ソードワールド2.0 地域設定集

 

・樹海都市国家『エヴァーグリーン』

・騎士の国『イル・ティーディア陽王国』

 

 

○樹海都市国家『エヴァーグリーン』

 

 現在までに5階層までが確認され、その総面積はおおよそ国一つに相当すると言われる広大なダンジョンが存在する。

 神々の戦いの最中に、荒れ果てて不毛の焦土と化した大地を癒すべく作られた一本の「魔剣」、数ある魔剣の中でも第四世代、或いは第三世代に位置するといわれる”永劫の樹海”と名付けられたその一振りは、長らくその名を文献に留めるのみであった。

 しかしおよそ300年前。<大破局>を迎えた大陸の片隅で、その名を歴史に浮かび上がらせる一つの事件が起こった。

 

蛮族の大挙侵略。

片田舎の小都市に襲い掛かった津波の如き蛮族の大群は、その城壁の間際で、突如都市の中央である

城の地下から沸きあがった、人智を超えて巨大な無数の「樹木」によって全てが遮られ、また押し潰されて

しまったという。

街の周囲を覆うように発生した樹海は完全な壁と化して、蛮族の炎も武器も通さず、また内部に逃れた

人々には水や空気の穢れを祓い、森から生活の糧を与える生活の場となっていた。

 元々城が存在した箇所には、元の都市全域を覆うほどの巨大な一本の樹が地下から突き出しており、

元々城門であった場所から地下へと続く長い階段が存在している。

 この階段の先に存在するのが、”永劫の樹海”によって生み出されたとされる「魔剣の迷宮」…

”世界樹の根界”である。

 

 

「世界樹の町」エヴァーグリーン

高さ数百mとも言われる巨木”エヴァーグリーン”の木陰に存在する風変わりな城塞都市国家である。

都市の規模はかなり大きいものの、全域に至る所に樹木があり、非常に緑豊かである。

都市を形成する家屋や街路に至るまで「迷宮」や周辺樹海で取れる特殊な木材から成っており、石材や

金属で作られた家屋はむしろ稀という異相を呈しているのも特徴である。

都市の名産もその木材であり、金属顔負けの強度を持つもの、ぐんにょりと曲がってすぐ元に戻るもの、

火に極めて強いもの、中には空中に浮かぶものすらあるという。

都市内部には冶金を行う「鍛冶屋」ならぬ錬樹を行う「鍛樹屋」が軒を連ねる通りまである。

 

エヴァーグリーンの街は年輪のように、巨大樹と王城を中心とした何層かの都市区画に分割されている。

都市の領域に当たる「根」の及ぶ範囲はおよそ半径5km、住人は一万五千に少し足りないくらいである。

第一次から第三次までの産業がほぼ全て、都市内部で賄えるという非常に稀な都市でもある。

なお、水脈も豊富でどこからともなく水が湧き出て来るが、これは大樹とその周囲の樹海が何らかの影響

を与えているらしい。迷宮の地下階層に地底湖や河川が有ったという報告も在る。

 

「王城”グリューネワルト”」

→王城ではあるが、この街は王政ではない。

というのも、本来あった王城はその殆どが大樹に飲み込まれてしまい、樹の中か地中に没している。

故に現在では、この王城は大樹の周囲を輪のように囲う「門」であり、地下にある巨大迷宮への出入りを

監督する場所となっている。街そのものの統治は有力者の緩やかな合議制で、拠点は一番年輪街。

この町は護りの剣が大樹を囲むように配置されており、本数は正確には知られていないが7本前後。

ただし地下遺跡で密かに稼動しているモノも有ると言われている。

 

「一番年輪街」

→神殿や魔術師ギルドなど、様々な公的施設が並ぶ街区。各神の神殿やマギテック協会、ライダーギルド

なども存在している。

・冒険者の店『世界樹の宿り木』亭:後述

・エオニス神殿:街の主神である「エオニス」を祀る神殿。

緑を基本とした彩色の鮮やかな岩・樹材複合の建造物。建物自体は300年より昔から存在したらしい。

・森林衛視隊:レンジャーとしての鍛錬を積んだ者達で組織される、この街独自の自警組織。

およそ500人のメンバーを10人程度のグループを多数構成し、日々街の治安を護っている。

 構成員は弓や銃、剣などを身に着けたものも多く、特に入り組んだ樹海の中での戦闘や捜索には

熟達している局地戦の精鋭たちである。

 

「二番年輪街」

→商工業の盛んな街区であり、もっとも賑わう場所でもある。

様々な商店や工房が軒を連ね、週二回の大市などでは人並みでごったがえす。

・武具工房「士魂」:独特の武器である「ヴシドゥ・ブレード」、その中でも特に上級のものを、ほぼ唯一

鍛治できると言われる小さな工房。

Sクラス以上の刀を打つことが可能なのは、この工房の熟練工だけであるといわれている。

・鍛樹工房「琥珀の槍」:樹海の特殊素材を用いた武器の専門「鍛樹屋」の中でも、老舗中の老舗。

主人であるドワーフのアドラスは既に150を超える年齢だが、その技量に衰えは見えない。

*注:鍛樹は「クラフトマン/特殊樹材」という特異な一般技能による。

 

「三番年輪街」

→居住空間が多くを占める街区。

 

「四番年輪街」

→中心部からはやや離れた、「郊外」にあたる場所。

外部が樹海の壁となっており、様々な動植物が繁茂している。

また外部からの侵入を妨げる、文字通りの障壁としても機能している。

・「緑癒施薬院」:冒険者の生命線でもある回復薬・薬草を研究・開発・流通させている薬師ギルドの拠点。

出張支部は町の各所に存在し、診療所も兼ねている。樹海の豊富な自然資源を活用する事で、

他では出来ないような高度な治療も可能としているらしい。

・「メイド&執事ギルド」:四番年輪街には、数機のジェネレーターがほぼ完全に稼動している

ルーンフォークの集落が存在する。

彼らは共同体や都市で学習を重ね、望むならこのギルドを窓口に主人を探す事が可能となっている。

*注:この街ではルーンフォークは人間たちと全く格差無く遇されている。

これは魔動機時代、彼らが都市防衛の最前線として奮闘した事にも由来しているが

主神エオニスがルーンフォーク好きだったからという噂も無いではない。

 

「樹齢街道」

→樹海外部から真っ直ぐに都市部へ伸びる、よく整備された安全な大通り。

各年輪街ごとに祝福を受けた巨大なゲートが存在し、蛮族の侵入をほぼ完全に阻んでいる。

 

 また「王城」から侵入できる大迷宮以外にも、周囲の樹海など意外な所から地下へ潜ることが可能であり、

こうした侵入口からも稀に遺跡などへ行き着けるため、この町には冒険者も数多く訪れる。

 というのは、この土地はかつて神紀文明時代に存在した巨大遺跡群が神々の戦いで地に没した場所

であったと言われ、その上に遺跡の残骸を基礎とした魔法文明の都市が展開、同じように滅んだ魔法文明

の都市を土台として魔動機文明が都市を構築したという、稀に見る多層多年代遺跡都市なのである。

 神紀文明時代の遺跡や痕跡は殆ど見つかって居ない(そもそも迷宮のそこまで行きつけた者・帰ってきた

者が居ない)が、魔法文明期の遺産は少しずつ見つかっており、未だ賑わいを見せている。

 

 

小神「”樹海神”エオニス=エヴァーグリーン」

→300年前に”永劫の樹海”を手にしたことで神格を得て、エヴァーグリーンを中心としたクノースペ地方を

統べる身と成った、かなり若い神格。

好物はリンゴで、たまに町にも出没して買い物をしたりし、神官たち大慌て。

樹木と円環を司る神で、見た目は緑の髪と眼を備えた青年。

迷宮の第一層に居を構え(というか出没し)、冒険者に助言を与えたりちょっかいをかけたりするらしい。

シンボルマーク(聖印)は『枝葉を備えた木製の剣』。

迷宮最深部には”永劫の樹海”が収められ、それを得たものが彼の後継者に成るとも言われている。

 

特殊神聖魔法

Lv2:”ハーヴェスト”

消費:MP7 対象:20mまでの植物一つ 射程/形状:接触/

持続時間:一瞬 抵抗:目標値(GM判断)

概要:植物から果実を収穫する。

効果:対象の植物から収穫できる果実などを、4人分の食糧になる程度実らせる事が出来る。

この魔法は一人の術者は、一つの植物には一月に一回しか使用することができない。

なお植物によっては極端に実らせるのが難しかったりもする。

林檎など一般的な樹木:目標値5〜10(簡単)

全く以って未知の植物:目標値+3〜+

幻想種に近い特殊な植物:15〜

 

Lv4:”バインディング”

消費:MP8 対象:半径3m/5 射程/形状:30m/起点指定

持続時間:18R(三分) 抵抗:消滅

概要:樹木の力を借りて対象を束縛する。

効果:何らかの植物が存在しないと使用できない。

 対象は効果時間中移動が不可能になり、手足の動作を必要とする行動判定の達成値に-3のペナルティ

を得る。この束縛は魔法行使の達成値に等しいHPと、行使者の魔力に等しい防護点を持っており、

ダメージによって破壊する事で束縛は解除される。

炎属性によるダメージは2倍。

ただしHP以上のダメージを与えた場合、残りは束縛されていた対象へ与える事。

 

Lv7:”フォレストシェル”

消費:MP11 対象:半径3m/5 射程/形状:30m/起点指定

持続時間:18R(3分) 抵抗:消滅

概要:マナで編まれた緑のベールで生命を護る。

効果:対象が受ける魔法ダメージを-5する。この魔法の効果中、毒属性のダメージを与える攻撃に

対しては、物理・魔法ダメージを問わず対象の生命・精神抵抗を+2する。

 

Lv10:”フェイヴァー”

消費:MP16 対象:半径6m/20 射程/形状:術者

持続時間:一瞬 抵抗:消滅

概要:広範囲の対象の傷を癒す、あるいは大地を祝福する。

効果:対象のHPを回復させる。回復量は[威力20+魔力]で、[魔法生物]の対象には効果が無い。

また[アンデッド]の対象は[威力20+魔力]の魔法ダメージを受ける。この魔法はクリティカルしない。

この魔法は行使に一日を費やし、MP2倍消費する事でその周辺の大地を祝福し、実り豊かにする

ことが出来る。この場合、効果対象は術者を中心とした「半径500m」となる。

 

Lv13:”グリーン・ラビュリントス”

消費:MP30 対象:半径1km 射程/形状:術者

持続時間:一週間 抵抗:必中

概要:植物を介して、広範囲を迷宮と化す。

効果:草原程度の植物が繁茂していなければ使用できない。

また森林や樹海が存在する場合、効果時間は「一ヶ月」となる。

効果範囲内に踏み込んだ生物は方向・時間の感覚を喪い、抜け出る事ができずに内部を延々と

うろつきまわることになる。

感覚が「五感」「魔法」の対象にのみ有効で、効果範囲から離脱するには魔法の行使判定の達成値を

目標とした「真偽判定」を行う必要がある。

成功すれば惑わされず魔法の領域を離脱できるが、失敗すると一日の間効果範囲を彷徨うことになる。

「北向きの針」などのアイテムも発狂するので注意。

なおこの魔法の効果を免れても、深い密林や樹海を踏破できるわけではない。

この魔法はあくまで、そういった場所を「魔法的に閉ざす」だけである。

 

 

:NPCなど

 

冒険者の店『”世界樹の宿り木”亭』

店主:”紅の隻眼”ロロティア=ザハート

・マギテック4 シューター4 マスター7 コック5

→片目に眼帯を付けた、歴戦でハードボイルドかつファンシーなタビットが経営する冒険者の店。

堅実かつ太いパイプを持ち、初心者にも安定した仕事とサービスを供給してくれる店である。

名物料理は特製炭による野鳥のハーブ照り焼き。

NPC:ソレイユ

・グラップラー2 レンジャー2 ウェイトレス4 コック2

→外見年齢10代後半のルーンフォーク。言う間でも無くメイド服である。

曇り一つ無い笑顔で毒舌を吐く熟練のウェイトレス。

 

エオニス神殿

・リコルディア=フォーレイン(ナイトメア//???歳)

技能:フェンサー7 プリースト(エオニス)13 レンジャー7 他

→現エオニス神殿の大神官。ナイトメア(エルフ出身)でありながら本神殿の統率者という、

かなり珍しい存在でもある。既に50年以上この街を見守っており、街でナイトメアへの差別感情が

薄いのは、彼女の徳によるものが大きい。

深い金色の髪を長く伸ばした長身・白皙の女性で、見た目は楚々としているが、中身はかなりのお転婆。

一人で遺跡へ潜ってしまい、神官たちが大騒ぎになるのはもはや日常と言うか…風物詩といえる。

ちなみに神官としての能力は言うまでもないが、実は軽戦士・野伏としての技量もかなりの領域に

あるらしい。酔ってヴシドゥ・ブレードを縦横無尽に振るうその剣腕を見た者は、その後絶対彼女に

酒を飲ませないとか。

 

森林衛視隊

・ストラム=コルツ(人間//42歳)

技能:シューター9 レンジャー12 マギテック8 他

→街の酒場で衛視隊の制服を着たまま薄いエールを呑んでいるおっさんを見たら、恐らくストラムである。

衛視隊の隊長でもある彼は、大抵樹海の中を彷徨っているか酒場にいるか、或いは詰め所で部下を

からかっているかしている。

見た目はただのおっさんだが、樹海に数日以上完全に潜んで獲物を仕留めるその忍耐力と技量は、

これまでも何度か蛮族の侵攻を事前に食い止める強力な力となっている。

・アルディネス=トラムト(エルフ//54歳)

技能:レンジャー5 フェンサー3 フェアリーテイマー3 他

→森林衛視隊・第7番隊所属の青年エルフ。妖精魔法を使える魔法戦士でもあり、それ故に色んな場所へ

送り込まれる苦労担当。隊長であるストラムによく問題を丸投げされて苦悶しているが、周囲は大して

心配しないとか。仕事柄、冒険者の店にもよく顔を出す(そして依頼する)。

 

 

○特殊アイテム:

・樹珀弾 値段:500G

→迷宮内でたまに見つかる特殊な樹液を加工し、弾丸として凝固精製したもの。

<ガン>に装填して使用し、ダメージを<雷属性>、命中値と魔力を+1にして攻撃することが出来る。

この弾丸を用いた場合、攻撃は魔法の武器によるものとして扱う。使い捨て。

 

・樹珀の矢 値段:100G

→迷宮内でたまに見つかる特殊な樹液を加工し、鏃として凝固精製したもの。

弓・或いはクロスボウによって射出し、そのダメージを<雷属性>、命中値と魔力を+1にして攻撃すること

が出来る。この矢を用いた場合、攻撃は魔法の武器によるものとして扱う。使い捨て。

 

・雷珠 値段:2000G

→樹珀弾と同様の樹液をより高純度に精製し、内部に強力な電気を封じたもの。

封印を剥がして投げつけると着弾点で強力な雷撃を発し、周囲半径5mに[威力20+魔力6]

雷属性ダメージを与える。使い捨て。

 

・エレクトラム製の武器・防具

→迷宮内で発掘される特殊な琥珀を、武器の精錬で使用した”鍛樹装備”。

艶のある透き通った琥珀色を帯びており、電撃系統の力を秘めているとされる。

 

・エレクトラム製の武器

→値段を+2500(Bクラス)/5000(Aクラス)/10000(Sクラス)。

ダメージ修正を+1し、武器が常に<雷属性>を帯びた魔法の武器となる。

・エレクトラム製の防具

→値段を+3000(Bクラス)/6000(Aクラス)し、装備者が受ける<雷属性>のダメージを2点軽減する。

加工した盾・鎧を同時に装備すると。ダメージ軽減は3点となる。

 

・樹材の武具

→迷宮で発見される特殊な樹木を素材とした武器。

配置と構造によってバランスを損なわずに軽量化・強化が可能となる。

・武器の場合、通常のカスタマイズの2倍のコストで、威力を落とさずに軽量化することができる。

・防具の場合、B3000A7000S15000のコストで、防護点を+1か必要筋力を-1することができる。

この効果は三回まで重複する。

 

・フロートボード 値段:5000G

→樹海で稀に見つかる「浮遊樹」を鍛樹して造る、宙に浮かぶ不可思議な板。

コマンドワードで起動すると30cmほど空中に浮き上がり、100kg程度までの重量を乗せることが出来る。

ただし、結構かさばる。

 推進力は無いので引くなり足で蹴るなりしなければ浮かぶだけだが、人が乗る事も可能。サイズは様々だが、担架等として使われることもある。

 

・琥珀の粉 値段:200G

解説:樹海で発見される琥珀のうち、純度の低いものを錬成した少量の粉末。

空気に触れると電撃を溜め込む性質がある。

効果:補助行動で使用し、武器を電撃属性の魔法の武器として扱う。この効果は一時間ほど持続する。

 

・幸運のコイン 値段:2000(基本非買)G

装備箇所:手以外どこでも

効果:運命を揺るがせる、不思議な魔力を込めたコイン。

身に付けている者が念じると、ほんの少しだけ運命に干渉して砕け散る。

解説:一度だけ装備者は判定で使用した片方のダイスを振りなおす事ができる。

1シナリオに同じキャラクターは二回以上使用できず、また一度使用するとこのアイテムは砕け散って

消滅する。

 

・ヴシドゥ・ブレード

→この地方に伝わる独特の武器であり、ある程度の筋力を要するのに力任せに振り回すだけでは

扱えない特殊な曲刀。一種類を除いて全てAランク以上の武装であり、その殆どの扱いには

《武器習熟:ソード》を要する。

特殊効果:クリティカル発生時、最終的なダメージをBランクでは+1、Aランクでは+3、Sランクでは+5する。

なお最近のトレンドは鎧無し、全裸でブレードらしい。前衛の死亡者続出。

そもそもヴシドゥって何なのか。それは誰も知らない。

 

Bランク

名称:ブシドゥ・プラクティス

用法:1H 必ST:13 威力:13 クリティカル:10

→練習用、と銘打たれた武器。それでも並みの武器程度には鋭い。

価格:400G

 

Aランク:(必要筋力×150+300)

名称:リトルムーン

用法:1H 必ST:7 威力:14 クリティカル:10

→懐に隠し持てる程度のブレード。その切先はしかし、恐ろしく鋭い。

価格:1350G

 

名称:ショートクレセント

用法:1H 必ST:10 威力:17 クリティカル:10

→小太刀とも呼ばれる、片手で扱うのに適したブレード。その威力は軽さを裏切ってかなりのもの。

価格:1800

 

名称:クレセント

用法:1H両 必ST:15 威力:22/27 クリティカル:10

→最も標準的なサイズのブレード。

武器としてはかなりの長さながら、片手でも両手でも扱えるバランスの良い武器。

価格:2550

 

名称:ラージクレセント

用法:2H 必ST:19 威力:34 クリティカル:10

→太刀とも呼ばれる、長大で重厚なブレード。

威力も見た目を裏切らず、鋭さと重さの相乗によって鉄をも切り裂く切れ味を発揮する。

価格:3350

 

Sランク:全て魔法の武器扱い。(必要筋力×500+3000)

名称:ゲッカ

用法:1H投 必ST:4 威力:16 クリティカル:9

→月華。短刀にしか見えないが、その殺傷力はなまじの長剣をはるかに凌ぐ。

投擲することも可能で、対象に深く突き刺さる。

価格:5000

 

名称:フウゲツ

用法:1H両 必ST:14 威力:26/36 クリティカル:9

→風月。標準的なサイズのブレードであり、絶妙なバランスを誇る完成された武器。

価格:10000

 

名称:ラクゲツ

用法:1H両 必ST:20 威力:32/42 クリティカル:9

→落月。風月より二周りほど大振りなブレードで、威力も見た目どおり。

価格:13000

 

名称:コウゲツ

用法:2H両 必ST:24 威力:36/46 クリティカル:9

→昂月。カミソリの切れ味と斧の破壊力を併せ持つと評される大型のブレード。

価格:15000

 

SSランク:全て魔法の武器/全てオーダーメイド武器

 

名称:(全て個別の銘が切られる)

用法:1H両 必ST:使用者に準じる(最低12)

威力:1H/必要ST+23 2H/必要ST+33

追加ダメージ:+1 命中:+1 クリティカル:9

解説:最大業物と呼ばれる、一振り一振りが至宝の如きブレード。

練達の鍛冶師が使い手一人のためだけに打つ武装であり、全て「専用武器」として扱う。

 クリティカル時に「クリティカルした回数×3」点をダメージに追加する。

価格:最低10万G+名誉点200

 

※リプレイには『赤光紅葉切蓬莱』という銘のものが登場している。

 

 

・地域特殊一般技能

 

「ヒーラー(治療師)技能」

→薬草や医学知識によって、魔法に拠らず傷や病気の治療を行う技能。薬師や医師などのほか、

賢者の一分野でもある。

1.応急手当判定

2.病気知識判定

3.薬品学判定

4.見識判定(薬草・ポーション・薬品の原料となるもの、病原体限定)

 

以上の判定を行うことが出来る他、レンジャー技能と同様に「知力・器用度ボーナス+ヒーラー技能lv」分

薬草・ポーションの回復量を増加させる事ができる。

 

 

○“騎士の国” イル・ティーディア陽王国

 

配置:

”緑の城砦”エヴァーグリーンから南方へ徒歩で二週間ほど。

途中、まだ完全には人類の領域になっていない丘陵地帯・及び森林を踏破する必要がある

(但し、一応街道は通っている)。

 

舞台:

「湖の国」ルーフェリアから北東へ半月ほどの距離に存在する小王国、「イル・ティーディア陽王国」。

太陽神ティダンと騎士神ザイアを信仰する国家で、ザルツ地方の「”太陽の王国”ラ・ルメイア王国」の

流れを汲む古い国でもある。

 人口は2万人ほど。

王都である「イル・ティーディア」は白亜の城壁で知られる、強固な城塞都市でもある。

 セフィリアの「聖戦士(パラディン)」、ラ・ルメイアの「不死殺し(エクソシスト)」に近しい

「聖騎士(ホーリーナイト)」を擁するこの国では、やはり前者二国のように”穢れ”に対する

見方は厳しく、蘇りはほぼ厳禁、ナイトメアに対しても白い目が向けられる事が多い。

 

「聖騎士(HolyKnight)」:太陽神ティダン・もしくは騎士神ザイアを篤く信仰する神官戦士に与えられる称号。

優れた神官戦士の名誉ある称号であると同時に、この称号を授与される事で、陽王国では王国騎士

(準貴族)としての地位を得る。

 

・選定条件はファイターorフェンサー & プリースト(ティダンorザイア) 各5L以上。

政治力や功績なども加味される事はあるが、危険な対蛮族任務なども担う精鋭部隊であるため、

基本的に実力の及ばない者は選ばれない。その一方で、特殊な権限や地位を付与されることも多い。

アンデッドや蛮族に対しては一抹の容赦も無いが、その上でも騎士道に悖る行いは厳しく制限される。

信仰・規律と騎士としての規範を両立できなければ任命されない。

なお、聖騎士の中でも特に騎乗戦闘を得意とする者は「聖騎兵(HolyLance)」と呼ばれ、

およそ50人ほどの最精鋭として名を知られている。

 

 騎士としての技量が優れていても、神官としての能力を伴わない場合は授与される事は無い。

そのため、一般の騎士との間で対立が発生する事もある。

またティダンを信仰する者とザイアを信仰する者の間での軋轢も無いわけではない。

(特に、ティダン側は古代神であるという自負のため、大神ザイアの信者を見下す事がしばしばある)

 

フランベルジュ家

→陽王国の数ある貴族の中でも、特に「聖騎士の一門」として知られる伝統ある一族。

代々優秀な騎士を輩出し、またその半数以上が聖騎士に任命されている。

先代当主は特に、ペガサスを駆ることの出来る聖騎兵として「天の騎士」と称され、

数々の武功で知られている。

   数年前、息女である「キャスリン=フランベルジュ」が病没し、当主は隠棲。

   現在はその長子で聖騎士でもある「フェルディナンド=フランベルジュ」が家督を継いでいる。

 

NPC:フェルディナンド=フランベルジュ

技能:ファイター6 プリースト(ティダン)5 ライダー5

一般技能:ノーブル4

→若くして聖騎士・聖騎兵の称号を受けたフランベルジュ家の長子。少々融通が利かないが義に篤く、

当主としての能力・聖騎士としての実力も確かなものである。

ペガサスを駆ることができる数少ない聖騎兵でもある。

過去、何らかの事件で親友と袂を別ったという噂がある。

 

・特殊アイテム

「破邪の剣」

基本取引価格:非売買 知名度:10 装備可能部位:特殊(武器)

概要:”穢れ”を撃ち払う武器飾り

製作時期:魔動機文明

効果:銀に似た金属で作られた掌大の武器飾りで、形状は太陽を模した柄飾りの剣。

武器飾りの他、聖印として身に付けることも可能で、ティダン・ザイアの神聖魔法の発動体にもなる。

装備者が与える武器・魔法によるダメージに、攻撃対象の「穢れ度」を加算する。

この効果は弱点と同様に扱う(アンデッドは+5、通常の蛮族は+1〜+3)。

解説:聖騎士の中でも特に功績の高いものに与えられる神聖な魔法具で、その価値は計り知れない

(というか、値段が付かない。その前に売買されない)。

一説には小型の「護りの剣」の一種とも言われ、アンデッドや蛮族に致命的なダメージを与えうる。

 なお、融通の利かない事にナイトメアや蘇り経験者にも効く。

 

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