フリーデン・イン・デア・ハンヅ」(礼

グスタフ:「フリーデン・イン・デア・ハンヅ!(びっ)」

 

ヤシマの最大の激戦区である関東戦線、そのフロントラインである瑞穂で最強を以て鳴る

マキナ小隊。当然、ここまでコケにされて怒らないほうがおかしい。

 

T−X:さて、では敵数少なそうなのでホーミングレーザー一基をレールガンに換装して、

ちとシュラーゲンファウストを積んでおきましょう。気休めに。

GM:……では、シーンそのまま。場面は機体を出して広大な荒れ地、その上空である

試験用フィールドへ出るのですが……目の前に出てる機体。すっげぇ、ヤバそうです。

 

戦闘宙域に存在しているのは、データ観測用の機体が遠方に数機。

それに当の試験機で有る漆黒の機体と……それに対峙するT-Xのシュネルギア・

マーク=ガイスト、アクシアのシュネルギア・トレーナー(実戦装備)、

グスタフの駆る飛影である。

 

GM:外見は……ブラックサレナとアストラナガンを足して割ったような感じで。

四肢がやたら細い割に、胴体とFASTがすっげぇゴツいです。

T−X:……まーくにひと?w

GM:ああ、ザルヴァトーレモデルだとイメージ近い。で、真っ黒。

T−X:にひと……フェストゥムに後ろをバックされるのはもう嫌だアッー!?

GM:……w

 

中の人は、スパロボKで散々な目にあったそうです。

 

GM:なお、相手は黒いそれ一機です。

グスタフ:「……アレが新型か……各員、試験などとは思うな。全力で敵機を破壊しろ」

維馬篭大将:「ふむ、やる気は十分……と」

T−X:「……破壊できれば……の話だけれど」(ぽつり、と冷静に)

GM:えーと、そっちの編隊のトップはグスタフでいいのかな?

掛亥彩月:「(通信)こちら80式、聞こえますか」

グスタフ:「こちらマキナ01、聞こえている」

掛亥彩月:「ドライバーの掛亥彩月です。これより、試験戦闘を開始します。どうぞ、よろしく

お願いします」(敬礼)

オストウォルク:「……こちらオストウォルク曹長。宜しく願う」(機械変声)

グスタフ:「了解した。こちらこそ、よろしく頼む(敬礼)」

GM:ちなみに、相手も二人乗りですが。後ろ、何となく既視感を抱きそうな格好でして。

ナビ席に分厚いフルフェイスヘルメットかぶって耐エーテルスーツ着たナビが居るようです。

T−X:「……(傍受のみ)」 オストウォルク……ねえ?(ふむ)

グスタフ:「(ナビに何か秘密があるのか……?データ採取は忘れずに行っておかないとな……)」

T−X:んー……探知判定とかで何か分かったりします?

GM:いや、そのまま戦闘開始の合図が出ます。

T−X:うぃ。

GM:オープンコンバット……こっちの行動値は16、距離は任意で配置を。

 

かくて、試作機を相手取っての戦闘を開始。

ちなみに、マヂでダイスを振って戦闘しております。

 

T−X:さて、【行動値】20ノ

GM:アクシア隊長は23あるので、そっちの指示で動きます。

T−X:速w さすが隊長は格が違ったw

グスタフ:こっち12しか無い……w

GM:ああ、では隊長の《リーダーシップ》で全員23にw

アクシア:「ギア戦闘なら長いからね……全員、展開!」

グスタフ:「了解……!」

T−X:「了解!」

GM:場所取り出来るのは《陣形》か何かだと思いましょう。任意の距離で配置しておkです。

T−X:ではこちらは距離5000mいただければ……。

グスタフ:ではこちらはミサイル射程の4000mで。

 

T-X機―5000m―80式―100m―アクシア機

             |

4000m

             |

グスタフ機

 

GM:うい、では……アクシアのトレーナーは距離100m程度に配置されて、初手で近接して

足止めに向かう……のですが。

掛亥彩月:「ケルン、出力10%」

アクシア:「んなっ!?」

T−X:……うわぁ、負けフラグ……w

GM:……トレーナーが、接近しようとしたらケルンで弾き出されました。

データ的には、エンゲージが[制圧]されてるようです。

T−X:フリューゲルさんが「ええい! 俺も行く!」してハルトマンさんに止められてるようです

 @地上

アクシア:「〜〜っ! 何、このケルン圧……! 熾天使でもこうは行かないわよ!?」

グスタフ:「……今、10%と言ったか?それであの出力か……」

T−X:「やはり。超高出力のケルンを搭載し、装甲厚以上の耐久力・制圧力を持たせた機体……」

グスタフ:「しかし……そんな出力では天使化が早まるだけじゃないのか……?」

T−X:「……維馬篭大将ですよ?」(自明、と言わんばかりの口調で)

グスタフ:「ま、それもそうだが……だからこそ解せん。あれ程の智謀の持ち主が貴重な『資源』を

使い捨てにするだろうか……」

GM:で、アクシアは仕方ないので、エンゲージ外から対天使ガトリングの速射です。

T−X:をぅ、動けはするのですね。

GM:ああ、寄ったけど弾かれた、だけなので。

 

アクシア隊長はギアドライバー/オフィーツィアでリュンマをナビとして、「ガンスリンガー」の

スキルを全習得。かつ戦闘関係技能を全て4Lvで保有し、

性能の低いシュネルギア・トレーナー(シュネルギア・Tより一回り下)に乗ってさえ

【聖霊】【階級】以外では常に20Dを振ると言う恐るべきスペックに設定されている。

彼女の対天使ガトリングの射撃攻撃は、15Hitを叩き出す。

 

GM:15ヒット、流石だw

グスタフ:15成功。ふむ、上々

GM:で、相手ですが……避ける仕草も見せませんな。ガトリングの至近射撃浴びて、ケルンが

小揺るぎもしてません。

アクシア:「こんの……ゴ●ブリみたいな黒ずくめのくせにっ!!」

リュンマ:「ケルン圧変動無し、装甲に直撃無し……そんなのアリですか!?(ナビ席で悲鳴)」

GM:では、そちらもどうぞ。

T−X:「……私が考え付く一番筋の通った運用法としては、敵勢力圏近くから発進させて天使兵を

排除しつつ敵領土の中枢付近へ向かい――天使化したとしても、マスケンヴァル・エフェクトで

敵軍に大打撃を与える。特攻兵器。そして……」

マイナー直前のオートアクションで《高速演算》。セラピアに照準を促しまして

セラピア:「このへんと、このへん!狙い目だよ!」(ぴぴぴぴぴ)

T−X:「……貴重な『資源』の量産方法の手がかりは、私と……もう一人。伊音ちゃんの相方で、ある程度まで解析されている」(頭を覆うように照準ユニットが降りてきまして)

グスタフ:「何にせよ、アレの評価はこの試験で決まる。ぬかるなよ……!」

GM:ああ、ではそっちがシューティングスタイルに入るのに対応して、何やら円盤状のビットが

出て来まして。

掛亥彩月:「そんな前時代的な特攻兵器と一緒にされては困ります……この機体は!」

(がしょん、と何か展開)

オストウォルク:「トラバントδ、暖機完了。状況に対応開始」

T−X:「"ケラウノス"、砲身展開」

こう、演出だとオストウォルクと桂が画面の左右で同時に喋ってて、両者の声が被る感じで。

……しかし修正込みだと17Dか。結構きついな。

GM:ちなみに、ケラウノスってのはギリシャ語で「雷」です。アレだ、ゼウスのいかづち。

T−X:……なるほどw

「だからこそ、手加減はしない」

掛亥彩月:「……軍の通常データに無い砲ね。でも……!」

 

超高初速度の弾丸を打ちだす、試作天使力加速砲「ケラウノス」。

桂の砲撃は更に《高速戦闘モード》と《接合》を追加して、最大スペックでの一撃を見舞う。

 

T−X:全部で37成功かな。

GM:では「トラバント・ジステムδ」による[ドッジ]を宣言し、オストウォルクが《接合》宣言します。

 

で、おもむろにGMが振ったダイスの数。30個以上。

 

T−X:……何ですかそのダイス数わwww

グスタフ:ひでえwww

GM:25成功に【聖霊】26で51成功ですな(しれっ)

 

暴力的にも程が有る成功数である。

《†奇跡》を乗せた熾天使の攻撃でも楽々弾きそうなガードの厚みであった。

 

T−X:……ぐぁっ!? こ、こればっかりはいかんともしがたい……(汗)

GM:レールキャノンがビットの表面でがっと止まりまして。そのまま、ケルンの圧力で圧壊します。

オストウォルク:「損耗0、δを待機モードへ」

T−X:ではですね。「殺った」と確信して照準ユニットが外れて上に上がりまして

 ……相手が無傷なのを見て愕然。

グスタフ:ではこちらはミサイル攻撃。

「やるものだ……だが、負けてもいられん……!」

掛亥彩月:「ええ、私たちも……負けていられませんから」

GM:撃って来なさいw

 

T−X:しかし、アガペー12上がって無傷ってのもなあw

GM:怪獣ですから、相手w 宇宙怪獣にプラズマビヤンキで挑む、ナウシカのよーな絶望をどうぞ

 

グスタフ:とはいえ、理知9で《誘導》は3しか無いのですが。《対空攻撃》で判定+2、ミサイルの命中補正と相殺して(ごろごろ)7成功。

GM:凄いな、出目w

T−X:……3Lの9Dで7成功かw

グスタフ:7成功に《リミッター解除》で計23……素で避けられそうだw

GM:まあ、それは《回避》を振ってみましょう。実は、《回避》は3なのですが(ごろごろっと20D)

11成功、差分12通しますw

グスタフ:おや、《接合》は使わないので?

GM:《接合》も宣言しません。

掛亥彩月:「……流石、瑞穂最高峰の空戦手……私の腕じゃ回避は無理ですね」

T−X:「……無理して避ける必要はない、と」(彩月の言葉にさらりと続くようなタイミングで)

GM:ダメージ、ありったけ積んでもおkですよ?

グスタフ:ふむ、ではなんとなくイヤな予感がしながらも《ブルズアイ》宣言。ダメージを+21、

武器攻撃力19で計52ダメージですな。

 

激戦区である瑞穂基地、その最前線でエクステルペン(エース)と目されるグスタフの

ミサイル攻撃。

限界以上の性能を引き出した機体の機動をフェイクに、相手の防御が疎かになる

死角を縫っての一撃である。

 

GM:では、完璧な機動で敵の胴体に吸い込まれたミサイルなんですが……

オストウォルク:「よっと」(がしっ)

GM:……腕で掴まれました、ミサイルの弾頭。

グスタフ:「……な?」

GM:そのまま、爆発ごとぐしゃっ、と。ダメージ、相手のケルンを通りません。

掛亥彩月:「……対天使ミサイル、ケルン外郭分で排除。ダメージレポート無し……」

T−X:「エンゲージを制圧するほどのケルン圧。ミサイル一発では小揺るぎもしない……と

言うところ?」(無表情に彩月とナビを見据え)

オストウォルク:「肯定です、遠山大尉」

グスタフ:「正しく、バケモノだな……成る程、あの自信も頷けるというものだ」

アクシア:「……マズい、向こうから来るわよ!」

GM:マイナーで《移動攻撃》、そのままアクシア機を手刀で抜き打ちします。

グスタフ:だが格闘タイプなら……《威嚇射撃》で脚を止める!

GM:お、やってきますな。では、当ててみなさい(かむ)

グスタフ:ま、《接合》されたら当たらないのでオシマイなんですがw

GM:まあ、するんですが……ただ、演出がちょっと変わります。

グスタフ:《射撃》4、感覚16に修正−3で、対空攻撃で+2、と(ころころ)9成功で。

 

牽制の機銃掃射に対し、80式は無言でケルンの出力を高め……

 

GM:機銃掃射なんですが、ケルンの形状がアクシア機までの間をレールみたいに繋ぎまして。

で、その外側で銃弾をぱちぱち弾いた感じです。

グスタフ:「その移動……やらせんっ!  ……なんだとっ!?」

オストウォルク:「ちなみにケルンが強いだけの機体、と言うわけでもない」

T−X:「柔軟な運用……戦い慣れている? でも……」

……聞いたことありませんよね。こいつらの名前とか。

GM:さっぱりですな(HAHAHA) で、《格闘》攻撃。手刀がケルン収束してヤバい色に輝いてます。

 

強大なケルンを纏った手刀による「抜き手」。

恐るべき速度で踏み込んだ80式の指先が、回避機動に転じたアクシア機に突き刺さり……

 

GM:15成功に接合して41成功。アクシアの《回避》4/16Dで振ってみてください。

T−X:ふむ、では今度はこちらが(ごろごろ)……私が振らないほうがいいかもしれない。

9成功で……差分32?

 

ちなみに、手刀のデータはこちら。

 

名称:Kシュナイダー

技能:《白兵》・《格闘》 判定:20 攻撃力:+23 射程:至近

→右腕の手刀。超高出力のケルンを集中させた指先は、なまじな格闘武装を遥かに凌駕

する破壊力を有する。右手に他の携行武装を装備していると使用できない。

 

グスタフ:鬼のような性能w

T−X:一撃で沈むわ!?(汗)

GM:《移動攻撃》で+26の攻撃+23、かつ+32で……ああ、倍以上オーバーキルですな。

抜き手で丁寧にコクピットとV機関を避けて、脊椎部の駆動系を撫で切りしてます。

アクシア:「!? 重層結晶の装甲ごと、中枢まで……!」

 

手刀一閃。

動作の統御機構を切断されて、アクシア機が膝から崩れ落ちて地上へ降下。

V機関が生きているので墜落だけは避けられたが、完全に戦闘不能となる。

 

掛亥彩月:「……ひとつ。しばらくお休みください、大尉」(すっと身を起こし)

グスタフ:「は……ご丁寧なことだ。まるで板前だな」

T−X:……どーしよっかな、この怪物(汗)

GM:で、セカンドアクションです(しれっと)。

 

何気なく二回行動までするらしい。鬼である。

 

T−X:「……(状況分析) セラピア、V機関の出力を段階Bにまで下げて」

セラピア:「う、うん!分かったんだよ!」

T−X:「アツくなってマトモに戦っても、時間と体力と寿命の無駄よ、これ」(通信回線切った状態で)

ちなみに。出力を下げるとゆーのはデータ的な裏づけがありまして。《高速戦闘モード》弾切れw

GM:では、80式の機体の背後から巨大な砲身を積んだビット……ライフルビット(合体)の

倍くらいみたいなのが展開しまして。

オストウォルク:「……トラバントγ展開、術式七式から十五式まで解放……戦闘機を狙うか?」

掛亥彩月:「シュネルギアを。そのための試験よ」

グスタフ:「(通信開き)桂。分かってると思うが、俺達の仕事は本来性能試験だ。無理な抵抗は

せず、大人しく落ちていろ」

T−X:そうきますよなぁ……w

「了解」

GM:と言うわけで、ガイストへ射程5000mの光学兵装です。

 

巨大な砲身から、十数条の高エネルギー線が迸る。

長距離狙撃用とおぼしき高出力砲が、動きを緩めたT-X機を容赦なく撃ち抜く。

 

GM:……では、まあこっちも丁寧に拡散したビームで、駆動部と武器だけずどどど、と。

ちなみに相手の攻撃技能、トラバントだけに《エーテル》ですな。

T−X:「……なるほど。火器管制はナビゲーター、ギアドライバーは白兵戦を担当すると

 ……役割分担は分かったかな」(墜落しながら)

掛亥彩月:「これで二つ。シュネルギアは両機とも落ちましたが、まだやりますか、中尉?」

グスタフ:「そちらの出方次第だな。まだ試してない兵装はあるか?」

掛亥彩月:「有りますが……出力が絞れないものが一つ」

グスタフ:「かまわん、全力で撃て。それが仕事だ」

GM:で、出して見せるのはですね。超大型エンゲルシュヴァルトonビット。

ダメージ修正は+18ですが、明らかにこう……ハイパービームサーベル?

T−X:「(墜落地点からそれを見て)セラピア ……早めに落ちといて、よかったでしょ?」

(無表情のまま、ぽそっと)

セラピア:「……(こくこくこく)」

グスタフ:HAHAHA,どんな極大ダメージ出そうと死亡ゲージ埋めなければ平気だぜーw

GM:ではまあ、そこは演出にしておきましょう。何か攻撃しますw?

グスタフ:では機関銃で豆鉄砲をw

オストウォルク:「……少佐、防御システムの上限値が未確認ですが」

掛亥彩月:「……(ふむ)……ハードシールド、お願い」

オストウォルク:「Ja」

グスタフ:「矢張り弾かれる、か……クリーガーの方が良かったかな?」

GM:で、ハードシールドと同じケルンの強化現象が起きるんですが……

XV顔負けの超高出力のエーテルの壁で、むしろ撃った方の機体が吹っ飛ばされそうな感じに。

グスタフ:「……っ!ったく、酷いもんだ。勇壮たるエクスペルテンも今は昔、か」

掛亥彩月:「では、これでラストです中尉」

オストウォルク:「……加速」

グスタフ:「さて、こちらもやれるだけはやっておかないとな……最大加速で回避運動!」

GM:で、《ハイパーダッシュ》で接近して、手刀とビームソードでミサイルの残弾と翼の端っこを

ずばーっと斬るわけですが……振ります?

グスタフ:結構ですw

GM:では、斬って捨てて不時着はできますw

掛亥彩月:「……全機沈黙、試験終了」

グスタフ:(ずしゃぁあっ)

「……ふぅ。全く、スマートにも程があるって物だろう……」

維馬篭大将:「ふむ……まあ、多少予定外ですが良いでしょう。掛亥少佐、帰投を」

掛亥彩月:「Ja」

ヴィヴリオ:「……っ! 全機回収、乗員の保護急げ!」

 

圧倒的と言うより…… 絶望的。

最大火力、最高精度の攻撃がことごとく片手間に弾かれ、相手には手加減をする

余裕すら有った。

 

T−X:「……まあ、暇がもらえるなら結構かもしれない(ぽそっと)」

何せ。カナード・和沙消失後、ツバサ加入まではグスタフ隊唯一のギアドラ

GM:あー、割と無茶なシフトでw では、回収されるところでシーンが切れますが、何かあります?

T−X:「それにしても。あそこまで特性のかみ合わないナビゲーターとドライバーを組ませて、

何故動いているのか……不思議ね」(ぽつり)

セラピア:「(Q〜)」

グスタフ:「(敵機見上げて)黒いシュネルギア……天使には堕天使、と言った所か。

あのド阿呆でもあるまいに、な……」

T−X:「……一緒にしないで#」

オストウォルク:「……天使には悪魔、ですよ中尉」(一文通信)

T−X:……うぉるくって、何だっけかー(むむ)

GM:さてw?

グスタフ:「ふん。尚更気に食わんな。機体回収を頼む。俺は疲れた。暫く休ませて貰うぞ」

ヴィヴリオ:「……ああ。ご苦労だった」

GM:で、シーンが切れて……ですね。希望者、特別に今のシーンでの誰かからダーザインを

取っていいです。

T−X:そうですな……オストウォルクからの何かもらっとこうかと

GM:(ふむ)では、「秘匿」を。

T−X:うぃ。

グスタフ:どうしますかな……こちらは掛亥から何か貰いましょうか

GM:ああ、グスタフなら敬意で。

グスタフ:うぃ、では1L取得。

T−X:あー、一応ちゃんとやる気出してたもんなーw

GM:ちなみに、掛亥さん。見た目、桂と同じくらいの年代……というか、普通に15歳。

ちょっとキツめのヤシマ美人、ってとこで。

T−X:……というか、ギアドラで50歳とかいう某バカがおかしいだけですよね?

GM:……ですよねw

グスタフ:www

GM:ただ、階級が少佐です。【階級】8.

グスタフ:……アレ、もしかしてその【階級】の高さって……オフィーツィア?

GM:いえす、ギアドラ・オフィーツィアですよん。

 

ヤバ過ぎる性能の黒い機体に、正体不明のドライバーとナビ。

謎を積み上げたまま、シーンはいったん切れることとなる。

 

 

OPフェイズ シーン4 「疑心之卵」

 

GM:では、此処でようやくT-XのOPです(ぇ)

T−X:うぃす。「自分、休暇いいすか?」という感じで申請書を書き書き

GM:君は機体ごと回収されて簡単なチェックも受けた後、ってことで。当然、暫くは基地の敷地で

待機……まあ、第三種待機ってヤツでしょうなw

T−X:「月月火水木金金の生活からようやく解放され……あら(大佐直々の却下裁決が)」

 

「しばらく基地内待機。機体直ったら第二種待機な♪」 byたいさ

 

T−X:「……勝手な都合で生き返らされた挙句、すぐに戦力抜けて休みなく馬車馬だったんだし、

休暇くらい……」(くすん)

 

考えてみると、結構不憫である

 

グスタフ:「文句を言うな。こっちは20年前からそんなもんだ」

GM:で、そこにですね。

オストウォルク:「(かつかつかつ)……何を嘆いているのですか?」

T−X:「……(無表情モードに) いえ、隊内の私事です。お気遣いなく」

GM:こっそり近くに居たオストウォルクですが……何と言うか、異装。

フルフェイスのヘルメットに分厚い生地の軍用コートで、全然肌が見えない。

グスタフ:ゼロ仮面ですね(マテ)

 

……ニッポンポンしろと言うのか。

 

セラピア:「……ぷぷ?」(んー?)

T−X:改めて探知してみるか。技能無いけど(ころころ)2成功。

GM:あ、それでも2成功か。そうするとですね、相手、何となく苦笑しているような感じです。

あとまあ、ざっと見た感じ機械化とかしてるわけでもないようですね。

T−X:ああ、では。それとなく察した風に。

「失礼ながら、何かおかしな点がありましたら遠慮なく仰って下さると助かります」(無表情のまま)

オストウォルク:「ヴィヴリオ大佐の人となりを察するに、それは機体が治るまでは休んでいろ、

と言うことかと」

T−X:「……見てましたね」

オストウォルク:「失礼、隙だらけだったので。恐らくローテーションも変更されているのでは」

(しれっ)

T−X:「後ほど確認するとします」棘までは行かずとも、ちょっと距離を置いた風の受け応えで。

 

ホムラ@背景:「哨戒任務が3倍に……下っ端だから?」

GM:ああ、それ和沙がやってた分もでしょうなw

T−X:www

 

便利な備品こと和沙が抜けて、桂の機体が損傷して、余波はホムラへ行ったようです。

合掌。

 

掛亥彩月:「曹長、待機室でブリーフィングよ? 何を油売ってる……」(はた)

オストウォルク:「それが良いでしょ…… おっと」

掛亥彩月:「(じーっとT-X見て)……マーク・ガイストのギアドライバーの方でよろしいですね?」

T−X:「失礼、曹長殿が乙女のプライバシーを覗き見なさっていたようなので(一礼)」

掛亥彩月:「(オストにジト目向けて向き直り)部下が失礼をしました。ですが、人の通る場所で書類を作成するのもいかがなものかと。……貴方達ギアドライバーは、「機密の塊」なのでしょう」

T−X:(感情はにじませず淡々と)

「なにぶん、此処はこういう基地ですので」

掛亥彩月:「そうですか……ですが、それももうすぐ変わるでしょう。少なくともシュネルギアは、

二機で80式に対して有効な打撃なしで撃破されている。遠からず、正式生産された80式と、

量産された……より安定なバージョンの完機ドライバーも基地に配備されるでしょうから」

T−X:「そうですね。私としても、貴女方のような方々に前線を任せられると思うと心強いです。

 ……ご存知かとは思いますが、つい最近まではオーバーワークでしたので」

掛亥彩月:「……ええ。ヤシマの最前線は、私たちが守りますので。どうぞごゆっくりお休み下さい

……T-X大尉」

GM:そのまま、ふん、と後ろ向いて去っていきます。

オストウォルク:「(肩すくめ)では、また」(すたすた)

T−X:「……ええ、また」(礼)

セラピア:「……ん〜???」(悩み)

GM:……と言うわけで、シーンは切れますが……w

T−X:「……しかし。暇か……(少し間を置いて) 全く、暇な時に限って居ないんだから」

(ちょっと膨れてぽそっと)

GM:……w では、シーンエンドです。T-Xには【掛亥彩月からの対抗心】差し上げますw

 

誰が「暇な時に限って居ない」……転じて「暇な時に居て欲しい」のかは

まあ、お察し下さい。

 

T−X:ちなみに「遊びって、どうやるんだっけ?(首かしげ)」と二択でした。〆の台詞はw

GM:……むしろ、何の遊びをするのかとw

 

おしゃれ→服屋とかどんどん潰れてますよね。

からおけ→【聖霊】7だけど《芸事》技能ありません

 

T−X「……壁でも上ろうかな」

GM:……完機に壁上りw? ジャンプ一発+手だけでがっちりw

T−X:いやいや。敢えてV機関を一般人並の出力まで落としてですね。

 

登り切ることに、意義が有る……

そんなロッククライミングに燃えてみる完機、T-Xこと遠山桂であった。

……ほんとかよ。