ミドルフェイズその2 決戦前夜

〜決戦前夜:右手にジョーカーを、左手にスペードのAを〜

注釈:このセッションの開始前に、「デモンパラサイト上級ルール」がついに発売。コレに関して
 一度キャラクターの再構成を許容したため、甲斐のデータが変更されています。

PC紹介(再び):
藤堂 真樹…現在の進化状態は『ヴォージェ・リジェネレイター』。ザコを一撃で駆逐する高い
攻撃力に、回復能力まで備えたデモンパラサイト。変身すると、青紫の毛並みを持つ巨大な
山羊獣人と化す。
*不良中学生にして、主人公道を驀進する「漢」。ラブコメ体質をも兼ね備えている猛者。


甲斐 洸…現在の進化状態は『ウォーコイト・スレイヤー/ショーテル・ローパー』。記憶操作や
電磁バリアのほか、体の一部から生み出した人形を操作し、電気通信器具に介入する青紫の
甲殻生命。高い戦闘・捜査補助能力を持つショーテルをデュアルしたため、ますます性能アッ
プ。なお、人形はハリネズミっぽい『ヘッジ君』。イメージ画像あり
*このメンバーの最年長。年増と呼ばれると激怒する(しかし21歳は若いのでわw)が、通常
 は冷静沈着に情報を切り回すブレイン役。


ヤン=レンマオ(楊 仁貌)…現在の進化状態は『ブリガンダイン・ビットマスター/ガラドボル
グ・プライム』。高い防御能力と感覚を備え、優秀な射撃能力をもつ名に恥じないデモンパラサ
イトである。電子機器操作や声模倣など、捜査能力も向上。変身すると、放電する青いライダ
ースーツ風の甲殻を纏う。
*大陸出身(らしい)、謎の中国娘。仁義には厚く、お金にはがめつく、仕事には真摯。何気に
  面倒見が良い。

NPC
館脇 七季…藤堂真樹の「兄」を自認するバウンサー…と名の付いた何でも屋。甲斐の家の
居候兼家政夫(料理人)でもあり、ヤンの同僚でもある。ワイヤー使いのファランクス・ニンジ
ャ。現在、負傷して「ゾロネ」預かりに。イメージ画像あり

ナナ(廃棄実験体C-07)…館脇が真樹に預けた、台風の種。淡い水色の髪のクレイモア少女
で、やや常識に欠ける。真樹に懐いている。

笠井 梨香…二軒隣に住んでいる真樹の幼馴染。動物好きでピーマンが食べられない。真樹
のお目付け役で、生徒会書記。現在、悪の組織に人質として誘拐されている。多分、ヒロイン。

柏谷 礼一…N市セラフィムの付属組織、『ゾロネ』を束ねるヒゲの厳しいおじさん。悪魔憑きと
しての年季は長い。タバコ屋『ぞろ根』にて、日々街の平和を守る。こっそりモリオン。

山崎 宝持…N市のセラフィム支部をまとめる支部長。物腰は丁寧で、経験も豊富。主に相談
役。ちなみに、支部は駄菓子屋「せらふぃむ」にある。今回は出番なし。

クマ(クマキュマイラ)…悪の幹部(マテ。着流しの精悍な中年男性だが、その正体は怪しい薬物
でブーストされた超強力なマイト。一度、PC全員を一人で壊滅させている。ちなみに本名は苗
字を「熊外」と言うらしい。

*ちなみに、美星は今回「諸般の事情により」居ません

GM:では、早速前回のあらすじを思い出してもらおう。館脇がいじめられました。以上(マテ
GM:さて、冗談…? はさておき。
甲斐 洸:前回:えーと、ヤンさんがヤンさんでヤンさんだった
GM:…それは、前回に限ることなのかw?
ヤン=レンマオ:前回:全くに記憶にございません
甲斐 洸:b
GM:b
甲斐 洸:あ、アレだ。アレアレ。何か不幸な人を言葉責めして適当にフォローして終わってた
 こっちは
甲斐 洸:*名前すら出さないのがミソ
GM:まあ、大雑把に説明しよう。GMとして
 ゾロネへ向かった甲斐とヤンは、そこで不幸な人(仮称)を発見、徹底的に苛め抜いた上で、
 ゾロネが人質奪還作戦を取ることを知ったw
 内容としては、囮として不幸な人(仮称)を敵正面に向かわせ、その間にゾロネのメンバーと 
 共に梨香を救出、然る後に返す刀で敵を攻撃する、というものであるw
ヤン=レンマオ:なるほど〜、そうなんですか〜(力丸さん風に
GM:で、もって。そういう情報を得て帰ってきた二日目の夕方前、というあたりからスタートです
*ミドルフェイズその一から「インターミッション」の情報収集、「決戦前夜」を経て、ついに決戦
の幕が開ける…といいなぁ


甲斐 洸:じゃあ梨香救出がひと段落着いたら早めに離脱して不幸な人に加勢するか
GM:まあ、ここからどう動くかが意外とカギw ゾロネの作戦をまず、情報ごと提示しましょう。
GM:ゾロネによると、梨香は町外れの廃神社…まあ、都市部に社が移転したらしいんだが…
 に居るらしいですな。
GM:高台で見晴らしはいいが、森の中なので潜伏場所には事欠かない。
甲斐 洸:ふむふむ
GM:取引場所として提示されたのは廃工場だが、郊外にあり、だだっ広い敷地と安っぽい作り
 の工場だな。一応塀はあるんだが、そこらじゅう崩れてるし物陰も多々。正面門にいたっては
 既に倒れていると。
ヤン=レンマオ:ほんとうにオンボロですな
GM:まあ、『廃』工場だし。
GM: で、距離関係だが…廃工場から神社までの直線距離は、実はそう遠くない。
GM:せいぜい1kmかそこら、というくらいだ。ただ、神社が高台にあり、その周囲に森があると
 いうのがネック。車両は市街地を通らないと、移動に使えないわけだ。
甲斐 洸:直線移動はしづらい、と
GM:まあ、飛べば別だけどな
ヤン=レンマオ:←飛べる人
GM:うむ、飛べるだろうな。想定している
ヤン=レンマオ:《視力強化》使えば神社から工場の様子を探れますか?

《視力強化》(ヴィジョンエンハンス)…ブリガンダイン・スピードが取得する便利な能力。視力が
拡張され、1km程度の距離なら細密に見えるようになると言う人間望遠鏡。地味だが、使いど
ころが多い。

甲斐 洸:GM、変身中にミミックを使うのは可能でしょうか
甲斐 洸:*人間に擬態
GM:そうだな、神社の鳥居にでも上れば、視覚で十分捉えられる。
 ミミックは効力無いんだよん、デュアルだとボーナスだけ。
甲斐 洸:くっorz
《生物擬態》(ミミック)…ショーテルの基礎能力にして、ある意味代名詞。動物のキャラクター 
 が取得していると、悪魔化として人間形態になったり、そこから似た背格好の人間に変身
 したり出来てしまう。ただし、デュアルパラサイトで取得した甲斐には、【知力】判定ボーナス
 以上のメリットは無い

GM:《視力強化》なら、視線さえ通れば神社-工場の間を十分に観測できるよん
GM:さすがに工場内部はムリっぽいが

GM:で、現状で把握されている敵戦力。
GM:まず、クマ。アレは幹部級のヤバい相手らしくて、正直正面から戦うのはゾロネでも避け
 たいらしい。
GM:もう一匹、ヴィシャスで特殊攻撃を行えるのが一体。これは詳細不明だが……要は甲斐 
 の自宅を爆破した手口から、カラボルかな、と。
甲斐 洸:(だねー)
GM:戦隊モノの怪人クラス。あとは、雑兵がぞろぞろ。
甲斐 洸:(やっぱ美星に赤薬飲ませちゃえー)
GM:…本気かw
甲斐 洸:半分はw
ヤン=レンマオ:もしくは応援のクレイモアに飲ますと言うのもありますがw
ナナ:「…飲むの、コレ?」
ナナ:←くれいもあ
甲斐 洸:違う違う
ヤン=レンマオ:「違うアル。ナナちゃんじゃなくて応援に来るって『予定だった』クレイモアアル」
甲斐 洸:「……引きずってこようかしらね」
GM:…中々、酷いぞお前らw
甲斐 洸:w
藤堂 真樹:w

*本当はもう一人、「水商売人なクレイモア」という援軍が来るはずだったのだが…こちらも、
 諸般の事情によりお休みです。

GM:で、だな。廃工場に5時、というのが向こうの要求。ゾロネは四時半前に神社を襲撃、
 梨香を助け出してそのまま工場へ、という予定らしい。
甲斐 洸:その時クマがそこに居たら……
GM:これは、相手が梨香を「素直に返す予定が無い」、つまり工場へつれてこないことを前提
 にしている。
甲斐 洸:逆に言えば、そこで空振ったら一巻の終わり、と
GM:で、クマは集めた情報から、まず間違いなく工場へ来る、と考えているがな。
GM:真樹の存在も有るし。
GM:つまり、クマが出た後神社を強襲して梨香救出、その上で向こうを挟撃というのが理想的
GM:梨香が工場に居た場合には…こちらは薬を渡し、総力で一撃離脱、しかない。
藤堂 真樹:あのクマなら素直に梨香を連れてきそうな気もしますけど…
GM:まあ、そこが読みきれないので困っている、というあたりだなw
GM:相手にヴィシャスまで居るとなると、判断をどうして言いか迷うわけで。
GM:で、ゾロネは神社に8、工場に2の割合で戦力を伏せるらしい。
甲斐 洸:「下手に戦力を分けて勝てる相手でもなし。うーん、中々に難しいわね?(とりあえず
 模造紙に図を描きつつ)」
GM:皆さんはどうしますか、というあたりだな。
ヤン=レンマオ:「かといって、ヤマはってしくじると不味いアル」
GM:*ちなみに、ゾロネ、セラフィム、ヴァーチャーには連絡が取れるよう、ホットラインがもら
 えています。
甲斐 洸:「一発で移動できる距離じゃないだけに、ね……(むー)」
ヤン=レンマオ:そうだ、神社の側まで行って《熱視界》で、中に利香がいるか確認できます?
GM:ふむ、作戦実行のとき、かな? 今行くと、恐らくたむろとしてる相手と鉢合わせするので
ヤン=レンマオ:そうです、正確には4:20ごろから潜伏するつもりですが

《熱視覚》(サーマルアイ)…カラドボルグの基礎能力で、熱を見る視力を得る。効果範囲が
 200mと広く、使い勝手は良好である。夜間の戦闘などでも威力を発揮する。

GM:ふむ、潜伏の判定は要るかも知れないが、熱視覚なら相手を判別できるな。
GM:少なくとも、見知った人物なら判別できる。神社って200mも無いし、距離も十分。
藤堂 真樹:「…あのクマ、わざわざ俺たちを家に放り込んでいきやがった…律儀な奴、っての
は間違いない。俺は工場に行くぜ。きっと奴は連れて来る」

GM:さて、君たちは今回、戦力配置なんかにも有る程度口を出せるので…
GM:ゾロネの配置もうまく使って下さい。但しPC出身のNPCに薬飲ませるのはやめて下さいw
甲斐 洸:んじゃこうしよう。
 「増援のクレイモアが「俺、青春してるからムリ!」とかほざいてるから、記憶弄くって振られた
 記憶を植えつけた上で赤薬ルート」
甲斐 洸:(まさに外道)
GM:何分、使おうと思ったら「え、そのキャラ既にヴィシャスだよ?」と言うのは心苦しいのでw
ヤン=レンマオ:ちぇw
藤堂 真樹:では自分はゾロネの方々に
 「奴は必ず梨香を連れてくるはずだ!」とか特に根拠も無く抜かしてます
甲斐 洸:「……(すぱー)」
柏谷@ホットライン:「…ふむ。笠井君は工場に来る、と」
柏谷:「私が懸念しているのは、相手の指揮系統にヴィシャスが居るということ…それと、だね」
ヤン=レンマオ:「なにアルか?」
柏谷:「…話を聞くに、そのクマはかなり律儀な性格のマイト…なのだろう?」
ヤン=レンマオ:「う〜ん、律儀と言うかなんというか。とりあえず約束は守りそうアルよ」
藤堂 真樹:「一度言った事を違えるような奴じゃあない、と思うぜ」
柏谷:「その人物が、明らかに性格に合わなさそうな「人質を取る」という外道に走ってまで展開
 した作戦である、というのが気になってな」
柏谷:「これがいわゆる「余裕」なのか、それとも「確実性」を期したのか…」
柏谷:「…後者の場合、そのクマはあくまで「組織の人員」として動いているのだろうな」
藤堂 真樹:「そもそも外道と卑劣は違うと思うぜ? 冥府魔道に落ちようが自分の矜持だけは
 捨てない斬○刀使いだって居るしな」
甲斐 洸:「……ゲームじゃないのよ?(すぱー)」(いや、ゲームだが)
GM:(誰だ、それはw左の人もだがw
甲斐 洸:「ただ、あれだけの強さで「組織の人員」ってーのも無理があるわねえ(むー)」
甲斐 洸:「そもそも、仮にそうだとしたら……勝てるの? その"上"に」
柏谷:「…分からんな。正直、相手がL7に相当するマイトだというだけで気が滅入っている」
藤堂 真樹:「…勝たなきゃ、ならねえ」
ヤン=レンマオ:「でも、あんまり気負っちゃダメアルよ、少年」
藤堂 真樹:「勝たなきゃ、ならねえんだ…絶対に…」(ぎゅっと拳を握る)
ヤン=レンマオ:「下手に無茶して大変な目にあったら、遺された人間が可哀想アルからね」
甲斐 洸:「……」
 つ 【赤薬】 (ひらひら)
ナナ:「…(真樹の裾握り)」
柏谷:「…ふむ。そう言えば、たて…もというちの居候が、そっちへ向かったはずだが」
甲斐 洸:「……誰?」

と、そこへジャストタイミングで…
GM:(ぴんぽーん)
ヤン=レンマオ:「ん、呼び鈴が鳴ったアルか?」
覆面さん:「すんませーん。お届けモノです」
ヤン=レンマオ:覆面、ですかw
GM:…モニターには、黒いトレンチコートにホッケーマスクの怪しい人物が、かばん抱えて来て
 ますw
甲斐 洸:「……(ぺり)」
藤堂 真樹:「(フライングすぱいらるきっく)」
甲斐 洸:「(斃れた所をマウント⇒ホッケーマスク引っぺがし)」
ナナ:「(猛炎すとらいく)」←真樹に倣い
覆面さん:「か、仮面をぶはぐをっ!?」
藤堂 真樹:「(Pぶろう)」
館脇:「…ぐはうを!?」

《猛炎撃》(フレイムストライク)…クレイモアの基礎能力。短距離を移動しながら、炎に包まれ
た一撃を見舞う。使い勝手良好な能力だが、断じて突っ込み用ではない。

《剛腕の一撃》(パワーブロウ)…ヴォージェの基礎能力にして代名詞。4Dという強大なダメー
ジを発生させる必殺の一撃であり、雑魚なら瞬く間に倒せるほど強力。
重ねて言うが、こちらも断じて突っ込み用ではない。

甲斐 洸:「……(げしげし)」
館脇:「ちょ、ちょっと待て。殴るな、蹴るな、掴むな…足が取れる(ギャー」
藤堂 真樹:「…オーケー、取り敢えずはここまでだ。言い訳を聞こうか」
ヤン=レンマオ:冷めた眼で見てますが
甲斐 洸:「#(糸なし糸電話起動) 『足くっついてねーとかゆーのはどーなったんだ? あ? 
 どの面下げて来やがったてめえ(ガチ風味)』」

《磁力念話》(マグネティックエンパシー)…ウォーコイトの3Lv《ワイト》の能力。有効射程内の
スピーカーや電話回線に介入して、音声を出すことが可能になる。通称、『糸なし糸電話』。
ほとんどのキャラクターが携帯電話を持っているこのゲームでは、かなり色々使い出がある。

館脇:「…(ぴくぴく)…いや、渡し忘れたものがあったんで、届けに(ぐは」
GM:よく見ると足に何か甲冑のブーツのようなものが嵌っていて、どーにか歩いているようだ
甲斐 洸:「『自分の立場分かってんのオラ、何のこのこ出歩いてんだこの重傷、ざけんなよ?
 あ?(ガチ風味になりつつツンデレ)』」
藤堂 真樹:「届け物?」
ナナ:「ナナキだー!(猛炎たっくる」
館脇:「(吹っ飛び→ばた)」
藤堂 真樹:「焼いていいぞ、ナナ。丁度好いことに明日は燃えるごみの日だ」
ナナ:「…良いのかなぁ?」(でも素直に高熱熔解

《高熱熔解》(ヒートセキュレーション)…クレイモアの基礎能力。手のひらに高温を発生させ、
小さな物体を加熱溶解させる。ロック破壊他相手の防御を下げたりと使いでの有る能力だが、
重ね重ねも断じて突っ込み用ではないんだってば。

館脇:「…向こうの、研究所、拾って、整備してノォォォ!! 熱い、熱いってーのナナ!?」
GM:のた打ち回ってますが
甲斐 洸:「(さりげなく根性焼き)」
SE:じゅ
館脇:「(ぴくぴくぴく)」
GM:…流石に動かなくなりました
甲斐 洸:「……治癒系の技持ってる人ー。挙手」
藤堂 真樹:「…しゃーねーなー(リジェネレイトエキス射出)」

《再生液射出》(リジェネレイトエキス)…ヴォージェ3Lv、リジェネレイターの能力。再生を促す
 特殊な液体を分泌し、対象のダメージを回復する回復技。……通称の『漢汁』と言われると、
 途端に汗臭い上に微妙に嫌な能力になるのは、何故?

館脇:「(しうしう)…いや、助かった(ぜーぜー)師匠が河の向こうで手を振ってたぜ…」
ヤン=レンマオ:「おぉ、館脇さんが漢汁で回復していくアル」
甲斐 洸:「青春汁ね……めくるめく山無しオチ無し意味無しの世界だわ」
館脇:「…で、だな。とりあえず渡すものが有って来たんだがな。家の中に入ってもいいか?」
GM:*玄関口でド付きまわされてましたw
甲斐 洸:「(すぱー)」
館脇:「(トランク出し)…土産にしては遅いが、そこそこ役に立つんじゃないか、あのクマ相手
 にするなら」
藤堂 真樹:「おう、まあ入ってくつろげよ(頭部を鷲掴み→引きづり)」
甲斐 洸:「……とりあえず。悲鳴は響かないようにしとこうかしら(すぱー)」
館脇:「…弟よ、もうちょっと丁寧に(ギァー」
ナナ:「(真樹にならってずるずる)」
藤堂 真樹:「ナナにもっと丁寧な言葉を教えてから言え(まだ根に持ってたようです)」
ナナ:「…?」
藤堂 真樹:「ああ、気にするな。だが今後コイツの言うことをそのまま信じたりしないよーに」
館脇:「…さすがに、お前の親父さんに貰ったコミックスの内容じゃ、アレだったか(ぐふ」
ヤン=レンマオ:「……相変わらずアルね」
館脇:「死んでも性根は変わらんな、残念ながら」
甲斐 洸:「……アンタ達の漫画の趣味、最低ね(Big-Oのドロシー風に)」
藤堂 真樹:「…オヤジ……お袋に殺されかけたからって何もコレんトコに退避させなくても…」
ナナ:「…???」
館脇:「まあ、漢友達なんでな(ふー」
GM:で、居間にて…どどん、と置かれたトランク。どうも、言い方があれだが共生生物臭い。
甲斐 洸:「ふーむ。爆弾? そう、館脇……「俺が死んでも代わりはいるもの(一応元ネタの
 物真似)」とか言いながら特攻する気なのね」
甲斐 洸:「大丈夫、貴方のことは責任もって忘れてあげるから(にこ)」
館脇:「いや、爆弾は間に合ってるんでな。もうちょっと物騒なものだ」
甲斐 洸:(む? 間に合ってる?)
藤堂 真樹:(アンタだ、アンタ)
館脇:「(かちかちっとカギ解除)」
GM:中には、4つの、かなり大きなサイズの魔結晶が。経験値や能力玉は大体コイン程度なん
 だが、これはサイズがこぶし大かそれ以上ある。
ヤン=レンマオ:「何アルか、これ?」
甲斐 洸:「……(糸無し糸電話『……ヲイコラ、自爆する気じゃねぇだろうな? んなこと考えて
 たら爆死する前に蹴り殺すわよ#』)」
館脇:(自爆は痛そうだからイヤだ(キパ))「さて、何だと思う?」
甲斐 洸:「……呪○爆弾?」
ヤン=レンマオ:「ゲームが違うアル」
藤堂 真樹:「そういえば聞いたことがある(漢塾顔で)」
館脇:「ほう?」
ヤン=レンマオ:「知っているアルか藤堂!!?」
館脇:「ノリいいな、ヤン…」
甲斐 洸:「……(すぱー)」
藤堂 真樹:「阿亜夢弩腹裂糸(あぁむどぱらさいと)…なんでも、悪魔憑きの能力を飛躍的に
 高める伝説の呪具だとか…民明書房の本で読んだことが」
館脇:「…その、凄く微妙な発音は兄ちゃんどーかとおもうがな」
甲斐 洸:「……何その珍走団が裸足で逃げ出しそうなトンデモない表記」
館脇:「Armed Parasiteって呼ばれてたが、まあ説明自体はそれでいいんだ」
藤堂 真樹:「因みに名前の由来は糸を巻きつけた弓矢で悪魔憑きの腹を貫いた後真っ二つ
  に割り裂いたことから、らしい。その様子を見た人間は『まるで夢のような出来事だった』と
  語ったそうだ」
館脇:「要は、ディアボロス用の武器だな。…その由来は待て。とりあえず、待て(汗」
館脇:「特殊攻撃力を増大させる『シャインブレード』、打撃力を増大させる大鎌『デスサイズ』…
移動補助の出来る防御甲冑『トルネードディバイダー』…それに、クレイモア専用の火炎剣
 『レーヴァティン』」
館脇:「とりあえず、持ち出せたのはこの四つだな」
館脇:「で、だ。本来、こいつらは休眠状態で何十年だか何百年だか過ごすらしいが……」
館脇:「手近に有った魔結晶を食わせて、既に覚醒状態にしてある」
*事前に、試用のために各武装にEXP300を与えてあります。
館脇:「もし使う気が有るなら使ってみな。…ちょっと物騒だがな」
藤堂 真樹:「ふん?」何の気なしにその内の一つに手を伸ばします
甲斐 洸:「へぇ(シャインブレードをぱしっと)」
藤堂 真樹:「で、これどう使うんだ? オレ鎌なんて使えねーケド」
甲斐 洸:「掘られればいいんじゃない?」
館脇:「ああ。そいつをそのままキャプチャーしな…いや、そういう道具じゃないし(汗」
藤堂 真樹:「(げし)」
ナナ:「掘る?穴を?」
藤堂 真樹:「あー、オマエは知らなくていい」
ヤン=レンマオ:「ナナちゃんそれはね……」
ナナ:「(わくわく)」
館脇:「…(すぱー」
甲斐 洸:「穴を掘るのよ、そう。未開のトンネルを(トオイメ」
藤堂 真樹:「(ちょっぷ)」
ヤン=レンマオ:「まず最初におしべとおしべがあって」
ナナ:「うんうん」
甲斐 洸:「(チョップにもめげず)こう、灼熱の剛直で」
ヤン=レンマオ:「その二つがお互いに抜き足差し足忍び足……あれ?」
館脇:「…なあ、真樹。お前のところに預けて、本当に正解だったか?(汗」
藤堂 真樹:「退避! とにかく退避ー!(抱えてだっしゅ)」
ナナ:「わ、わわわ!?」(お持ち帰りされ
館脇:「…若いなぁ…」
藤堂 真樹:「(ぜーはー)…で、だ。そろそろ本筋に話を戻すぞ」
甲斐 洸:「……(糸無し糸電話起動)こう、穢れたバベルの塔が男の子にはね?」
ナナ:「(で、電話から声が!?)」
館脇:「まあいい。とりあえず気に入ったのを《魔種吸引》してみ。使い方はそれで分かる筈だ」
藤堂 真樹:「(ええ加減にしなさい)」…衝動溜めてくださいね?w
甲斐 洸:「でもね、うん。自分にないものだからって嫌悪しちゃいけないの。むしろ愛さないと
 駄目なのよ? 具体的にはね」
ふ、糸無し糸電話は衝動無しで使える、はず(一応確認)
GM:…その糸電話、衝動消費しないんだよw
藤堂 真樹:ナ、ナンダッテ!?
甲斐 洸:うん、消費しないb
館脇:「…えーと、止めたほうがいいか?」
藤堂 真樹:「疑問に思うなら止めろ!」
甲斐 洸:「ま、具体例は刺激が強すぎるしね(解除)」
館脇:「…(ため息)まあ、ちょうどいいか」
GM:そのまま館脇は…なぜか某JoJ○一部の誰かのように、座ったままジャンプ!
甲斐 洸:「……そんし(ぽそ)」
藤堂 真樹:「屁であんなジャンプを!?(マテ」
甲斐 洸:「しゅぎょーするぞ、しゅぎょーするぞ、しゅぎょーするぞ(棒読み)」
GM:そのまま空中を蹴って隣の部屋に行き、ナナを引っ張ってきました
甲斐 洸:「わーたーしーはやってないー♪」
館脇:「屁じゃねぇ! これがアームドだ!!」
GM:まあ、よく見ると脚部に、具足みたいなものが付いてるのだが
ヤン=レンマオ:「なるほど今週のびっくりどっきりメカアルね」
館脇:「…いや、びっくりドッキリさせたかったのは確かだがよ…(いじいじ)ほい、ナナ」
 (レーヴァティン渡し
ナナ:「…?」(ためつすがめつ
甲斐 洸:「……(魔種きゅーいん)」
館脇:「《魔種吸引》してみな」
ナナ:「うん… えい」(きゅーいん
藤堂 真樹:「(きゃぷちゃー)」
ヤン=レンマオ:「(使いたい擬音取られたから、とりあえず普通に吸引)」
GM:吸引すると、だな。
GM:非常に希薄だが、自分の体内に従属した「意志を持つ武具」の存在とその能力が掴める
藤堂 真樹:「うーん…なんかあるよーな気は、する…? かも」
甲斐 洸:「……(集中)」
館脇:「大体だが、甲斐のは手元に光の束が出るイメージ、真樹のは巨大な両手武器、だな。
 適当に漫画でもゲームでも、ソレっぽいのをイメージしな」
甲斐 洸:「……(いめーじ)」
館脇:「ヤンのは…そうだな、甲冑だ。風を纏った甲冑か何か、イメージしてみな」
GM:*形状や演出は適当に

《魔種吸引》(キャプチャー)…悪魔憑きとしての基礎的な能力で、他の悪魔寄生体を「喰う」た
めの能力。無力化した悪魔憑きにコレを使うと、悪魔寄生体を回収できるのだ。


〜真樹 肉弾武器『デスサイズ』〜
『デスサイズ』…強力な肉弾武器系のアームドパラサイト。最終的な段階での破壊力では肉弾
アームドの中でも三指に納まるほどのポテンシャルを有する。なお、成長によって猛毒属性を
得る。

藤堂 真樹:「(いまじん…)なんかこんなん出たけど」
と、宙に浮くビット(シューティングの)的な鎌が。ブーメランみたくブンブン廻りながら。
館脇:「…いっ○?」
藤堂 真樹:「誰が大根でスピードアップするか!」
館脇:「そのネタが分かるとは、さすが弟」
藤堂 真樹:「誰のせいだと思ってやがる…」
館脇:「薫陶の賜物だな。感謝して置けよ(はっはっは」
藤堂 真樹:「(無視)ん…腕の動きと連動してるみてーだな。拳と同時に着弾するって寸法か」
館脇:「変身しなくても使えるからな。いざとなれば、生身でも戦えなくは無い」


〜甲斐 特殊武器『シャインブレード』〜
『シャインブレード』…特殊武器系の中でも特に特殊効果の増幅力が強いアームドパラサイト。
光剣のような外見をしているが、肉弾戦には使えない。

甲斐 洸:「うーん……掴んだ! 短縮構築……コード:ディバインブレード、起動!」
 (オーソドックスにビームブレード)
甲斐 洸:「(ぶんぶん)……斬れない(むー)」
館脇:「甲斐のは見た目は剣だが、精神力とかの増幅器らしいが」
甲斐 洸:「……サイ=ブレード?」
館脇:「切れないし、飛ばないっつーの」
甲斐 洸:「……(ヘッジ君と協調させ中)……(いんなーすぺーす)」
ヘッジ君「みゅ、みゅみゅい!」
シャイブレ「きーきー」
ヘッジ君「みゅ!(俺は右から行く。お前は左から)」
シャイブレ「きーきー(むしろ上からの方が)」
甲斐 洸:「……」
ヘッジ君「みゅ!(おーけー、合言葉は?)」
シャイブレ「きー!(シャイニングスクリューパイルヘッジ君!」
ヘッジ君「みゅ!(さむずあっぷ)」
シャイブレ「きー!(さむずあっぷ)」
甲斐 洸:「……(復帰)。あー疲れた(こきこき)」
館脇:「…なんか、やり遂げた漢の顔だな?」
甲斐 洸:「いや、疲れんのよ? ホント(ぐた)」
藤堂 真樹:「(いやアニキ、女だから)」


〜ヤン 特殊防具『トルネードディバイダー』〜
『トルネードディバイダー』…防具型アームドパラサイト。肩を中心に強固な外殻を構成し、着用
者を守る。防御性能はそこそこだが、風を纏い移動能力を向上させると言う特殊効果がある。

ヤン=レンマオ:「おぉ、ようやくヤンさんもイメージが見えてきたアルよ(頭に2本の触角と、
 背中辺りから放熱フィンのようなものが)」
館脇:「……というか、ヤン。そのひらひらしたのは…甲冑なのか?」
ヤン=レンマオ:「ヤンさんも良くわからないアル。多分これが中国4千年の神秘アルね」
館脇:「…そー言うものか(納得)」


〜番外 ナナ 肉弾武器『レーヴァティン』〜
『レーヴァティン』…クレイモア専用の肉弾系アームドパラサイト。専用だけあって強烈かつ優秀
な性能を持ち、使い勝手は抜群。攻撃に火炎を帯びる能力を得る。

ナナ:「…熱っ!?…ふぇ…」(手元に巨大な火炎両手剣
ナナ:「(ぶぉん、ぶぉん)軽いの」
館脇:「…あんまり振るなよ、ナナ(汗」
ナナ:「(ぶーんぶーんがちゃん)あ"」
ナナ:「(汗汗…直しなおし…無理だ!?)」


藤堂 真樹:「…あ、そだ」
館脇:「おう?」
ヤン=レンマオ:「どうしたアルか?」
藤堂 真樹:「さっき魔結晶食わせて活性化させたって言ったよな? 更に食わせたりすると、
 どうなるんだ? 予想はつくけど」
館脇:「育つぞ。上限はあるが、すでにいくらか育ってるはずだ」
館脇:「…あ、自分で魔結晶食っておけば、傷治ったのか…しまったな(汗」
藤堂 真樹:「ふーん…」自室に行って保管しておいた分取って来る。
 「こんだけあれば充分か?」
藤堂 真樹:(累積経験点が)430ばかしあります
館脇:「…ずいぶん溜めてなぁ…(汗」
藤堂 真樹:「おかげさまで良く事件に巻き込まれるもんで」
館脇:「…(知らん振り)そうだな…(計算中」

*真樹のデスサイズは、累積経験点で余裕に3Lv(MAX)まで育つことが分かりました

藤堂 真樹: 「たーんと食えよー」
鎌:(ばっくん) …ほんとーにこうするのかは知らんが
鎌:(きしゃー)
藤堂 真樹:「んー、元気になった元気になった」
館脇:「…おい、真樹。お前のデスサイズ、なんか紫じみた光を出してるが(汗」

*毒帯びました

藤堂 真樹:「あー、なんか言ってるな。『毒殺☆万歳』…みたいな?」
館脇:「…頼むから、突っ込みでそれ使うなよ?」
藤堂 真樹:「(きらり)」
館脇:「…(汗」
藤堂 真樹:「まあ突っ込まれるようなことしなければ問題は無い」
館脇:「…兄ちゃんは悲しいぞ、暴力は人を荒ませるとあれほど…」

*良いPLの皆さん。くれぐれもアームドパラサイトで突っ込みを入れないように。

GM:デスサイズは、3Lv(肉弾ダメージ加算+8、<猛毒>属性と1Dダメージ付与)に
ヤン=レンマオ:なんだか可愛いですな
GM:なんつーか、デジ○ンか何かを育てた気分だが。自我も微弱にあるらしいし、そういうもの
 であってもおかしくは無いが…真樹の攻撃力が怖いなぁw


館脇:「まあ、使えそうならいいがな…じゃ、とりあえず俺の仕事は終わった、と」
館脇:「とりあえず…夕飯だけ作ってゾロネに帰るぜ? まだ作戦でつめるところが有るからな」
甲斐 洸:「ゆーはんー、まーだー?(チンチン)」
GM:で、いつも通りこっちが本業の料理Time…今回はナナも手伝いだが
館脇:「そう焦るな。すぐ出来るから新聞でも読んでろ(じゅーじゅーぐつぐつ」
ナナ:「(芋の皮向き→アク抜き→調味)」
藤堂 真樹:「(やっぱりじっとしてると不安なのでアームドの練習)」
ヤン=レンマオ:「体力使ったらお腹減ったアルね……とりあえずヒマだからヒラヒラをヒラヒラ
 させてるアル(ひらひら〜)」
甲斐 洸:「(ソファでぐったり)」
館脇:「肉じゃがと粕漬けの焼き魚、茶飯に和風大根サラダ……(しゃきしゃき」
ナナ:「(大根カット中)」
藤堂 真樹:「うーん、ここでこう動くとアームドがこう動いて…連携がなー」
館脇:「よーし出来たぞ欠食軍団。しっかり喰って寝ておけよ? 夜の活動は…ま、程々にな?」
甲斐 洸:「(もぐもぐ)」
ナナ:「夜の活動?…ヨバイ?」
藤堂 真樹:「…アニキ?」
館脇:「もぐもぐ)ん?」
藤堂 真樹:「余計なことを教えるなと何度俺に言わせる気かーーーーー!!(どっかーん)」
甲斐 洸:「……(ShiningスクリューパイルHeadge君試し撃ち)」
GM:その時、館脇は瞬間的に、ファランクスの恐るべき力を発揮した。
館脇:「(とっさに攻撃の射線上から食事と皿を退避)うごはぁぁぁっ!?」
藤堂 真樹:「自らの身を呈して食い物を守る…馬鹿兄ながら天晴れな漢よ(キメポーズ)」
館脇:「…食卓の平和は…俺が守る(がく」
ヤン=レンマオ:「食事中にさわいじゃだめアルよー」
ナナ:「ヨバイって、「夜されると嬉しいもの」って書いてあったけど…なにすればいいのかな?」
甲斐 洸:「出してあげればいいのよ?」
ナナ:「何を?」
藤堂 真樹:「何もしなくていい。ただ寝ていてくれれば俺は一番嬉しい(マヂで)」
甲斐 洸:「そりゃ……溜まった色々を、ネ」
ヤン=レンマオ:「夜這いは、平安時代から続く立派な文化アル。というわけで、れっつごー  
 (びしっ!)」
甲斐 洸:「やっちゃえ」
ナナ:「…(ぽむ)マキ、話したいこととかがあったら、全部話すの。『鬱憤は溜めてはいけない』
 って言われたし」
館脇:「…b」
藤堂 真樹:「…(脱兎)」
ナナ:「?? どーしたんだろ?」
ヤン=レンマオ:「多分食いすぎてお腹壊したアルよ」
甲斐 洸:「(真樹に向かって糸無し糸電話)逃げちゃ駄目よ、逃げちゃ駄目よ、逃げちゃ駄目よ
 逃げちゃ駄目よ」
館脇:「(はっはっは、弟よ、まだまだ若いなぁ?)」
藤堂 真樹:「(逃げるわこんな状況ーーー!?)」
ナナ:「そうなんだ…あとでホットミルクもって行くの」
甲斐 洸:「……むしろ持って行ったら彼のほうもホットミルクご馳走してくれるかもね?(ぽそ)」
藤堂 真樹:(ヤメテーーー!?)
館脇:「はっはっは、ホットミルクには蜂蜜入れておこうな?」

かくて、館脇と真樹を(主に後者を)弄りつつ、二日目の夜は過ぎていくのであった…



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