オープニング 憂鬱な夕暮れ

 

今回予告――

日常に忍び寄る魔の手、変貌したクラスメイト――

瑞珠学園のとあるクラスで起こり始めた異変

ふとしたきっかけで起こったいじめと、その復讐

誤解は猜疑を呼び、事態はエスカレートする

歪んだ想いは暴走し、やがて全ての悪意から閉ざされた世界を望んだ…

アルシャードガイア『閉ざされた教室』

蒼き星に、また奇跡が生まれる


GM:
注:なお、GMのノリやPL・PCの行動によって予告とはかけ離れた内容になる

可能性が極めて高いのでご注意あれ

 

GMの中の人/九谷

→ 初心者GM。特技は「悟ったような微笑」と「諦めの境地」。しかし微笑を浮かべたままPCを陥れることもあるので注意が必要。割とPLに色々放り投げて「じゃ、そういうことで後はヨロシク」してしまう、ダメGMの見本みたいな存在である。

 

Gorioshi:(ぱちぱち)

虚穂:(ぜーぜー)紆余曲折経て、普通の支援魔法使いになりました(ヲイ)

GM:(ふむ)木村屋レン とかそんな感じの名前ですか? 葬儀人で魔法系なので

 

公式リプレイに「神戸屋るん」というPCが居たのである

 

虚穂:…いや、似たようなものだがw

GM:…(ぇ)

虚穂:御環 イツキ(みたまき イツキ)と

GM:……マッガーレ?

虚穂:マッガール(ぇ)まあ、超能力は使えないが


それはイツキ違いの人である。


GM:
ではハンドアウトをば。

PC1 コネクション:高峯(たかみね)サトミ 関係:友人

君は瑞珠学園に通う生徒である。高峯サトミは同じ中学に通う友人だった

そんなサトミだが、最近君と会ってない。むしろ向こうから避けているようでもある。

君は気になる噂を聞いた。サトミがいじめに巻き込まれているというのだ

 

PC2 コネクション:沢野優子or2年C組 関係:同行者

君はフューネラルコンダクター社の葬儀人である。

世に溢れた奈落を狩るエージェントだ。

君の上司であるブラックロータス枢機卿から、瑞珠学園2-Cに転入して潜入調査を行うよう命じられた。

このクラスを中心に、奈落のものと思われる事件が頻発しているというのだ

出向いてみると、そこには以前君が担当した事件で関わった少女がいた。

 

PC3 コネクション:高峯サトミ 関係:いーひと

君は瑞珠学園近くの神社に住み憑いたフォックステイルだ。そんな君の元をよく訪ねてくる高峯サトミという生徒がいる。

サトミは君に興味を持ち、よく話しているうちに友達になった。

しかし、最近サトミが現れなくなった。彼の身に何かあったのだろうか? 君は学校へ向かった


もともとのハンドアウトを、GMが統合&魔改造したものである。


GM:
なお、コネクション・関係はあくまで推奨のものであり「こんなんいらねーYO」

とか「むしろコイツに取りたい!」とかそんな要望がある場合は随時善処します、まる

GM:ではキャラ出来てる人から自己紹介どうぞ。クラス構成とか「やれること」の概要とかがあると、もあ☆べたー。

飯賀 礼二:ほいじゃ、ワタクシから

イツキ:宜しく

 

自己紹介 〜PC@ 飯賀礼二の場合〜


飯賀 礼二:
名前は 「いいが れいじ」 ファイター/ファイター/アルケミストの素手

殴り専門キャラ

飯賀 礼二:コネでアルミナが出たんで、サジッタ社から依頼を受けて色々やってると

いうことで

飯賀 礼二:出された依頼はきちんとやるけれど、自分から積極的に動こうとはしない、無気力系なキャラで

GM:なるほど

イツキ:ちなみに…高校生?

飯賀 礼二:YES。特技は、小さいころ覚えた中国拳法、右手に仕込んだチャンバー

ナックルで加速した寸剄で相手をぶち抜くみたいな方向で。

飯賀 礼二:以上

GM:(ぱちぱち)

イツキ:(ぱちぱち)

 

PC@:飯賀礼二 ファイター/ファイター/アルケミスト

 無気力系主人公。でも時々熱血。クラス構成、役柄とも正統派の主人公である。

ちなみに「チャンバーナックル」というのは、魔力の結晶体である特殊な弾丸を

装填・消費する事で特殊な効果を発揮するアルケミストの特殊装備「チャンバー

ウェポン」の一種で、篭手やブラス・ナックルなどの形状をしたものを示す。

中の人/gorioshi

→ 萌えるプレイをこよなく愛するプレイヤー。演出と台詞展開、そして誰かを陥れるプレイを
得意とする。主役を張らせた時の安定感は、PL勢の中でも1・2を争うほど。

 

飯賀 礼二:なんか、ハンドアウトのNPCの性別が変わってるしw

GM:いやー、ヒロインいないのもなんかアレだし

今回はLOVE多めでいきたいなと思ったGMの独断専行でした

『ダークマジック』原本では「高峯サトル」という男子がNPC欄に

 

自己紹介 〜PCA 御環イツキの場合〜


イツキ:
で、こちら。

イツキ:名前は御環イツキ、外見18歳にして永遠の18歳を自称するアンダーティカー。

GM:う、胡散臭い…w

イツキ:…種族が人間じゃ無くてアルフだが、そんなの気にしないって方向で

イツキ:(ちなみに、関西弁チックではない。念のため)

GM:グッジョー

イツキ:特技は支援系の魔法…のみ。もっぱら普通の学生のよーに生活し、おおむねに

おいて見た目どおりの学生。

イツキ:ただし。キレると最終兵器が出てきたりもしたり、しなかったり。

イツキ:なお、性別は「おそらく」男。

イツキ:以上。転校生でこんなのが来ても、あまり気にしないように。

GM:まあ、ヨクアルコト

 

変人である。って言うか「人間」ですらない。

 

PCA:御環イツキ ホワイトメイジ/アルフ/ミスティック

転校生ではあるが決してマッガーレではない。

支援系魔法を得意とするが、実はこのPC内で唯一の範囲攻撃能力持ちでもある。

 フューネラルコンダクター社の葬儀人ではあるが、あまりシリアスには向いていない

キャラのようだ。

中の人/虚穂氏

→ TRPG歴やや長め、廃人度それなり(本人談)。

特技は「混沌の運迷」と「トラップ連鎖地獄」。通称は「魔王」だが、本人は不満なようだ

だが、今回もやっぱり「魔王」の片鱗が炸裂するのであった


イツキ:この場合、「以前君が担当した事件」ってのは瑞珠学園なのだろーか。

GM:まあ、そこら辺はご自由にb ぶっちゃけPC2の設定を混ぜる為にこうなってる

感じなので

イツキ:…まあ、学外でってことにしておこう。ややこしくないように

GM:それこそ、衛星軌道上で奈落に取り憑かれたガンダムと戦って助け出した少女

ということにしても構いませんですぜ

イツキ:ナニゴトデスカ、そのきくたけ的事件はw

GM:俺の脳髄に飛来した毒電波に聞いて下さい

飯賀 礼二:HAHAHA,どんな設定も大歓迎さw

イツキ:「…アレは、しばらく前のことだった 気がする。ペグマリモとゆーバッタモン臭い奈落怪人が人々をシュールな形の植木に変えていたとある事件で、彼女は被害者になりかけていたのだ」

イツキ:「うっかり顔を見られたかもしれないが、今の今まですっかり忘れてたぜ!」

ブラックロータス「(ジュラルミンケース殴打)」


*過去がインスタント捏造されたようです。


飯賀 礼二:
セッション始まる前からw

イツキ:…と言うか、胡散臭いことこの上ないのだが。このキャラ

GM:……いつものことじゃないですかw

イツキ:…ソレモソウダ

 

納得したら人としてダメだと思わなくも無いが、ともかく。



自己紹介〜PCB 廻谷の場合〜


廻谷:
名は『廻谷』。フォックステイル/リターナー/レジェンド

廻谷:廻谷神社の当主にして、御神体

イツキ:未来から来た 伝説の 狐…ご神体てw

廻谷:お狐様です

廻谷:『偉いんだぞ〜』

GM:…べっきー?

廻谷:『法力だってすごくあるんだぞ〜』

イツキ:…実はレーザーガンじゃ無くて法力ビームだったか(大嘘)

廻谷:まぁ、ともかく、未来に奈落に支配されたスペクターの陰謀により神社を潰された為、時を超えて現代まで逃げてきました

飯賀 礼二:時をかける狐少女ktkr

GM:すげえイロモノだw

廻谷:ちなみに、性別不詳。何故なら、人型はどうせ《千変万化》だから

廻谷:女でも男でもOK。でも、基本は女形

GM:どっちでも

飯賀 礼二:むしろふたな(ry

廻谷:いやいやw

廻谷:ライフパスは背景に合わせて、少し変えました

廻谷:経緯:逃亡者、出自:天涯孤独、境遇は略奪

廻谷:つまり、未来の廻谷神社を奈落に破壊されたもので、その報復。未来時代からの

逃亡者である、と

イツキ:…何というアヴェンジャー…

GM:逆襲者なわけだ

廻谷:です

 

PCB:廻谷 フォックステイル/レジェンド/リターナー

 これでもか、と特殊要素を詰め込んだ伝説の未来狐。

 廻谷神社の当主にして、御神体である。

中の人/kabane

→ 素人にはお勧め出来ないプレイヤー。シナリオブレイク、寝落ち、キャラシー紛失という

三種の奥義を極めた漢。

また、《ファンブルマスター》の異名を獲得するほどダイス運の振れ幅が大きい。

何というか、見ていて激しく飽きない人物であるが今回は……

 

 

オープニング1 『彼とか彼女の事情』


GM:
では、自己紹介終わったしOPシーンに入ろうと思います。

 OP1 シーンプレイヤーは礼二。時刻は放課後です。何をしてますか?

飯賀 礼二:屋上で昼寝でもしてます。「あ、もう学校終わったんだ」みたいな

GM:ふむ。では下の方からからかうような笑い声が聞こえますね

飯賀 礼二:首だけ動かして覗いてみよう

GM:「ほら……終わ……じゃねーぞオラ!」

 「泣い………前がわりぃん…………ね持ってくるって約……」

 こんな感じの声で。覗いてみると、大人しそうな外見の、礼二には見覚えのある子が

一方的に詰られてるね。

飯賀 礼二:なじられるじゃなくて、なぶ(ry

イツキ:男女男とな(ぇ)

 

男女男男女男女♪(マテ


GM:…まあ、18禁な光景かどーかは想像に任せる。GMに描写能力はない(マテ

GM:で、クエスターの超☆視力……もとい、目のいい君にはもう一つ分かることが。

飯賀 礼二:

GM:どうも、やってる側も顔見知りというか、知ってる相手ではある。

GM:岸川とゆー不良なんだが一人でケンカも出来ない半端な奴でな。そのくせ瑞珠学園

の不良に粋がってガン付けたり喧嘩売って歩いたりしては、その都度相手にもされず

GM:喧嘩売る相手の例は、まあ理一とか鉄など。

イツキ:…売る相手が悪すぎるww


理一:木里理一、『聖夜作戦〜帝都が静止する日〜』に登場。
 ルーンナイト/ファイター/ソードマスターの屈強にして剛毅なるクエスターで

あり、静かなる熱血漢。諸々の意味でそこらのチンピラが敵う相手では無い。


鉄:
高瀬鉄。スカウト/レジェンド/マシンヘッドのクエスター。
 リプレイには未登場のGM持ちキャラで、巨大ロボ「ビック・ゴーント」を駆る
 《剣王の城:約束の剣》に加え、魔剣「ボンクラ」、魔導書「古本娘」との通称

三身合体モードに移行する事で、ありえない戦闘力を得る。

やっぱりそこらのチンピラがどうこうできる相手ではない
 

GM:で、まあ君も何故か一方的に敵対視されているわけで。名前くらいは知っている

わけだ

飯賀 礼二:んじゃ、気配を消して岸川の背後に移動しよう、判定とかいる?

GM:不要だよん。では被害者……高峯サトミ(16)の表情が変わったのに気付き、岸川が振り返るね

岸川「……ちっ、飯賀か」

飯賀 礼二:「……ども。何やってるかは知らないけど、昼寝の邪魔をしないでもらえるかな?」

岸川「(舌打ち)けっ、この学校はやりづれえな。一昨日は木里、昨日は高瀬、今日は飯賀かよ」

岸川「興ざめだ、今日はやめだやめだ。よーサトミ、三日連続で助かったじゃねーか」
 (ぽいっとサトミを放し)

飯賀 礼二:岸川が去るのを待ってサトミに視線を移してみる。

外傷とか表情とかチェック。

GM:ふむ、若干の擦り傷あり。着衣は乱れているものの (その、何だ。大人の事情的な意味で)致命的ではない。

イツキ:…w

GM:表情は、見るからに青ざめているというか…アレだ。コトノハ様ヤンデレ化寸前


色々な意味で危なかったようだ。


飯賀 礼二:
どうしよう、声をかけづらい。とりあえず向こうが何か言うのを待ってみる
 「えーっと、その」

サトミ「……っ!」

GM:君が声を発したのが引き金になってしまったんだろう、弾かれたようにサトミは立ち上がり、この場から逃げ去ってしまう。

GM:そういえば、同じ中学に通ってた友達(無論、それ以上の関係でもいい。恋人未満ではあろうが)だが、最近妙に顔をあわせることが少なかったな、ということがふと

脳裏によぎった気がした。

飯賀 礼二:「(ぼーぜん)久しぶりに会ったと思ったら……またモメ事かぁ(タメイキ)」

飯賀 礼二:GM、中学時代から色々サトミには頼られてたってことにしたいんだけど、

良い?

GM:おk

飯賀 礼二:こっちから積極的に声をかけることは無かったけど、向こうから妙に

頼られたというフラグまっしぐら方向で

GM:りょかいー。と、まあそんな出来事があったと。…後にして多分君は思うだろう
 これが全ての発端だったんじゃね? と。

イツキ:しかし過去に遡ってヒロインにフラグを成立させるとは…侮れんw

ここでGM、シナリオの目的である「クエスト」を礼二へ提示する。

GM:いずれかを選択。

【クエスト1:弱きを助け、強きを挫く】

【クエスト2:サトミを救う】


飯賀 礼二:
あー、とりあえずクエスト2…サトミのほうで。

GM:うぃ。



オープニング2 『闇の手が誘う』


GM:では次のシーン。ちとマスターシーンなので手早く

GM:さて、ハヤテのごとく脱兎しちゃったサトミさんですが。

夕方、市外にあるビルの屋上。

サトミ「……見られちゃった……礼二君に見られちゃったよ……」

GM:フェンスを乗り越えようと少女は手をかけ……目線を上げた瞬間

???「好き好んでミンチになりたいとは…キミのよーなかわいー娘でも何か悩みがあるのかい?」

GM:"目の前"に佇む黄色い人影と目が合い、硬直した

イツキ:…ぅぉぃw

 

黄色い人影:フィエル=エル=フィリエル。『聖夜作戦〜帝都が静止する日〜』の黒幕。通称を『黄色いお節介』、『黄色いご都合主義』など。
イメージ画像有り


サトミ「だ、誰……」

???1「HAHAHA、ちょっくら力の押し売りに来ました。てなわけで……やっちゃって

どうぞー」

サトミは気付かなかった。

目の前に浮かんだ小さな人影に気をとられて、黒いコートの男がいつの間にか後ろから

近寄っていたことに。

飯賀 礼二:(ナムナム)

???2「……力が、欲しいか?」

後ろから響いた声の意味を認識する間も無く、サトミの意識は闇に沈んでいた。


SE:フェードアウト


GM:
さて、その翌日のこと。

岸川「今度は邪魔ぁ入らねぇな。さっき居合わせた柵原の野郎はボコボコにしといたからよぉ……んぁ、サトミ、何笑ってんだてめぇ」

GM:――その日のサトミはいつもと違っていた。

 まるで別人のような冷たい笑みを浮かべていたのだ

岸川「……お、おい……」

サトミ「……今日の邪魔は、わたしだよ?」


SE:ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?


GM:岸川と仲間達の悲痛な叫びが校舎裏に響くと同時にシーンエンド。

イツキ:何というフィ〇ルの押し売り日記2…(ぇ)

GM:注:今回のデフォの黒幕っぽいキャラはあくまで黒いコートの方です

イツキ:…そりゃ、まあw

GM:と、まあこんな感じで色々動きました……というところでPC3.次はYOUのOPだ


ここで少々PC3こと廻谷が離席していたので、先にPC2のOPへ。

 

イツキ:こっちは何時でも出れるが…

GM:……では、先に出してみますか

イツキ:うむ

 


オープニング3 
『ヤツこそが 噂にすらならない転校生』


GM:では。ハンドアウトにある通り、キミはブラックロータス枢機卿に命じられて

瑞珠学園にやってきた!(ぱぱぱぱーぱーぱーぱっぱぱー)

イツキ:「ここが、瑞珠学園か!!」


男塾風に(ぇ)


教師「……別に此処にはライデンも桃太郎も居ないから、早く教室に行きなさい(汗)」

イツキ:「あいさー。…えーと、教室は2-Cでいいんだよな?」

教師「うむ、今からなら朝のHRには間に合うだろう」

イツキ:「了解、それじゃお先にー」(廊下をダッシュするのは良くないので競歩で)

GM:そんなわけですたたたたーと担任教師に挨拶済ませてホームルームへ。

担任「喜べ女子ども! 今日の転入生は中性的なエロスの滲み出るDANSHIだぞ!」


SE:黄色い声


GM:
キミはちょっと教室に入るのが不安になった気がした。

イツキ:「…何だろう、今日は日が悪いような気がする(汗)」


この転校生、早くも逃げ腰である。


担任「それでは(ガラッと扉開け)」(ジェスチャーで入れや、と身振り)


表に出ろ」
の逆バージョンをご想像ください


イツキ:
「だが転校生に退路は無いのだった(がく) 失礼しまーす」

イツキ:「ういす、何か間違った方向のご紹介に預かった転校生Aです」

GM:では、そんな風に自己紹介しつつ教室を見回したキミは、見知った顔が居ることに気付いた。

イツキ:「御環イツキ、年齢恐らく17歳くらい。性別きっと漢、趣味は昼寝…?」

沢野「……(あ)」

 GM:向こうも、君が知った顔であることに気付いたようだ

イツキ:「(…ここはシランフリだ!!)」

GM:だが、目ざとい担任教師はキミタチの変調を見逃さなかった!

担任「お? 何だ何だ、沢野と知り合いか?(ニヤ)」

イツキ:「うむ、知り合いだった気がする」(キパ)

沢野「(え、ちょ、待)」

担任「オーケイ、なら話は早い。沢野、こいつが慣れるまで面倒見てやってくれ」b

イツキ:「ちなみに沢野君。君は知り合い疑惑を信じてみてもよいし、無論妄言だと

打ち捨ててもよい」

沢野「……打ち捨てられるはずないじゃないですか(小声)」

イツキ:「まあ、勝手が解らんので色々手を貸してもらえると助かるには助かるが」

担任「うし、んじゃ沢野の隣……ああ、岸川。お前はちょっと用具室から机と椅子一式

持ってきて後ろの方に自分の席作れ」

岸川「あ?」

担任「……(眼力)」

岸川「うぃ、うぃーす、いってきやーす(汗)」(退出)

GM:と、そんな一幕があって岸川の席は無事君のものとなった(マテ)

イツキ:「(何の躊躇も無くどっかと座ってみる)」

沢野「……べ、別に右も左も分からないあなたが可哀想で否定しなかったんじゃないん

だからね」

GM:と言いつつ教科書を見せてくれたりします。


初っ端からツンデレとは、中々ハイスペックである(何がだ)

イツキ:「お、助かる。実は記憶力その他、脳の中身には自信がなくてな(はっはっは」

飯賀 礼二:フラグぼっきり折ってるw

イツキ:折って砕いて別物にw


だが、フラグクラッシャーには通じていなかった!(だから何がだ)


GM:
で、恒例の昼休み質問攻めやらを乗り切って放課後。

沢野「……ところで、さ。ちょっと相談したいことがあるんだけど……多分、あなたが

また私の前に現れたってことはそういうことだと思うんだけれど……」

GM:と、帰り際にイツキは呼び止められます

GM:落ちつかなげに周囲の様子を伺っている様子が見て取れる。葬儀人としての君の

眼力は、彼女が何かを恐れて警戒しているようだと結論付けた。

イツキ:「ふむ…クラス内の厄介ごと、但しどうすればいいのか解らないバージョンって

とこで?」(こそ)

沢野「……最近、このクラスで、ちょっと……」

GM:と言いかけたところで、その場に別の人が。

岸川「おいおい沢野、まだこの学校に慣れてない奴に何話してんだ?」(ひょこ)

イツキ:「(ふむ)誰かな?」

岸川「(ずべっ)てめーに席取られた岸川だッ! ともかく……転校生、いいかこのクラスでおかしな真似すんじゃねーぞ。クラスの調和ぁ乱したらどーなるか。知ってるよなぁてめーらもよぉ?」

GM:残ってるC組の生徒達は押し黙ったままという感じだ。

GM:葬儀人としての君の眼力は、C組全員が優子と同じような状態だな、と結論付けた

イツキ:「(まじまじと岸川の顔を見て、上から下まで観察)…一つ、早速で悪いが

君に残念なお知らせがある」

イツキ:「自己紹介してもらって悪いんだが、君は当分、顔と名前が一致しそうに無い。印象的な意味で。故に、君は「椅子を取られた人」と名乗ってくれ」

岸川「てめぇ……まあいい、あんまり舐めた口利くよーならお前もロクな目にはあわねー

からよ!」

GM:まあ、君への恫喝は主目的じゃなかったのだろう。岸川はあっさりと引いた

GM:なお、君達はこれで岸川が「自分より強い相手には萎縮するタイプ」だと結論

付けてもいいし、保留しても構わない。

イツキ:「それともう一つ。調和を乱すなと言っていた気がするが、俺は身勝手なので……回答はこうだ。

 

 だ が k(もが)」


傲然と「だが断る」と言おうとして、優子に口をふさがれた模様である。


イツキ:
「(むぐ)…それはともかくとして、さっきの続きが聞きたいのだが」

(優子に向き直り)

沢野「……べ、別に……ごめん。またの機会にして。ごめんね」

イツキ:「ふむ、仕方ないか。では、こちらは勝手に始めてしまうとしよう」(小声)

GM:と、そんな転校初日でした、まる

イツキ:さあ、ここから楽しい転校生ライフだ!(大嘘)

GM:特に何もなければシーンエンド。

イツキ:ああ、エンドでおk。

GM:うぃ。では此処のクエストも選択式

【クエスト1:瑞珠学院で潜入調査をする】

【クエスト2:優子を救う】

 

イツキ: 潜入調査のほうを貰っておきましょう

GM:うぃ


さて、ここでちょいとシーン回想が挟まったりする。もっぱらノリで。


飯賀 礼二:
ワタクシは実は中学時代はもっと無気力な学生だったんですよ、多分

GM:ふむ、無気力学生とな?

飯賀 礼二:ザジッタ社に言われるままに動いて、特に日常に対する執着なんかも無くて

飯賀 礼二:そんな自分を変えたのが、サトミとの出会いだったと

飯賀 礼二:さぁ演出ヨロ(丸投げ)

GM:ちょwww

GM:おk、頑張ってみよう



オープニング4 『それは、夕闇を祓う光輝の拳』

GM:それは二年生くらいのことだった。4月のクラス替えで偶然君はサトミと席が隣になった

GM:まあ、お互い友達が少ないこともあって、中2、中3と君達はずるずると腐れ縁

モードに突入していったわけだが

GM:サトミは引っ込み思案っぽいし、礼二は積極的に友人作ろうとしなさそうだしな

飯賀 礼二:特にこっちから話しかけるなんてことは無かったと思うんだ、多分。ただ、無気力なだけに教科書を忘れたりとか多そうだし

当時の教諭「何だ飯賀、また教科書忘れたのか。隣の奴に見せてもらえ!」

飯賀 礼二:「……ふぁーぃ」

飯賀 礼二:そんな時色々見せてもらったりだとか。グループワークなんかやるときに、お互い相手いない同士でくっ付いたりとか

イツキ:(むくっと)ふむ、乱入するか。演出に(ぇ)

 

御環イツキの武力介入が始まる……(何

 

サトミ「……(おず、とくっついた机の真ん中に教科書出したり」

飯賀 礼二:「……あ、そこ計算間違ってる」

イツキ:その日…その事件のきっかけは極々些細な事だった。

 何のことは無い。授業を寝過ごして居たら、起きた時には夕方だっただけのことだ。

そして丁度そのとき、教室を出てゆくサトミの後姿が見えただけ…だったのだ。

下校時刻は既に廻っている。特に部活があるでもないサトミが何故教室に居たのか…

飯賀 礼二:僕は何とはなしに、気になってしまったわけで……

イツキ:1:追いかける

2:待ってみる

3:寝る 

飯賀 礼二:1で。フラグはきっちり立てます 

イツキ:君が教室を足早に出ると、サトミの後姿が階段を上っていくのが視界に入った

…屋上? 施錠されている上に、この時間に?

その時、君のシャードが淡く燐光を放ったような気が、した。

飯賀 礼二:何とはなしに変と思いながら、ついていきましょう。

イツキ:・・・階段を昇るにつれて、違和感が強くなってきている。

そう言えば、君は最近学校で流布している噂を耳にしていたりはしないだろうか。

あるいは、神隠し。不審者。幽霊。そして・・・

…ここ二週間程度の事ではなかったか、それらは。

飯賀 礼二:「……モメ事、かぁ(タメイキ)」

イツキ:君は敢えて厄介事に頭を突っ込んでみてもよいし、このまま帰ってもよい。

いずれにせよ君のシャードは、君の意志に従うだろう。

飯賀 礼二:突っ込みますよ、モメ事嫌いだけど放置するのはもっと嫌だから

イツキ:では、階段を上るに連れて、シャードが徐々に明滅を強めてゆく。

良くない気配が、屋上と校舎内を隔てる扉の向こうから吹き寄せてくるのを感じた。

飯賀 礼二:チャンバーナックル仕込んだ右手を準備しておきます

イツキ:扉が軋みように細く開いたそのスキマから見えたのは、手招きする「何か」。

そして、招かれてゆっくりと歩んでゆく、サトミの背中だった。

???「お い で 。 い っ し ょ に 逝 こ う 」

飯賀 礼二:考えるより先に、クエスターとしての本能が体を動かしてる……ってわけでサトミと「何か」の間に割り込む! そしてすぐ攻撃!

イツキ:では進み出た君は気が付くのだが…

その「何か」は。体の上半身だけがまず視界に浮いている。

下半身は空間の裂け目みたいに虚空から突如として生えてる。

上半身と下半身の間の本来胴回りが有るはずの場所には、ブラックホールを想起させるような何も無い「虚空の穴」が開いているようだ。

 

飯賀 礼二:気にせず顔面をぶん殴る! 判定は?

GM:要りませんとも。てゆーか、過去だとキャラデータそのままかすら不明w

イツキ:近づいた君は、まるで黒い穴の引力に引きずり出されるかのごとく、急激に

心中の陰鬱な記憶を思い出してしまう。どうやら、そういった能力を持つクリーチャーのようだ。

 「君はその記憶を振り払ってもよいし、無論抵抗しなくてもよい」

飯賀 礼二:おk、じゃあぶん殴ったら一撃でクリーチャーは消滅する、ってことで。

けど、陰鬱な記憶は僕をさいなむ。っつーわけでそれっぽく気を失いかけよう

イツキ:サトミは、ふらふらとその穴に引き摺られるように近づいていた。

彼女の何が「穴」に引かれていたのかは解らないが、君はそれまでの付き合いからソレを思い出してみても良い。だがともかくも、クリーチャーの断末魔とともにその足が

止まる。

サトミ「…飯賀、君?」

飯賀 礼二:「おい、高峰! 高峰サトミ!! しっかりしろ!!!」

イツキ:サトミの瞳は虚ろだったが、礼二の呼びかけでふっ、とその目に光が戻る。

サトミ「…あれ?何で…屋上?わたし、何処かへ行こうとしてたような気がするのに?」

飯賀 礼二:サトミを抱かかえて後ろに下がりながら、周囲の様子をうかがってみます

イツキ:うむ、クリーチャーは断末魔を遺して消えたが…虚空の穴は揺らめきながら

まだ残っている。どうやらこれは、人の心中の淀みを引き寄せて喰う、そういうタチの

悪い奈落の構成要素…その残滓のようだ。

飯賀 礼二:と言っても、奈落をぶん殴るってわけにはいきません、よね?

イツキ:HAHAHA、何を言うのだね。シャードは、奈落を物語的に美しく滅ぼす為にその力を発揮するものじゃないかw


それはシャードとクエスターが物語の展開上そうなる事が多いからであって、

決して美しさの為に力を発揮するものではアリマセン。念のため。


GM:
まあ、ヤッチマエ。どーせ過去だしw

イツキ:サトミは抱えられたままで

「諦めちゃえ、目を閉じてしまえって囁かれてたんだ。こんな地味で役に立たない子は、居なくなってしまっても誰も気にしないんだって」

GM:SE:ゆうきときぼーとゆーきときぼーとゆーきときぼーとげんきをあたえて・・・わ・ずかな・じかん・を・みつけて……んげんかくめいあたまがぱーん

(奈落的音響担当)

 

いろいろなものを敵に回しそうな音響であった

 

飯賀 礼二:「……ちょっと、待ってて」そういって奈落の前に立って神々しいまでの

輝きを放つ右腕で奈落の闇を粉砕しよう

飯賀 礼二:そう、サトミの心からは一生消えないほどの神々しい光を放ちますよ。

演出的には【トール】全開でw

GM:これ以上この穴を残しておくと大人の事情でヤバいしね。

イツキ:では、閃光を放つ拳によって奈落が光に消し飛ばされて・・・そのまま残滓のような光が夕空に降る。

飯賀 礼二:「…僕は、君がいなくなったら誰に教科書を見せてもらえばいいのかな?」

サトミ「…わたし以外にも居るもん、見せてくれる人」

飯賀 礼二:「……新しい知り合い作るのって大変なんだよ。少なくとも……サトミ……がいなくなったら僕は凄く困ると思うな」

サトミ「…困ってくれる…の?」

イツキ:サトミは自信なさげな表情で、礼二の顔を見ている。

GM:SE:サトミは仲間になりたそうな顔で礼二を見ている!

 ニア

  そう、かんけいないね

  いっしょに、くる?

  コンゴトモヨロシク

  俺のターン! モンスターボール!


どこの仲魔が増えるRPGですか、それは。


飯賀 礼二:
PL発言だけど、ここで中途半端な受け答えするとまた奈落に取り込まれ

そうだしなぁ

イツキ:…いや、あえてそこで半端な発言をw

GM:あえてGMが保障しよう。過去で何やっても現在は揺らぎません

SE:(礼二の)PLは悩んでおります、少々お待ちください

飯賀 礼二:「…そういや、今日の数学で分からない所があって今凄く困ってるんだ。

明日そこ当たりそうなんだけど、ちょっと教えてもらえないかな?」

イツキ:サトミは一瞬きょとんとした後、くすりと笑って応じた。

サトミ「…そうだね。わたしで良ければ、礼二君にその数学教えさせて。

…誰かに必要とされるのって、やっぱり嬉しい事、なんだね(後半独り言)」

 君は後半について聞き返しても良いし、無論聞かなかったフリをしても良い

飯賀 礼二:「あー、まぁ、それが生きるってことじゃないかな、よく分からないけど(半分独り言)」

イツキ:…お互い、独り言について言及する事はなかったが。

  少なくともその日から、飯賀礼二はほんの少し前向きになり

高峯サトミもほんの少し、明るくなったような気がした。

GM:――という、経緯を辿ったはずだった…という所で現在に戻してもいいでしょうか(おそるおそる)

イツキ:(はっはっは、暴走しすぎたぜ    orz(謝)

GM:(いえいえ、多謝)

 

暴走して過去のシーンを作り始めた上、物語まで捏造して描写しまくるPL。

GMとの信頼関係の為せる技である(何)

くれぐれも、真似が推奨されるわけではない

GM:(いえいえ、多謝)まあ、そんなわけで中学時代はそんなほんのり甘酸っぱい日常をかみ締めつつ無気力に過ごしていたわけだが

GM:高校に入ってからはクラス替えやらもろもろですっかり疎遠になっていた挙句、あんな場面に出くわしてしまったわけです

飯賀 礼二:っていうか、何かもうクライマックスまでやった気分ですよ、加護使ったし

GM:カウントはしないで置くぜ。当然のことながらb

イツキ:実はALGEXだったんです(ぇ)


EX…セブン=フォートレスでその名を色んな意味で知らしめた、全自動型物語的大惨事発生装置の通称である。

飯賀 礼二:ま、こっちとしてもサトミと自分は違う世界の住人だし、係わり合いにならないならそれはそれで、って感じだったんだろう。多分

GM:さて、というわけであんな場面から暫く。相変わらず無気力を通していた君の耳にも気になる噂話が届くようになっていた

飯賀 礼二:

学生A「2-Cの高峯サトミって子がいじめられてるってマジ?」

学生B「俺は高峯サトミって女がいじめを仕切ってるって聞いたぜ」

GM:サトミの身に一体何が起きたのだろう? と少し君は気になった

飯賀 礼二:奈落絡みの前例が無いわけじゃないし、様子見がてら久しぶりに会いにでも行こうかな、と思い立ってみたり

GM:ふむ、いい感じだ。では放課後辺り顔を出そうかと昼休みに屋上で思案してる君の元に来客が


サトミ「あ……礼二君。その、少し……いい?」

GM:ひょっこりと屋上に現れたのは、当のサトミであった

飯賀 礼二:「……(しゅた)」

何話したらいいか分からないからとりあえず挨拶だけしておこう

GM:では一応挨拶を交わしつつ

サトミ「最近、わたし何だかおかしいんだ。その、自分が自分じゃなくなっていくみたいで……」

GM:自分でもよく分からないんだけど、という前置きつきでそんな気になる相談が

飯賀 礼二:ほぉぅ、じゃあちょいとお互い沈黙しちゃった後に

「要するに、困ってるってこと?」

GM:うむ。サトミは大きく頷き

サトミ「ねえ。助けて礼二君……この前も、岸川君たちを……っ」

GM:と、その時。サトミの様子が急に変わる

胸を押さえて一瞬苦しんだ後――君の目の前には君の知らないサトミがいた。

飯賀 礼二:「……サトミ?」

GM:表情には自信が溢れ、背筋が伸びたせいか心なしか体つきまで大きく感じられる

サトミはきみがこれまで見たこともないような不敵な笑みを浮かべて、君を見つめる

サトミ「……ごめんね、変な相談しちゃって。もう大丈夫だから。心配要らないよ」

飯賀 礼二:並々ならぬ気配に気圧されてみたり「……本当にサトミだよな?」

サトミ「もちろんよ。何? 礼二君って友達の顔も忘れちゃうくらい薄情だっけ?」

GM:くすくす笑うサトミは、さっきまでのサトミとは全く別人のようだった(ダメ押し

サトミ「もうどうでもいいの。ホント、なんでこんな小さなことで悩んでたんだろうね

……わたし、ばかみたい」(くすくす)

飯賀 礼二:「……一応言っておくけど、無茶はするなよ」

サトミ「もちろん」

GM:という所で始業のチャイムが鳴り、ごく自然に君からサトミは離れ、屋上の出口
 へと向かう

サトミ「礼二君も遅れないように…… それじゃあ、元気でね」

GM:という言葉と共に、屋上の扉ががちゃっと閉まった

GM:最後の一言が「どちらのサトミ」の声だったかは、君には判別がつかなかった。

飯賀 礼二:それを半ば呆然と見送った後につぶやこう

「困ったときはお互い様、とは言うけど……」

GM:そんなことがあった、というところでシーンエンドなわけだ。

 

飯賀 礼二:いやぁ、PC@はいいもんじゃのぅ

イツキ:「(ばさぁ)何か物凄い過去のストーリーを垣間見た気がしたが、気のせい

だったぜ!!」と知ったかぶりしてみる《デジャ・ヴュ》持ち

GM:使用回数減らしちゃうゾw>《デジャ・ヴュ》

イツキ:……うちのメンバー、三人しか居ないのにこの上レジェンドも居るんですよ?(トオイメ)


アルフのスキル《デジャ・ヴュ》とレジェンドのスキル
《運命の予感》と合わせて
六回もGMに質問可能な3人パーティである。


GM:
絶望した! 自重しないPL勢に絶望した!

イツキ:まあ、代わりにこちらは他に情報系能力をもって無いのでw

 

 

GM:さて、では廻谷…さあ、OPを! 一心不乱の大OPを!


大OPって何だ、GMよ


イツキ:
どんなOPに?

廻谷:では時は……5年後の……ここって何市?

GM:N市ってことで。

廻谷:では、改めて、時は5年後のN市。シーンプレイヤーは廻谷一人。

  で、背景は崩壊した神社に我が蹲っているところから始まります

GM:どうぞー


 

オープニング5 『闇色の明日を越えて』


廻谷:
『ぐ、油断したわ。ずっと身近に奈落がおったとは……サトミ!!』

サトミ「あら……そんな目で見ないで?もっといじめたくなっちゃうじゃない。狐さん」(くす)

GM:…状況は把握し切れてないが、とりあえずノってみた

廻谷:ありがとう

『我が神社に張ってあった結界がうぬの目当てだったとはな……気づいておれば止めることができたものを……』

廻谷:そして、その目線の先からは、闇色の波動を漂わせる空間。

サトミ「気付かなかった狐さんが無能だったのよ? しょうがないじゃない。誰も止めてくれなかったんだもの」

GM:――君には、笑顔を浮かべたまま破壊を撒き散らす彼女が、何故か泣いているように思えた

飯賀 礼二:HAHAHAHA 胸が痛いZE

イツキ:もう誰にも止められないZE

GM:でもねー。これ、何故か一番演じやすいZE


マテソコノGM


廻谷:
『(傷から血をだらだら垂らしながら)……ふぅ、我の力ではもう止まらんな。

結界も、うぬも』

サトミ「誰も気付いてくれなかった……誰も助けてくれなかった……私が誰にも助けて

もらえないんだもの、狐さんだって、誰にも助けてもらえないのは当然だよね?」

GM:明らかに言ってることは破綻しているわけだが、まあ、そこら辺は(ぽい)

廻谷:『ふ、そうじゃな。5年前だったか……うぬが我が元に相談に来ていたのは……(ハンドアウトより)』

廻谷:『あの頃に戻れると良いな、お互い。のう、そう思わんか、サトミ』

廻谷:『あの頃、お前を救えていたなら……』

サトミ「そうだよ……あの時狐さんや礼二君が私を助けてくれてれば、こんなことには

ならなかったのに。だから……全部、あんた達が悪いんだ!」

 

GM:一際、目の前の奈落の威圧感が増した。どうやら、君にトドメを刺そうとしているようだ

廻谷:『(自嘲するように)ふぅ、異教の神よ。同じ神として崇められる者の願いじゃ。

どんな枷を受けても良い。あの頃に、あの頃に戻って救ってやりたいんじゃ、我が神社に縋ったこの子を』

GM:(ををぅ)ふむ、それは面白い……では。

君がそう呟くと同時に、君以外の全ての景色がモノクロームに染まり、静止する。

廻谷:処理的には《時空間移動》を【ガイア】での増幅発動ってのを考えてたんだが、

どうよ?

GM:まあ、そっから先の記憶は君には思い出せません。《マインドロック》ってことで

もしかしたら君が最期に見たかもしれない黄色い影とかはタダの幻覚だったのかもしれないし、実はそいつもガイアに排斥されてしまったのかもしれない。

ともあれ、君は5年後の知識を断片的に保有したまま5年前に辿り着いていた。

廻谷:我は今、サトミが相談に来るのを一人神社で待っておる。

ちなみに、【ガイア】が力の行使と共に奪ったのは、将来の惨状の記憶。

サトミが奈落化して我が神社の封印を解いたってのは、こちらの記憶の片隅にも残っていないってことで

GM:うぃ。サトミが何かやらかすという記憶はないと(ふむ)

廻谷:うむ、サトミは我が神社の一利用者であり、よい相談役だ。

GM:まあ、いつものごとくサトミが相談に来る時間帯だったわけだが……今日は、少し遅れてるようだ。

GM:実は背景で岸川たちがフルボッコにされていますが。

飯賀 礼二:おおぅ

廻谷:それは分からんよな…着衣の乱れとかからは?

イツキ:下手すると返り血がw

GM: ふむ、まあ現れれば「いつもと違う」というのは分かるやも

GM:さて、いつもより30分くらい遅れた頃合。

そろそろ君が茶でも飲むかと思い立った頃にようやくサトミは姿を見せた

サトミ「……狐さん、いるかな?」

廻谷:あ、ちなみに、5年前のこの神社。神主一家が住んでます


廻谷が取得した「エキストラ」である。

GM:でだ。30分遅れで君の前に姿を現したサトミは…今まで君が見たこともないようなサトミであった。

廻谷:『おぉ、サトミ、遅か……ど、どうしたのじゃ? お主』

GM:表情には自信が溢れ、背筋が伸びたせいか心なしか体つきまで大きく感じられる

あまつさえ、制服には点々と茶色い染みが。

サトミ「……あ、狐さんだ……ふふ」

廻谷:知覚で判定して、染みが血だって分かっていい?

GM:うん。判定不要

 

サトミ「わたし、ようやく分かったんだ……今までのわたしって、なんて惨めな生き物

だったんだろう、って」

廻谷:『な、何を言っておるのじゃ?……サ、トミ?』

 ……ズキンズキンと、頭の奥の方が痛い気がしますが、理由は知りません

GM:いい演出だw

サトミ「でも、今はもう違うんだよ。狐さんなんかに慰めてもらう必要もないし、学校の奴らにももう負けないんだ。だから……」

GM:ゆっくりと、しかし冷酷な口調でサトミは呟く

サトミ「今日はね、狐さんにお別れを言いに来たんだ」

廻谷:では、状況を理解せずに張り付いた笑みで話を続けようとします

廻谷:『サトミ、何を言っておるのじゃ?…ほれ、お主の好いておる男(おのこ)の話、昨日聞かせてくれる約束だったではないか?』

廻谷:もう、手遅れだと無意識には気付きつつ……

サトミ「あぁ……それももう、どうでもいいの。わたしにはもう、トモダチなんて必要

ないもの」

GM:ふむ、【知覚】でちょっと振ってもらおうか。目標値は……神補正ってことで9

廻谷:【知覚】は3、ダイスで6以上か(ころころ)成功

GM:おk。では礼二の事を聞いた時に一瞬サトミが躊躇ったのが分かる。

GM:それまではつらつらと冷酷モードだったのにね

飯賀 礼二:フラグ立てまくった甲斐があったZE

廻谷:『うぬ、そうじゃ……サトミ、お主、疲れておるのじゃ、茶でも飲んで……』

廻谷:『で、昨日の続きを……』

サトミ「いらないよ狐さん。さっきも言ったでしょ?もうわたしに友達は要らないって」

GM:そういってサトミは君の手を振り払い、言った。

廻谷:『……サトミ……』

サトミ「じゃあね狐さん。もう会うこともないと思うけど ……元気でね」

 

GM:そういい残してサトミは去っていった。

GM:何故か最後の台詞にだけは、君の知っているサトミの口調が感じられたような気がした

廻谷:……では、ぽつねんと神社に残されます。

で、一瞬の逡巡の後、サトミを追い、通りに出ますが、サトミの姿は既に見えない。

廻谷:『……サトミ』

GM:サトミが明らかに変貌している上に、どうもその変貌が自分の「覚えていない

未来」に繋がる事柄らしい…ということは何となくわかるね。

SE:何が起きたのか、はっきりと分かることは無い。だがそれが何かの良くない予兆である事だけは、はっきりと廻谷には解ってしまったのだ。

廻谷:『我の失われた未来、その先に悪い意味でサトミ、お主が居る気がするのじゃ』

GM:うむ。そう呟いた辺りでそろそろシーンエンド。

クエストは【サトミの変貌を調査する】って感じでどうだろう

廻谷:おk…で、GMよ。

GM:いえす?

廻谷:我のシャード、『錆色』は時間を越えた反動ってことで。以前は狐目色の美しい石でした、と

GM:OK

イツキ:未来が開けたとき、錆が落ちると

廻谷:あと、廻谷神社の境内の何処かには奈落が封じられているそうです。何か打って

たら自然とそうなりましたw

GM:誠一とか湧くんじゃね、それはw


奈落から湧くものなのですか、誠一というのは(汗)

ちなみに、「誠一」とは『聖夜作戦〜帝都が静止する日〜』のPC@である。

どんなPCかは…敢えて此処では語るまい


イツキ:
地獄の釜の蓋か、この神社

廻谷:いずれどこかのシナリオで活躍するかもしれません>地獄の蓋

飯賀 礼二:第一話のOPからキャンペーンの伏線w

GM:ヨクアルコトサw

イツキ:そう、神☆漢になった誠一がココを狙って…(ぇ)

飯賀 礼二:え、そっち?w

イツキ:…無いと思うがなw

GM:最終話とかで使えるなあとか思った俺はまだまだだったか!w>神社


それはともかく。


廻谷:
これがPLとしての殻を破った自分のOPだ!!(ババーン)

GM:ちなみに。廻谷OPは時間軸の上ではマスターシーンとイツキのOPとの間に挿入されます。

イツキ:…となると、こっちのOPだと既にサトミは何か黒く?

GM:Yes。ちと出しそびれはしましたが

廻谷:暴走しつつも、ハンドアウトは踏襲する、新たな自分…シリアスプレイもできるようになりました。今回、それを証明するZE☆


殻を乗り越えたkabaneらしい。レロレロレロ(違)


飯賀 礼二:
あそこまで上手く着地するとは思わんかったZE

廻谷:

イツキ:さあ、頑張って絡もう……なんか別枠だがb

飯賀 礼二:

廻谷:本当は、もっと規模を大きくして、コネクションとも絡む予定だったのだが……

流石に余裕が無かったなぁ(トオイメ)

GM:それと。マスターシーンで湧いてた明らかにそぐわないアレは、今回は敵では

ないので。君達はアレを使い倒してみてもいいし無視してサトミを何とかしてもいい。

頑張ってくれb

 

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