ミドルフェイズ1 墜ちた双翼

 

ミドルフェイズ シーン1 「異邦の鬼娘との会話録」

 

グスタフが複合構造体の合金扉を押し開いた時。

厳重に拘束された捕虜…アレイシア・フレイムフェザーは、独房の壁へそっぽ向いていた。

 

GM:さて、どんなエロい事をしますか(何)

グスタフ:エロい事はしません、大佐一筋なのでw

GM:ちw

 

何を期待していたのだ、このGMわ。

 

アレイシア:「…何の用だ」(つーん)

グスタフ:「さて、アレイシア君。これから俺は君に幾つかの質問をすることになる。

可能な限り正直に、かつ詳細に話して貰いたいが、構わないかね?」

アレイシア:「だが断る」(ぷい)

 

取り付く島もなかった(チーン)

 

GM:ちなみに、今のアレイシアは両手両足に特殊合金の拘束具、かつ術符でエーテル関係の

能力は封印中です。

グスタフ:「そう言うな。こちらも仕事なのでね、余りだらだらとはしてられないのだ」

GM:なお、情報収集としてアレイシアについて聞く場合は…《話術》か《情報処理》、

あと《白兵》による方法が二つあります(何)

 

ちなみに、《白兵》技能による方法の一つは、いわゆるところの「肉体言語」。

捕虜虐待、よくない。

 

ツバサ:あ、追加提案(挙手) 備品その1を召喚して備品言語とゆーのは。

GM:…第三の言語がw

グスタフ:話術は(能力値的に)論外、白兵も出来れば避けたい、備品言語は色々崩壊するので

自重…情報処理でw

 

賢明な判断であった。

おもに備品言語を却下したところ。

 

アレイシア:「オマエの都合は、ワタシの知ったことじゃない」

グスタフ:「やれやれ…(強硬手段は却って頑なにさせそうだな…)見たところヤシマの生まれでは

ないようだが、どこの出身だね?中東か?」

と、適当に幾つかの質問をしつつ。

アレイシア:「…(だんまりーの)」

GM:話術は1成功で最低限の情報、最大で10で。情報処理の場合、1成功で出身くらい、

3成功で多少の能力、最大は10ですな。

グスタフ:ふむ、これはいきなり《リミッター解除》ですかな(こきこき)

 

この判定、《情報処理》に《リミッター解除》を入れて、出目の良さも手伝って13成功。

さすがグスタフだ、相手がむっつりしてても何ともないぜ!

 

GM:そうすると、まあ本人が苛立って多少話したことが。

アレイシア:「…赤い砂の土地、炎鳥の氏族。アドラウとミアクスの子、アレイシアだ」

グスタフ:「ふむ、聞いたことが無いな…私の故郷からは遠いのかな」

GM:アレイシアは、合衆国の地の先住民族で、ル=ティラエとゆー種族ですな。

ヤシマのオニとは霊的な意味で近縁種…要は、こっちで云うところのアメリカ・インディアンです。

グスタフ:…さっきの技名が天羅で見た記憶があると思ったらやっぱりかw

GM:はっはっはw

 

ちなみにアメリカ大陸の先住民の皆さんを何と呼ぶのが正確なのかは諸説あるので、

とりあえずアメリカ・インディアンと呼称しつつ。

ル=ティラエとは、井上純弌氏のTRPG「天羅WAR」に登場する、独自の文化・精神性を

持つ鬼(オウガ)の姿をした先住種族。強いエーテル能力や強靭な肉体を持つ一方、

その心臓から強力な兵器の素材が採集されるため、迫害や虐殺の的となったこともある。

 

GM:その能力ですが、やっぱりエーテル関係と独自の戦闘技術が有る程度資料で残ってました。

要はエーテルを凝集して武器に成型できるんですな。

 

なおデータとしては以下の通り、クラスデータとして作成しています。

天羅本来のル=ティラエとは割と違う物になってますが、ご勘弁。

 

ル=ティラエ

能力値:【肉体】4【感覚】2【理知】2【聖霊】4【階級】0

 アガペー:+20

解説:合衆国における「オニ」。

固有の文化と血統を持ち、「氏族(クラン)」や「祖霊(トーテム)」と言った特殊な

文化形態を今に継承している。

但し、合衆国本土では激烈な迫害と「狩猟」が行われて今に至る。

強いエーテルの素養を持ち、その心臓からは心珠(メルキュリオ・ダイラタンシー)と

呼ばれる形で凝集した天使核が発生する

(=人為的手段で結晶化させなくても天使核が採取できる、非常に稀な例)。

 

グスタフ:「(データ見て)…ふむ、成る程。オニやエルフェンと同様の古代種か」

アレイシア:「…(思わず話しちゃったんでむっつり)」

グスタフ:「…さて、そうツンケンしていても仕方あるまい。今度は少しリラックスしてもらうとするか」

(小型アームが伸びてにじり寄り)

アレイシア:「く、来るな!?」(ぢたばた)

グスタフ:「折角使う機会をくれたのだから実験台にな?」

 

迫るグスタフ、地獄のナニカ。

アレイシア、危うし。

 

GM:ちなみに、アレイシアですが。幾つかインプラントが埋め込まれてます。特に目立つところは…

ヘルメットの謎の機械と連動してたようですが、コーテックス・ボム(脳幹爆弾)と言うやつですな。

ツバサ:うひぃw!?

 

ルール上は「脳内爆弾」。

文字通り、命令に逆らった瞬間に脳髄を吹き飛ばす爆弾で、非人道的極まりない

インプラントである。

 

グスタフ:「(アームで全身こちょぐりながら)酷いことをするものだな…人をなんだと思っているのか」

アレイシア:「…「贖罪者」部隊に、人などいない。奴隷と、機械だけだ」」(ぷい)

GM:「贖罪者(アトノメンター)」、と発音されたと思いねw

グスタフ:「(アームをぴたりと止め)…奴隷と、機械だけだ?」

アレイシア:「…(ぷい)」

グスタフ:「…今日の尋問はここまでだ。続きはまた今度にするとしよう」

 

ギャグとシリアスの切り替え所を理解している漢、グスタフであった。

 

GM:なお「贖罪者(アトノメンター)」部隊ってのは、また別の情報項目ですな。

軍略・話術・情報処理ってところで、最大で12まで出る大きい情報です。

 

ひとまず去ろうとしたグスタフの背に、ふと思い出したかのようなアレイシアの声が掛る。

 

アレイシア:「…待て」

グスタフ:「…なんだね?」

アレイシア:「ワタシが斬ったあの機体は、どうなった」

グスタフ:「大したことは無い。現在はオーバーホール中だがまあ、すぐに元通りになるだろう」

アレイシア:「…そうか」(何とも言えない表情で、またぷいっと)

グスタフ:「パイロットが心配になったか?」

アレイシア:「あれの太刀筋は、ずいぶん鈍って見えた。精霊(シャ)が揺らいで、天地(アル・ディ)

から外れていた…あれでは、木石にも当たるはずがない」

グスタフ:「…伝えておこう。ああ、それともう一つ」

アレイシア:「…なんだ」

グスタフ:「君は、幸せかね?」

アレイシア:「…神(イ=イル)の意に沿わない現状が、幸せであるはずがない…

 まあ、合衆国に居たとしても、それは同じだが」

グスタフ:「ならばいい。その言葉、覚えておくぞ」(退室)

アレイシア:「…寝る(ぷい)」

GM:と言うあたりですな。部屋を出たあたりでシーンが一回切れます。

 

グスタフがダーザインを調整(大佐からの支配を3L)しつつ、シーンは切れて…

 

GM:ちなみにル=ティラエの「神」ってのは、聖書のアレとは別モノですんで。

彼らにとっての天地自然の統括者、みたいな感じです

グスタフ:…バイブル的には異教者はキルゼムオールですしなぁ…

ツバサ:つ 「今……幸せかい?」とやってるグスタフが脳裏に

GM:…それ、何てアナザーエンド…w

 

さて、そんなこんなでアレイシアとの初交流は、それなりに実入りも有りつつ。

撃墜されて負傷したツバサのシーンへと参ります。

 

 

ミドルフェイズ シーン2「傷付き、もがく片翼」

 

GM:ちなみに、ツバサと伊音はもう完治してます。元々大した負傷じゃないんで。

…但し、やられた時に受けた古傷が痛んでも可w

ツバサ:

GM:では…道場w?

ツバサ:ですな。さて、ボロ負けしたわけで早速特☆訓中なのですが…まあ、例によって

気が乱れてる感じで。

GM:アレか、巻き藁一刀両断にしようと思ったら、途中で刃が食いこんじゃったりw

伊音:「…切っ先が迷っているな」(座禅しつつ)

ツバサ:「……調子が悪いだけだ。すぐに直る」

伊音:「…そうか」

GM:で、伊音の方も居合で巻き藁切るんですが、何となく納得いかない様子で。

ツバサ:そんな伊音の様子にすら気づかないほど(自覚は無いながらも)追い詰められておりますb

伊音:「(嘆息)まあ、私も人のことは言えないか。早く復帰しないと、折角のXVも扱えないままだ」

GM:ああ、XVが専用の改装されてる話とかは聞いてていいです。

ツバサ:りょかいっす。

 

いつもならば無心に武器を振るう音が響く武道場に、何故か今日は嘆息と覇気の無い

風切り音が響くのみ。

居心地が悪いというよりも、何をしたら良いのか分からない不安な空気が垂れこめていた。

 

ツバサ:「(無言で鍛錬継続。しかしあっちゃこっちゃがこう、ガタガタ)」

掛亥:「(がらっ)お、やってるみたいね」

和沙:「(ぺたしぺたし)はろーん」

ツバサ:「……中佐と備品か(一時中断。視線は向けずに声色だけで判別)」

掛亥:「ええ、中佐よ。お知らせと、あとは鍛錬に来たわ」

ツバサ:ここで冗談を解するテンションだったら「私を笑いに来たのか?」なのですが、まあ保留w

和沙:「君を笑いにきた、と言えば満足かねー…とは言わないけど」

 

とりあえず、言われなくても言ってみるのが備品クォリティ。

 

掛亥:「ムラマサの補修、何とか七割まで完了。出撃は無理だけどもうしばらくで動くそうよ」

ツバサ:「そうか」

掛亥:「あと、例のフーファイターのドライバーは第12棟の独房、ブッフホルツ中尉が全権

持ってるわ。会いたければ、中尉経由でよろしく」

ツバサ:「気が向いたら」

伊音:「…ツバサ(嘆息)」

 

心ここに在らず、そんな言葉そのままのツバサに嘆息する伊音。

顔を見合わせた和沙と掛亥だったが、しかし。

 

掛亥:「…(無言でつかつか)」

GM:そのまま、横合いから掌底で脇腹(オイ)

ツバサ:ああ、では反射的に突き返しを入れようとしますが…

GM:その切っ先をかわしてそのまま腕掴んで…投げに連携w

ツバサ:うっはwww

 

不用意に繰り出した木刀の突きを、身捌きで交わすと同時に踏み込み、体当たり気味に腕を取って投げ。

草薙流無手護身術の痛烈な当て身投げがツバサに炸裂する。

 

ツバサ:では道場の宙を舞いましてw

掛亥:「っせいっ!!」(すぱぁーん)

伊音:「ちょ…中佐!?」

 

SE:どしゃっ!!

 

ツバサ:「……何の、つもりだ、中佐」

掛亥:「…(にぎにぎ)…鈍ってるわね、少尉」

ツバサ:「……(無言で立ち上がり)」

掛亥:「少なくとも白兵戦で、少尉が私に負けるはずがないんだけど… 切っ先、何処向いてるか

分からない感じよ?」

ツバサ:「……そんなはずは……(言いかけて、さすがに黙り)」

GM:まあ、能力値とクラス的には、掛亥が勝てるはずがないんですけど。実際のところw

和沙:「… わたしは、ここにいていいのだろうかー」(声真似)

ツバサ:……ああ、そこで。手加減なしの一撃が和沙の頭部に横薙ぎに(脊髄反射)

 

閃いた横薙ぎ、まさに迅雷の如く。

構え無しの状態から抜く手も見せず翻った一閃は、先程の突き返しとは別次元の鋭さで

備品を薙ぎ倒す!

 

ツバサ:なぜかそれだけは正確かつ鋭利(死)

和沙:「ぱぎめとん!?」(どがしゃぁっ)

 

備品 は ぶっ飛んだ!

 

ツバサ:「……(はっ)」

伊音:「む、いい太刀筋じゃないか」

ツバサ:無自覚の一撃だったようですw

GM:食らった和沙が、向こうへ吹っ飛んで頭から道場壁に突き刺さってますw

ツバサ:「……(不可解な顔で)……私は今何をした?」(汗)

和沙:「ふるぱわーの一撃を貰って星が回ってます」(もがもが)

掛亥:「いや、突っ込みで本来のスペック取り戻されても… 戦場で漫才やるわけじゃないのよ?」

ツバサ:「……(顔をしかめ)」

伊音:「…ツバサ。多分だが…さっきから太刀筋が鈍っているのは …いや、あのフーファイターに

撃ち負けたのは」

 

「お前の中の迷いによるもの …だと思う」

 

ツバサ:「……私は、迷ってなどいない」(しかし語調自体が迷ってる感じで。むしろ自分に言い聞かせるように)

伊音:「本来のお前の腕…今の備品に向かった一撃の鋭さなら、あの光剣でも切り返す隙は

無かったはずだ」

 

光剣で切り返せないような一撃を食らって生きてる和沙は何なんだ、と言う突っ込みはせず

 

和沙:「(あーいてててて…)」(すぽん、と穴から頭引っこ抜きつつ)

ツバサ:……まあ、備品ですし。

掛亥:「…そう言えば、ブッフホルツ中尉も、貴方関係で例の捕虜から何か言伝されたそうよ?」

ツバサ:「……言伝?(訝しげな顔で)」

掛亥:「まあ、聞くなら自分で聞いてきなさい。これ以上剣振っても、今は意味無いだろうし」

GM:で、掛亥はそのまま和沙引っ張って去りますがw

ツバサ:「……(珍しく迷っている様子)」

伊音:「…行くか。そろそろ、昼時でもあるし…食事のついでに話を聞いてみるのも、悪く有るまい」

ツバサ:「……ああ。ついでならば(しぶしぶ、と訓練用の刀を置く)」

GM:で、道場を未練がましげに(ぇ)出たところで、次のシーンに移りますw

ツバサ:うぃw ……うむ、いい具合に八つ当たりんぐw

 

グスタフ:因みにグスタフとしては、掛亥経由で遠回しに、自分から聞きに来るよう仕向けてたり。

「自分で聞きに来ないのでは無理に聞かせても意味が無い」そうで。

GM:はっ、しまった。これはグスタフの巧妙な罠だw

 

SE:しかしそれは、グスタフの巧妙な罠だった…

 

ツバサ:ツバサハードですね)

グスタフ:悔しい…っ、でもマスケンヴァル!(ビクンビクン)

GM:消し飛ぶ消し飛ぶwww

 

恐るべし、策士グスタフ(何)

 

ツバサ:まあ、硬い金属ほどひびが入ると脆い、という感じで。鍛えなおせるかどーかは今後次第w

 

果たして、ツバサは迷いを断ち切ることができるのか。

こっそり忘れてたアガペーを振り、ダーザインの調整を行いつつ。

 

ツバサ:(ころころ…1ゾロ)えーと……じゃあそうですな。【掛亥からの懸念】を取得。

GM:今の掛亥は《覚醒》してないので普通のいい人です(何)

 

Q:《覚醒》するとどうなるのか。

A:大変なことになる。

 

ツバサ:で、残りは【自己からの不安】を2に、【伊音からの闘争心】を【伊音からの心配】に

書き換えて2に。

グスタフ:あ、そういえばPC間ダーザインはw

GM:おっとw

ツバサ:忘れてたな……どうしようか。

グスタフ:取り敢えず、迷ったら振ってみますか。

GM:ういw

 

うっかりこのGM、PC間ダーザインを取得し忘れていたことに気付いたりしつつ。

…良いGMの皆さんは、大事なことなのでお忘れのないように(何)

 

グスタフ:(ころころ)信頼か苛立ち…今のツバサ相手ならどちらでもいけますな。

GM:苛立ってみるのも手か…w

グスタフ:まあ、ここは信頼で。部下を信じるのが上官の務めですw

GM:…いい大人が居る…だと…w

ツバサ:(ころころころころ)こっちからはどーしたものか。ロクなのが出ないw

GM:ツバサからの…そうですな、不安とか?

ツバサ:隔意にしておきますか。表には無いけど

グスタフ:ふむ、りょかいです。

GM:真意は闇の中、とw

 

かくて、【グスタフからの信頼】と【ツバサからの隔意】が発生。

そんなこんなで、次のシーンへ移行します。

 

 

ミドルフェイズ シーン3 「異文化コミュニケーション(手段:食事とか)」

 

GM:では…グスタフが何処で飯食うか、ですな。独房で飯食うのも手(ぇ

グスタフ:アレイシアと一緒にお食事会ですな(ころころ→アガペー+8)w

GM:そして梅干しを渡していぢめるw

ツバサ:こっちは折を見て登場しますw

グスタフ:場所はまあ、独房ですな。納豆、梅干、くさやのジェットストリームアタックを仕掛けます(ヲイ)

 

納豆。

ご存知、ヤシマの伝統的発酵食品。独特の臭気と粘りがGMの中の人とかは好物。

キムチなんかとも合う。でも外国の方々には、割と受けが悪いことで有名。

梅干し。

合衆国風に言うとプラムのピクルス。海外の漬物の常識を覆す強烈な酸っぱさに、

悶絶する挑戦者多数。でもGMの中の人にとっては大好物。

くさや。

伊豆諸島特産。特製の発酵液に魚を漬け込んだ物。ご飯や清酒のお供に(個人的に)

最適だが、その独特というか強烈な臭気は、食べる人を激しく選ぶ、かもしれない。

 

GM:…いい大人は何処へ行ったw

ツバサ:人間のやることじゃない……w

 

SE:いい大人?そんなのありませんよ、メルヘンやファンタジーじゃないんですから。

 

アレイシア:「…(納豆とくさやの匂いでじり、と逃げ腰)」

グスタフ:「なんだ、食わんのか?旨いぞ?」

アレイシア:「…う」

GM:…どうやら彼女的に、出されたものを食べないのは礼儀に反するようですw

アレイシア:「む…ぐ…(恐る恐る)」

グスタフ:「ほれ、熱々の味噌汁もあるぞ」

アレイシア:「…そっちから頂く」(恐る恐る)

ツバサ:煮えたぎって泡が……w

グスタフ:流石にそこまではw

GM:むしろそこまで行くと、精神的に拷問…w

アレイシア:「…我らが糧をもたらすディ(大地)に感謝を」(簡略祈しつつ)

グスタフ:(対面に座って同じものを食いつつ)

「まあお前さんの郷土料理は出せんが、慣れれば和食も結構いいものだぞ?」(くさやあぐあぐ)

GM:…で、みそ汁は普通に食べるんですが…くさやと納豆の臭いが…w

アレイシア:「…(泣きそうになって意志力で立て直しつつ)」

ツバサ:入りたくない空間が……w

GM:…全く馴染みのない食文化出身の人には辛いだろうなぁ、くさや…w

グスタフ:「ふむ、どうしても苦手ならその赤い粒(梅干)を丸ごと口に入れるといい。

匂いが気にならなくなるぞ」

アレイシア:「そ、そうか(ぱく)     ……!!」(じたばたじたばた)

 

アレイシア は 悶絶 している!!

 

グスタフ:「…まあ、口の中がそれどころでなくなるというだけだが」

アレイシア:「(視線で殺す勢いで水飲みつつ)」

グスタフ:「ほれ、今の内に流し込んでしまえ(納豆とくさや薦め)」

アレイシア:「(受け取って流し込む→渾然一体なるカオス発生)」

 

アレイシア は 超悶絶 している!!

 

SE:異文化コミュニケーションが進んだ! アレイシアは技能《情報:ヤシマ文化》を取得した!

 

グスタフ:「…(意外と素直で面白いなコイツ)」

 

面白がっていたらしい。

ちなみに、アレイシアはびみょーに死にかけてますが。

 

アレイシア:「母なるディ=ゴよ、異郷の地で虜囚の身のまま、我は大地に帰るかもしれません…」

(ぐったり)

GM:では、ある程度カオスが晴れたあたりで、ツバサもどうぞw

アレイシア:「…ヤシマ人はおかしい。同じ「角持つ民」とは思えな…!」(警戒)

伊音:「…こ、このにほひは…」(あう)

グスタフ:「このくらいで参っていたら大変だぞ? 風土によっては合う合わないあるかもしれんが

… お、伊音。ツバサも来たか?」

ツバサ:「……(超しかめ面) …中尉、何だこれは」

伊音:「…くさやと、納豆と、梅干しと…食堂の大おひつまで」(汗)

グスタフ:「見ての通り、捕虜との親睦を深めているところだ。お前も食うか?」

アレイシア:「(毛を逆立てたネコスタイル)」

ツバサ:「全力で遠慮する」

グスタフ:「アレイシア、落ち着け。お前が気にしていたドライバーだよこいつは。」

アレイシア:「む… …(じーーーーっとツバサを見つつ)」

ツバサ:「(こっちもじーっと)…これが例の?」

グスタフ:「ああ。で、ここまで来たってコトは、掛亥から聞いたんだな」

ツバサ:「ああ。何か言伝があるとのことだったが」

グスタフ:「言伝を預かってはいるが、直接聞いた方が易かろう。同じ戦士として相通ずるものも

あるだろうしな、そうだろうアレイシア?」

 

アレイシア:「…ああ。やはり精霊(シャ)が乱れている。隙だらけだ(ぽそ)」

 

アレイシア:「(冷ややか)オマエがヤシマの守り人だと言うなら、悪いことは言わない。この戦い、

諦めたほうがいい」

ツバサ:「……(ぎろ、と睨み)」

グスタフ:「だが、事実だ。今のお前ならそこらの候補生でも互角にやれる」(どこからか酒)

伊音:「(今は外で静観の姿勢)」

ツバサ:「……(ぎり、と無意識のうちに歯軋りして、はた、と驚きつつ)」

こう、感情的なリアクションが無意識に出たことに若干戸惑ったようですw

GM:ちなみに、この食事って和食だし箸ですよな?

グスタフ:ですな。

ツバサ:……たぶん?

 

「《疾風(エジャ)》」

アレイシアの呟きがその場に居た者たちの耳に届いた次の瞬間。

ツバサ=ライトハルトは、首筋に鋭く研ぎ澄まされた殺気が押し当てられていることに、

ようやく気付いた。

 

GM:箸一本口にくわえて、いつの間にかツバサの首筋にそれ押し当ててます。

ツバサ:「……!」

GM:…箸が淡く発光してるあたり、微弱にエーテル帯びて刃物に近くなってる悪寒がしてますw

ツバサ:アレですな、歯噛みして戸惑った一瞬のうちに。

アレイシア:「…(ぷっ、と箸を外して)この有様で、何ができるんだ」

グスタフ:「(悠然と酒を口に運び)…まあそういうことだ。殺気が無かったとはいえ、本来なら

反応できない速度ではなかった。」

ツバサ:「……私を侮辱するためにわざわざ呼びつけたのか?(箸を払いのけ)」

グスタフ:「シャが揺らぎ、アル・ディから外れている…だったか。言葉は違えど、その意味する所は

同じだ。今一度、自分を見直して来い。 でなければお前…死ぬぞ」

伊音:「…剣心一如、か」

ツバサ:「……失礼する(くるり、ときびすを返し)」

……ちと退場は早いかもしれないものの。

 

無言で立ち去るツバサを見送り、少し遅れて伊音もそれに続く。

 

アレイシア:「…つまらない。あの男(剣)は、切っ先が無い」(ぷい)

ツバサ:HAHAHA、シドイ言われようだw

グスタフ:「価値の無い勝利と価値のある敗北。いずれも必要な物だが、今のアイツには

その区別もつくまいよ(くぴ) 一献やるか?飲めないことも無いだろ(ずい、と差し出し)」

アレイシア:「侮辱するな。私はすでに成人の儀を済ませている(ぐい)」

ツバサ:…てことは、のっとばーじん?(ヲイ)

グスタフ:をひw

GM:いえ、部族で成人と見なされるようなクエスト(試練)を済ませてる、ってあたりですw

ツバサ:…シリアス台無しなんで、今のは引っ込めておきますw

GM:…w

 

だが残念。

引っ込めてもリプレイには残ったりするのだった。

 

アレイシア:「…そう言えば、名前を聞いていない。お前の名前は?」

グスタフ:「グスタフだ。グスタフ=ブッフホルツ。」

アレイシア:「なるほど、ならばグスタフだ。お前は、かなりの戦士のようだからな…ワタシを名前で

呼べばいい」

GM:戦士の掟、とゆーモノが有ると思いましょう。今のツバサが不用意に呼ぶと、かっ切られますw

ツバサ:HAHAHA、ご安心を)多分、今のツバサの精神状態だと頼まれても呼びません(死)

GM:www

 

と言うか、そこは安心するところではない。

 

グスタフ:「そいつは光栄な話だ。(ふと)…そういえば、アレイシアは赤い砂の大地の生まれだと言ったな?聞かせてくれないか、お前の昔話を。俺に語れるのは、精々が戦争の話だけだからな」(ちょっぴり記憶喪失という設定を生かしてみた)

アレイシア:「…良いだろう、寝るまでの時間はどうせ暇だ」

GM:まあおおよそ聞かされる話で理解できるので、情報項目の「ル=ティラエ」を判定無しで一部、
空けておきましょう。

 

 この状況で隠し立てするのもアレですし、そんなに重要じゃない(フレーバーに近い)
情報なので。

 

GM:そもそも、天使核とゆーのがどこから来るかは知ってますかね?

ツバサ:そらからふってきます(棒読み)

GM:そしてますけんばります。めでたし。

 

降ってきません。マスケンヴァりません。めでたくありません。

 

グスタフ:えーと、天使の血族かなんかから生まれるんでしたっけ

GM:いえす。血の濃い連中をアレしてソレしてから、特殊な処置をするとコアが摘出できます。

 

天使核(エンゼルコア)は、サイズは様々だが白い球体の形をした結晶のような物体である。

しかし、本来天使核を保有する人物の体内に存在する状態では、こうした形状を取っている

わけではなく、体外へ摘出するときに人工的に結晶化させてこのような形状にしている。

かの有名なノルトランドの実験施設では、施設内でアレしてコレして育てた天使核を

摘出する、という非人道極まりない実験が繰り返されていたり。

ちなみに天使核を摘出されると、その人間は植物状態となってほぼ、死と同義に。

 

GM:で、そういう技術はまあ、かつての統一帝国の悪行の一つだったのですが省略。

一方のル=ティラエは、加工しなくても殺して心臓抉ればコアが出て来るんです。

グスタフ:…って、それ獲り放題状態…(汗)

GM:まあ、合衆国ってかバイブルからすれば「異教徒」ですし、しかも都合よくコアの元。

そりゃ神の名のもとに片っ端から殺して奪え、ですよな(白々)

 

しかもル=ティラエは種族そのものの霊的な素養が高いため、得られるコアも

かなりの高品質である。

 

GM:かくてル=ティラエは瞬く間に数を減らし、今や山野の奥で細々と文明を守って生きるのみ。

でもってアレイシアは、偶々襲撃された部族で生き残った一人で、ギアドライバーのパイロットに

供してみたらびっくり黒核持ちでした…と云うお話。

グスタフ:とことん不運な…

アレイシア:「…結局、帰る術もない、帰る氏族も無いか…」

GM:そのまま不貞寝しちゃいました、と。

ツバサ:(さすがコメリカ、やることが徹底的に行き当たりばったりだぁ……)

グスタフ:「帰る場所か…俺もそれを失ったクチでな」

アレイシア:「…そうか」

グスタフ:「まあ、俺の場合は拾ってくれた人が居た。その人のお陰で今こうして羽を休める場所と

守るべき者を手に入れたわけだが……俺自身がそれをするつもりはない。俺の手は伸ばされた

手を掴むことは出来ても、身体ごと持ち上げてやるほどの大きさは無いんでな」

 

グスタフ:「で、お前はどうなんだ?」

 

アレイシア:「… 守るものなんて、無い。戦わなければ、殺されるだけだ(ぷい)」

グスタフ:「帰る場所を失い、帰る術を失い、その手をそこへ伸ばし、その足はどこへ向かう?」

アレイシア:「…手足を伸ばす自由も、今だけだ」

グスタフ:「いいや、違うな。自由が一時でもあるならそれをモノにするのは自分の意志一つだ。

可能性に手を伸ばすか伸ばさないか、その自由が今のお前の全てだ。ならば己がどうすべきか、

それは自明のことだろう」

 

ツバサ:(いい大人になっている……w)

GM:ちなみにアレイシアの脳幹爆弾は「何故か」爆発してませんが。

最たる理由は、瑞穂基地そのものの対電波・対霊子戦防御が外部からの干渉をシャットアウト

してるおかげではないか、と見られています。

アレイシア:「… 寝る。頭が疲れた」(毛布被り)

グスタフ:「…お休み、アレイシア」(退室。「うっかり」鍵を掛け忘れて)

GM:うはw

ツバサ:……お前がPC@だw

グスタフ:HAHAHA,出るとつい女性キャラを口説きたくなるのは性かw

 

過去を持たない機械化兵と、未来を奪われた兵士と。

果たして、彼らの行く先は…?

 

GM:さて、何か物凄いパトスがw

ツバサ:投げまくりましたb

GM:…ちなみに、グスタフにはアレイシアの感情の書き換えを許可してみる。

グスタフ:さて、感情はどうしたものかw

 

このダーザイン操作で、グスタフはアレイシアからの感情を「憧れ」に変更、4Lへ。

一方のツバサは【自己からの不安】を上げて不安をかき立てられてみる。

 

 

ミドルフェイズ マスターシーン 「愚者の嘲笑」

 

GM:さて、その背景で事態は徐々に動いてます。

 

????:「ふむ、01は鹵獲されたか…所詮、汚れた泥色の種族じゃこんなものですね」

 

????:「まあ、アレが居なくとも贖罪者部隊は健在…さあ、ミッションを第二段階へ進めるとしましょう」

 

????:「…01も帰らざるを得ない。どうせ、あの人形の家など、この船の倉庫ぐらいしか無いのだからねぇ…」

????:「あっはっはっはっは…」

 

GM:…と言うわけで、黒幕っぽいのが笑って見た(死)

グスタフ:

ツバサ:さて、じゃあ……次はいよいよアレですな。カウンセリンg…もとい、頭がかわいそうな子の

相手に定評のある伊音先生が頑張るターン?

GM:…いや、その可哀そう過ぎる分類はマテw

ツバサ:サンプルPCからして、何と云うか頭がかわいそうじゃないですか(死)

グスタフ:

 

サンプルキャラ「世界を変える者」

フレーバーテキストは割とまともなのだが、台詞回しとポージングが何と云うか、アレで

ソレでギアスッ!!であると身内で大評判のサンプルキャラの少年ギアドライバーである。

伊音が会話に苦労してそうだな、ともっぱらの評判だったりする。

 

 

ミドルフェイズ シーン4「心の闇」

 

GM:さて、ではツバサ。翌日道場へ向かうとですね。

伊音:「はぁぁぁぁぁぁっ!!」

アレイシア:「まだまだぁっ!!」

ツバサ:「……(ガラッ……をぅ)」

グスタフ:「遅かったな。もう始めているぞ」

GM:…間の巻き藁が原子分解されそうな、鋼の一刀vs光の二刀の激闘がw

ツバサ:……うっはw

 

伊音の繰り出す青眼からの連環套路、刺突・斬撃・体術も組み込んだ連撃を、アレイシアの

光剣とエーテルの盾が弾き、いなし、突き返さんと乱舞する。技の硬直を見てとった瞬間に

攻守が入れ替わり、巻き藁を間に挟んだ数歩の間合いを、間断無い刃の嵐が荒れ狂う。

訓練とは思えぬ、文字通りの真剣勝負の如き手合わせであった。

ついでだが。

 

ツバサ:「……真ん中に縛り付けられているのは……ああ、何だ。備品か」

和沙:「へ、へるぷみーっ!?切れる、斬れるってば!?」(何故か避けてる備品)

ツバサ:「……冗談じみた光景だな」

グスタフ:「流石だな、見応えのある光景だ…若干不純物もあるが」

 

ちなみに、備品が訓練の的になるのは瑞穂の日常的情景である by大佐

 

伊音:「…む、ツバサか」(空中からの連撃→弾かれて距離置き)

アレイシア:「…(目線だけ向けてほぼ無視)」

 

とりあえず水入り、と切っ先を下す二人。

その間で、何故か無事な備品がへろへろと。

 

和沙:「(縄から離脱)…あのー、何発かかすったんですけど(汗)」

伊音:「いや、当てるつもりだったんだが」

アレイシア:「何でわざわざ、的を外す必要が有るんだ」

和沙:「鬼が二人!?」

グスタフ:「ツノ付きだけにな」

ツバサ:「……うまいことを言ったつもりか」

和沙:「物騒な刃物でちゃんばらのど真ん中に立たされたら、何か一言言いたくなりますって!?」

 

そしてひとこと言ってもだれも気にしない。

備品なので。

 

アレイシア:「…グスタフ、伊音。そこのへろへろした「びひん」は切っていいんだな?」

ツバサ:「……(こっちは、無視か)」

GM:見る価値もない、とのことですw

ツバサ:www

グスタフ:「ああ、構わん。だが気をつけろよ、そいつには熾天使すらトドメを刺せなかったほどだ」

(気付きながらもスルー)

アレイシア:「…ほう?」(狩猟者の目)

和沙:「火にケロシンっ!?」

GM:で、物凄い勢いでエーテル技繰り出して追いまわすアレイシアvs逃げ回る和沙の図が背景で

繰り広げられつつ(死)

 

追うアレイシア、追われる和沙。

遠近自在の光剣が閃く中を、「ぎょえー」とか「ぎゃー」とか叫びながらコケつまろびつ

逃げ回る備品。何発かは確実に急所と思しき箇所へ撃ちこまれているはずなのだが、

何故か当たらない。何故か避けられる。

徐々にアレイシアが苛立ってきたのが、外からは見てとれたり。

 

ツバサ:「……(嘆息して踵返し帰宅モード)」(ヲイ)

伊音:「(待てい、と襟つかみ)」

ツバサ:「……(ぐぎゅ)」

伊音:「…そこで踵を返して帰るとは、何事だ」

 

気遣いつつも苦言を呈する伊音に、どこか昏い目のまま、視線を合わせずにツバサが

振り向く。目線の先には、真っ赤になって本気で剣を繰り出すアレイシアと、慣れてきたのか

フハハハと笑いながら逃げ惑う備品の図。知らず、頭痛を堪えるような表情になる。

 

ツバサ:「…………騒がしいのは、嫌いだ」

伊音:「…「見取る」のも稽古のうちだぞ?」

ツバサ:「……見取る、か」

 

アレイシア:「逃げるなっ!! 当たれっ!」(ずどむっ)

和沙:「当たると痛そうなので全身全霊で遠慮!?」(ぴょいーん)

 

ツバサ:「……(ひとまず道場の隅に胡座)」

和沙:「(光剣白刃取り)なんとぉっ!?」

アレイシア:「何ぃっ!?」

グスタフ:「…ふむ、流石に生身では叩き切れんか。いいセンは行っていたが」

GM:で、剣を横に流して体勢を崩し、逃げ伸びた和沙がツバサにタッチ。

和沙:「交代! ぷりーず!」

ツバサ:「……な!?」

 

タッチの勢いのまま、滑り込むようにツバサと伊音の後ろへ逃げ込む和沙。その後ろから、

猛烈な踏み込みで突き技を繰り出すアレイシアの姿が現れる。

ツバサに出来たことは、とっさに意識を巡らせた右手を目の前に掲げることだけだった。

 

アレイシア:「…」(ぴた、と眼前で止め)

ツバサ:で、反射的に右手から伸ばしたエンゲルシュヴァルトで、ギリギリ受けをば。

アレイシア:「三回は殺せる遅さだ。咄嗟でもその程度なのか? それで伊音のパートナーなのか?」

ツバサ:「………(確かに受けきれてなかった、とゆー事実は自覚して愕然と)」

アレイシア:「…お前は、何のために武器を持っているんだ?」

 

アレイシアの問いに、一瞬逡巡した後。ツバサは体得するまで刷り込まれた戦闘技術を

思い返し、その存在意義に思い至って答える。

 

ツバサ:「……私が、そのように造られたからだ」

 

その答えを聞いたアレイシアの表情は、強いて言えば憐憫か、侮蔑だったろうか。

 

アレイシア:「…お前は、贖罪者部隊の人形より価値が無いな」

ツバサ:ああ、そこでトラウマスイッチが入りまして。こう、アレイシアの背後にですね。

ツバサは「アレ」を見るのです。

 

それは、周囲すべてをその劫火で焼き滅ぼした、天使と言う名の銀髪の悪鬼。

自らのオリジナルであり、その圧倒的能力で全ての戦場を焼き払う、ツバサにとっての

恐怖の象徴。

 

カナード=ライトハルトの幻影は、何の感情も浮かべないままで云い捨てる。

「失せろ、人形」と。

 

GM:…あー、なるほど。ではこう続けましょうか。

アレイシア:「…戦場から失せろ、人形」

ツバサ:「………………私は…………」(ぐ、と右腕に力が篭り)

 

否定しなければならない。

理由理屈の有無ではなく。

 

ツバサ:「私は――人形ではないっ!」
エーテルソードを振り払い、立ち上がりざまに左手で軍刀を抜刀します

 

自らがツバサ・ライトハルトであるために。

その本能にも近い衝動が、ツバサに二刀を抜かせた。

 

アレイシア:「命以外に理由の無いワタシより、護るものが後ろに有るお前は弱い。お前の弱さが、

お前の味方も殺す…っ!?」(がきーん、と)

GM:では、それはギリギリで受け流しつつバックステップ。

ツバサ:「……(アレイシアの後ろに見えるカナードにおびえつつも、構え)」

アレイシア:「…(無言で二刀構え)」

GM:では、一戦やってみますか。生身(死)

ツバサ:……うはw

GM:一撃入れたらカタつく、ということでw

 

Open Combat! ツバサ・ライトハルト vs アレイシア・フレイムフェザー

 

ツバサ:うす。ではこちらは…【行動値】5。

GM:アレイシアは6ですな。では、セットアップに《地威天象(ディ=グ・アル=フォノ)》を。

ツバサ:うひぃ!?

GM:効果は【肉体】【聖霊】を用いた判定の成功数+5、ダメージ+10 シーン中一回。

むこうの本気、とゆーことです。

 

アレイシアの全身を、天地から貫くような膨大なエーテルの流れが押し包む。

ル=ティラエ…天地と共鳴する古い血が可能とする、エーテルによる身体能力の爆発的増強

であった。

 

ツバサ:……うわー(滝汗)

GM:で、そのまま踏み込んで通常攻撃。マイナーは特になし(どざららー)12成功でどうぞ。

ツバサ:なるほど。突き返しを試みますが… えーと、【肉体】9の武器二本で2、《カウンター》3.

判定値は14……ちと足りないかな(どざらららー)

GM:出目に5が多い…w

ツバサ:8成功……全然足りないでやんのw

 

爆音のような踏み込みとともに、アレイシアの双剣が瞬く間に目前に迫る。

刃引きなどしようもない、真剣による本気の攻撃。

対するツバサの振るう刃は致命的なまでに鈍く、如何にしても間に合わないように思われた。

 

GM:では、ざくーっと切っ先が抉りますが…通します?

ツバサ:成功数4はロゴス12か…なかなか重いなあ。

GM:ああ、流石にHP0になるだけなんで死にはしませんがw

ツバサ:しかし。ツバサ的にちょっと言わせたい台詞も有るので無理をしておきます。ロゴス12.

GM:ををw

 

切っ先の前に硬直したような身体が、ありえない反応で瞬時に加速する。

それを可能としたのは、振り絞られた「意志(ロゴス)」の力。

 

アレイシア:「!?」

グスタフ:「…ほう」

GM:二刀で時間差攻撃かけたら、その合間くぐってずばーっとw

 

ツバサ:「私の前から消えうせろ! カナード=ライトハルト!!」

(二刀を片方で受けつつ、もう片方で全力斬撃)

 

GM:無意識全開、とw

ツバサ:こう、半ば恐慌状態のバーサークでw

GM:ちなみに、攻撃力どのくらいでw

ツバサ:差分0で攻撃力が5ですな。ざこっちーですw

GM:では、アレイシアは《切り払い》で軽減しつつ、剣圧に押されて頬がちょっと切れて驚いた表情で

アレイシア:「…やればできるのか」

ツバサ:で。そのまま追撃入れようとして慌てて伊音が羽交い絞めにw

 

伊音:「待て、落ち付け!お前の勝ちだ!」

ツバサ:「……(がたがたがた、と怖ろしい物を見たように震えつつも攻撃態勢、めっさバーサークな

感じで。でも伊音の腕力で止まる)」

 

アレイシア:「(頬の血ぬぐって線状のペイント)…この太刀をシュネルギアで出されていたら、

結果は逆だったかもな」

和沙:「をを、どう見ます実況のグスタフさん」

グスタフ:「ようやく振り切ったようだな。カナードの幻影に苦しめられていたのが不調の原因だったか」

和沙:「…カナードっちと言うと…やっぱり女性関係?」

 

断じて違います。

とりあえず、ボケつつもGMは裏で何かにチェックを入れつつ。

 

ツバサ:「……(はー、はー、はー、という感じで……はた、と我に返り)」

伊音:「…我に返ったか?」

ツバサ:「……ああ……すまない(ふるふる、と何かを振り払うように首を振り)」

伊音:「…そうか」(離)

ツバサ:アレですな。"処理"とかされかけたときの記憶がフラッシュバックして。

 

ツバサ・ライトハルトは、純血に近い天使であるカナード・ライトハルトのクローンの第六号

であり、幾つものテストを生存した、唯一の「成功例」である。

…第五号までのクローンたちがどうなったのかは、語るまでも無い。

 

グスタフ:「…全く、揃って手間をかけさせるものだ。ここまでお膳立てして好転しなければ本当に

降格するところだ」

アレイシア:「…なるほど、計算ずくか。食えないな、グスタフ」

グスタフ:「伊達に長生きしてないんでな」

ツバサ:「……(腰が抜けたように座り込み …一息)」

アレイシア:「(やれやれ、と剣消し)そう言えば、前に何か聞きたがってたようだが。この傷に免じて、

一つ二つなら教えてやらないことも無い」

GM:ありていに言うと、情報収集ができます。白兵の判定でも(ぇ)

ツバサ:うはw

 

恐らく有るだろうな、と思いつつ用意したのがアレイシアとの生身戦闘イベント。

勝敗に関わらず、真っ向から立ち向かうことさえすれば、情報収集が可能となる仕様でした。

 

GM:情報項目としては、「贖罪者部隊」が出てますな。

ツバサ:では……こっちで振ってみますか(ころころ)7成功で。

GM:(ふむ)最後の項目以外は出ますな。

 

合衆国・「贖罪者(アトノメンター)」

→機械化を施した精鋭部隊。「贖罪者」の由来は、合衆国の統治に反抗的だったので
  「矯正」された面々ということになる。幸せは義務です、諸君。

機体との直結V機関に加え、頭脳に精神制御を組み込まれており、命も惜しくない鉄砲玉と

化している。完機と機械化兵を折衷したような、オールラウンドに高い戦闘能力を持つが、

兵器としての寿命は過剰なエーテル強化によって非常に短い実験兵器でもある。

頭脳に戦闘技術を焼き込み、身体のほとんどは機械化することで、人間ベースの完機、

あるいは単なる兵器としてはかなり完成されていると言える。

 

GM:ただアレイシアはほとんど改造受けてません。と言うのも、霊的な構造の違うル=ティラエなので

下手に強化器具が埋めれなかったわけですが。

 

ただし、下手に改造しなくても本来の戦闘能力が非常に高かったりもする。

 

GM:あと、ツバサの方の情報は、贖罪者部隊の指揮官が「カスター中佐」という男だと解ります。

一応情報項目に追加、しかしてノット重要情報。

ツバサ:カスたー中佐、と(めも)

グスタフ:しかして、こちらはリミッター解除しなくては殆ど意味が無いが …HPがw

和沙:「お疲れのようですね」

ツバサ:そんなときに備品のメイデイですよ。

和沙:「生救急箱びーむ」(とう)

 

SE:グスタフ は 全快した!

 

GM:で、グスタフのリミッター再挑戦ですが…12行くと重要情報が。

グスタフ:では《リミッター解除》で、再度「贖罪者部隊」を情報収集。技能は《情報処理》で(ごろごろ)0成功なのでロゴス3乗せて12で。

GM:うむ。まずアレイシアも含めて、贖罪者部隊ってのは精神制御受けてます。

 

贖罪者部隊の精神制御は、機械的なものと暗示的なモノを複合して、更に脳幹爆弾を

組み合わせた「 絶 対 服 従 シ ス テ ム 」である。

アレイシアは機械的な強制改造は受けておらずヘルメットで制御補助、また暗示はその

強固な精神力で自力で解除しているが…脳幹爆弾は埋め込まれており、爆弾とセットの

制御装置が存在している。

 

GM:…という情報を得て、さらに「精神制御技術」とゆー項目がポップアップ。

グスタフ:「ふむ…和沙、メビウス博士は今どこに?」

和沙:「えーと、博士?今はXVの整備してるんじゃないかな?」

ツバサ:ふむ、まずはそっちをちょっくら《白兵》で振ってみましょうかね?

GM:「精神制御技術」の方は、目標値が8と12の二段階で、ある意味キー情報ですが。

情報処理か軍略ですからな、基本はw

ツバサ:目標値と自分の判定値を見比べ)どーあがいてもロゴスなんでぢぢぃに任せますw

 

頭脳系は、得意な人に任せることにしたらしい。

 

グスタフ:「ではそちらを当たってみるか。あのひとが専門だ」

和沙:「あいさっさ、連絡しておきます」(ぴーがががー)

ツバサ:「(頷いてよろよろと立ち上がり)」

アレイシア:「…光剣と鉄の剣の二刀か」

ツバサ:あ、ここで【アレイシアからの不可解】を取得しておこうかと。ナニコイツ、とゆーw

GM:許可w

アレイシア:「…では、ワタシは独房に戻る。最後のは、久々に面白い相手だった」(すたすた)

ツバサ:「……(黙礼のみ)」

 

「人形」という評価は、アレイシアの中では改められたようである。

 

GM:…ちなみにですね。

アレイシア:「…そう言えば、ワタシを撃墜したのは誰の機体だったんだ?」

ツバサ:「(備品を指差し)」

グスタフ:「ああ、あの備品だが」

和沙:「(やほう)」

アレイシア:「……(がく、と膝が折れて壁に無言でエーテルナッコォ連打)」

 

アレイシアは、人としての尊厳とかが折れそうになった!!

 

アレイシア:「つ、次は叩きのめすっ!!」(びっ、と指さしてダッシュで退場)

ツバサ:「……(通夜のような沈痛な面持ち)」

グスタフ:「うーん、多分無理だと思うが…」

和沙:「はっはっは、何か勝った気分が」

伊音:「…今のところ、正面切ってこの備品に勝てるやつは…逆上が本気になった時くらいか?」

ツバサ:「……わからん(ふるふる)」

伊音:「人として、非常に遺憾なことだ……」(がく)

GM:と言うわけで、最後の最後で岩より重い無力感を背景にいったんシーンが切れますw

ツバサ:うぃw

 

…ちなみに、一応言い訳しておくならば。

生身でのPC瑞穂最強は、恐らくT-Xこと桂。完機である彼女なら、本気になれば和沙にも

勝てるはずである。

同率一位は、《戦場の歌姫》《アイドル》を駆使できるシンガーのホムラだろうか。

なんにせよ、ランキングの上の方で備品が跳梁跋扈しているのは間違いない。

 

GM:…ちなみに、アレイシアは「備品に落とされた」屈辱で、独房で無言のまま鍛錬を開始してますw

ツバサ:さて、(ころころ)アガペーは+7の領域……あと1つ上げられるか

グスタフ:(ころころ)さて、こっちもダーザイン振っておこう。

GM:…をうw

 

ツバサは【伊音からの心配】を4に上昇。心配掛け過ぎである。

グスタフはいつも通りブレ無く歪みなく【ヴィヴリオからの支配】を4に。

 

ツバサ:伊音からの心配が4になった!(死)

GM:心配掛け過ぎだ!?

ツバサ:いやぁ……今回もやっぱり被害者でしたね(ミストさんしてみる)

 

…伊音、生真面目だからホントに色々大変ですよね。

 

GM:ああ、ちなみにメビウス呼ぶんですよな?

ツバサ:ええ、こういう場面では一番頼れそうですし。

GM:…そうすると自動的に、フーファイターのスペックが丸バレします(死)

 

プロフェッショナル万歳であった。

そんなわけで、次なる情報収集シーンとなります。

 

 

ミドルフェイズ シーン5 「たった一つの冴えたやり方」

 

ツバサ:では、ぢぢぃ… の所に行くかぢぢぃが来るかしまして、ねくすとしーん。

こっちはアガペーやばいんでひとまず登場保留しつつ。

GM:ではグスタフがメビウス博士を探していくと…そこは鉄火場だった。

詰まるところ、XVを調整してるんですが。

グスタフ:「…何事かコレは(汗)」

 

システムメッセージ:Drメビウスがツバサの中の人にジャックインされました

 

Dr.メビウス:「おぉ、来おったか」(トンテンカンテン)

GM:となりのスペースに例のフーファイターが完全に修理されて置いてあったりもします。

おやっさん:「ああくそ、また左右の同期がコンマ4ズレてやがる!」(がんがんがんがん)

グスタフ:とりあえずアガペー(ころころ…11)うぉ、これはw

GM:…エーテル漏れですね?

Dr.メビウス:……愛にあふれたシーンになりそうだね(さわやかな笑顔で)

 

流石、瑞穂の格納庫。

機械への愛とかエーテルが漏れてても、何の問題も無い(待て)

 

GM:ま、メビウスは一息入れてることにしましょうw

Dr.メビウス:「(降りてきてふぅ、と一息)」

グスタフ:「博士。贖罪者部隊…この名前はご存知で?」

Dr.メビウス:…知ってますか?w

GM:出てる情報程度は全部知ってるもの、としてくださいw

Dr.メビウス:うぃw

 

何故そんなことを知っているのか。

彼がマッドサイエンティストだからである。異論は認める。

 

Dr.メビウス:「うむ。何度か大陸側でやり合ったことがあってのぉ」

GM:大陸の時はまあ、せいぜい風変りな鉄砲玉でしたけどな。要は、帝国やヤシマの兵隊を捕虜に

して洗脳して突っ込ませる、とゆー。

Dr.メビウス:「ただ、ここまで本格的な運用は初めてじゃて」

グスタフ:「ふむ、ならば…その精神制御、脳幹爆弾についてもお詳しいので?」

Dr.メビウス:「…(顔をしかめ)アレは厄介な技術じゃの」

GM:そこは振る所ですな。さあ、目標値12を何とかしましょうw

Dr.メビウス:……ぢぢぃは使えますか?w

GM:使えます、居ますから。軍略か情報処理、まあ何とかなるでしょうw

 

居るものはPCでも使う。これ生き残る鉄則(嘘)

仮にも情報処理の専門家。《リミッター解除》込みで16成功を叩きだし、楽々成功して見せる。

 

GM:うむ。では情報ですが。

Dr.メビウス:…あ。判定にクラヴィアチュール分忘れてた。マアイイヤw

 

うっかり補正を忘れるのは、まあ良くあることです。

 

GM:この手の精神制御をヤシマでも一回やろうとしたんですが、致命的欠点が露呈したんです。

複数を精神制御するようなエーテル出力と技術使うなら、その分武装に回した方がマシ、とゆー。

グスタフ:シンプルイズベスト、と。

GM:制御システム自体は、まあラジコンみたいな感じです。端末埋め込んで、そこにエーテル回線の

信号で思考制御とか細かい操作を入れる感じで。当然、距離の制限もあるし制御そのものも面倒。

Dr.メビウス:真っ当な指揮官なら使わない、と。

GM:で、脳幹爆弾ですが、これは要は保険です。制御範囲から出て一定時間経つと起爆して、とか。

Dr.メビウス:……うわ、それって今ヤバいのでは!?

GM:贖罪者部隊の場合は、ちょっと特殊なんです。なんせ、乗ってる機体がフーファイター、めっちゃ

足が速いんですよね。制御範囲から出ちゃうのはやむなし、なんです。

 

なにぶん制御装置本体がデカいので、普通は艦艇に積むしかない、という設定である。

速度差が有りすぎて、本体はフーファイターと同行できないのであった。

 

Dr.メビウス:…あー、確かに。

GM:そうなると、こういう仕組みになります。

 

本体ユニットを艦艇に搭載し、フーファイターの機体自体に制御装置の端末Aを組み込む。

更にエーテル回線のリンクでそのAと本体、それに兵士脳内の端末を中継接続させます。

そして本体からは、一定周期で自爆信号を発信し、これを機体の端末Aが抑制する限りは

起爆はしない仕組みに。

つまり脳内爆弾は機体と兵士のリンクが健在なら、機体の側で自爆信号を堰き止めるため、

起爆しません。但し、機体が本体ユニットからの命令信号を受ければ、中継して兵士の行動を

制御したり、当然向こうの主導で脳内爆弾も起爆できます。

 

Dr.メビウス:ふむふむ

 

設計者の計算違いがあったのは、フーファイターが捕獲された瑞穂基地の対エーテル防御が

想定に比して強固過ぎた点である。本体からの自爆指令や制御命令はシャットアウトされて

届かないまま、内部の機体とアレイシアのリンクだけは健在、という状況になっている。

 

GM:故に、危ないところですが爆弾は起爆してません。

Dr.メビウス:なるほど。爆弾の解除とかは…できますかね?

GM:出来るとは思われますが、難題が一つ。まず、機体の中継装置を何とかすると、指令無くなった

爆弾に火が入ります。かと言って爆弾に手を出そうとすると、恐らく有るであろうセキュリティで、

処置中にエライことになります。

グスタフ:事実上手詰まりに近い状態か…

 

何とも、タチの悪い仕掛けであった。しかして。

 

GM:故に、第三の手段…というのが、メビウスの脳内に。

Dr.メビウス:……といいますとw?

GM:ベースとなる本体、つまり司令艦を直接攻略して、自爆そのものを不能にします(オイ

グスタフ:…うはwww

 

名付けて、臭い信号は元から断つ作戦。

 

GM:つまり、第七艦隊分隊の司令空母とその護衛を全部薙ぎ倒してコントロール装置破壊すれば、

爆弾はただの付属物になり下がります(死)

Dr.メビウス:「まあベース艦を強襲、自爆信号が送れないように叩き潰すのが最善手じゃな。

もっとも――攻撃隊と入れ違いになった場合、挟撃される可能性が無いではないが」

和沙:「はっはっは 無茶言うよね。 …まあ、でも前の海底要塞とかよりは楽なんじゃないかな?」

 

恐るべき海底要塞ヤマタノオロチについては、以前のリプレイ参照。

 

Dr.メビウス:「(肩すくめ) 少なくとも、シュネルや戦闘機、FUが本来のスペックで戦えるフィールドで

あることは保証するがの」

和沙:「んー、と言うかね。今回のその空母だけど…今、突出してるんだよね」

グスタフ:「とはいえ、その空母の位置が不明では…  何?」

Dr.メビウス:「…殴りに来い、と言っているようなもんじゃの」

 

殴りに来てください、とGMは言っていたりする。

 

GM:ああ、そこで「カスター中佐」の情報項目を事情通、情報処理、あるいは軍略で振ってください。

3成功で全開です。

グスタフ:低w とは言え、理知6で技能1…まず出ないなw

Dr.メビウス:じゃあこっちで行ってみるか。よっこらせと(どざー)

 

この判定、何とメビウス博士全成功したりする。

 

Dr.メビウス:全成功。完膚なきまでに知ってます …と言うか、多分交戦経験アリ(死)

GM:うむ。ジョージ・アームストロング・カスター中佐。

Dr.メビウス:……あー……w

 

ちなみに当然仮想の人物ですが、人物像に関しては実在の人物がモデルとなっております。

興味のある方は、どうぞ調べてみましょう。

 

GM:…元砲兵士官なんですが、その能力に関しては…佐官なのに《軍略》技能が3ギリギリしか

無い指揮官、と言う感じです。

グスタフ:…びみょw

Dr.メビウス:びみょというか……要はアレだ。小熊に指揮官やらせました@00

グスタフ:www

 

小熊。本名アンドレイ何がし。

ガンダム00において、最も親不孝および噛ませ犬な青年士官である。

 

GM:まあ、何と言うか…派手好きで向こう見ずで、かつ軍規を軽んじるくせに功利に走るタイプです。

理論と実情だと理論を重視して、理論と感情だと感情を優先させます。 

それでも中佐やってるのは、まあ…その手の才能は有った、と言うことでしょうな。

Dr.メビウス:……下手しなくても最悪のパターンですよな、その理論と実情と感情のバランス…w

グスタフ:完全にドツボに嵌るタイプw

GM:まあ、指揮官やらすべきではないでしょうなw

 

むしろ、士官として問題あり過ぎであるが…そこはこんな感じで。

 

GM:ただ、こんなのが指揮官やってるのは理由も有りまして。

ごく最近まで、合衆国に有能な指揮官なんて殆ど要らなかっただろうな、と。

絶対無敵な最終兵器こと、天使兵ぽいっと戦線に投入して放置してれば、よっぽど相手が

有能じゃなきゃ勝てましたから。

Dr.メビウス:上級将校は天使兵起動装置でしかなかった、と

GM:今居る若い層の指揮官なんて、天使兵の投入場所だけ選べれば勝てたような連中がほとんど

じゃないかと。なんせ、天使兵+物量さえあれば戦力を測ったりする必要性が殆ど無いんで。

 

戦術や戦略と言うのは、勝つために兵站や戦力を整えるところから始まり、戦場や敵味方の

兵種を理解して動かすことで、可能な限り「楽に(あるいは有利に、効率的に)」勝てるような

状況を作ることに終始する。

出しておけばほぼ撃破されず、敵軍は壊滅し、しかも数を揃えられる超高機動の戦術兵器が

有れば、細かな戦術など無用の長物となるだろう。

 

多周回プレイ後の某スーパーロボットオールスターズなシミュレーションのようなものである。

閑話休題。

 

和沙:「話せば長くなるけど、実は昨日、大佐からバイクを借りたんですよ」

 

さてそんなさなか、いきなり語り始める備品。

 

和沙:「で、沿岸に出てきてる空母を偵察して来い、と言われまして」

グスタフ:「(何故バイクで空母偵察…いや、備品だからしょうがないが)」

和沙:「紆余曲折を経て空母に乗りこむことに成功しました(オイ)」

Dr.メビウス:……さすがにそれにはこっちも目が点にw

和沙:「で、適当に中の構造図写し取って、ハッチ一つ壊して逃げてきました」

 

どんな紆余曲折が有れば、海上の敵空母に乗り込んで逃げてこれるのか。誰も知らない。

 

和沙:「なおバイクは役に立ちませんでした まる」

グスタフ:「…そりゃそうだ」

Dr.メビウス:「当たり前じゃ」

和沙:「あとまあ。エーテルマーカー置いて来たんで、場所はCICでまるっと分かります」

Dr.メビウス:「……ザルじゃな」

和沙:「…ちなみに、指揮官は変な髪形で若いのにメタボりそうなニラニラしたにーちゃんでした」

Dr.メビウス:融合してるwwwww

 

変な髪形→マッシュルームを思い出させる、リント少佐のハイセンスで独特な髪形。

メタボ→ブラウンシュヴァイク侯とグッドマン准将は、割と腹回りがふくよか過ぎる体型でした。

ニラニラしたにーちゃん →年齢だけは若くしてみた。笑顔がイラッ☆とする、キノコな顔立ち。

 

以上、三つの要素と数えきれない悪意を、絶妙なバランスで配合し脳内で煮込むこと

三日三晩。

脳内でイメージし、それぞれのエピソードを思い出すことでネタ度はさらに数倍。

一個のキャラクターとして融合成立させることで、さらに数十倍…!!

 

…良い子は真似してはいけない、ドーピングコンタミキャラクターの完成であった。

 

和沙:「以上、偵察兵からの情報でしたー …と言うか、私っていちおーギアドラになる前は衛生兵の

身分だったはずなんですが…なんで偵察兵やってるんでしょうか、サー」

 

無茶ぶりが終わってから気づく。それが和沙節であった。

 

Dr.メビウス:「備品だからじゃ」

和沙:「…なるほど」

GM:ちなみに、真相は。大佐がたまたま時間の空いてる和沙を見つけたので、無理難題とガラクタを

押し付けてみた結果。

 

不可能を可能にする備品であった。

備品だから仕方ない。

 

グスタフ:「さて、場所は分かった。機体はある。さて、我々がすべきことは何だ?」

Dr.メビウス:「叩き潰す、というところじゃて。XVももう少々で調整は終わる」

和沙:「強襲してお仕置き」

グスタフ:「Exactly(その通りだ)。」

Dr.メビウス:「暴れてくるが良い」(ビッ)

和沙:「あ、そーだ。件の空母なんだけど」

グスタフ:「大佐には俺から話を通しておこう…何?」

和沙:「あれ、V機関つんでないっぽい」

Dr.メビウス:「…浮かぶ墓標じゃな」

和沙:「何と言うか…もっとナマモノっぽい? すっごいエーテルの濃い物体が船倉に寝てるような …

あ、そーか。天使だ(あは)」

グスタフ:「V機関無しで、かつ… そういうことか。全く反吐が出る」

GM:天使力船ならぬ、天使船だそうで。名前は「アンドリュー・ジャクソン」とゆー空母です。

Dr.メビウス:「…つまりは……部隊そのものが捨て駒じゃな。おそらく」

運よく攻め落とせれば僥倖、ピンでは攻め落とせなくても天使覚醒→侵攻GO、という。

 

半分正解。

実は天使を動力源にしないと動かせないほど、件のシステムが無茶な物体だった、とも云う。

 

グスタフ:「整備班に作業を急がせろ。備品は博士の手伝い、あとついでに俺にメイデイ」(マテ)

和沙:「うぇーい」(とぅ)

GM:HPは「治った」でいいですw

グスタフ:うぃw ではグスタフは大佐の元へ出撃許可を貰いに。

Dr.メビウス:「最終調整じゃ、急ぐぞ!」

GM:あと、メビウスのアナライズの結果ってことでフーファイターのデータをどうぞ。

 

データについては、こちらを参照。

 

Dr.メビウス:ぐすたふー、乗らないか(死)

グスタフ:無理w

GM:強いですよw?

グスタフ:感覚が+4しか無いのがなー…《反応射撃》が弱くなってしまう。特殊能力は論外ですしw

GM:ああ、あとコレ忘れてた。贖罪者部隊の兵士のデータです。

 

●能力値  技能

■肉体:5 白兵4 回避3 運動3

■感覚:6 射撃4 砲術4 探知3

■理知:5 誘導4

■聖霊:4 意志力4

■階級:3

 

■HP:22

■【行動値】:5 移動:10/20

 

《実験体》(感覚+1)《感覚融合》(ヴィークル肉体・感覚判定+2)

・インプラント:皮下装甲(HP+8)装甲義肢(HP+5)

・インプラント:脳内爆弾+贖罪者の冠(精神制御装置)+内蔵通信機

・インプラント:ルイヒアウゲ(《知覚》+1D)

《天使力機関》AT ラウンド一回、HP10消費。全成功数+【感覚】

《猛攻》DR ダメージ+5

《ドッグファイト》M 射撃・誘導 対象のリアクション-3

《バーンナウト》倍速移動

 

Dr.メビウス:何気に結構UZAIんだよなあ……この一般兵(汗)

GM:リミッターなり高速戦闘モードなり切って襲ってくるのと大差無いですからな。

で、これが量産型のフーファイターに乗って襲って来ます

グスタフ:怖w

Dr.メビウス:さすがに殴られ続けたら死ねそうだし、瞬雷か…ビェールクトにしてもガンポッドは

欲しい所だなあ…(汗)

 

GM:ちなみに、搭乗状態だとこんな感じです。

 

「贖罪者」兵+クルセイダー量産型『トライアンフ』

種別:人間戦車(フーファイター)

能力値修正:

肉体:9+2D 白兵4 回避3 運動3

感覚:10+2D 射撃4 砲術4 探知3(+1D)

理知:9 誘導4

聖霊:4 意志力4

装甲:45 飛行:○ 【行動値】:10 移動力:400/4000

攻撃手段:

・天使力多弾頭ミサイル 判定数9/4L 攻撃+15 射程:3000m(選択範囲攻撃) 四発搭載

・高振動カッター 判定数11/4L 攻撃+12 至近

・35mm対天使機関砲 判定数12/4L 1500m 攻撃+15

《天使力機関》AT ラウンド一回、HP10消費。全成功数+【感覚】

《猛攻》DR ダメージ+5

《ドッグファイト》M 射撃・誘導 対象のリアクション-3

《バーンナウト》倍速移動

 

GM:死ぬほどうざいと定評あります

 

どこでだ。

 

Dr.メビウス:薙ぎ払ってくれるw

グスタフ:これは鬱陶しいっつーかミサイルは普通に怖いw

GM:ミサイルは、そこに天使力とドッグファイトと猛攻乗せてきますからな。成功+10して

リアクション-3、かつダメージ+5。HPもそこそこ高いんで、かなりうっとおしいと思いますw

Dr.メビウス:(ぬるほど)

 

さて、ここでGM。フラグの達成数をチェック。

ある条件を満たしたので、イベントを追加してみる。

 

和沙:「…あ、そう言えば。その量産型、空母から一機かっぱいだんだっけ」

Dr.メビウス:「……ヲイ」

和沙:「確か、0番凍結庫に放り込んだけど…まあ、いいよね」(すたすた)

Dr.メビウス:格納庫にいる全員が思った。

 

「いや、よくねぇよ」

 

グスタフ:www

GM:ちなみに、とある理由によるボーナスでして。情報項目である部分が出ると、と言うのが一つ。

Dr.メビウス:あー …こっちがOPで撃墜されたとか?(はて)

GM:いえ、さっきアレイシアとの生身対決勝ちましたよな?

Dr.メビウス:いえす。

GM:アレが最後のフラグです。

Dr.メビウス:…なるほど、ロゴス突っ込んだ判断は正しかったとw

 

かくて、量産試作型フーファイター「トライアンフ」を入手。

詳しいデータはこちらを参照。

 

グスタフ:隠し機体がw

ツバサ:正直演出重視だったんですけどねw?

GM:結果の出る演出には、それなりに意味が有るのです。なお機体ですが、そこそこ頑丈で、

得手不得手無くて、固定武装が有ります。

ツバサ:なるほど。…サべージと言うか、ダガーですな。

和沙:「ちなみに、演出的にはすごいスピードで天使化します」

 

ただし演出であって、実質的な効果はありません。

 

Dr.メビウス:「(えーからとっとと整備せい)」(スパナ投げつけ)

和沙:「(ああ、まだ語り足り無いのにっ!?)」(すっかーん)

GM:と言うわけで、手札は揃いつつシーンエンド。

 

さて、そんなわけで情報は出揃い。

あとはモチベーションとか気合とかが高まれば、決戦と相成ります。

 

ツバサ:登場してないので、もらったパトスを全変換。終了。

GM:あとはグスタフのダーザイン調整を見つつ、ひとまずセーブかな?

ツバサ:ですな。次回、出撃直前シーンで伊音に癒してもらえばほぼツバサは完全復活とゆーことで。

グスタフ:んー、現在602でボーナス+8.オープンアップに備えてある程度残したままにしておきます。

 

と言うわけで、この日はセーブ。

以下、妄言とか雑談とか一部ネタばらしになります。

 

GM:なお、アレイシア本人がこの後どうなるかは、実は福音絡みです(死)

和沙:「ふはははは  誰か私のダーザイン持ってないのかな」(にょろーん)

ツバサ:……(通夜のような沈痛な面持ち)

グスタフ:(通夜のような(ry

GM:そりゃ、好き好んでこのアホのダーザインは取りませんよなw

和沙:「おにょれ、絶対使わない武器を《聖別》したりする嫌がらせ開始!」

ツバサ:……w

 

SE:備品力(びひんぢから)、充填!!

 

GM:何故かツバサの日本刀とグスタフのラグナレグが祝福されてました。

ツバサ:…+5で対天使って、地味にでかいんですがw

グスタフ:拳銃で下位天使なら相手取れるようにw

GM:しかし、表面を光に当てると、反射面に「KAZUSA」と浮きあがってしまうのです!!

 

効果はともかく、使うには色々とイヤすぎる強化であった。

 

ツバサ:日本刀捨ててもいいですかね(死)

GM:しばらく部屋に放置しておけば、聖別は消えますが…ちなみにですね。同様の処理を受けた

掛亥のムラサメZなプラズマハンド(何)は、ぶっ放すと文字がKAZUSAと傷跡に(ぇ)

ツバサ:……ショックで死にますよね、敵(真顔)

GM:撃った方もショックで行動停止しますw

 

SE:な… なんじゃこりゃぁぁぁぁっ!?

SE:時よ止まれ! THE・備 品!

 

備品:「そして時は動き出す……」

和沙:「時よ止まれ!備品は忙しい!」

グスタフ:そして本当に止める備品(死)

 

時空間歪曲に成功したそうです。

 

GM:…この備品、どう見てもカースドアイテムですがw

 

KAZUSAは ……二度と正常な時には戻れなかった。

 

永久に止まった時間の中をさまようのだ

 

幾ら考えても抜け出せそうに無いのでその内備品は考えるのをやめた

 

GM:…神出鬼没の秘密を追ったら、メビウスが時空の揺らぎを発見して、とw

 

めびうす:ヤツは、ネタとシリアスの間に有る莫大なエネルギー差で

時空を歪めておるのじゃ!!

 

ツバサ:藤(ピー)弘探検隊、とw

GM:瑞穂の七不思議に迫るw でもセラピアのツインテールに迫るのはやめておいた。

変態っぽいので(ぇ)

ツバサ:天の性別に迫ろうとした→掛亥に片っ端から鉄拳制裁を喰らってやめた

GM:大佐のあんぱんに迫ろうとした→大佐のメーターモーゼルとグスタフの社会攻撃で轟沈

ツバサ:…物理的に触れない不思議、多いですね。

GM:触れないから不思議なのですw

 

何とも力づくな解明不能であった。

 

GM:和沙の神出鬼没と不死身に迫る→派遣される先々に、特派員の身が持たず終了

ツバサ:…これで四つ、とw

GM:…(ぽむ)カナード=ライトハルトの女性関係(死

 

SE:何故アレがモテるのか!今こそ、その秘密に…

 

ツバサ:T−Xに屠られました(南無)

GM:物理的障害がw ではグスタフの盗聴王伝説に迫る→馬鹿な、痕跡すら見つけられないだと?

 

盗聴王は伊達では無いようである。

 

ツバサ:残るひとつは……ああ。 ホムラの人格変化に迫る(死)

GM:…歌でKOされるんではw

グスタフ:…生身の歌で轟沈w

ツバサ:(のんのん)紀央のノンストップ惚気で特派員が片っ端から砂を吐いて撃沈

グスタフ:ピンク空間に耐え切れず…

GM:それでも粘ると、逆上ファミリーが排除しに来ますw

ツバサ:殺戮戦闘機……w

 

死暮:「まあ兄ちゃん。せっかく息子とその嫁が水入らずなんだ…邪魔するのはヤボってもんだろ?

 あっちで話そうぜ、拳で(ぺきぽき)」

 

GM:…七不思議って、実体見えてるのに物理的に解明不能とはw

ツバサ:ソレが瑞穂流です

 

さすが、我らが瑞穂基地であった(何がだ)