クライマックス 『はづき』事変、終結

 

GM:うぃ。では……ねくすとしーん。CIC

GM:CICのロックも美優がいるせいで指先一つでダウンですな

 

※イメージ図

美優「(てりゃりゃりゃりゃ、てやっ) お前はもう……死んでいる」

・同時に、CICの扉がぷしゅー。と開く

 

SE:You are shock!(解除音)

理一:「…製作者の趣味か?」

セバス:「…中々風情を弁えた扉で」

風子「だねえ……」

セバス:さて、覗いてびっくりCIC。

GM:さて。CICの中には人影が幾つか。その中でも際立って威風堂々とした人影が一つ。

GM:長く伸ばした金髪は優雅に縦ロールに巻かれ、黒いコートの下を彩るはこれまた優雅な漆黒のドレス

セバス:…………白崎だったら指差して笑いますがw

 

※白崎:ALGリプレイ『時空漂流 〜幼年期の終わり〜』のOPで出た並行世界黒崎についての妄言の一つ

 

GM:身の丈190を超えるせいもあって、いい具合に頭身もモデルな比率ですな

??「よぉく来たわね! 邪神とその取り巻き!」

セバス:ちなみに、性別はw?

GM:……薄暗いCICなのでまだわかりませんが(しれっ

理一:「…なあ、痔ャ神」

風子「……だからボクは超時空女子高生、蓮田風子だってばさ」(キラッ☆)

 

まだ言うか

 

理一:「(無視)…お前アイツに押し付けて帰っていいか?」

風子「……やれって言われたら泣きながらやるかも?」

理一:「やれ(即答)」

セバス:「ところで、ですが。そちらの方のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」

??「そこなルーンナイトと邪神! シャラップ! この美しい私の戦場に雑音は不要……そう! 聞きたいと言うのなら冥土の土産に教えてやるわ!」

 

人影がパチン、と指を鳴らすと同時、CICがライトアップされる

香り立つ上品な芳香と、見る者の眼を奪う絵画や彫刻の数々。

そこには戦艦のCICとは思えないほど美的感覚に溢れた空間が展開されていた……

これこそ、正に『美術艦』!

 

その変貌してしまったCICの中心に、美エネルギーを全身に受けて佇むは……筋骨隆々とした美しい偉丈夫!

 

??「貴方達の生はこのアタシ、エカテリーナ黒崎の手によって真なる美しい世界のために供されるのよ!」

セバス:…ダメな物体が降臨しつつあると、My廃脳は告げておりますがw

理一:「…(頭痛)」

GM:いやー、以前妄言で口走ってから頭の片隅に残っておりましてw エカテリーナ黒崎

セバス:並行世界で一等ダメな物体が降臨してきたな、この世界……w

 

エカテリーナ黒崎:「白崎」と同じくALGリプレイ『時空漂流 〜幼年期の終わり〜』のOPで出た並行世界黒崎についての妄言。

 そして、GMに飛来した毒電波とブレンドされ調理されることで、美と裸体をこよなく愛する
超時空魔導格闘家として、遂にブルースフィアに降臨したのであるっ!

 

はい、頭悪いと思ったそこの人。貴方は正常です。

 

セバス:「…不可思議なお名前と格好で御座いますな」(むひょうじょー)

エカテリーナ黒崎「あぁら。アタシの口上を聞いて感動の余り気絶しなかったのはアナタ達が
初めてね……褒めてあげるわ」

セバス:「お褒めに預かり恐悦至極、と言うべきなのでしょうかね」(はて)

理一:「最早返す言葉も見つからねえよ…」

GM:あぁ、ちなみにわが廃脳には他にもアドミラル黒崎とか色々と駄目な物体が
格納されてますぜb

セバス:…………黒崎シリーズをモブで出す日も近いかw

 

*黒崎姓、絶賛値崩れ中らしい

 

風子「……ねえ。ボクもう帰っていいよね?」

理一:「それはこちらの台詞だ」

セバス:「…さしあたり、片付けを終えてからならばお帰りになられても大丈夫でしょうけれど」

エカテリーナ黒崎「そぉは行かないわ! アナタ達邪神の一行を此処で始末することでアタシの手柄は倍率ドン!  そして来るべき計画においてアタシの目指す真なる美の実現が
やり易くなる……此処で逃すわけには、行かないわよ?」

 

エカテリーナ黒崎が凄絶な笑みを浮かべると同時、CICのドアがロックされ――

PC達はこの美的空間に閉じ込められる!

 

セバス:「む、これはしたり。退路を断たれましたな(焦らず騒がずMPポーション飲み)」

理一:「…もういいや、黙れよ不細工」

セバス:言っちゃったしw

GM:うん。まあGMとしては気持ちはよく分かるw

エカテリーナ黒崎「……ぶ、ブサイク!? このアタシが!?

 剥製にして保存してあげようかと思ったけれど……その栄誉はアナタには過ぎたものだった
ようね!」

理一:「ぐだぐだ糞みたいに長い口上垂れる暇があるならとっとと掛かって来い。張りぼて如きが偉そうな口を利くな」

セバス:「確かに、冗長に会話を楽しんでいる場合ではありませんでしたな」(コート脱ぎ)

エカテリーナ黒崎「キーッ! 何て性悪なガキなのかしら! いいわ! その口をふさいであげる!
行きなさいアナタ達! 真なる美をあの不埒者どもに見せ付けてやるのよ!」

 

乗組員s「(ウラー」(ゆらゆらと前へ

理一:「ま、確かに今のは無粋だったか…お前は美優を傷つけた。その一点のみで、
疾うにお前にかけるべき言葉も情けも尽きてるよ」(じゃきん

 

  

GM:えーと。では配置解説……

[エカテリーナ黒崎+メタルヴィーナス×2]←5m→[乗組員×4]←5m→[PCs]

セバス:「では、障害には残念ですが…手早く退いて頂くとしましょう」(すらっ)

セバス:……む、実は結構戦力多いな。

GM:まあ、7lv相手ってことでそれなりには。

エカテリーナ黒崎「(ふん、と鼻で笑い) そんな美の欠片も無い小娘に執着したこと……
冥府でじっくりと後悔するがいいわ!」

 

セバス:乗組員は……データ識別は?

GM:えーと、2d振ってファンブラなければわかります

セバス:……アビズですかw

GM:ざっつらいとb

理一:ではちゃっちゃと始末しませうかw

GM:……あれー、おかしいなあ。当初は金髪縦ロールのツンデレお嬢様だったんだがなあ……
エカテリーナ黒崎。まあいいや

 

後から考えると、割とGMの嗜好に沿ったシロモノが出現した気がしないでもない

 

セバス:(ふむ)……HP18か、アビズ……微妙だな、ダイナマイトの2D+11で倒しきれるか

セバス:うし。理一、待機で。こっちが先に動こう。

理一:うぃ、了解。

セバス:アビズならこちらの攻撃後に押し寄せてくるので、その時に残ってたら薙ぐ。

GM:では……行動値。

セバス:行動値12で。

GM:メタルヴィーナスは12

エカテリーナ黒崎は……(ぱらぱら)……14

アビズはまあ、言うだけ無駄

セバス:……と、加護の確認。理一はトール・タケミカ・フレイな。

理一:いや、トール・フレイ・フレイです。

セバス:こっちはツクヨミ・フレイ・パナケイア(集団蘇生)なので、実質使えるのは
トールくらいという……w

GM:ふむふむ

セバス:相手が【オーディン】か何か使うまでは、まあ耐えるしかないか。
神ダメージは防げないし。
では、エカテリーナからどぞ。

GM:では、エカテリーナ黒崎はマイナーアクションでパンプアップしてコートを脱ぎ捨て……メジャーで遠当てを打ち込んできます。三連射……目標はダイス神にお伺いを立ててみますか。
奇数理一、偶数セバスで

理一:ちょまw

セバス:……『ダークマジック』三話のボスそのまんまのデータか、貴様w

 

はい。『ダークマジック』三話のボスの総ての戦闘値を+3、HPを+40、
微妙に補助系特殊能力をカスタマイズした仕様となっております。

《パンプアップ》:マイナーアクション。代償なし。

メインプロセスで行う物理攻撃の射程を「シーン」に

《魔導拳》:メジャーアクション。代償なし。

三回の物理攻撃を行える(同一対象複数回選択可)

 

GM:(ころころ) セバスに二発、理一に一発か

HAHAHA

エカテリーナ黒崎「受けなさい……これぞ異界の文書に記された秘奥……ヒルコナックル!」

セバス:「…N◎VAですかな」

GM:いいえ、NWです。多分

セバス:なるほど、射程延びるわけだw

 

エカテリーナ黒崎が拳を突き出した瞬間、その先の空間が歪んでセバスや理一に
「届くはずの無い拳撃」が直撃する。

これぞ超時空魔導格闘家エカテリーナ黒崎がその称号を得た所以――距離を含む
あらゆる障害を無に帰し、敵に自らの打撃を命中せしめる魔拳《ヒルコナックル》である!

 

*ちなみに、元ネタはNW公式リプレイ『紅き月の巫女』の魔剣「ヒルコ」である。

 

この三連撃は、達成値が低めだった一発目に【ヘイムダル】を捻じ込み、
強引に全弾を直撃させる。

 

セバス:最後の一発目に《弾き落とし》。二発浴びといて、さらにカバーで三発目を浴びときます

GM:ふむ、全弾Hit……さて、どうするかな。

んじゃ【ヘイムダル】った一発に【トール】を載せて

理一:

セバス:まあ、それは死ぬかなぁ……どぞ。

GM:折角だしね

 

【トール】により神ダメージになった一発目以外はセバスチャンの堅い装甲で阻まれ――

 

セバス:えーと、吹き飛んで、しかし《不滅の生命》で完全蘇生。

GM:……さすが妖

エカテリーナ黒崎「……さすが、魔界執事の異名を取るだけはあるわね。セバスチャン」

セバス:非ブレイク、ノーダメージで立ってますな、一応。

セバス:「ふむ、久々に重い一撃でありましたな」

エカテリーナ黒崎「だが今のは……ジャブよ」

 

というのも、デフォの命中値・攻撃値にレベルに応じた補正をGMが入れ忘れていた、
という事情があったり無かったり。

 

セバス:さて、そうするとマイナーで武器変更、おもむろに葉巻とライターを取り出し。

セバス:メジャーで《魔力剣》使って、アビズのエンゲージへぽいっと。

GM:うげw

セバス:エンカレッジも撃っておきましょうか。MP温存できたので。

セバス:(ころころ)15で範囲攻撃、どぞ。

 

この範囲攻撃、雑魚全員に命中するも……ダメージが振るわず、全滅させるには
至らなかった

 

セバス:……惜しい、撃ちもらしたか。攻撃力、ちょっと低いので。

GM:なるほど

セバス:炎で17点、まああと1点で。

GM:では、行動値12……メタルヴィーナスがヴィーナスオプティックブラストをPCのエンゲージに

セバス:範囲攻撃×2、と。前者は厳しいな……まあ、普通に振るしかないんだがw

 

とは言いつつ、しっかりカバーリングなどを駆使してダメージを抑えてくるセバスチャン

凄まじい重装甲キャラである。

 

GM:では、アビズs……5+1Dなんで省略でイイデスカネ

理一:

セバス:「人は石垣、と申します」

……流石にソレは、通らんわw

理一:んではアビズに薙ぎ払いー

セバス:とりあえず、薙いじゃえば次からフリーで動けますw

 

残りHP1、格下の雑魚sが耐え切れるはずも無く――あっさりと、爆砕。

 

エカテリーナ黒崎「さすがね……これだけの物量を持ってしても倒れないとは」

理一:「物量しか無いんじゃあ、なあ…」

セバス:「いかなる敵にも不撓不屈たれ、頭垂れるは主の前のみ……とは、我が家の家訓で
ございます」

エカテリーナ黒崎「いいわ。その折れない姿も見ていてゾクゾクするわよ。しかし。

 忘れては居ないかしら。『黒崎 黎人』が如何なる魔術に長けているか」

 

GM:では、セットアップ。ここでエカテリーナ黒崎は《転送》を使用。

《転送》 

・消費MP:5

 セットアッププロセスに使用することで、同一エンゲージ内にエネミーを出現させる。

 如何なるエネミーが出現するかは1D6を振って以下の表で決定すること

 1  :ガーディアンボール×3

 2〜3:メタルヴィーナス(ガードドローン相当)×2

 4〜5:マシーネンダビデ(ストーンゴーレム相当)×2

 6  :モビルアポロン(ウォーマシン相当)×1

 

GM:(ころころ→4)ふむ

エカテリーナ黒崎「さぁ! 圧倒的なる美の前にひれ伏すがいいわ!」

 

エカテリーナ黒崎が腕を一閃すると同時、無数の魔法陣がその軌跡に沿って泡のように
沸き立ち、彼に付き従う何者かを招来する――っ!

 

GM:えー、マシーネンダビデ2体がエカテリーナ黒崎のエンゲージに追加されました

セバス:……えーと、ストーンゴーレムが+2、と。…《アラーム》よか凶悪なw

GM:まあ、体数が少ない分カバーの手数は減るんですがw

セバス:……いや、カバーってか普通に攻撃力が怖ぇw

GM:頑張ってSakuって下さいw

セバス:では、行動値13で理一。……そちら、飛べる?

GM:マシーネンダビデはINS6なので、14のエカテリーナ黒崎からb

理一:飛行は出来ませんなぁ…w

セバス:飛行できれば、突っ切ってボスエンゲージを薙ぐ所だが……順番に行こうかw

GM:あ、もう障害物はありませんぜ。全員1エンゲージなので

では。マイナーでパンプアップ……そして。メジャー

 

エカテリーナ黒崎「さて、ちょっとアタシも本気出そうかしら」

GM:まあ、やることは変わらないんですが。戦闘値にレベル分の修正が入ります

セバス:つまり、全+2状態、とな

GM:7lvなんでもう少しオマケされてますよ?w

理一:わあいw

GM:(ころころ→全部奇数)オメデトウ理一。キミはいたく気に入られたようだ。

セバス:……というか、これ一発しかカバー出来ないのな、1メジャーだから(むぅ)

GM:お、ほんとだ。カバー殺し

セバス:……とりあえず、一発目を弾き落とそう。17に。

 

この命中判定は比較的高い達成値で安定し、2撃を理一に命中させる。

 

エカテリーナ黒崎「受けなさい……烈空波動拳三連!」(覇ッ!

セバス:で、【ヘイムダル】なり【トール】なり乗せてきたら諦めるとして。

一発はこっちでカバーへ。

GM:まあ、そんな無粋なことはそうそういたしませんということで。

セバス:一手目をカバーして《鋼の肉体》で。

GM:(ころころ)……低いなあ。殴属性で24点、21点それぞれどぞ。

セバス:うし、一手目ガード。二手目は……そちら、装甲いかほど?

理一:ルーンメタルで4引かれて17.残りHP15とほぼ半壊ですな。

セバス:(ふむ)範囲攻撃はこっちで凌ぐので、とりあえず浴びといてください。

GM:むぅ、中々にしぶとい。では、13の行動ドゾ。突っ込めます

セバス:……ふむ、ちとお待ちを

理一:マイナーで接近してメジャーで薙ぎ払いー……む?

GM:[エカテリーナ黒崎・メタルヴィーナス2・マシーネンダビデ2]←10m→[PCs]

セバス:おk、進路はこっちで開こう。待機願います、今回。

理一:うぃ、了解

セバス:このターンで攻撃できるようにしますんで。

GM:……ちっ、突っ込んできてくれればよいものをw

 

馬鹿正直に突っ込んできて範囲攻撃を撃ってくれた場合、未行動のエネミーが行動を放棄して
ダメージを引き受けることでダメージを最小限に抑えることもできたのだが、
そこはさすがに熟練PL二人、そんな甘いことはさせてくれない。

 

セバス:では、こちら。待機。撃ってきてもらいましょう。

GM:おや、よろしいので? マシーネンダビデ、そちらのエンゲージに乗り込みますが

セバス:いえす。石ゴーレム&ヴィーナスの攻撃、全部凌いでからがこのキャラの本領です。

GM:……石ゴーレム、落さないと移動できなくなりますが……まあ、何か考えが在るのでしょう。

では、メタルヴィーナスのヴィーナスオプティック以下略から

セバス:とりあえず普通に回避を振っておくとして

 

この攻撃、セバスは全弾を回避するも……理一に一撃命中

 

セバス:ダメージ入ったらまだまだ庇うので、気軽に。

GM:一発のみと(ころころ→24点)

理一:でかw

セバス:初手に《援護防御》で割り込んでおきます。同時に《鋼の肉体》で軽減して、まあちくっと。
22点軽減するので、倍になっても痒い程度ですな

GM:走るー走るー、おれーたーちー

では続いてダビデsの六星アタックを一発ずつ。順序は先ほどと同様

 

この攻撃、セバスには命中するも……やはり装甲の壁に阻まれて有効打にならず

そして、いよいよPC側の反攻が始まる

 

セバス:さて、ようやくか。行動値12(待機)、アクション開始。

GM:どぞ

セバス:結界子を展開、エカテリーナと理一、セバスだけを取り込んだ結界展開。

GM:……そう来ましたかw

理一:これはひどいw

セバス:さっき、【ヘイムダル】見せていただきましたしね。

 

はて、前にもこんな戦術を食らったような?

 

GM:なるほど。コレはどうにもならないw

セバス:そして、なぜか魔導が9あるんです、セバス。

セバス:機械系はおよそ、抵抗力低いので

GM:魔導値3とか5ですからなあ

 

案の定、雑魚は全員弾き出され――結界内にはセバス・理一、
そしてエカテリーナ黒崎のみが残される。

 

GM:あーあ……さくっとw 結界子だと、HPは10点ですか

セバス:「というわけで、道は開かせていただきました(一礼)」

ああ、あとマイナーでこっそりMPポーション(最後)なw(ころころ→3点回復)

理一:「…お見事(ぱちぱち)」

エカテリーナ黒崎「! ば、馬鹿な…空間分野でスペシャリストのアタシが遅れを取るなんて!」

セバス:「一応、執事で御座いますから」

 

SE:あくまで、執事ですから

 

GM:……よろしい。ならば来るがよい。鋼の肉体で迎え撃とうじゃないか

セバス:ちなみに、俺の結界子はあと2つある(死

理一:「さて…それじゃ、いかせて貰うぜ」

マイナーで距離詰め&メジャーで素殴り。

セバス:《エンカレッジ》で命中+2支援で。

 

この支援の甲斐あって、ギリギリで理一の斬撃はエカテリーナ黒崎を捉え――

 

エカテリーナ黒崎「だがしかし! アタシと拳を交えるにはまだ……ナニィ」

セバス:えーと、ダメージに【フレイ】から【トール】

GM:通しましょう

理一:んで、《猛攻》使用。これでMPラスト。

セバス:あるだけ徹さないと、手数が足りないんです。

ああ、そっちも【フレイ】で【トール】を。

理一:あ、【トール】って同時に幾つも使えましたっけ。

GM:違う人のなら重なってもオッケーだったような……?

セバス:一発ずつ重くしないと、これ範囲業が無いから倒しきれない。

いえす、「一人一つまで」なので、二人がかりならおkです。

理一:んでは【トール】使用。これで22D+17か…w

GM:さあ、来るがいい。鋼の肉体に何処まで迫れるかw

理一:(ころころ→89)む、期待値以下。

 

とはいえ、この一撃で一気にエカテリーナ黒崎のHPは半減している。

正統派アタッカーの全力攻撃、恐るべし。

 

エカテリーナ黒崎「(がふっ)…………やるじゃない、ボウヤ」

セバス:まあ、軽減されないので順当ってことで。

理一:「…言った筈だ。既にお前とは交わす言葉も無いと。」

エカテリーナ黒崎「(ふっ)そういう時は漢なら無言を貫くものよ?」

GM:そしてネクストターン。セットアップで再び《転送》使用

GM:(ころころ→5)む、またマシーネンダビデ二体。

セバス:で、距離が離れてるので多分理一がフルボッコされますが、それはこっちの蘇生で
立ち上げてもう一回です。

GM:では、ガードの外れた理一に三連打をば

セバス:トドメ刺してくれても大丈夫ですよ、念のため。

 

この攻防は高い達成値の出し合いで、わずか一発のみHit。

その被弾すらも……

 

GM:うぉ、避けてくるか

理一:当たった2発目に【フレイ】で【ヘイムダル】ー

GM:ふむ、通そう

セバス:む、全弾回避か。

理一:…あ、むしろここでブレイクしておくべきだったかも?

セバス:(んー)いや、ゴーレムもいるので、そこの保険で。

GM:なるほど

理一:うぃ、ではこのままで。

GM:では、お二方は例によって待機?

セバス:ああ、理一は殴っちゃっておk。ゴーレム居るので、範囲攻撃推奨で。

倍撃浴びれば、どっちかは落ちる。

理一:今MP切れて範囲攻撃出来ないんですがw

GM:ふっ

セバス:実はギリギリだったかw

GM:そろそろかな、とは思ってはいました

理一:前半戦でかなり…まあ、MPポーション呑めばいいんですがw

セバス:そうすると……待機の方がいいか。まだこっちは10ほど遺してるので。
MP効率いいスキルで固めたし。

GM:うぃす。では双方待機で?

セバス:いえ、今回はこっちもマイナーで接近。メジャーで治癒魔法です。

GM:なるほど

セバス:理一に《ヒーリングワンド》をば。(ころころ→17回復)

理一:こちらは待機ー

セバス:HP17回復して置いてください>理一氏

GM:ではINS12……外のヴィーナスAがまずは結界破壊を試みます

えーと、結界子だとHP10でしたっけ

セバス:うむ、固定値で割れますよw

GM:うぃ。ではヴィーナスBがオプティック以下略をPC二人に

GM:(ころころ→クリティカル) わお

セバス:まあ、順繰りカバーなりバリア也を駆使するのですがw

 

コレはさすがに命中したものの……9+4D6で21点という低めのダメージしか出せず、
セバスの分厚い壁に阻まれて終了。

 

GM:……低w

セバス:では、カバーして……と、刺?

GM:いえす

セバス:倍化して6点通してそのままw

GM:ふむ、では次。結界が割れたのでダビデ様2体ものしのしと寄ってきまして。

ダビデ4体による四連六星アタック。2発ずつどうぞー

 

この四連撃も命中弾は一撃のみで、やはりカバーにより防がれてしまう

……物量では圧倒的に勝っているはずなのに、旗色が悪くなってまいりました

 

GM:……む、一発のみとは(ころころ→20)

セバス:よろしい、カバー一回…………(ぽりぽり)

GM:ですよねー。さて、ようやく君の出番だ理一

理一:よもや18が避けられるとは、避けた本人がびっくりw

GM:ちなみに全員行動済だからカバーできないぜ!

セバス:そゆことです。

GM:まあ、待機された時点でこうなるので

 

というのも、待機後は行動値が低い者から行動を消化しなくてはならなくなる。

つまり、足の速い理一・セバスに待機された場合……雑魚sは行動放棄で庇う、という行動を行い得ないのである。

 

理一:さて、ではマイナーでMPポーション、メジャーで《薙ぎ払い》。残り1だから何が出ても《薙ぎ払い》は使えるw(ころころ→2)

セバス:《エンカレッジ》しときますねw

 

この攻撃で理一はブレイドルーンの特殊能力を使って命中判定を振りなおし、高達成値を叩き出した。

 

GM:(ころころ)む、エカテリーナ黒崎も問答無用で当たるな。ではダビデ様4体は……振るだけ無駄、回避放棄w

セバス:そうすると、ですな。【ツクヨミ】で【フレイ】の使用回数を回復するんで、【トール】を。ボスに幾らかでもダメージを。

理一:おぅw(ころころ→56点)

 

振り下ろされた理一の剣が金髪縦ロールの偉丈夫に食い込み――わずかに、超時空魔導格闘家は端正な顔を歪める。

 更に理一の斬撃は直衛の彫像をも斬り裂き、一撃にして甚大な被害をエカテリーナ黒崎とその従者達に与えていた。

 

セバス:結構盛大に削るな、範囲斬撃。これで140は入った、もうちょいのはず。

GM:む、危険値。じゃあそろそろ動くか。

GM:では、次ラウンドに移る前に。エカテリーナ黒崎が【フレイヤ】使用

GM:三連撃……さて、どっちにぶち込むべきか(ふむ

セバス:理一は一発は耐えますな、少なくとも。

GM:(ダイス様に聞いてみた)セバス2発、理一一発、各クリティカルで

セバス:うむ、一応振るだけ振るが、そろそろMP厳しいので【トール】希望(ぇ

エカテリーナ黒崎「ならばこそ此処で……時よ止まれ! アタシの方が美しい!(三連打)」

 

GM:ありゃ、まだブレイクしてませんでしたか

理一:因みにこちらのHPは1発で半壊、2発でブレイク、3発で死亡、ぐらい

セバス:不滅で蘇生してフル回復した上に、ガードで凌ぎきってましたからw

GM:ではセバスに【トール】も差し上げて……理一の方は素で

 

超時空魔導格闘家の二つ名に相応しく――エカテリーナ黒崎の拳撃は空間だけでなく、時間すらも歪め、セバスと理一の意識に生じた僅かな間隙を貫く。

 

GM:えーと、一発目のみ神属性、残りは殴属性で

セバス:一発目でずどーんとブレイクし、そして二発目を《妖:化生》でガード

セバス:(ころころ)……まあ、元気。理一のほうはカバーいかが?

理一:んーと、瀕死状態ですがまあ問題なし

セバス:了解。さて、やっとMPの呪縛が剥がれてw

GM:では……次ラウンド。セットアップに更に<転送>  ……そろそろ当たりこねーかなあ

GM:(ころころ→2)残念。ヴィーナスが2体だった

セバス:……ウォーマシンとか寄って来たら、流石に参りますがね……この岩風呂もなんとかしてくれw

GM:ああ、6振ると湧きますよ? 増援表こんな感じですので

1   ガードボール×3

2〜3 メタルヴィーナス×2

4〜5 マシーネンダビデ×2

6   モビルアポロン

 

セバス:どんだけ密集遅滞なのかとw えーと、14でエカテリーナ。

GM:では、三連打を……例によってダイス(ころころ→2発セバス、1発理一)

理一:む、1発か

セバス:そろそろ神ダメージも尽きたはずなので、後は壁あるのみ(よっこいせ

GM:まあ、お察しの通り尽きてますがw

セバス:倒れず、このセバス=アルマージは!

 

ここでも再び高い達成値の振り合いで、セバスに僅か一発が入った以外は空振りに終わる。

実験艦――いや、美術艦『はづき』の艦内に充満した美エネルギーが運命すらも狂わせているかのように荒れ狂っているのだろう。多分。

 

GM:……避けるかw

理一:あ、同値回避w

セバス:……おやw

GM:(ころころ→29点ダメージ)結構暴力的なぶん殴り方のはずなんですがなー。……あと命中値1くらい上積みしておいてもよかったか。だが後の祭りだ!

セバス:《妖:化生》で弾いておきましょう。喰らうと痛いしw

セバス:(ころころ)かきん、と

GM:さて。そんでもって行動値13

セバス:既にMP有りませんからなぁ……w

理一:待機してブレイク待ちw

GM:ではセバス12で……何をしますか?

セバス:同じく、待機してガードモードw

GM:さて、ではヴィーナス4体による4連オプティックブラスト……振るだけでも割と憂鬱w

 

この砲撃、ようやくセバス・理一を射界に捉えたか、両者が三発ずつ被弾する、という事態が勃発。ダメージも比較的高めでまとまり、一気にPC側は窮地に絶たされることに

 

セバス:えーと、こっちが18一回。理一は後ろ三回か?

GM:(ころころ→16・16・18・24ダメージ)えーと、セバスは……1・2・4発目Hit。理一は2・3・4発目Hit

セバス:(んー)二発目に《範囲防御》ですな。(ころころ→9点軽減)

GM:をや、4発目ではないので?

セバス:途中でブレイクするとマズいのです、理一がw

GM:なるほど。では16・7・18・24となりました

理一:二発喰らうと死ぬな…2と3カバーしてくれれば4でブレイクできます。

セバス:で、二発目をこっちも浴びてるので、そこをノーダメージに。

2.3とカバーに《鋼の肉体》で。

GM:ふむ。では理一のみブレイク?

セバス:四発目は通しますが、まあまだ死にません。

GM:りょかいっす。では、ゴーレムsの4連6星アタックをば

2発ずつドウゾ(せーの

GM(ダイス機能):7+2D6 = 7+(6+4) = 17

GM(ダイス機能):7+2D6 = 7+(5+6) = 18

GM(ダイス機能):7+2D6 = 7+(4+6) = 17

GM(ダイス機能):7+2D6 = 7+(5+5) = 17

GM:……何この殺意滾らせたダビデ軍団

セバス:石なのに煮えてますな、何かw

セバス:(ころころ→回避失敗)さあ、どんどんカバーしますよ

理一(ダイス機能):2D6+9 = (4+5)+9 = 18

理一(ダイス機能):2D6+9 = (6+3)+9 = 18

セバス:……おやw

GM:……憑いてらっしゃる

GM:(ころころ)セバスのみ、19点・24点ダメージで

セバス:後ろがちょっと痒い感じで。

理一:回避の目がいいな今日w

セバス:地味に一発も外してないしな、理一w

GM:……さて。で、セバス→理一の順になりましたが

GM:さあ、お掃除を! 雑魚のお掃除を!

セバス:まあ、本体殴って少しでも削っておくのが礼儀かと。

GM:あうっち

 

※実はこの時点で既にエカテリーナ黒崎の残りHPは15点

吹けば倒れるレベルの大破状態である

 

セバス:たぶん、もうちょい頑張れば倒せる。

GM:まあ、あと30点未満になってます。とだけ

セバス:マイナーで武器を用意。殴属性にして、メジャーで《魔力剣》。

セバス:「さて、通りますかな」自前にエンカレッジしときましょう。

セバス:(ころころ→16)……びみょw

GM:……博打に出てみるか(ふむ

GM:(ころころ→11)ふっ

セバス:……出目は似たようなものかw

セバス:(ころころ)殴って19、と。

GM:……おk、ギリ残した

 

エカテリーナ黒崎の対殴属性装甲点は6点。実ダメージは13点で――僅か2点、紙一重の差で撃墜を免れることになった。

 

セバスの杖がエカテリーナ黒崎の鍛え上げられた筋肉にめり込み、エカテリーナ黒崎は不敵な笑みを浮かべながら唇から一筋の血を流す。

 ――大勢は、決しつつあった。

 

セバス:で、理一は炎で。当てれば、多分オチる。

GM:さあ、理一よ。格好良く殴って決めるがいい

セバス:……【エーギル】無ければなw

GM:(笑顔)

理一:ではこちらの行動。マイナーでマナストライク、メジャーで薙ぎ払い使ってついでに回りも落としませう

理一:(ころころ)あ、クリったw

GM:……使いどころかな。【エーギル】使用

セバス:【フレイ】はまだ有るかな、そっちは?

理一:ありますよー。

セバス:では、【ヘイムダル】で相殺で。これが最後かw

GM:うぃ。では振ってみよう……

GM(ダイス機能):8+2D6 = 8+(6+5) = 19

理一:あぶなw

GM:……一歩及ばないかw

セバス:…………危ないw

 

思えば、最後まで達成値はギリギリな勝負が多かった。

それだけ、実力が伯仲していた、ということなのかもしれない。

 

加護を以って凌いだ、と確信したエカテリーナ黒崎の安堵が、驚愕に変わる。

次の瞬間、理一の斬撃は過たず彼とその周囲の彫像をまとめて捉えていた。

 

理一:では最後に《猛攻》を入れてダメージロール。(ころころ→35点)

GM:エカテリーナ黒崎が勝利を確信した瞬間。

その回避軌道を読んだかのように剣筋が変化し……

セバス:【タケミカヅチ】は……まあ、有っても平気だがw

GM:装甲8、残りHP2で【タケミカヅチ】なし。轟沈でございます

理一:「やれやれだ…下らんものを斬った。」

エカテリーナ黒崎「馬鹿、な……このアタシが、こんな、道半ばで………………」

 

金髪の偉丈夫は最後まで自分の敗北を理解できない、といった風でCICに倒れ伏す。

不思議と、エカテリーナ黒崎一人が倒れただけでその場の耽美で優雅な空気が何処かへと霧散し……後には、軍艦然とした設計の簡素な機器類と、エカテリーナ黒崎が倒れた瞬間に灰へと帰した多くの調度品の残骸が残るのみ。

 

セバス:……蘇生加護の【パナケイア】残したか。流石、頑丈だった。

GM:では、エカテリーナ黒崎が倒れると同時にマシーネンダビデやメタルヴィーナスも停止し、戦闘状態解除となります……弱すぎたかなあ(うーむ

セバス:「お見事で御座います」(埃払い)

理一:「そちらこそな。流石に1人で勝てる相手ではなかった」

セバス:「矛と盾、主と従は揃ってこそ真価を発揮いたします故」

 

 

 

 

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