ミドルフェイズ 黒き暗躍

 

GM:では、ミドルフェイズ。

実は今回、シーン内で情報収集を宣言することが可能になりますが……3シーン進むと

イベントが起きますのでご注意。 今のところ、調べたい事項とか有りますかね?

T−X:んー……やっぱオストウォルクは気になるなあ

グスタフ:んー、では掛亥の素性とかを。後は例の機体の詳細かな?

GM:項目としては、出てきたNPCで彩月とオスト。それに80式、とか。

後は維馬篭とか……大穴で「和沙は今……」とか。

 

大穴にも程が有る……と見せかけて、実は割と関係情報だったりする最後の項目。

しかし、それを知る由はPL達には無いのだった。

 

T−X:ただ。情報かぁ…… ワタシ情報収集能力、皆無なんですが。

GM:ああ、そこはですね。ターゲットに実際に会って話せばいいでしょう。拳とかで(笑顔)

T−X:《整備》に振った3lv振りなおしたいですアッー!?

 

対天使戦闘が重要と見せて、何気に途中の情報収集が行く末を左右したりするのが

エンギア。技能の役割分担は、計画的に。

 

GM:では、グスタフはヴィヴリオから、80式のドライバーとナビの二人が、特別棟の部屋を

一つ借りてる、と言う事を聞けます。前情報として。

グスタフ:ふむふむ。

GM:機体そのものは、特設ハンガーをホルテン内に作って有るそうで。無論整備なんかは

秘密ってか機密にされてますが、ドライバーたちの方は特に出歩き禁止もなく。

T−X:(ふと)……ホルテンに泊まってたらホルテンならぬホテルンになってたところですがw

GM:www

 

空飛ぶ軍用宿泊施設(天使力稼働)、ホテルン。

 

GM:ただ、何故かオストだけは部屋から出てこないそうです。さて、そう言う状況ですが……

誰を狙います?

グスタフ:……盗聴器の類は感知されそうだw

GM:いえ、むしろ情報収集の手段としては推奨でw

T−X:ああ、部屋のほうはこっちが行こう……面白いネタを思いついた

GM:ナニィw

 

 

ミドルフェイズ シーン1 「クライマー桂とスパイダーマの切れない関係」

 

T−X:登場でアガペー振っておこう(ころころ……12)……

GM:……おいおいw

グスタフ:これはひどいw

T−X:ちょっと私あっち側逝ってきます(アガペー591)

GM:……w

 

というわけで何をするかといいますと。

 

T−X:名づけて、特別棟の壁クライミング(ヲイ)

グスタフ:www

GM:……(とすとす)ここ、ギアドラとかが泊まる建物よw?

T−X:……窓はないとw

リメッツェ:「……大尉、そのー ……壁上りは、一応規則に反しているのです」

 

リメッツェ

正式名称はリメッツェ9-11.瑞穂基地に配属されている完全機械化兵の一人で、

ルールブックに掲載されている公式NPCである。割と甘えたがりらしい。

 

T−X:「ん? (準備整えてさぁいくぞ! という状態で)……新しい趣味の発見、挫折……(がく)」

リメッツェ:「あ、そのー……き、木登りではダメでしょうか」

T−X:「猿じゃないんだから……」(失望した目)

リメッツェ:「(がく)」

GM:ああ、では丁度いいので、そこに掛亥が出ますか。

掛亥彩月:「……何をやっているの?」

GM:きっちりと軍服です。

T−X:「ああ、少佐。ただ休むというのも久々なので、新しい趣味の発見に努めてみようかと」

(ロッククライミングの正装状態)

掛亥彩月:「…… 端的に言って、基地内でその格好は不審よ、大尉」

T−X:「……そうですか。残念です(装備下ろして)」

 

そこら中に金具やロープの付いた服装でギアドライバー宿舎に登ろうとする桂であった。

そりゃどうみても不審だってば。

 

掛亥彩月:「……全く、仮にもギアドライバーとして……」(頭痛)

T−X:「以前、古紋軍曹から借りた映像フィルムにこんなものがありまして」

(部屋を漁って出てきた映像ディスクを渡し)

アレです。スパイダーマン(東映版)

掛亥彩月:「古紋? ああ、名前だけは聞いたことが……(端末で)……思いっきり敵性映像よ、

これは」(頭痛2)

T−X:「千里の壁もまずは一歩からということで、やってみようかと思ったんですが……」

レオパルドンはヤシマオリジナルなんで大丈夫ですw

 

そう言う問題でもないw

 

掛亥彩月:「……整備ハンガーの鉄柱でも登っていたらどう?」

T−X:「……少佐は分かってらっしゃらない」

掛亥彩月:(何言ってんだコイツ、って顔)

T−X:「棒状のものを上るのでは、猿と同じです(真顔)」

 

壁上りは、木登りとは一味違うらしい。

 

T−X:「……そういえば。古紋軍曹はそちらの研究所で解体された、と聞きましたが(ふと)」

掛亥彩月:「解体?(変な顔)私の知っている限り、古紋……アルトヴァーペン軍曹は仮にも

ギアドライバー……内実がどうあれ、軍事上の最重要人員の一人よ?」

T−X:「……ああ(そういえば、という顔)」

掛亥彩月:「ただ少なくとも……(端末見て)そんな名前のドライバーが来た記録はないわ」

T−X:「……なるほど。まあ、何処かで元気にやっていることでしょう」

(和沙武勇伝を軽く説明しつつ)

 

熾天使を落としたり自爆されたり、ミサイル食らっても生きてたり、などなど。

……もう少し人類らしく振舞え、和沙よ。

 

掛亥彩月:「……こんなのがヤシマの最前線を守っていたから……(ぽそ)」

T−X:「……守っていたから、何ですか?」(ちょっと笑顔)

掛亥彩月:「……いえ、忘れて下さい。少なくとも……もうすぐ、この最前線は変わるんですから」

(踵返し)

T−X:「……(その背中に)……その熱意は、ヤシマのためになるでしょう。必ず」

(自分はそうじゃない、という風なニュアンスをにじませ)

GM:では、去りつつ ……さて、では情報収集を振ってみましょう。今のタイミングで盗聴器を

セットしたグスタフとかが(ぇ)

グスタフ:

T−X:うぃ、よろしく。厄介なやつ@はひきつけておいたw

GM:では、「掛亥彩月」について、ですな。盗聴器で《整備》、或いは《情報処理》、《事情通》の

どれかで難易度は5まで。オストの方も同じ技能で調べられます。こっちは最大難易度が10.

グスタフ:どれもレベルは1だなぁ。 《整備》が一番能力が高いものの11Dではとても……(むぅ)

T−X:あー……やっぱ少佐はお飾りか?

GM:いえ、実は少し違います。隠すべき情報量、という意味ですな、この場合は。

T−X:……(あ、ようやくわかった) ところで魔王陛下。

 

情報収集の手段を模索している中で、T-Xの中の人がふと閃いたようです。

 

T−X:オストウォルク、正しくはオストヴォルクでは?w

GM:(ぴんぽーん)ヤシマ読みってことで。スペリングはostwolkeなのでw

T−X:おk、大体読めたw

 

どうやら、中の人は謎の人物オスト君の正体に気付いたようですが、はてさて。

情報収集は、グスタフが《整備》技能に《リミッター解除》を乗せて「掛亥彩月」を収集。

T-Xも同じく《整備》技能で判定し、不足分は《高速戦闘モード》で補完して

「オストウォルク」を収集。

 

GM:では情報公開。

 

掛亥彩月 15歳(ヤシマ陸軍少佐)

→元戦災孤児、八坂機関が独自に「保護」した黒い天使核保持者で、ヴィヴリオは未関知。

天使兵への復讐心から士官学校へ入り、指揮官としての教育を受けている。

以後、陸軍のテストパイロット及び現場指揮官として度々対天使戦に出るが、昇進の早さは

異例で維馬篭大将の肝いりとも言われている。

なお、戦災孤児となった理由はシュネルギア関連の天使核兵器の起動実験失敗による、

研究所周辺都市の消滅。

 

グスタフ:「天使核保有者を指揮官として、か……将来を考えればそれもありだろうが、やはり

戦闘特化で無いというのはその時点で既に何らかの思惑が働いていたと見るべきだろうな」

GM:で、オストなんですが。

T−X:うぃ。ああ、こっちはですね。セラピアに指示して調査してもらった、という感じで

セラピア:「ぷっぷくぷー……まっかせるんだよー」

T−X:体内通信機で。実は少佐との話と並行して

 

壁登りを熱く語るだけかと思いきや、裏でしっかり動いていたようです。

 

GM:では、暫し後に普通は知らないような基地の物陰にセラピアから呼ばれまして。

セラピア:「げっと、なんだよー」

T−X:「……どうだった?」

GM:見せるのは……  銃。

T−X:「……これは?(困惑)」

GM:リボルバータイプのすっげぇ古い拳銃ですな。きっちり整備されてますが。

T−X:……げ。 やっぱりか……

セラピア:「ここ」(グリップ指す)

GM:見ると、「正」の字が10とか20とか刻まれてますな。

 

ちなみに、データ的にはマウザーC96相当のリボルバーである。

用途は天使化した時の自決と、同じく味方が天使化した時の止め。

和沙の愛用品である。

 

T−X:「……なるほど……(鬼相)……あの、備品」(ごごごごごごごごご)

オストウォルク:「……パルコマン少尉、とりあえずその拳銃は返してくれないかなー、とか」

T−X:「(では振り向きましてにっこりと)」

オストウォルク:「……おや、遠山大尉も居られましたか」(泰然)

T−X:「(えい)」 ヘルメットをすぽっと……

GM:ああ、それは伸ばした手がばぢっと、抜き打ちの呪符に弾かれますな。

オストウォルク:「……どんと・たっち・みー」(のんのん)

T−X:「……何してんですか。古紋軍曹」

オストウォルク:「(しーっ)……怖い鬼が来ちゃうから! 式神置いてきたけど、すぐ戻らないと

マズいしねぇ……」

T−X:「(こほん) オストウォルク曹長……なるほど、ナビゲーターではなく、"両方ドライバー"

でしたか」

オストウォルク:「正解、こっちがV機関の制御とエーテル兵装の制御ね」

T−X:「どうもおかしいと思っていました。二人の適性が食い違いすぎている」

オストウォルク:「ああ、それは勘違いだよ?私、一応ナビ出来るし」

 

一応、これは本当。ナビゲーターも出来るはずである。

単純に、ナビにしたがる人がいないだけで。

 

T−X:「(なるほど)……しかし、そこまでして私達を暇にしてくれようとは……」

オストウォルク:「(ふむ)つかぬ事を聞くけど、リュンマちゃんと、トゥアレタと、大尉と、

それに……紀央ちゃんかな? ……誰が死ぬのが一番怖い?」

T−X:「……強いて言うなら、トゥアレタかな。正直、横並びだけれど……そういうの、

よく分からなくなっちゃって」(いつの時点からか、は言わず)

オストウォルク:「なら、とりあえず口外無用、少なくとも絶対トゥアレタには喋らないように ……

あ、ブッフホルツ中尉にはいいや。どうせ聞いてるだろうし」

T−X:「鬼さんこちら、するほどの度胸はないからね。私にも」

オストウォルク:「まあ、端的に言えばね。『あの機体』に乗せられるとこだったんだよね、皆」

T−X:「……『アレ』は、人間を乗せていい機体じゃない」(ぽつり)

オストウォルク:「めっちゃ強かったでしょ? あれで出力は20%……こっちでありったけの制御

バイパス組んで、出力抑え込んで、それでアレだからねぇ……」

T−X:「あの少佐、"分かってない"風だったけど。もっぱら危険性とかについて」

オストウォルク:「あー、彩月ちゃんはねぇ……維馬篭大将に言われたこと信じてるから……」

T−X:「……なるほど。なら、彼女が悪いわね(ばっさり)」

オストウォルク:「(ひらひら)まあ、でも悪い子じゃないからね」

T−X:「ええ。だからこそ、よ」(じゃあまた、と)

オストウォルク:「そう言うわけで、もう暫くはオストウォルクで宜しく。……あ、ちょっといい?」

T−X:「なに?」

オストウォルク:「拳銃、手放さないように」(セラピアから銃受け取りつつ)

セラピア:「ぷ?」

T−X:「……」

オストウォルク:「多分、必要になるからね。じゃ」(しゅたたたた)

T−X:「カナード君みたいに、便利なものが使えればいいんだけど、ね……(溜息)」

GM:で、備品が立ち去り……ああ、ここまでグスタフも聞いてていいですよw?

T−X:「全く、こんな時に何処で何してるんだか(はぁ)。というわけでセラピア。他言無用よ」

(口チャックのサイン)

セラピア:「ぷ(ツインテールマスク)」

T−X:「よろしい」

グスタフ:「やれやれ……急に解体と言われたがそういう事だったか。全く人騒がせな備品だ」

GM:ああ、ヴィヴリオに聞くと詳細が分かります、その辺は。

では、特に無ければシーンをカットしてダーザイン調整。

T−X:あの備品、和沙=東雲=アルトヴァーペン(古紋)なのです。本来のフルネーム。

GM:ああ、オストウォルク……正しくはオストヴォルクは、「東雲」ですな。統一帝国語w

 

T−X:(アガペーとかダーザイン確認)えーとですね。ボーナス+7.上限4

グスタフ:ボーナス4か……あ、パトスがジャストw

GM:をうw ちなみに、正体看破出来たので和沙からも取れます。要れば(死)

T−X:ああ、それはですね……オストウォルクの感情を書き換えようかな、と

GM:ああ、なるほど。何にするとw?

T−X:んー……信頼、とかどうでしょ

グスタフ:取り敢えず大佐からの支配を3にしておきますか。ついでに掛亥からの敬意も3に。

GM:ちなみに、掛亥がグスタフに敬意を払うのはですね。グスタフの軍人としての実力に

対する評価です。

 

かくて、色々と書き換えたり付け加えたりしつつ次のシーンへ。

 

 

ミドルフェイズ シーン2 「人に歴史あり」

 

GM:では、ネクスト……80式について調べます?

T−X:ふむ。こっちは80式かな……ただ、難易度による。

GM:……一番ムズいですw これ、難易度13w

T−X:中尉、よろしくお願いします(即答) こっちもうアガペーがきつくって、《高速戦闘モード》

載せるとマスケンヴァるw

グスタフ:

GM:……まあ、本来《高速戦闘モード》って、情報収集に使うスキルとは思えないしなぁ……w

 

それを言うなら《リミッター解除》して情報収集するのも何だか想像しがたいが。

まあ、細かいことは気にしたら負けである。

 

グスタフ:しかし+11しても素で成功数2を出さなくてはいけないのか……ロゴス使用も視野にw

T−X:そっちはこっちに比べると余裕があるからなあ……

グスタフ:HPは整備班に直して貰えますしなw

GM:うひひw では、どんな感じで調べるか、ですな。資料を当たる、誰かに聞く、忍び込む等。

 

T−X:あ、大佐にアレを聞きに行くのはどうだろう。備品の経緯

GM:ああ、それは難易度5あります。実は大事。

T−X:こっちはちょいと、Dr.メビウスに80式の解析を頼みたいな、とも思ったが……難易度は

下がらないからなあ……。

GM:ああ、メビウスに当たるなら、メビウスの技能で振っていいですよ?

T−X:お、mjsk。それは大きい

GM:ただ、ロゴス使えないので。

T−X:えーと、特技は……(ヲイ)

GM:リミッターは良しw

T−X:うし。ちょっとこっちは80式聞きに行くわw

 

PC二人でセッションを行う場合、どうしてもギアドライバーなど、戦闘に向いたクラスが

多くなる。

そこで、情報収集では既知のNPCに協力を申し出ることで、そのNPCの手を

借りられるようにしている。

情報収集の難易度と重要性を高めに設定するGMのバランス調整であると同時に、

顔なじみのNPCと交流してダーザインを取得する一助となると良いな、とか思いつつ。

 

グスタフ:こっちは忍び込んで調べますかなぁ……

GM:実は大佐はグスタフが相手だと、「一番高い大佐のダーザインのレベル分」難易度が

下がる(死)

グスタフ:ほほぅw

T−X:ってことは4下がって……うわぉw

グスタフ:既にレベル4にしてありますから難易度1かw

 

この漢、シナリオのキーキャラクターも同僚も放置して、ひたすらに大佐のダーザインを

(複数取得して)上げる、漢の中の漢、生粋の大佐マニアである。

 

GM:と言うわけで、話が早いグスタフの方から行きましょう。アガペー上げつつ執務室w

 

ヴィヴリオ:「……(資料ざーっと流しつつ)」

グスタフ:「(ノック)グスタフです。少々よろしいでしょうか、大佐?」(ころころ……アガペー+8)

ヴィヴリオ:「ああ。入れ」

グスタフ:「失礼します(がちゃり)」

GM:ちなみに、伊音も居たりする。

T−X:弟君は?

GM:道場でしょうw

 

伊音の相棒であるところのツバサ=ライトハルトは、道場に住み着いていると

もっぱらの噂である。

 

伊音:「中尉、お疲れ様です」

グスタフ:「おや、伊音……取り込み中で?」

ヴィヴリオ:「いや、少し報告事項が有っただけだ。それより、何が有った?」

グスタフ:「備品の件について、詳しい経緯を伺いたく。」

伊音:「(びくっ)」

ヴィヴリオ:「(伊音に顔に出すなよ、と目線を向けようとして、ため息)」

グスタフ:「……伊音は精神修行が足りないな」

伊音:「う……面目次第も有りません」(がく)

GM:事情通、探知、情報処理あたりで必要成功数1w

グスタフ:では探知で(ころころころころ)成功数2出ました。

GM:では、大佐がため息交じりに二人をデスクへ招き。

ヴィヴリオ:「……草薙家について、お前はどのくらい知っている?」

グスタフ:「……草薙家、ですか?まあ通り一遍程度のことなら……」

 

草薙伊音の実家である、ヤシマきっての名家「草薙家」は、ただの名家では無い。

完全機械化兵をも斬って捨てると言わしめた伊音の腕前はその一端、剣に素手格闘、

呪術に至るまで応用した強力な戦闘術を伝承し、最高権力者であるミカドの近衛も

担当していたヤシマ最強の武家でもある。

 

T−X:なるほど、プレジデントマンな家系ですね

ヴィヴリオ:「そうか。草薙中尉もだが、あの家は武の家だ。……同時に、いわゆる公儀隠密

としての立場も有る」

伊音:「……」(苦い顔)

グスタフ:「ふむ、それがこの件にどういう関係が?」

伊音:「東雲、と言う家が有ったのです。かつて、術者として名を馳せた名家ですが」

グスタフ:「東雲……東雲?それは、確か……」

T−X:ビッグサイトの一つ先の駅ですね(違)

グスタフ:www

 

それはりんかい線の駅である。

 

伊音:「その家は訳あって没落しましたが、その配下の術者は八咫衆や草薙の者に吸収されて

います」

ヴィヴリオ:「……ちなみに、東雲は維馬篭大将の「実家」でもある」

グスタフ:「(あの眼鏡ハゲか……)」

GM:ちょwww

T−X:大将閣下に何たる不敬wwwww

グスタフ:大佐以外への敬意?ナニソレ食えるの?(マテ)

 

眼鏡ハゲ。

正しくはハゲというか、前髪後退症……もしくはベジータ・オールバック症。

無論、本人の前で言ったら真っ二つにされかねない超絶不敬である。

……恐るべしグスタフ。

 

ヴィヴリオ:「まあ、彼はその家がたいそう嫌いだったようだがな……話を戻そう」

 

ヴィヴリオ曰く。

備品こと和沙……フルネームを「和沙・S(シノノメ)・アルトヴァーペン」は、その名の通り

東雲の遠い血縁に当たる。所属部隊全滅後、ヴィヴリオが拾ってギアドライバー兼

個人的な隠密としても使っていたらしいが……

 

グスタフ:「ふむ……つまり伊音とも親戚関係に当たる、というわけですか。

ヴィヴリオ:「……アレの母親が、また非常にアレでソレな人物でな。ヘルプトハイムチェックも

受けさせずに軍艦で産んで、そのまま育てたそうだ」

グスタフ:「……あの子にしてその親あり、ですね……」(汗)

 

ちなみに、ヘルプトハイムチェックとは、天使の血の強さを確認する診断。

黒い天使核の有無もこのチェックで判明するため、ヤシマ全国の学校で受信が

義務付けられている。

 

ヴィヴリオ:「まあ、それが背景だ。そして……」

GM:ばさっと出すのは、陸軍の非公式な「依頼」……まあ、命令ですよな。ギアドライバーで

エーテル適性が高そうなのを寄こせや、と。ヴリルソサエティの人っぽい名前も有る。

T−X:ヴリルかぁ……ぢぢぃ、協力してくれるか雲行きが怪しくなってきたなあw

 

*ぢぢぃことDr.メビウスもヴリルソサエティの一員だったりする。

 

ヴィヴリオ:「それが直接の要因だ。私は突っぱねる積りだったが……あの備品から策有りと

聞いて派遣した、と言うことだ」

グスタフ:「なるほど。大方懐に入って何かしらせしめてくる腹積もりでしょうが……或いは、

もっと単純な理由かも知れませんね」

T−X:……あ、和沙が行かなかったら……下手したらホムラ君が紀央共々人身御供(死)

GM:ああ、有りそうですな。多分、紀央は一緒に行くと人格とか記憶のイニシャライズ食らう

だろうけどw

ヴィヴリオ:「……まあ、アレはどう転んでも死にそうにない、と言うのも有るがな(ぽそ)」

グスタフ:「全くです。アレを殺せる奴が居るなら見てみたい」

伊音:「……草薙衆でも、あれほどしぶといのは見たことが有りません」(ため息)

ヴィヴリオ:「だが、しぶといだけが能では無かったようだ」(一枚の紙)

 

瑞穂基地は、当然ヤシマ陸軍の人員による防衛も受けている。その警備の要所要所が

櫛の歯のように抜かれてる配備状況が、その書面には記されていた。

 

ヴィヴリオ:「意図的な警備の引き上げ…… アレの推察をそのまま述べるなら……

『第三者の攻撃を誘発? 誘導? かまーん!』……だそうだが」

 

*書類の裏に、殴り書きされていたりする。

 

グスタフ:「……相変わらずふざけた奴だが……しかし確かに不自然。狙いとして妥当なのは

そういうことでしょうね」

ヴィヴリオ:「第三者……か。全く、恨まれる心当たりが多すぎる身は、これだから困る」

グスタフ:「なに、全て打ち砕けば済む話です。我々が誰だか教えてやりましょう

ヴィヴリオ:「その通りだ。グスタフ、お前はギアドライバーの警護を重点に。彼らを失うわけには

いかんからな」

グスタフ:「Ja.この身に代えましても」

ヴィヴリオ:「よし。……まあ、備品は帰ってきたら、何事もないように備品に戻しておくとしよう」

グスタフ:「そうですね。早くも仕事が溜まってきている事ですし」

伊音:「……(あ、ちょっと不憫に思えた。気のせい気のせい)」

ヴィヴリオ:「では、二人とも退出せよ。各自のやることをやれ」

伊音:「はっ! では、失礼します」

グスタフ:「はっ。全力を尽くします」

GM:で、部屋を出てシーン切れます……とw

 

見えてきたのは暗躍する敵と味方の構図、であった。

 

 

ミドルフェイズ シーン3 「黒と黒と黒の最終兵器」

 

GM:では、T-Xのシーンに戻りますが……メビウスの研究室ってことで。

T−X:うす、では演習のデータを持参で(ころころ……アガペー+5)601、と。

「(のっくのっく)」

Drメビウス:「(キーボードめっちゃ打ちつつ)む、誰じゃ?」

T−X:「失礼します、大尉」(がちゃっと開けて入室)

 

Drメビウスの研究室。

ヴィヴリオに与えられた一室は飛行実験部の研究棟にあり、無数の配線やら模型やら

書類やらが所狭しと跳梁跋扈する、技術者のパラダイス的な魔窟であった。

キープアウト、一般人。

 

T−X:わたくし整備技能を3lv持ってるんですが……ある程度の技術的知識はあるってこと

ですよな?

GM:ですな。自前の機体くらいは整備できるでしょうし。

Drメビウス:「……ふむ? ああ、モノ好きにもアレの彼女候補Tじゃな」

T−X:「Tだと"もう一人"と区別が付かないと思いますが、ともかく (どさっと持ってきたデータを)

コレに関してですが」

Drメビウス:「(ふむ)……80式……いや、「八十式」か」

T−X:「以前から、Kr系列の機体に触れてきて、大体あの系列の癖は分かってきました」

Drメビウス:「ほう、流石じゃな」

T−X:「短期決戦、大火力集中型――火力に特化した分、継戦能力や安定性には難がある、

という特徴があるかと思います」

Drメビウス:「うむ、おおよそその通り。さらに言うならば、出力そのものは非常に大きい」

T−X:「……そして、(目線をデータに向け) この機体……80式も、私の見る限り――同系列と

扱って差し支えないほど、同じ特性を有していると思うのですが」

Drメビウス:「……そうじゃな。その目算でハズレではない」

T−X:「何故、ヤシマ陸軍に?」

GM:と言うわけで、真相はDrメビウスの能力で、振ってみましょう目標数13.

 

普通ならば余裕で成功なのだが、出目が悪い悪い。

なんと《リミッター解除》してもほんのちょっと足りない事態に。

 

T−X:(ころころころ)2成功……リミッター解除して12……げ、足りない!?

GM:そうすると、12までの情報だけですなぁ……w

T−X:整備じゃなくて情報処理で振るべきだったか……(汗)

GM:では、解る範囲で。

Drメビウス:「まず、これを見ぃ」

 

提示されたのは、絞り込んだように細身の、刃物の如き漆黒のシュネルギア。

尋常ならざるスペックを誇る機体データは確かに、注目に値したが……それ以上に。

『「黒い天使核」搭載機』

その一文が、目に焼きつくほどの衝撃だった。

 

T−X:「……(内容を理解して、愕然)……いえ、これは……ありえません。素材が、手に……」

Drメビウス:「暮田の研究の、奴が踏み込まなかった分野じゃ。つまり ……存在しないはずの

機体、じゃな。情報も全て失われたはずじゃった」

T−X:「……何故、こんなものをヤシマ陸軍g……(御大将の笑い声が脳裏で響き)」

 

維馬篭大将:「……ふはははははは」(幻聴)

 

T−X:「……まさか。暮田博士も?」

Drメビウス:「そう見るのが正しいんじゃろうな。それと、そっちの演習データを寄こしなされ」

T−X:「(おず、と差出)」

 

解析されたのは、先の演習で戦闘した80式のスペックデータだった。

 

解説:ヤシマ陸軍、特に陰陽部が中核となって極秘裏に開発した「第四世代型人型戦車」の

試作機。漆黒の滑面装甲は重合結晶-セラミック繊維の複合装甲、搭載したV機関は

拘束した上位天使を呪法圧縮したものである。

その外見は、展開された強大なケルンと相まって「堕天使」と称される。

 桁外れのケルン強度と出力を誇り、カタログ上でも単騎で熾天使を蹂躙し得ると

言われている。

 

T−X:「……(ハァ!? という顔)上位天使兵を……動力源に? 馬鹿な……そんなものが

安定するはずがない……」

Drメビウス:「(こつこつ、と画面を打ち)……ところが、するのじゃよ」

T−X:「いえ、確かに刹那的な安定は得られても……暴走の危険と、天使化の危険が高すぎ

ます。エーテル汚染の危険性はV機関の比じゃない……」

Drメビウス:「ドライバーの核、ナビの核、そして……機体の核。三つの黒い核の波長で、

熾天使クラスのエーテル波動すら押し込める」

T−X:「……逆に言えば、どれか一つでも欠ければ……」

Drメビウス:「……(ぼん、と手で)」

T−X:「陸軍は正気なのですか? こんなものを本土で使うなど……」

Drメビウス:「それも、エーテルのバランスをギリギリのラインで均衡させる術者がいなければ、

そもそも起動時点で吹き飛んでおるよ」

T−X:あー、だからエーテルに強いのをよこせ、と。術者とかの。

GM:紀央とか理想的ですよな、実際。

T−X:……ですよなあ……

Drメビウス:「絶大な出力の黒核三つに上位天使……まあ、共鳴して爆発すれば、関東が

消し飛ぶじゃろ。瑞穂も含め、半径百キロは塩の平野じゃ」

T−X:「それどころじゃありません。辛うじて他の領域では保たれている呪法結界そのもの

すら揺るぎかねない……」

GM:ああ、機体ですが、もう一つ解ることが。

T−X:ふみ?

GM:あれ、中核はシュヴァルツェです。だから黒核が「三つ」で、その上にFASTとして

被せてるんです、天使兵使ってる武装ユニット。

T−X:「……めちゃくちゃな……こんなものを第四世代として押し出していたというの……?」

 

黒核搭載機に、さらにドライバーとナビで黒い天使核は三つ。

その上に上級天使兵を武装として肉襦袢。

……聞くだけで暴走一直線、危険度AAAのマガモノであった。

 

T−X:あ、そこでですねGM。ぢぢぃの《アドバイス》もらってT-Xで再挑戦、いいすか?

GM:(ふむ)良しとしよう。

T−X:うぃ。整備は3Lv……だが、アガペー600で《覚醒》が乗る(ころころころ)

《アドバイス》込みで14成功、ギリギリ突破b

GM:なるほど、ではエネミーデータ解放ですなw

T−X:……ところで、今日の出目の悪さは何だろね(トオイメ)

GM:つ「遠山ラック」

T−X:……あー、不幸の似合う女……w

 

1STの付属シナリオ第一話OPで自動死亡して後に強制蘇生され、

2ND移行では何処にも載っていない。そんな不幸の似合う女、遠山桂であった。

 

名称:試型80/FA with 彩月+和沙

種別:人型戦車(シュネルギア)

能力値修正:

肉体:20 《白兵》4 《回避》3 運動4

感覚:15

理知:11

聖霊:26 エーテル5(判定数+5) 《意志力》3(判定数+3)

階級: 8 軍略4 陳述3

行動値:16

装甲:60 +「死亡ゲージ」×2

飛行:○ 移動力:2600/26000

乗員:2+0

搭載武装:

・Kシュナイダー(固定兵装:右手)

・トラバントジステムα・β・γ・δ・ε 各1

・トラバントジステムU 一機

機体特技:

《†ケルンV》(無効化:78点)《輝きの檻》《光の砦》《急速上昇》

搭乗者特技

《接合》《ハードシールド》《移動攻撃》《バレットブースト》《第六感》

追加特殊能力:

《ダブルアクション》:搭乗者二名の技能と能力を任意で切り替えて戦闘を行う。

また戦闘中、メインプロセスを搭乗者二名により連続で二回行う。

 

名称:Kシュナイダー

技能:白兵・格闘 判定:20 攻撃力:+23 射程:至近

→右手に他の携行武装を装備していると使用できない。

 

名称:トラバントジステムα

技能:エーテル 判定:29 攻撃力:+18 射程:至近

→白兵攻撃に対する[突き返し]を行うことも可能。

 

名称:トラバントジステムβ

技能:エーテル

命中:28 攻撃力:+10 射程:500m

→この武器による攻撃は「範囲(選択)」を対象とする。

 

名称:トラバントジステムγ

技能:エーテル

命中:27 攻撃力:+20 射程:5000m

→同一エンゲージ内への攻撃ができない。

 

名称:トラバントジステムδ

技能:エーテル

命中:32 攻撃力:+5 射程:至近

→エーテル技能による[ドッジ]を行うことができる。1ラウンドにつき一回使用できる。

 

名称:トラバントジステムε

技能:エーテル

命中:28 攻撃力:+3 射程:500m

→この武器による攻撃が命中して1点でもダメージを与えた場合、[狼狽][重圧]。

 

T−X:……どーやって倒せとこんなものw

 

データを見る限り、真っ向勝負で戦おうという気がメリメリ減っていく怪獣で有った。

とりあえず、【聖霊】26の《接合》だけでお腹いっぱい。

 

Drメビウス:「維馬篭にすれば、アレが戦力になろうと吹き飛ばそうと構わんのだろうよ」

T−X:「……あの方に自殺願望があったとは、初耳ですが(あんまりな話に顔をしかめ)」

Drメビウス:「(ふん)どうせ、あれも式神じゃろ。ホンモノがそうのうのうと、顔を出してくるとは

思えんよ」

T−X:「同じことです。関東が消し飛べば……ああ、なるほど(納得)」

Drメビウス:「(肩すくめ)まあ、それは良しとしてじゃ。この機体じゃが、破壊出来ないわけでは

無い」

T−X:「……と、言いますと?」

Drメビウス:「FASTを破壊すればいいのじゃよ、過剰ダメージでな」

T−X:「……なるほど。天使部のみを破壊すればよい、と」

Drメビウス:「まあ、言うは易し為すは難し……乗っておるヤツにも拠るが、この機体性能じゃ

当てるだけで神業、しかも十分なダメージを与えないと無理と来た」

GM:具体的にはですね。《ハードシールド》+《接合》で[ドッジ]は55成功以上を確実に出します。

その上で、ケルンが78点までは止めます.

グスタフ:福音でも出さなきゃ、マトモには無理ですなw

T−X:「……一撃で落とさなければ勝機はない、と……」

そして援護出来る和沙は向こうにいる(死)

Drメビウス:「まあ、正面からじゃシュネルギア総がかりでも力負けするじゃろな……

あの備品の嬢ちゃんがXVにでも乗っていれば、多少は抑えられるじゃろうが」

T−X:「……(苦い表情で) ……せめて、"あと一人"いれば……」

 

……まあ、誰が居れば、と思ったのかは例によってご想像にお任せしつつ。

 

Drメビウス:「……わしに出来るのはこれくらいじゃな」

GM:で、何やらディスクを。

T−X:「ありがとうございました、メビウス博士(礼) ……これは?」

Drメビウス:「呪法回線を応用した、対シュネルギア・ハッキングツールじゃ。一発切り、しかも

30秒かそこらが限界じゃが、これを使えば向こうのコクピットと話すくらいは出来るじゃろ」

T−X:「……なるほど、この事態は予想の範囲内でしたか(苦笑)」

 

さらっと流しているが、最新鋭のエーテル技術・魔術・工学の塊であるシュネルギアの

回線をハック出来るというのは、ある意味とんでもない話である。

次期主力戦闘機の通信装置に電話がかけれてしまうようなものである。

 

T−X:「了解しました……これは、誰でも使うことが可能ですか?」

Drメビウス:「ああ、シュネルギアのシステムに押し込めば、誰でも使えるわい。戦闘機じゃと

少々、処理が重くて厳しいかもしれんがの」

T−X:「……なるほど。戦闘機のシステムで使えるなら、年長者に面倒な処理を負って頂こうと

思ったのですが」(しれっと)

Drメビウス:「……基地から掛けるなら、ヴィヴリオの嬢ちゃんに冷蔵庫でも借りるがええわ」

T−X:「……冷蔵庫、ですか。了解です(敬礼)」

GM:冷蔵庫=冷やしっぱなし=基地の電算室。

T−X:すげぇ言い回しw

GM:え、割と普通に言いませんw?

T−X:……言うんですか?

GM:……他にも波動砲って言い回しも有るが。

グスタフ:聞いたことが無いですが、両方ともw

T−X:同じく。

GM:……(ウワァァァァン)

 

ちなみに、「冷蔵庫」は「パトレイバー」の特車二課に存在する電算室から。

「波動砲」は「ジオブリーダーズ」の神楽総合警備メインコンピューターで、エアコンを

併用するとブレーカーが落ちる。

(「宇宙戦艦ヤマト」で、波動砲の発射時に艦内の電力が落ちることに由来、らしき)。

 

GM:と言うわけで、機体のデータは得ました。あれと正面対決だけはしないでくださいw

Drメビウス:「では、応援だけはしておくぞ」(見送り)

T−X:「はっ。……ご期待には全力で。お義父様」 (さらっと)

Drメビウス:「はっはっは、息子にゃ過ぎた嫁だな……まあ、ガンバリナ」

T−X:全く表情変えずに言って、去っていくところでふぇーどあうと という感じでw

 

舅(予定)に根回しも欠かさない女、T-Xであった。

 

GM:……さて、ダーザイン調整とかいかがですか、お二人ともw

T−X:アガペーが600過ぎました。いかがお過ごしでしょう

グスタフ:大佐のダーザインは動かせないから……掛亥からのを伸ばしてあります。

GM:徐々に尊敬がw

T−X:(んー、こっちはどうしよう。ぢぢぃからの期待でも取っておくべきか……

GM:……期待、或いは感心w?

T−X:……あ、感心いいですな(取得)

 

 

ミドルフェイズ シーン4 「ヴァーサス・ヒューマンズ」

 

GM:さて、ですね。模擬戦が終わった夜。

 

……爆音。爆音。 風切り音、続いて爆音。 怒号、悲鳴、断末魔。

 

T−X:(ふむ)来ましたな。

GM:瑞穂基地の皆さーん、襲撃でーす……と言うわけで、深夜に何処に居るか教えて下さい。

T−X:「(自室)……なるほど。こういう"変化"なら…… 私は、願い下げだ」(ぽつり)

GM:爆音が響いたのは、最初は格納庫ですな。遠山だと解りますが、大口径の滑腔砲かと。

グスタフ:んー……整備の手伝いでもしますか。大破した機体を修繕中。

GM:ああ、整備判定を二回振っておいていいです、その分回復w

T−X:ああ、ちなみに。80式のデータ及び暮田の件は、グスタフ伝えておこう。実質的上官殿b

グスタフ:報告承知w

T−X:……しかし、凄いな版上げ。NPCの死因まで変えるかw

 

いや、それは版上げが直接の原因では無いがw

さて、グスタフはOPで損耗した機体を修理しながら格納庫に居たが……

 

グスタフ:計4成功で整備性+2×2で8回復。……微妙だw

オストウォルク:「(こそこそこそ)……お元気ですか―」

 

突如湧きでたオストウォルクが、《メイデイ》したりする。

 

オストウォルク:「通りすがりの辻ヒーラーでござい」(キラッ☆)

グスタフ:装甲かなり回復w

GM:では、シーン始まりますが。何とですね。アペルギアが攻めてきてます、重火器積んで。

機体にはでっかくペイントがされてますが……

 

「天に唾棄す瑞穂基地とシュネルギアに、天使の鉄槌を」

「神の国にひざまづけ」

 

グスタフ:アブない団体のヒトだぁ……w

T−X:エ(ピー)の承認ですな

GM:いや、実在の名前は出しちゃダメ!? まあ、ご存じのとおり天使派というヤツです。

T−X:HAHAHA、変換が違うからいいのです。

 

いや、ダメだってば(笑)

天使派とは、親合衆国な思想を持つ団体であり、大抵出てくるときはテロリスト集団

だったりする。特に瑞穂基地の関係各所は、最新鋭の天使核兵器の運用を行っている

ことから、標的にされやすかったり。

 

GM:ただ、連中ってテロは無論やってるんですがね?

普通はあくまで、人間スケールのテロなんです。自爆テロとか、まあ銃の乱射とか。

 

しかして。

今基地に侵攻してきたのは、肩部に98式火砲を搭載したアペルギアが一機に、

旧式とはいえアサルトライフルを装備した(データは20mmアサルト)アペルギアが二機。

本来、テロリストにはあり得ないほどの重装である。

 

グスタフ:普通なら持ってる筈が無い……と。重要機密ですしな、天使力兵器。

GM:その脚元を雑兵と思しき、武装した連中がぞろっと。

T−X:「……この砲撃音と駆動音から言って、使用兵装は98式。搭載しているのは――

アペルギア。なるほど、御大将の差し金ね」

(窓から入ってこようとしたテロリストを視線も向けずアサルトライフルで射殺)

グスタフ:「やれやれ、まだ仕事の途中なんだが……」

GM:さて、グスタフは選択肢がある。まず、機体を起動して、さっさとアペルを沈めに行く。

下手すると沈められる可能性もまあ、有る(死)

グスタフ:www

GM:あるいは、ドライバーを引き連れて、シュネルギア起動を優先させる。

グスタフ:ふむ、機体で時間稼ぎだけでもしますかね。ドライバーは放って置いても自力で

ギア動かすでしょうし。

T−X:ホムラとかは割りとかわいそうなことになりそうだがなあ……

GM:ああ、戦闘力無いですが、そこはそれ。紀央居ると、結界張って隠れられますし。

オストウォルク:「……と言うわけで、「たまたま」居合わせた私はどーしましょうか、と」

グスタフ:「付き合ってもらうぞ、元備品。適当に援護してくれ」

オストウォルク:「んー、そうすると……80式出そうか?」

グスタフ:「……アレはまずい。出来る限り動かして欲しくないのが本音だ」

オストウォルク:「(無言で双眼鏡パス)」

GM:ちょっと、探知で難易度3ほどどうぞ。

グスタフ:「(双眼鏡覗き)」(ころころ……ちょっと足りない)

GM:アペルのずーっと向こうなんですが、ナイトサイトで見ると……見覚えのあるヤバいものが。

T−X:ロゴスでブーストしておくのが穏当では?

グスタフ:ですな。ではロゴス6消費で3成功に。

 

素早く距離を補正し、双眼鏡で捉えたのは…… 見覚えのある「人型」。

 

フーファイター:「ぃぃぃぃぃぃっやっほぉぉぉぉぉぉ!!!」(すぴーかー)

T−X:……

グスタフ:……

T−X:またお前かw

 

フライアブル・コーラー・ササヅカ。

ヤシマ一億人の期待に応えて、ただ今再臨!!(何)

 

オストウォルク:「最悪のタイミング……って言うより、そう言う仕込みかな?」

グスタフ:「……げ。あのアホがまた来たのか」

オストウォルク:「アホだけど、割と危険だって聞いてるけど?」

グスタフ:「まあ腕は確かなんだよな……」

掛亥彩月:「(パイロットスーツ着こみつつ)曹長、すぐに80式   を……?」(グスタフ発見)

 

殆ど肌着だけ、肌色眩しい状態での登場であった。遭遇はシアワセ(何)

 

掛亥彩月:「(ぐるっと回って帰りたそうな状態で、とりあえず着込む)」

グスタフ:「少佐、済まないが80式で待機を頼む。必要があれば別途指示があるだろう」

掛亥彩月:「は、はい。しかし、維馬篭大将との連絡が取れないのです」

T−X:ああ、こっちが居合わせたら絶対「そんな所で着替える方が悪い」と言ってやるのに!

(書類の意趣返しで)

グスタフ:「この基地での始末は、我々が付けさせて貰う。大将殿には後から大佐に報告して

もらおう」

掛亥彩月:「……なるほど。では、私は80式で格納庫を防衛します。適宜援護を行いますが、

外のアペルはお任せします、中尉」

グスタフ:「頼んだ。……だがその機体、くれぐれも気をつけるように。下手をすれば、敵よりも

先に自分が食われるぞ」

掛亥彩月:「……ええ、心します」

オストウォルク:「んー、まあ……何とかするでしょ。いってらっしゃーい」

GM:ふむ、80式を出撃はさせない、と。

グスタフ:「(機器セット)マキナ01、出る!」

GM:管制室とかからは、特に反応なし。応戦中のようですなが……ちなみに、実は大佐が

メーターモーゼルで片っ端から薙ぎ払ってたりするのは秘密(ぇ)

T−X:ちなみに。ぢぢぃはプシナを守って壮絶に戦っているようです。

 

生身で有っても、そこは歴戦の軍人。

やすやすと蹂躙されるほど、瑞穂の質は低くないのです。

 

T−X:……さて、私はどーするんでしょう (自室でテロリスト射殺したところで時間凍結)

GM:うむ、君が一番大変です。

T−X:ですよねー

GM:では、T-X。選択肢が二つ。

 

1:片っ端からテロリストを薙ぎ倒す

2:スタコラ機体へ向かう

 

T−X:2でしょうな。アガペーやばいですしw

GM:では、運動判定で5成功以上。《高速戦闘モード》じゃ、そもそも誰も付いてこないけどなw

 

この判定、高い能力値をいかんなく発揮して悠々と突破。

道中身を隠し、時に不意を打って叩き伏せ、格納庫へと向かう。

 

GM:では、途中数人薙ぎつつ格納庫へ。

T−X:「……ふむ、やはり役立ちますね」(壁伝いにスパイダーマン)

GM:こっち、テロリスト要るんですが……ちょっと、探知で目標1.

T−X:(ころころころ……技能1Lvで0成功)えーと、ロゴス3点で。

GM:うい。えーとですね。敵がテロリストにしては、武器が立派過ぎる上に……

何で機械化兵が居るんだ、とか。正直、ただのテロリストだとは思えませんな。

T−X:「……(かなり、きつい警備ね)」

GM:基地の初動が遅れましたからな。その内ツバサとか伊音とか出てきて盛り返しますが。

T−X:……生身の鬼神……w

 

ツバサ・ライトハルトにせよ、草薙伊音にせよ。

生身で機動兵器を相手取れるほどの戦闘力の持ち主に、いかな装備が立派でも

テロリストなど、烏合の衆である。機械化兵ならいい勝負をするかもしれないが、

それとて瑞穂基地に居る機械化兵の錬度を考えれば、数の上でも質の上でも

勝敗は明らかである。

 

セラピア:「(にゅっ)ぷっぷくぷー」

T−X:「(しーっ)」

セラピア:「(ぷしー)とりあえず機体はそこなんだよ〜。もう暖気と修理は終わってるんだよ〜」

(こそ)

T−X:「(てことは、あとはそこのをどうにかすれば……と言うかセラピア、どーやってここまで?)」

セラピア:「(さっき、少佐と和沙ちゃんが全員なぎ倒してくれたから、こそっと)」

T−X:「……(なるほど。じゃあ、さっさか行こっか)」

GM:えーとですね、途中に居た機械化兵。胴体を呪符で吹っ飛ばされて、首筋を背後から

めっきりやられてた様子。

T−X:プレジデントマンじゃないんだから……w

GM:で、あとから来たっぽい雑魚の一行。最低出力のエンゲルシュヴァルトでこんがり。

T−X:……ヤツが動いたかw

GM:なお、80式は外からの雑魚に応戦しつつ後ろで「さっさと行け」サインしてます。

T−X:「(うなずき) 行くわよセラピア。とっとと終わらせて、二度寝よ二度寝」(しゅたたた)

セラピア:「ぷっぷく  ……ぷ?(後ろ向いて首かしげ)ぷー」

GM:では、シーンが切れて……ミドル最後。ラストバトルの前哨戦です。

T−X:あ。アガペー上げてない(すとっぷ)

GM:おっとw

 

未だうっかり忘れるアガペー上昇であった。しかし……

 

T−X:(ころころ……+11)言うんじゃなかったw

GM:(ああ、パトス投げておかないとw

グスタフ:あ、こっちも(ころころ……+9)w

T−X:615だイヤッフー!?

GM:……80式の邪悪な波動がびんびんとw

 

割とアガペーが怖いことになっているT-Xであった。

しまった、これはイマゴメの罠だ(何)

 

T−X:さあ、ダーザイン操作だぜー。【セラピアからの甘え】【オストウォルクからの信頼】

【ぢぢぃからの感心】をそれぞれ1ずつUPで。

グスタフ:【掛亥からの敬意】を4に。あとは【イマゴメからの嘲笑】を上げておきましょうw

 

SE:ククククククク……(音量 が 上がった!)

 

イマゴメ:「pgr」

GM:いやいやいやw

維馬篭大将:「……さて、ここまでで七割。続きはどうなるかな」(どっか)

T−X:観戦モード……w

 

 

ミドルフェイズ シーン4 「前座、鎧袖一触」

 

T−X:うぃ。改めてアガペーUP(ころころ)……+8で623(死)

GM:では、ミドル最後のシーンです。 ……まあ、雑魚です(死)

T−X:もうやめて! もう私のアガペーは限界よ!?

GM:www

グスタフ:www

セラピア:「桂ちゃん、エーテル濃度……大丈夫?」(ぺたぺた)

T−X:「……大丈夫、だと信じるわ。それに、カナード君が帰ってきたらお墓の下でした、じゃ

あんまりにも忍びないしね」

セラピア:「うん、怒られちゃうんだよ〜。だから、頑張って生き残るんだよ!(がっつ)」

 

ちなみに、グスタフは出目も安定でまだ安全域だったり。

 

GM:まあ、敵はアペル三機+コーラなんですが、手のあいた80式が《楯の乙女》と《援護戦術》

を降らすので楽勝でしょう。

グスタフ:あ、生身のHPは回復してるってことでいいんですよな?

GM:いえすw

グスタフ:よし、ならば遠慮なく《リミッター解除》だw

 

かくて、戦闘開始。

コーラがちょっと手強い以外は、シュネルギア相手では雑魚に過ぎない敵である。

 

GM:距離は1000m、敵は砲撃型一機と射撃型が二機、それにコーラのフーファイターで

ひとまとめです。

天使派:「くそ、シュネルギアが出てきやがった!」

天使派:「構うな、ぶっ壊せ!! 天の国に栄光を!!」

T−X:さて、そうなると……こっちからかな。INS的に

グスタフ:ですな。こちら12

GM:空いて、イニシアティブは砲撃が12と射撃が13で……ですね。

ふははは、食らえグスタフ、砲撃タイプが《遅延戦術》w

グスタフ:げぅw

天使派:「チャフ撃て、戦闘機を自由に飛ばせるな!」(もわー)

 

砲撃タイプからイニシアティブを低下させる特技が飛んだりしつつ、

しかし先手を打つのは瑞穂きっての高速ユニットである桂。その行動値は20に迫る。

 

T−X:「マキナ04 シュネルギア マーク・ガイスト……目標の殲滅に入ります。

追尾式拡散陽霊子砲、スタンバイ」

GM:ああ、そこでT-X君?

T−X:うぃ?

オストウォルク:「えーと、トラバント精密射撃。てきとーに」

掛亥彩月:「……貴方、性格変わって無い?」

GM:(どざらららら)《楯の乙女》でフル成功、桂の次のアクションに成功数+29(死)

T−X:ナニィ

オストウォルク:「たんたんたーん、と」

T−X:成功数29上乗せとかw

 

80式の飽和攻撃で支援されつつ、戦闘移動で900mほどガイストが後退。

そのまま《高速演算》を乗せて拡散陽霊子砲をぶっ放すと……

 

天使派:「くそ、駆動部が…… !?早い!」

T−X:ではですね。マイナーで逆方向へ900m移動&《高速演算》

 

「陽霊子、解放」(合計で40成功)

 

GM:俺の《反応射撃》を食らえ―!?(悲鳴)

グスタフ:www

 

実は900m逃げられると、装備している武装による《反応射撃》の射程外だったりするが

……まあ、こんな成功数に対して、抵抗できようはずもないのだが。

と言うわけで、アペルギアは抵抗むなしく爆散。ついでに……

 

GM:あ、コーラだけ振っておこう。いつもの特製リミッター回避(ころころ……出目最悪)……。

グスタフ:出目悪w

T−X:うふふふ。不幸は感染するのです。

GM:6成功+15で21成功……ダメだこりゃw

T−X:えーと、そうなると差分19の攻撃力補正19か(ふむ)

GM:……強化型コーラのHPは……40!  生きてるって素晴らしい!?

 

と、うっかり漏らしたのが運の尽き。

 

T−X:ロゴス2点☆チネ♪

 

SE:なんじゃそりゃーーーーーーっ!?(どかーん)

 

グスタフ:www

GM:……あ、「仲間づれで再☆登場→砲撃で一掃」の流れは、奇しくも原作6話の通り……w

 

要らんところでオリジナルを踏襲するコーラで有った。

 

T−X:「エーテル反応消失。敵機の全滅を確認」

グスタフ:「……俺の出る幕も無かったな」

T−X:……あ。ロゴスいらないわ。高速演算の効果で+5入ってましたw

セラピア:「(ぴくっ)……まだなんだよ!?」

GM:……と言うわけで、後ろを振り向くとですね。80式が「羽化」してます。光景的に。

 

アペルギアとフーファイターを一掃したマーク・ガイストの後ろで。

格納庫から踏み出した80式の上半身が、淡く白く明滅する。漏れ出るようにエーテルの

白光が溢れ、黒い増設装甲の所々に走った亀裂から、羽根と聖句が零れおちる。

 

グスタフ:「……げ。このタイミングでか!?」

T−X:「……うぇるかむようこそますけんヴぁー(ぽそ)」

掛亥彩月:「!? 外装部のエーテル核が暴走している……!? パージは!?」

オストウォルク:「えーと……あ、自爆用の火薬が受肉しちゃって無理♪」

掛亥彩月:「「♪」じゃないでしょうがーっ!?」

GM:……と言うところで、シーン切れます。

T−X:あ、じゃあ最後に一個いいでしょうか

GM:はい。

T−X:「……それが、貴方の選択の結果よ。掛亥少佐」(ぽつり)

運がなかったわね、とw

掛亥彩月:「……認めない! それに……諦められるわけがないっ!!」

T−X:「(にやり) 上等。それに……私としてもね。此処を更地にしてもらっては、困る事情が

あるから」

GM:では、クライマックスですが……5Lを開放しましょう。まず、掛亥と……ああ、

誰も「80式」のダーザインは無いですね?

グスタフ:持ってませんな。

T−X:……取ったほうがいいですかね(ふと)

GM:うむ、実は80式のダーザインはですね。5Lになるとちょっといいことが有ったのです。

無くても大丈夫ですがw

 

具体的には、ダブルアクションがシングルアクションになっていたりしました。

描写的には動作パターンを見切る感じで。

 

グスタフ:取り敢えず大佐のダーザインを5にして終了かな。

GM:掛亥のオープン条件は、簡単です。 ……あの天使をひっぺがすこと、です。

T−X:なるほど

GM:で、和沙にダーザイン持ってて、5Lになる人。

T−X:和沙は無いが……オストウォルクからの信頼を5に。……これは、和沙扱いでいいん

ですよな?

GM:ああ、おkです、丁度なりましたな。そうすると……  次シーンお楽しみにw

T−X:あとですね。ちと最後の会話で掛亥の感情を変えておこうかなと(また)

GM:ふむ?

T−X:(大嫌いが目に入りました→全力回避)

GM:……w

T−X:(ナニガイイデショウネ)

GM:大嫌いはアリかなぁ……と思いつつ。似た者同士(死)

T−X:……なるほど。では大嫌いでw ……つくづく今回この二人は相性悪いなあw

 

むしろ、近親憎悪に近いようですが。

さて、そんなこんなで……暴走した80式を相手取って、クライマックスが開幕します。

 

 

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