導入編 After5

*導入編1:ヤンの場合
GM:さて、下準備が出来たところで……金曜の午後。
甲斐 洸:あふたーふぁーいぶ(マテ
ヤン=レンマオ:ボディーガードしゅっきーん、イェー
真樹:「(もうどこでもいい…何処か遠くへ行きたい……)」
GM:三人はセラフィムの山崎さんに「夜でいいんで、来れたら事務所まで来てくれないかな?」
 と言われていた。
GM:ボディガードの仕事って、そういえばどんなヒトのガードするんだろう。こう、常道としては
 黒スーツで金バッジとかを守るものだが
ヤン=レンマオ:ボディーガードっていうかバウンサーですが、店のオーナーに頼まれて時々っ
 て感じです。
GM:なるほど。では、割と腕利き(っていうか高レベル)なヤンは、仕事の報告の時、オーナー
 から何がしか呼ばれています。
オーナー:「……ふむ。ちょっといいか、ヤン」
ヤン=レンマオ:「何アルかー?」
オーナー:「お前もかなり経験を積んだと思うんだが、少々難しい事を頼んでみようと思ってな」
ヤン=レンマオ:「まーた厄介ごとアルかー? 最近忙しくてヤンさんタイヘンアル。できる女は
 辛いアルねー」
オーナー:「内容はまあ、言ってしまえばお使いなんだがね(苦笑)」
オーナー:「N県の山奥に、経巳(たつみ)村っていう小さい温泉村があってな。そこにちと、
 変わり者のクライアントが居るんだわ」
ヤン=レンマオ:「オンセン!!?  クライアントは信玄アルか!!  それともサル!!?」
オーナー:「あー、どっちかと言うと政宗かもしれんが……ともかく、少々偏屈なヒトでな。その
 クライアントを見つけて、御用聞きをして欲しいって仕事だ」
ヤン=レンマオ:「……今『見つけて』とか言わなかったアルか?」
オーナー:「……・耳ざといな(トオイメ) どうもあのヒトは毎度毎度好き勝手に居場所を変えるもん
 だから、「その辺に居る」としか言えなくてな。この前なんか、滝の裏の洞窟に住み着いてた
 らしいぞ」
ヤン=レンマオ:「……」
オーナー:「……な、難しい仕事だろ?(トオイメ」
オーナー:「まあ、実はコレだが……裏の事情があってな」
ヤン=レンマオ:「ほぉう、それは気になるアルね」
オーナー:「このバウンサー斡旋業とセラフィムは協力関係にあるんだが、そのクライアントって
 のはやっぱり、その関わりのヒトなんだよ。要は、ある程度能力を認められた人材に対する、
 試験だな」
オーナー:「そのクライアントの眼に適うようなら、もっと難易度も報酬も高い仕事を回せるって
 ことらしい」
ヤン=レンマオ:「要はバウンサー用の研修みたいなものアルね」
オーナー:「まあ、そういうことだ。確か、山崎さんが行き帰りとか食事について、妙案があると
 言ってたな。とりあえず、どうする? 受けてみるか?」
ヤン=レンマオ:「良いアルともー!! 最近肩こり気味アルから温泉行って体を休めるアル」
オーナー:「おーけー、健闘を祈るぜ(苦笑) クライアントの名前だが、「青鯊(あおはぜ)」って
 呼ばれてるらしい。頑張れよ?」
ヤン=レンマオ:「りょーかいアル。おーんせん、おーんせん、健康美肌にサービッスシーン♪」
オーナー:「無事帰ってきたら秘蔵のワインでも奢ってやるからなー」(見送
ヤン=レンマオ:(無言でサムズアップb)

*導入編2-『セラフィムのご褒美』-
GM:……というわけで、全員居そうなセラフィム事務所。
山崎:「やあ、皆さん来てくれましたか」
甲斐 洸:(とりあえず笹塚(同僚)と飯食った後ふらっと立ち寄り)
甲斐 洸:「……ありゃ、皆さんお揃いで」
ヤン=レンマオ:「甲斐さんもサービスシーンアルか?」
甲斐 洸:「あら、何の話かしら(にこ」
真樹:「遠くへ…何処か遠くへ行かせてくれ…(憔悴した眼」
山崎:「……あー、えーと。何でそんなに藤堂君が憔悴してるのかとか、色々気にはなりますが
 (こほん」
甲斐 洸:「オトコノコには色々と事情が在るのよ、ね?(全て見透かした目でぽむぽむ」
山崎:「(こほん)先日の事件は覚えておられますよね?」

*しつこいよーだが、二つ前のクマさんの事件のことである

山崎:「あの事件で、皆さんに協力いただいたことで、どうにかこの街は危機を脱することが
 出来ました」
山崎:「で、ですね。セラフィムの本部のほうに報告書を送ったんですけど」
ヤン=レンマオ:(まさかゴホウビ!!?)
山崎:「『いかにボランティア基本のセラフィムとは言え、そこまで協力してもらったらそうも言え
 まい』って通知が来まして」

*ぶっちゃけすぎw

甲斐 洸:(前の病院の一件とは大違いダ!
山崎:「まあ大した御礼も出来ない貧乏組織ですが、セラフィムの関係者が運営してる温泉宿
 を貸しきらせていただきました」
ヤン=レンマオ:(みんな一斉にサービスシーン(ポロリ有)アルか!!)
甲斐 洸:「(がっつぽーず」
真樹:真樹は臓物がポロリしそうですがw
GM:……ああ、メンバーによっては
甲斐 洸:え、首ポロリじゃ(ry
真樹:死ぬ、流石に死ぬw

*というか、穏便に慰安旅行って発想は無いのか、そこ

山崎:「少々急ですが、土、日、月の連休で慰労に使ってくれませんか、とのことで」
山崎:「えーと、とりあえず6人、ということで準備しているようなので、もしよかったらご友人でも
 誘ってみてください」
甲斐 洸:「6人か……(にや」
館脇:「(あーよっこいしょ)あ、俺は色々書くものがあってダメなんで。まあ楽しんでこいや」
ヤン=レンマオ:「友人……アルね(にや」
山崎:「場所はN県の経巳(たつみ)村っていいまして。多少山奥ですが、風光明媚で良い所
 ですよ」
甲斐 洸:「(ひーふーみー……あと一人、誰にしましょうか〜(るんるん」
真樹:「(何故だ…何故忍び寄る破滅の足音が聞こえるんだ…」
館脇:「……弟よ。まあ、なんだ……帰ってきたら大吟醸、あけてやろう(ぽむぽむ」
BGM:どなどなどな
真樹:「…おりゃ酒は飲めん」
館脇:「…素面じゃやってられん、だろ(ぽそ」
真樹:「誰のせいだと…(涙」
館脇:「こっちはナナの転入やら所在偽造やらで動けんからなぁ(シランフリ」
ヤン=レンマオ:「大人はタイヘンアルねぇ」
館脇:「……もちろん、ナナは連れて行くんだよな(否疑問、確認」
甲斐 洸:「そりゃもうb」
真樹:「あー、一応一緒に戦ったしな」
館脇:「じゃ、色々頼むぞ真樹。主に、そのへんの毒牙から」
ヤン=レンマオ:「いやー、ナナちゃんは良い子アルからねー、オンセンを機に是非親睦を
 深めたいアルよ(にこにこ」
ナナ:*現在、家でお留守番中。
甲斐 洸:「後は前回の一件で攫われたりして大変だったから梨香ちゃんもね(にや」
真樹:「って…マテヤ」
甲斐 洸:「あら、置き去りは幾らなんでも拙いと思うけど? 彼女も彼女なりに戦ったわけだし
 (にこ」
真樹:「確かに被害こそ受けたが、そもそも一体どういう名目で連れてくつもりだ?幾らなんでも
 事情説明するわけにゃいかねーだろが」
館脇:「……まあ、慰労で呼んでやれば、笹原も機嫌は回復するだろうけど(素」
甲斐 洸:「(ナイスb」
ヤン=レンマオ:「マキが『一緒にオンセン行きたい』って言えばで充分アルよー」
真樹:「…そこはかとなく陰謀を感じる」
甲斐 洸:「あら人聞きの悪い。隠れてないからただの謀略よ?」
真樹:「なお悪いわ!?」
館脇:「……というか、ナナを呼んだら自然とばれる気がするな」
真樹:「絶対引っ掻き回して遊びたいだけだろテメーラ」
ヤン=レンマオ:「イチイチ疑ってたらキリが無いアルよ、少年」
真樹:「疑いようも無く確定事項だから渋ってるんだが…」
館脇:「……まあ、とりあえず。明日の昼ごろに車が回るそうだし。呼びたいなら早めに呼んだ
 ほうがいいぞ?」
甲斐 洸:「そうそう、人の好意には観念して素直に従うものよ? よく言うじゃない。『信じる者
 は儲かる。但し周りが』って」
真樹:「ったく…ああ分かったよ、行けばいいんだろクソッタレ!」
山崎:「(同情の目)……苦労してますね、藤堂君(ぽむぽむ」
真樹:「そう思うならせめて俺だけ別のトコに派遣してくれ…タダ働きでもなんでもいいから…」
山崎:「……村の背後にはかなり広い山野がありますから。最大限に使って下さい(涙」
GM:逃げ隠れには最適w
真樹:「(滂沱)」
甲斐 洸:「……爆破訓練によさそうだわ(ぽそ」
館脇:「爆破するなよ!?」
甲斐 洸:「いや、ほら、新しいモーションの練習とかね?」
館脇:「頼む、頼むからやめてくれ。あそこで暴れるのだけは、やめとけ(青」
甲斐 洸:「?」
館脇:「……死体じゃすまんぞ(蒼白」
甲斐 洸:「……みんち?(汗」
館脇:「…………消し炭じゃないか?(青」
甲斐 洸:「まじ?(蒼」
ヤン=レンマオ:「……青ざめがいるから、アルね(ニヤリ」
山崎:「……ああ、まあ…そこまで怖がらなくても…ええ(トオイメ」
館脇:「そーか、お前も行くんだな……」
ヤン=レンマオ:「研修受けて給料アップ、アル♪」
館脇:「……多少ヤンチャしてもいいし、悪魔憑きの能力奮ってもいいが、鎮守の森の辺りで
 暴れるのだけはやめとけよ?」
甲斐 洸:「ま、無駄遣いはしないよう心がけるわ。ほら、私リミット低いし(暴走の」
ヤン=レンマオ:「……怪しいおっちゃん以外にも何かいるアルか?」
真樹:「(あのバカアニキがあそこまで恐れるとは…これは…使える!?(マテ)」
館脇:「……出来れば、旅館でもそれなりに頼む。そっちのほうが俺には怖い」
館脇:「……じゃ、そーいうことで(脱兎」
GM:…ロケットダッシュで去る館脇。顔面蒼白、そしてガクブル。

 *何で館脇がこんなに怯えてるかは、後ほどわかります

山崎:「……まあ、無茶はせずに、慰労してくださいね?」
ヤン=レンマオ:「……無茶せずに慰労って、そこはかとなく違和感を感じるアル……」
甲斐 洸:「(すぱー」
山崎:「色々と、セラフィムにとっても特殊な場所ですからね。まあ、安全といえばコレ以上なく
 安全ですし」
真樹:「…そもそも、何で慰労に行くのに物騒なハナシになってんだか。いい年こいたオトナが」
GM:……まあ、真相は直ぐ明かされるが。
GM:とりあえず、出撃メンバー(違)をどーぞ。六人ぴったりじゃなくてもいいぞ、無論。
甲斐 洸:梨香・ナナ・洸・真樹・ヤン

 はい、あと一人
GM:……五人で十分だったか。とりあえず、今回七季は出てきません。諸事情で。

ここで、もう一人誰か出してこようかな、という話が少々。
某下水道騒ぎの電気ネズミとか(注:とっくに退治済みです)、甲斐の同僚の笹塚さんとか、
終いにはかつて繁華街で対峙した巨大ゴッキーとか(マテ

GM:まあ、実はもう一個。ネタ中のネタが。
熊外:「話は聞かせてもらった(ぬぅっ」
真樹:クマーwww

*熊外:かつてPC達と激戦を繰り広げた強力な悪魔憑きのおっちゃん。性格はさばさばして
 おり敵というよりは中立。何気に、強大な悪の組織で四天王の一角を張る実力者。

熊外:「……まあ待て。今回は敵ではない。とりあえずだが」
真樹:「うっさいカエレ、この旅行にこれ以上馬鹿を詰め込む余裕は無い!」
甲斐 洸:「……むくつけき漢まで。これで大半の読者さんにサービスできるわね(マテ」
ヤン=レンマオ:「とりあえず薔薇族読んどけ、アル!!」
熊外:「…休暇だからゆっくり温泉にでも浸かろうと思っていたというのに。何たる対応だ(憮然」
甲斐 洸:「……悪の組織に休暇って(汗」
熊外:「何を言う。従業員に休暇があるのは当たり前だろう(素」
真樹:「自費で行け自費で! なんでセラフィムが、よりにもよって敵方のマイトまで温泉招待
 せにゃならんのだ!」
山崎:「(呼んでない、呼んでない)」
熊外:「気にするな。たまたま知り合いの温泉宿へ行こうとしたら、方向が同じだっただけだ」
GM:……つーわけで、六人目(違)、悪の四天王(マテ
真樹:「そんな都合のいい『たまたま』があってたまるかぁぁぁぁあああっ!!!?」
熊外:「若いのに気にすると、はげるぞ(はっはっは」
甲斐 洸:「ビバご都合主義、ね」
真樹:「くっ…これだから汚れたオトナは…」
ヤン=レンマオ:「気にしたら負けアルよ」
甲斐 洸:「ゆーあーるーず?」
真樹:「にゃろう、ヒトゴトだと思って好き勝手言いやがって」




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