クライマックス 高空の決戦

 

クライマックスシーン

「高空の決戦(Fortress in the sky high…B29)」

 

GM:1D振って奇数だと雲海内部。偶数だと雲海下に出ます。

鉄:ふむ…。

 

雲海内部では、視界が悪化して戦闘中に命中判定へのペナルティが発生。

雲海下では、戦闘不能ないし狼狽・失速を受けることでラウンド末に海面へと叩きつけ

られることになります(具体的には1D+10点の殴属性ダメージを受けて、飛行状態になる

まで近接戦闘と移動ができなくなります)。

 

鉄葉:てことは、雲海下だと確実に狼狽攻撃しかけてくるなぁ…(汗)

鉄:ふむふむ

GM:予感を使う前提なら、あらかじめ戦場を選択するべく、何らかの手を打ったということに

してもOKです。

鉄:ふむ。予感のラストワン……使っておいていいかな?

鉄葉:ですな。

 

かくて、戦場を雲海内部に確定。

遥か高空、たった三機の迎撃戦が始まろうとしている。

 

GM:では、敵陣営を説明します。敵は、どう見ても「融機ある奈落☆合体!」を果たしてる

護衛部隊と、B29フライングフォートレス改め…B29Hフライングサンシャイン。

鉄:「昔、偉い人が言いました。『グゥレイト。数だけは多いぜ』」

鉄葉:「『男は回数だ』とかのたまった主も昔おったのう…」

マティーク:「何の回数ですか?」

鉄:「停学とか?」

鉄葉:「知らぬ。碌に素振りもせずに女遊びを繰り返すたわけであった」

白崎:「…(むっつり)」

鉄:「(ふむ) 留置場にお泊りした回数とか」

中の人は当然分かってるが敢えてボケるぜ!

鉄葉:「はて、法度を犯すことまではしておらなんだと思うが…」

 

戦闘前なんだし、もうちょっと緊張しろよお前ら(笑)

奈落部隊は《呪い:狼狽》を備えた「ホイシュレッケ」で、数は3モブ(30体)×2。

B29は「トリニティ×ヴィーナス」のサンプルボスを改造した物体になっています。

 

〜戦闘配置図〜

 

ホイ×3

 

B29   ←50m→  PC ←300m→ 阻止臨界点

 

ホイ×3

 

GM:なお、B29が阻止臨界点を超えると、長嶋が焼けますが…まあ、移動力がB29,

遅いのですけど。【行動値】4、移動力が19/38とゆー…w

鉄:……微妙だ……w

 

さて、戦闘配置を説明したところで、今回のラスボス様の登場でございます。

 

ハイペリア博士:「ひゅ〜えっえっえっ…なんじゃぁ、羽虫が二匹にゴキブリが一匹かぁ?

 そぉんな戦力で、この 大 天 才 にして正にゴッドブレスミー!! な吾輩を止める

つもりかぁ? 阻止しちゃうつもりかぁ!!?」

 

…登場、トンチキ博士(酷)

 

鉄:「……(溜息)」

鉄葉:「…数多の戦場を主と共に駆け抜けた我から一つ助言だ」

ハイペリア博士:「おおぅ、誰の助言でもわしは聞いてあげてしまうぞ? 言ってみな?」

鉄葉:「戦場で口上を上げるのは虚仮脅しにしかならん。口が達者なだけで素人同然の自称

武芸者なぞ腐るほど居たぞ?」

鉄:「(……うぐぅ。ちょっと今から口上とか上げようとしてた俺はどーなるのさ)」

ハイペリア博士:「ふぅははははははぁぁっ!! ありがたぁい助言じゃが、心配ご無用っ!!

 天才の言動に、虚仮脅しはなぁい!!」

鉄葉:「………」

鉄:「あ、じゃあそこの自称天才。一つ質問」(機動兵器が挙手)

ハイペリア博士:「うむ、学究は何時であっても必要じゃ。いってみい」

鉄:「……俺は今猛烈に苛立っているわけだが。その理由は分かる?」

(こう、バカやってるときとは違う冷えた声音で)

ハイペリア博士:「む、生理か? いかんぞ、腹を冷やしては」

鉄:「違ぇよ」(一蹴)

ハイペリア博士:「何とぉ!? 違うと!? 違うのかぁっ!!?」

鉄:「あぁ……世界間移動だ新武装だきれいなおねーさんだでさ。最初はこの世界に来て

楽しかったんだけどさ」

ハイペリア博士:「ほほぅ、最初の二つは確かに至高の悦楽じゃな」

鉄:「何か、此処に来るまでの間、考えてるうちに馬鹿馬鹿しくなってきた。てかさ。俺、今頃

ホントは映画館にいるはずだったんだよ。由宇と一緒に。映画詳しくないって言いながら、

それでも必死こいて選んでくれた映画見に行く予定だったんだよ」(トオイメ)

ハイペリア博士:「…活動写真のことかの?」(古)

鉄:「……そう。それ」

ハイペリア博士:「うむ、活動写真は良ぉい。特にわが半生をネタに作ってたりすると、

世界万人スタンディングオベーション間違いなしじゃな」

鉄:「そうそう。良い物だよな……それがさ。呪法爆弾? 大量破壊? 知るか。俺の知らない

連中がどうなろうと正直俺は知ったこっちゃない…たださ。由宇から何十年も、世界すらも

隔てた場所でこんな下らないごたごたに巻き込まれてさ…正直、俺はうんざりだ。だからさ」

(じゃき、と剣を抜き)

 

鉄:「……八つ当たりさせろ。俺からの要求は、それだけだ」

 

鉄:バカがバカなりに色々考えた結果、此処に至ったようですw

ハイペリア博士:「若いモンは堪え性が無いのぉ…だが胸を貸してやるのも年長者のギム!!

そう、ムギに非ずギィム!! チャレンジャー海溝よりも深い神智と胸郭で受け止めて

あげようじゃぁないか!!」

鉄葉:「さて、戦前の心意気を発表するのはよいが、どちらにせよ勝てば官軍負ければ賊軍。

勝ってこそ意地が通せるということ、努々忘れるなよおのれら」

鉄:「(ふん、と鼻を鳴らし、戦闘態勢に)……(なる前に、ちょっとだけ元の調子に戻り)

 そういうわけで。めっさ私的な理由で手を貸すわけだけど。まあ許してくれると嬉しいかな」

白崎:「いや、どうせ私も最たるは私的なことだ…私情で戦うななんて、口が裂けても言えないさ」

鉄:まあ、一応白崎さんの妹さんのことまで「どうでもいい」と言い切ってしまった手前、

フォローは入れとくかとバカなりに思ったのでしたw

 

*PC@は心も優しい…………のだろうか

 

GM:ちなみに、シャードは目の前のB29Hから猛烈な奈落反応を感知してます。

鉄:「んじゃま。ちゃっちゃと片付けて由宇に謝りに帰らなきゃね(さくっと切り替えつつ)」

鉄葉:しゅぴん、と腕を槍に変化させ

「まあ、還れるかどうかはまだわからぬがな(ぽそっと)」

鉄:「還れるさ。何せ俺は――」

と言ったところでこちらは戦闘開始おkっす

GM:では戦闘開始…この戦闘ではセットアップで1Dを振って、奇数だと命中判定が-2されます

(敵味方とも)

鉄:ィヤッホゥ!?

 

 

Open-Combat! vs Drハイペリアと禍学的な僕たち

 

鉄:……しかし、どうすっかなあ。雑魚への対処が一番難しい。

GM:【行動値】は、ホイが11.ボスは4です。

鉄:【行動値】15…「白銀の鎧」出すと10か(ふむ)

鉄葉:肝心なのはB29ですし、範囲攻撃が無ければ放置して火線を集中してもいいかと。

凌ぐのは大変そうですが。

鉄:範囲攻撃はGストをマティーク補正でもらってるんでいけるよ。

GM:ちなみに白崎は上の方で、戦うはずだったホイとイグニス(中級天使)をボコってますので

…まあ、中級っていっても8Lvですけどね、イグニス。

鉄葉:…強えw

 

さて、第一ラウンドの雲海は曇り模様。

鉄葉は《技巧具》、鉄は《剣王の城:白銀の鎧》で自分たちを強化しつつ。

ボスは待機を宣言。

 

鉄:ビッグ・ゴーントヴィークルモード(ソニックダイバー(@スカイガールズ)っぽい状態)に

鎧ドッキング状態でお送りします

鉄葉:「視界は劣悪…されど、目に頼らずとも我が刃は敵を穿つ!」

鉄:「……(ふむ) 此処はひとまず凌ぐのが肝要かな…鉄葉はB29に突撃を。

こっちで雑魚の一群は相手する」

鉄葉:「委細承知」(【行動値】は8)

GM:ふむ、ではホイがホイホイやってきますかね…

 

ホイシュレッケの群れはホイホイやって来た挙句、全力移動してPC達から数mの距離に

団子状態。どうやら移動力が足りないようで、これぞ正に格好の的状態に。

無論、見逃しておく鉄では無い。

 

鉄:「そんじゃまあ……」移動して接敵、《グラウンドストライク》!

 

この攻撃、出目が微妙だったものの本人のスペックで高達成値。

しかし、ダイスを振ればカオスが巻き起こるこのGM。何が起きたかと言うと…

 

GM:…(ころころころころころ)む、鬼回避なw

鉄葉:半数が回避か…w

鉄:……三体しか当たらないとかw

ホイ:「ホイ!」「ホイ!」「ホホイ!!」「「「たわばっ!?」」」

 

半数が回避。命中した相手にはHPの七割を奪い去る強打が炸裂するが、

未だ駆逐には至らず。

 

鉄:「……っと。さすがに硬いね」

ハイペリア博士:「わぁが研究の一隅を応用した、機動生物兵器ホイシュレッケですからぁ!!」

鉄葉:ふむ、ではこちら…ここは全力移動使ってエンゲージしておきましょう。

ハイペリア博士:「ふはははははぁっ!! 良くぞ来た! 来た! 来たぁっ!!」

鉄葉:「(うんざり)」

GM:では、ボスは…何故か待機しつつ、【行動値】0でB29の機銃をういーん、とw

鉄:……チョットマテ、離脱して突っ込んでくるんじゃないのかソコw

鉄葉:まあ、移動に徹されると厄介なのでそれはそれでw

GM:射程内に来なかったら突っ込む予定でしたがw

《ディレイドアーツ》《プラズマボルト》で、強化型電撃魔法を鉄葉に(ころころ)17。

鉄葉:魔法攻撃ですかアッー!? 避ける目はあるが…しかし(ころころ)…あ、避けたw

鉄:ネ申b

鉄葉:

GM:む、当たると痛いのにw

鉄葉:物理攻撃なら命中でリアクションが出来たのに…w

ハイペリア博士:「この至近距離からのプラズマ砲ならば、いかにクエスターと言えど  ナニィ」

鉄葉:「達人の剣ならこの雷光よりも疾いな…世界が狭いぞ若造」

ハイペリア博士:「WAKA-ZOU!?このゴッドな大天才を捕まえて…WAKAZOU!!」

GM:何かショックを受けたそうです

鉄:「一文字加えると、若造り」

ハイペリア博士:「…それは素晴らしいじゃないかっ!!」

鉄:「日本語って深遠だねえ」

マティーク「少しは緊張感を持ってください……」(るー

GM:では、次は期待に応えて物理攻撃で応じましょうw

鉄:www

鉄葉:「ざっと500年は生きておる我にしてみれば人間なぞどれもこれも若造よ。

尤も。貴様に憑いておるものに比すれば、我もまた童と変わらんが」

ハイペリア博士:「でぇわ、お互い初心に帰って殴り合いといこうじゃないかぁ!!  ガ チ で」

GM:というわけで、【フレイヤ】(死)

鉄葉:ちょw

鉄:キタァァァァ!?

 

何が「と言うわけで」なのか、加護の追加行動で思いっきり殴ってくる博士であった。

 

GM:謎のアームにドリルをカチっとコネクト。大穴開けてくれよう…鉄葉に死角から抉るような

ドリルアタックです。《カモフラージュハイド》+《サドンアタック》。

鉄葉:これは禍福流転使ってでもクリティカルさせねば…(汗)

鉄:5・6までならマインドロック飛ばしてやるから……頑張れw

GM:大丈夫、【イドゥン】は有るさ。一発だけ(死)

鉄葉:命中Cは10なので9以上なら成功かw

GM:当たるとかなり痛いので、どぞw

鉄:おk。振り直し込みなら目はあるな。

鉄葉:「連続か…なるほど大口を叩くだけのことはあるか…ッ!」(ころころ)あ、素でクリw

 

サクっと出目でガードされてしまう博士であった。

いかん、風向きがヤバい?

 

GM:当たると20+5D刺だったのにw

鉄:……重w

鉄葉:死ぬわwww

「…さりとて、矢張り経験不足は否めんな?」

ハイペリア博士:「ちょ、ちょっと手元がスリップアウツ! しただけじゃっ!!」

GM:さて、行動終わり…セットアップに。

 

第二ラウンド、天候は晴天(ペナルティなし)。

セットアップで各自強化を使用し、ここで鉄葉が一気に勝負を掛ける。

 

鉄:「……よし。反撃の時間かな」

GM:こっちは…《空間記憶》で物理攻撃リベンジをもくろみw

鉄葉:…あ、せんせー。

GM:はいはい?

鉄葉:【ニョルド】を【ネルガル】って出来ます?w

GM:…裁定次第だが…出来ない理由はないと思うw

鉄葉:(がっつ)

GM:そして、俺に【オーディン】は無い(死)

 

SE:お前たちは、俺の加護で死ね!

 

鉄葉:では【ニョルド】+【ネルガル】コンボ。ホイは行動する前に死ね!

「天雷よ…不届き者に神罰を下すがよい!」

ハイペリア博士:「むぅ!? マナポテンシャルが10・・20・・30…ぬはぁっ!?」(ぼむっ)

鉄葉:「必殺…建御雷!!!」

 

SE:10D6で42点!!(ちゅどーん)…<神>弱点だったボスにはさらに9点(びしっ)

 

GM:…おい、何だその出目w

鉄葉:お、いい出目w

鉄:こいつぁひでえw

ハイペリア博士:「目がぁ!? 目がぁぁっ!!(じたばた)」

 

あっという間に大打撃、ダメージを受けていたホイシュレッケが壊滅し、無傷だった三匹も瀕死状態へ。ボスであるB29にもかなりのダメージが通って居たり。

 

鉄:「ないすぷれー」b

GM:反撃のホイ三連続攻撃、鉄へw

鉄: うぃす

 

三連打を二発まで凌ぐも、一発を食らってしまう鉄。そこへ博士の禍学的愛情のアシスト。

 

ハイペリア博士:「禍学的ブースト注射砲、発射!!」(ぺい)

【ヘル】で神の4D足します(ころころ)39点の<神>ダメージを。

鉄:うげ!?これは……死ぬなあ…ブレイクで。

 

SE:禍学ブースト・ホイシュレッケパーンチ!!(ドゴォ)

 

鉄:「にょわ!?」

鉄葉:「師父殿!?」

ハイペリア博士:「ふははははは、ごっどぶれすみぃ!! HAHAhA…むぅ?」

鉄:「(ゆらり)悪いけど。さっき言った理由があるからね…ここで死ぬわけには行かないのさ」

ハイペリア博士:「なんとぉ!? アレを食らって微塵にならんとぉ!? 禍学的ではないぞ!」

鉄:「禍学の相手は弟で慣れてますから……ってね」

マティーク「(……ぇ、あんな弟さんですか?)」(汗)

 

アレよりは流石に薄味だよ? と力なく鉄は笑う。

方向性は否定しない辺り、推して知るべし。

 

GM:さて…ホイが終わって反撃のお時間ですが、如何しますかw?

鉄:Gストに決まっているでしょうb

GM:蹴散らされてしまうのですかw

鉄:「まとめてお陀仏っ!」

 

SE:書き割ッ!!(どかーん)

 

GM:…木っ端微塵にされましたw

鉄:右手のビームサーベルと左手の電撃ナイフが光って唸った瞬間。

周囲には残骸だけが漂っていた。

ホイ:「しょせん…世界が違ってもザコだというのかっ!!」(どかーん)

GM:むぅ、SRSだと結構強いんだがな、ホイってw

 

これで取り巻きのホイは全滅、あとはボスを残すのみとなる。

 

鉄:あー……次ラウンドから火力アップでお送りします

鉄葉:ではこちらの行動。マイナーもメジャーも特に無いので只突き刺すだけw

ハイペリア博士:「お前の禍学を見せてミロっ!!」

鉄葉:「刺ッ!」

 

その「突き刺すだけ」で30点以上ダメージ出したりしつつもw

 

鉄葉:刺ダメージ。属性攻撃できた方がよかったかなぁ…

GM:むぅ、結構分厚い装甲なんだがそれでも突き通してきてる…こいつ、属性攻撃には弱い

ですからなw

鉄:なぁに、次からこっちが頑張るさw

GM:では、頑張る前に博士の異常な愛情をお楽しみください(何)

 

愛情表現:【ヘイムダル】で殴る(鬼)

 

鉄葉:ちょまwwww

鉄:おまwwww

ハイペリア博士:「らぁぁぁぁぁぁヴ!! いぃぃぃぃず! ぱわぁぁぁぁっ!!」

GM:というわけで、ドリルが愛☆百花繚乱突きで鉄葉を襲います。

【ヘイムダル】なクリティカルしてるので、食らうとたぶん即死しますがw

鉄葉:

鉄:とはいえ……避ける目ってある?

GM:…【ヘイムダル】のコピー以外では、多分無いと踏んで殴ってますw

鉄葉:まだだ…まだこちらには《不滅の存在》がある…ッ!

GM:…それは、あれか。使うのやめておいた【イーヴァルディ】を遠慮なく撃てとw

鉄葉:ちょwww!?

ハイペリア博士:「愛に生き! 愛に死ネ!! …おや? 君ぃ、必殺技を受けたら死んでおく

のが礼儀じゃないのかネ!?」

鉄葉:「礼儀? 生憎と西洋の作法については疎くてな。我の風土では相手の奥義は喰らった

上でそれを上回るのが礼儀だ」

ハイペリア博士:「ぬぁんと!? 必殺は「必ず殺す」のは、世界共通ではなかったのかっ!!」

鉄葉:「それは相手を殺してから言うべきだな…我が生き残った時点で、貴様の必殺は既に

必殺足り得ない」

ハイペリア博士:「ぬっふぅ、ならば手抜きはこれまでDA!」

 

《不滅の存在》は天羅の「妖」のスキルで、戦闘不能を即座に回復・HP全快状態で立ち上がるという恐るべき能力である。

たとえ必殺技と言えど、殺し尽くすに及ばずに次ラウンドへ。

戦況はPC有利、お天気は曇り空になりつつ…第三ラウンド。

 

GM:こっちは待機宣言して、電撃放射の構えですw

鉄:えーと、セットアップは何もせず。どっちみちこのラウンドでは辿り着くのが一杯一杯なので、

待機後ラスで一気に距離を詰める予定。

鉄葉:ではこちらの行動。取り敢えず刺す。

 

「取り敢えず刺す」。

それで32点とか出されて、がりがり削られるB29だったりもする。

 

鉄葉:ダメージダイスが地味にいいw

GM:ざくざく来てますな…いつの間にかHP半減近くしてるんですがw

ハイペリア博士:「くぁぁぁぁっ!? ちくちくさくさくと!?」

鉄葉:んー…ということは装甲が15前後あると仮定すると、約200で残り100点超といったトコロ?

鉄:ふむふむ

GM:累積が95で、HPは180なのですよ。対物理装甲10で。

鉄:まだまだ先は長いな

鉄葉:残り85かあ…w

GM:うむ、長く見えて短いかもしれんぞ、コレ食らうと。

超禍学兵器、小型霊子拡散砲…ご期待に応えて【イーヴァルディ】をば。

鉄:げげ!?

GM:…誰かダメージ振ってみない?

鉄葉:…やってもいいんですか?w

GM:どうぞw

 

既にブレイクしている鉄にとって、不可避の神ダメージはたとえ4Dであっても命に関わる。

固唾をのんでダメージダイスを見守るが…どうやら、今日の神様はPC側に居たようで。

 

GM:…おにょれ、4Dで10点しか出ないとかw!?

鉄葉:うに、軽微w

鉄:2点残した……w

ハイペリア博士:「…む、不発か?」(がちゃがちゃ)

鉄:「うげげっつ!?(かろうじて紙一重で急所をはずしつつ)」

GM:さあ、だが俺は【ネルガル】を残してるぜw

鉄葉:ちょwww

鉄:どんだけwww

 

「ふはははは、シーン攻撃で10Dの電撃を食らえー」と

【ネルガル】込みで吠えてみたのだが。

 

鉄:普通に回避成功。

鉄葉:1ゾロ→《禍福流転》で振り直して回避成功。

 

…アルェー?(汗)

 

GM:…最後の【ネルガル】を空撃ちした俺の悲哀をどうしてくれるw

鉄葉:二人だけならそういうこともままあるかとw

 

ハイペリア博士:「超イナヅマっ!!ズビズバァっと…    アルェ?」

鉄:「(操縦席で腕組んで瞑目)――マティーク!」

マティーク「御意!」(ソードビットもーど→雷撃を弾き落とし)

鉄葉:「避雷針!(分身を生み出し雷避けに)」

ハイペリア博士:「非常識じゃないかね、君らっ!!」

鉄葉:「ティタン族が何を言うかッ!」

鉄:「……(無言でニヤリ)……その台詞、もう少し後に言うべきだったと後悔するといいよ」

ハイペリア博士:「後悔などしない!! 禍学って何さ、反省しないことさっ!!」

 

…負けそうな逆風がびゅんびゅん吹いていて、GMちょっと涙目(何)

 

ハイペリア博士:「むむぅ…コレは宜しくない、宜しく無いなぁ諸君!!」(地団駄)

鉄:「(短剣を収納し、マティーク一刀のみを右手で構え) さぁて、ね?」

(待機→移動で接敵して終了)

 

さあ、終幕のお時間です。

第四ラウンド…開始!

 

GM:ネクストラウンド…よろしい、作戦行動開始。セットアップは、こっちは《空間記憶》で。

このラウンドのクリンナップ手前で、【ヘルモード】で50m前進して逃げモードになりますw

鉄葉:こちらはセットアップでは何も無し。

鉄:では。そろそろ頑張ります。セットアップでちょっとスキルを多重起動…

《剣王の城・白銀の鎧》に加えて《剣王の寵児》で《剣王の城・約束の剣》を追加起動ー。

 

ビームソードを右手に携えた人型機動兵器ビッグ・ゴーント。

その体には白銀に輝く典雅な装甲が重なり。

その左手に無数の光が集い、ひと振りの伝説が具象化する。

 

鉄:「……さて、ハイペリア博士」

ハイペリア博士:「うむ、呼んだかね? 呼ばれたかね?」

鉄:「あんたが相手にするのは、世界最強の幻想だ。此処を抜けたいなら、打ち砕いて見せろ。

もっとも……打ち砕けるものならば」(左手に意識集中)

あ、こっちも【ヘルモード】残してます。

GM:よろしい、倒せなかったら追いかけっこDA!

鉄葉:ふむ、二人の総攻撃+【ツクヨミ】【ニョルド】か…ギリ?

鉄:「契約の時は来た――我は魔を断つ二刀流。王の力、此処に示せ!
――来い! 《約束の剣(エクスカリバ−)》!」

 

ビッグ・ゴーントの左手に現臨するは、光輝を放つ白銀の剣

それは、この世界における「エクスカリバー」という幻想のカタチ。

世界が鍛え、人に下した最強の幻想、《約束の剣》

 

それを振るう者に――敗北など、あろうはずもない!

 

GM:では、敗北の味を教育して差し上げよう…ダイス目によっては。ビッグゴーントどうぞw

鉄:うぃ。メジャーで切り札の《奇襲攻撃》をば…こう、「約束の剣」を引き抜きざまに斬り払い

仕掛ける感じで。

ハイペリア博士:「高密度マナ反応…ナニィ、アレは…!?」

鉄:「昔の偉い人は言いました……この剣を振るう者は王なり。そして――」

 

アイオリア「――そして、王の戦に敗北は無い!!」」  
※アイオリア:エクスカリバーということで「異説・アーサー王伝説」より友情出演

 

GM:…(ころころ)ち、回避できないw

鉄:ありがとうアイオリアと言いつつ。ダメージでマティークの《合体攻撃》も載せます。

(ごろごろ…4Dで6・4・5・5)55点の光属性……うん。アイオリアの加護が乗ったな。今。

GM:あと30でオチちゃうのですけどw

鉄葉:…ああ、これはオチたかw んでは、止めの【ツクヨミ】→【ニョルド】を。

GM:期待値出れば沈むなぁ、ニョルドw

鉄:「……後は任せるよ。弟子」(さむずあっぷしつつ)

ハイペリア博士:「ぬぉぉぉぉっ!? ヴァカな? エラーがきゅんきゅん止まらないっ!?」

鉄葉:「召しませ、轟雷! 消し飛ぶがよい!」(ころころ…26点)む、足りない!?

 

これは紙一重で残ったか…と思いきや。

 

鉄:「重ねて……返し刃っ!」 つ《 合 体 攻 撃 》で+7点。

鉄葉:最後は二人でキレイに決まりましたなb

鉄:うむ。美しいb

ハイペリア博士:「凌いだっ!! アレ?(じゅっ)」

 

SE:ウボァァァァァぁっ!?(どかーん)

 

GM:…コクピットを貫通されたB29は、そのままきりきりと回転しながら海面へ落ちて行った…

白崎:「…終わったのか?」

鉄:「まあ、魚の餌ってとこかな?(約束の剣を虚空に戻しつつ)…はて。何やら黒髪幼女の声が

一瞬耳元で聞こえた気がしたけど……気のせいかな(ふむ)」

鉄葉:「しかし、呪法核が海中で爆発したらどうする?或いは不発弾が回収されるやも知れぬ」

GM:うむ、ところがそうはイカの何とやら。こう、海面の奥の方で「キラッ☆」と何かが輝きまして。

鉄葉:「…言わんことではない」

鉄:爆発オチですね、わかります

GM:海が凄い勢いで上へ吹きあがってくるのです、ええ。で、吹きあがったあとですが…

ぽっかりと、海に穴が空いてます。比喩ではなく。

鉄葉:「恐ろしい威力…これが日の本に落ちたというのか…っ!」

マティーク:「時空の穴の展開を確認…特異点計測値変動の余波でしょうか」

白崎:「…時空の穴?」

鉄:「(ビッグ・ゴーント側の解析結果)……ふーむ」

GM:呪法核一発あんど、ティターンの写し身のマナ全部でご覧のありさまのようですw

鉄:あ、もしやここで時空の穴+【ヘルモード】で帰れそうな予感?

GM:いえす、【ヘルモード】無かったらダイス振ってもらおうと思ってました(鬼)

鉄葉:怖w!?

鉄:まあ、【ガイア】もあるんですけどね(ぽそ) というかこいつ。加護未使用

GM:…もうちょい追い込めばよかったかw

 

ダイス神に守られたかのような戦闘で有った。

…当たれば一発で消し飛ぶような攻撃力だったんだがなぁ、と首をかしげるGM。

 

GM:では、時空の穴は轟々と渦を巻いていますが、徐々に縮小しつつあるのです。

鉄:「さてと。そいじゃあ鉄葉。さくさくっと帰ろっか」

鉄葉:「急ぐ必要があるな…アレが我等の世界に繋がるという確証も無いが、そこは師父殿の

加護でなんとかして頂こう」

鉄:「全ては我が戯言なり……ってね? 白崎班長殿。ご協力ご苦労」b

白崎:「そうか…済まないな、満足な礼も出来ないままで」

鉄葉:「こちらこそ世話になった。もう会うことも無かろうが…妹君共々息災でな」

白崎:「ああ、そちらも末長く、お元気で 」

鉄:「いやいや(ふ、と素の口調で)貴女が其処に居た事、それ自体が俺らにとっては礼だから」

白崎:「……(ぽかん)…な、何をいきなり」(ぱたぱた)

鉄:「(くす、と妖艶に白崎に向けて一瞬微笑み) あー、そっか。寂しくなるね」

白崎:「…(むむっ)…ああ、寂しくなるな、お互い」

 

鉄葉:「ではマティーク。そちともここでお別れかな?」

マティーク:「そうですね。私は時空の修復力で、自動的に引き戻されるようですから」

鉄葉:「うむ、そちとはいずれまた別の時間軸で会うやも知れぬな…その時まで、去らば!」

(バイクから身を投げ出して穴に)

マティーク:「またいつか、どこか。運命の交わるところでお会いしましょう」

GM:そのまま、マティークは陽炎になりつつ。

鉄:「では。最後に鉄葉のおししょーからのありがたいお言葉。次会う時までにはもーすこし

「誰かに頼る」ことを覚えておくように(びしっと) では、ばいちゃっと(穴にGO)」

白崎:「ふん…良く心に刻んでおくよ、鉄。 また会おう」

 

鉄のシャードから俊足なる【ヘルモード】の加護が発動し、交錯する時空構造を超えて

二人のクエスターが帰還する。彼らの戻るべき場所へと。

 

 

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